雪が降り、積もり始めた頃。
魔理沙は、恋人であるアリスの家に泊まっていた。
何故かというと自分の家が散らかりすぎて住める状況ではなかったからだ。
片付ければ済む話なのだが一日で片付くはずもなく、結局泊まる事になったのである。
「なー、アリス。暇だ、かまえ」
「今、本読んでるの。よい子は寝なさい」
「じゃあ、私は悪い子だ」
はぁ、とため息をつくアリスを見ながら、恋人同士っていうのはもっとこう…いろんな話をして笑いあったり、
時には些細な事で喧嘩をしたり、そういうもんじゃないのかと魔理沙は思ってしまう。
「何よ…、ため息なんかついて」
「べっつにー」
変な子ね、なんて言うアリスに、少しムッとなってベットに入って頭から布団を被った。
布団越しからアリスが立ち上がり本を置いてベットへ向かって歩く音がする。
「もう、何拗ねてるのよ…」
「別に拗ねてなんかないぜ」
布団から頭だけを出してアリスを見る。
アリスは申し訳なさそうに謝った。
「別に気にしてないぜ、そんな事より寒いだろ。布団の中入れよ」
そうね、と言うとアリスは布団の中に入った。
魔理沙はアリスを見つめる。また、アリスも魔理沙を見つめる。
「アリスの手、冷たい」
「冬だから仕方ないわ」
「私が温めてやろうか?」
そう言うとアリスをギュッと抱きしめて自分の体へと引き寄せる。
「魔理沙はいつも温かいわね、羨ましいわ」
「私は心も体も温かいぜ」
ふふっとアリスは笑って魔理沙の背中に手を回した。
背中に温もりを感じ、安心した魔理沙は心の中にある想いを言ってみた。
「ほんとは寂しかったんだ。恋人同士ってのはもっとイチャイチャするもんだと思ってたからさ…、アリスは私の事好きじゃないのかなって」
「何言ってるのよ、あなたは私の大切な人よ。魔理沙といると会話がなくても落ち着くの。でも、そのせいで魔理沙に寂しい思いさせてたみたいね、ごめんなさい」
「いや、いいんだ。アリスの気持ちを改めて知れて嬉しいぜ」
そういうとアリスをさっきよりもきつく抱きしめる。
そして、二人は互いの温もりを感じ愛を囁いた。
外で雪が降る中、魔理沙はアリスを抱きしめながら、会話がなくとも隣にいてくれるだけで幸せ、そしてこれが私たちの愛なんだという事を感じた。
魔理沙は、恋人であるアリスの家に泊まっていた。
何故かというと自分の家が散らかりすぎて住める状況ではなかったからだ。
片付ければ済む話なのだが一日で片付くはずもなく、結局泊まる事になったのである。
「なー、アリス。暇だ、かまえ」
「今、本読んでるの。よい子は寝なさい」
「じゃあ、私は悪い子だ」
はぁ、とため息をつくアリスを見ながら、恋人同士っていうのはもっとこう…いろんな話をして笑いあったり、
時には些細な事で喧嘩をしたり、そういうもんじゃないのかと魔理沙は思ってしまう。
「何よ…、ため息なんかついて」
「べっつにー」
変な子ね、なんて言うアリスに、少しムッとなってベットに入って頭から布団を被った。
布団越しからアリスが立ち上がり本を置いてベットへ向かって歩く音がする。
「もう、何拗ねてるのよ…」
「別に拗ねてなんかないぜ」
布団から頭だけを出してアリスを見る。
アリスは申し訳なさそうに謝った。
「別に気にしてないぜ、そんな事より寒いだろ。布団の中入れよ」
そうね、と言うとアリスは布団の中に入った。
魔理沙はアリスを見つめる。また、アリスも魔理沙を見つめる。
「アリスの手、冷たい」
「冬だから仕方ないわ」
「私が温めてやろうか?」
そう言うとアリスをギュッと抱きしめて自分の体へと引き寄せる。
「魔理沙はいつも温かいわね、羨ましいわ」
「私は心も体も温かいぜ」
ふふっとアリスは笑って魔理沙の背中に手を回した。
背中に温もりを感じ、安心した魔理沙は心の中にある想いを言ってみた。
「ほんとは寂しかったんだ。恋人同士ってのはもっとイチャイチャするもんだと思ってたからさ…、アリスは私の事好きじゃないのかなって」
「何言ってるのよ、あなたは私の大切な人よ。魔理沙といると会話がなくても落ち着くの。でも、そのせいで魔理沙に寂しい思いさせてたみたいね、ごめんなさい」
「いや、いいんだ。アリスの気持ちを改めて知れて嬉しいぜ」
そういうとアリスをさっきよりもきつく抱きしめる。
そして、二人は互いの温もりを感じ愛を囁いた。
外で雪が降る中、魔理沙はアリスを抱きしめながら、会話がなくとも隣にいてくれるだけで幸せ、そしてこれが私たちの愛なんだという事を感じた。
次は出来ればレイアリが良いなぁ、とか思ったり
ランプの淡い明かりが似合いそうな雰囲気ですね。
冬なのにぬくぬくしやがって!もっとやれ!
次はレイアリ…だな!