注意
盛大にぶっ壊れています
午後9:30分、東風谷早苗はラジオの前でワクテカしていた
「今日は読んでくれるかな、咲夜さん」
後30分で始まる咲夜のラジオにお便りを出したため、それが読まれるかどうかをワクテカしていたのである
午後10時、聞き慣れたメロディーとともに聞き慣れたハイテンションな声が聞こえてくる
『DJサクヤのぉサクサクラヂオォ』
「来た!」
『この放送は、紅魔館、永遠亭、八雲家、稗田出版、博麗神社、河城機械製作工業、四季映姫法律相談所、小野塚ボートスクール、霧雨道具店、河城銃砲火薬店、河城重工の提供でお送りしまっす』
簡単な紹介の後にゲストの紹介が入るはずだ
『さぁて、今日の素敵なゲストを紹介しましょう、元白玉楼の庭師、魂魄妖忌さんでっす』
『宜しくお願いします』
『はい、こちらこそこれから30分、お願いします』
「へぇ、今日は妖忌さんなんだ」
『ところで妖忌さん、今は何をやってらっしゃるンですか?』
『はい、今は人里で剣道場を開いておりまして、ただいま練習生を募集してる所なんです。三丁目の田中さんの家の隣で開かせて貰ってます』
『ハーイ、軽い宣伝入ったところでおっぱじめましょう、まずは尋ね人の時間です、メイリン、やっちゃって』
このかけ声とともに美鈴さんが行方不明の人や妖怪を紹介し、発見の手助けをするコーナーである
『妖怪の山の白狼天狗さんから一匹の烏天狗を捜してほしいというお便りがきています。名前は射命丸文、職業は新聞記者、5月8日の午後3時頃、「昼食を食べに行く」と言って人里方面へ飛んでいったそうです、失踪当時の服装は黒のスカートに白い半袖のワイシャツを着ていたそうで、目下459回目の失踪だそうです、見かけた方、保護された方は妖怪の山自警団、犬走椛さんまでご連絡下さい』
「文さんどうしちゃったんだろう…」
『メイリン、それだけ?』
『はい、今日はこれ一件だけです』
『ハーイ分かりました、消えてしまう人が少なくなるのは良いことだよネッ』
「やけにハイテンションだなぁ咲夜さん、良いことがあったんだろうか」
そして…
『さぁて、リスナーからのお便りの時間でっす、みんな楽しみにしてるかなぁ?』
「来た!」
『今日も青筋がピクピク来るような体験談はあるのかなぁ?』
「(お願いします…読んで下さい)」
『えー、まずはペンネーム、鉄の臓器さんからです』
「(あ~ぁ)」
『最近、従者がおやつの時間に「みぃんなぁ三時のおやつは何かな?」って聞いてくるんです、だから「葛餅が良いわ」って言うと、「…そうだね、プロテインだね」って言ってプロテインを出すんです、どうにかして下さい』
「凄い人だなぁ、主にプロテイン出すなんて」
『妖忌さん、これ、青筋レヴェルいくつにしたらいいですか?個人的にはMAX行くんですが…』
『幽々子様、妖夢に何かやりませんでした?あの子怒るとプロテインを出す癖があるんです』
『ちょ、妖忌さん、実名出しちゃい神崎(笑)』
『そうですねぇ、うぅんこれは拙者的には青筋レベルは、うぅん5ですね』
『5って、最低レベル(笑)』
「そんなwww5って」
早苗はラジオの前で吹き出していた
『はいでは、次のお便り行きましょう!ペンネーム、不屈の緑色さんからです』
「(違った)」
『えぇなになに…最近好きな人が出来まして、その人が居るところへよく行くのです、わちきはその人ともっと仲良くなりたい、もっと一緒にいたい、もっとその人のことを知りたい、もっとわちきの事を知って貰いたいんです、なんか良い方法をご教授下さいだそうです』
「………」
『これは青筋じゃないですけど個人的には好きです、妖忌さんはどうですか?』
『これは拙者も大好物でござる』
『ですよねぇ~私も小さい頃、大好きな人に振り向いて貰おうと一生懸命にやりましたからねぇ』
『ほう!大好きな人というのは何ですか?アレですか?咲夜殿』
『墓穴掘っちゃった!いやまぁ好きな人って言うのは職場の同僚なんですがね、まぁこれ以上は言えませんよ』
『ふむ、同僚と言ったらそうですねぇ、ひょっとしてめ…』
『ストォップゥそれ以上はダメです、その、恥ずかしいんで、さぁ本題に戻りましょう』
『そうですな、思い切って「いめぇじちぇんじ」とやらをやってみてはいかがかな?』
『いやぁイメチェンは止めた方がいいですよ、その気付いてくれなかった時の絶望感たるや』
『ほう!咲夜殿はめ(グサッ)で既に経験済みと見えますが?』
『オホン、では不屈の緑色さん、思い切って伝えてみてはどうですか?必死に思い続けるのも美しい物ですが、ここは一つ、当たって砕けろと、玉砕してみろと』
『そうじゃな、心に閉まっているだけでは何にも進展せん!ここは思い切って美しく散華しろと』
『散っちゃダメですから(笑)妖忌さん』
『あははぁその通りだ』
『では、不屈の緑色さん、思い切って打ち明けて!そしてその後のことをお便りにして下さい!気になるんで』
『そうじゃな!拙者も気になるでござる』
『おぉっとぉ申し訳ありません、もうお時間が来てしまいました、今日は魂魄妖忌さんと一緒にお送りいたしました!最後にリクエスト曲を聞きながらさよならをしたいと思います、今日のリクエスト曲は「ブクレシュティの人形師」です。どうぞ』
ブクレシュティの人形師のメロディが聞こえてきたところで早苗は布団に入った。
「…また読まれなかったなぁ、と言うか小傘さん、誰が好きなんだろう…明日来たら聞いてみよう」
そう言って早苗は眠りに落ちた
盛大にぶっ壊れています
午後9:30分、東風谷早苗はラジオの前でワクテカしていた
「今日は読んでくれるかな、咲夜さん」
後30分で始まる咲夜のラジオにお便りを出したため、それが読まれるかどうかをワクテカしていたのである
午後10時、聞き慣れたメロディーとともに聞き慣れたハイテンションな声が聞こえてくる
『DJサクヤのぉサクサクラヂオォ』
「来た!」
『この放送は、紅魔館、永遠亭、八雲家、稗田出版、博麗神社、河城機械製作工業、四季映姫法律相談所、小野塚ボートスクール、霧雨道具店、河城銃砲火薬店、河城重工の提供でお送りしまっす』
簡単な紹介の後にゲストの紹介が入るはずだ
『さぁて、今日の素敵なゲストを紹介しましょう、元白玉楼の庭師、魂魄妖忌さんでっす』
『宜しくお願いします』
『はい、こちらこそこれから30分、お願いします』
「へぇ、今日は妖忌さんなんだ」
『ところで妖忌さん、今は何をやってらっしゃるンですか?』
『はい、今は人里で剣道場を開いておりまして、ただいま練習生を募集してる所なんです。三丁目の田中さんの家の隣で開かせて貰ってます』
『ハーイ、軽い宣伝入ったところでおっぱじめましょう、まずは尋ね人の時間です、メイリン、やっちゃって』
このかけ声とともに美鈴さんが行方不明の人や妖怪を紹介し、発見の手助けをするコーナーである
『妖怪の山の白狼天狗さんから一匹の烏天狗を捜してほしいというお便りがきています。名前は射命丸文、職業は新聞記者、5月8日の午後3時頃、「昼食を食べに行く」と言って人里方面へ飛んでいったそうです、失踪当時の服装は黒のスカートに白い半袖のワイシャツを着ていたそうで、目下459回目の失踪だそうです、見かけた方、保護された方は妖怪の山自警団、犬走椛さんまでご連絡下さい』
「文さんどうしちゃったんだろう…」
『メイリン、それだけ?』
『はい、今日はこれ一件だけです』
『ハーイ分かりました、消えてしまう人が少なくなるのは良いことだよネッ』
「やけにハイテンションだなぁ咲夜さん、良いことがあったんだろうか」
そして…
『さぁて、リスナーからのお便りの時間でっす、みんな楽しみにしてるかなぁ?』
「来た!」
『今日も青筋がピクピク来るような体験談はあるのかなぁ?』
「(お願いします…読んで下さい)」
『えー、まずはペンネーム、鉄の臓器さんからです』
「(あ~ぁ)」
『最近、従者がおやつの時間に「みぃんなぁ三時のおやつは何かな?」って聞いてくるんです、だから「葛餅が良いわ」って言うと、「…そうだね、プロテインだね」って言ってプロテインを出すんです、どうにかして下さい』
「凄い人だなぁ、主にプロテイン出すなんて」
『妖忌さん、これ、青筋レヴェルいくつにしたらいいですか?個人的にはMAX行くんですが…』
『幽々子様、妖夢に何かやりませんでした?あの子怒るとプロテインを出す癖があるんです』
『ちょ、妖忌さん、実名出しちゃい神崎(笑)』
『そうですねぇ、うぅんこれは拙者的には青筋レベルは、うぅん5ですね』
『5って、最低レベル(笑)』
「そんなwww5って」
早苗はラジオの前で吹き出していた
『はいでは、次のお便り行きましょう!ペンネーム、不屈の緑色さんからです』
「(違った)」
『えぇなになに…最近好きな人が出来まして、その人が居るところへよく行くのです、わちきはその人ともっと仲良くなりたい、もっと一緒にいたい、もっとその人のことを知りたい、もっとわちきの事を知って貰いたいんです、なんか良い方法をご教授下さいだそうです』
「………」
『これは青筋じゃないですけど個人的には好きです、妖忌さんはどうですか?』
『これは拙者も大好物でござる』
『ですよねぇ~私も小さい頃、大好きな人に振り向いて貰おうと一生懸命にやりましたからねぇ』
『ほう!大好きな人というのは何ですか?アレですか?咲夜殿』
『墓穴掘っちゃった!いやまぁ好きな人って言うのは職場の同僚なんですがね、まぁこれ以上は言えませんよ』
『ふむ、同僚と言ったらそうですねぇ、ひょっとしてめ…』
『ストォップゥそれ以上はダメです、その、恥ずかしいんで、さぁ本題に戻りましょう』
『そうですな、思い切って「いめぇじちぇんじ」とやらをやってみてはいかがかな?』
『いやぁイメチェンは止めた方がいいですよ、その気付いてくれなかった時の絶望感たるや』
『ほう!咲夜殿はめ(グサッ)で既に経験済みと見えますが?』
『オホン、では不屈の緑色さん、思い切って伝えてみてはどうですか?必死に思い続けるのも美しい物ですが、ここは一つ、当たって砕けろと、玉砕してみろと』
『そうじゃな、心に閉まっているだけでは何にも進展せん!ここは思い切って美しく散華しろと』
『散っちゃダメですから(笑)妖忌さん』
『あははぁその通りだ』
『では、不屈の緑色さん、思い切って打ち明けて!そしてその後のことをお便りにして下さい!気になるんで』
『そうじゃな!拙者も気になるでござる』
『おぉっとぉ申し訳ありません、もうお時間が来てしまいました、今日は魂魄妖忌さんと一緒にお送りいたしました!最後にリクエスト曲を聞きながらさよならをしたいと思います、今日のリクエスト曲は「ブクレシュティの人形師」です。どうぞ』
ブクレシュティの人形師のメロディが聞こえてきたところで早苗は布団に入った。
「…また読まれなかったなぁ、と言うか小傘さん、誰が好きなんだろう…明日来たら聞いてみよう」
そう言って早苗は眠りに落ちた
ノリの高さが好きw
従者のストレスってやばいんですね
と思った矢先にwww
意外と爺さんがまともだったw
この爺さん
しかも幽々子聴いてるのに
知らぬは弟子ばかりということか