Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

お姉様は浮気性 紅魔郷編

2010/06/27 21:54:19
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ああ、お姉様お姉様愛おしいお姉様、私はお姉様さえいてくれればいいのに。お姉様だけを見て、お姉様の言葉だけを聴いて、
お姉様の匂いだけをかいで、お姉様と同じ物だけを食べて、お姉様の体温だけを感じていれば他には何もいらないのに、
どうしてお姉様は私以外に目移りするの?











私、フランドール・スカーレットは怒っていた、それはもう烈火のごとく怒っていた。
原因は目の前で床に正座しているレミリア・スカーレット、私が愛するお姉様よ。




「お姉様、昨日一緒に寝ましょうといった愛する妹の誘いを、体の具合が悪いといって断ったのは誰?」
「・・・・・・私よ」
「今日、朝のご挨拶に部屋まで行ったとき、何をしていたの?」
「・・・・・・咲夜と寝ていたわ。で、でも勘違いしないで。あの時体の具合が悪かったのは本当よ。
 でもね、ベットで横になっていたらすぐに具合が良くなったのよ。そしたら人肌恋しくなって
 すぐ傍で寝ずに看病していた咲夜を思わずベットに引きずり込んじゃったの。
 ほんの出来心よ。初めから故意にあなたの誘いを断って咲夜と寝るつもりだったわけじゃないわ」

必死に言い訳するお姉様。おしおきポイント+5ね。



「一昨日一緒にお出かけしてお姉様がはぐれてしまった時、可愛らしい妹が愛するお姉様を必死で
 探していたのに、お姉様はいったい何をやっていたの?」
「・・・・・・・・・な、なにもしてないわ」
「見つけたときルーミアって子と一緒にいたけど?」
「曇り空とはいえ太陽が覗いたら危ないでしょ。だから闇の中に避難させて貰ってたのよ。
 けしてやましい事なんてしていないわ」
「・・・・・・お姉様、後からメイドに頼んでルーミアに闇の中で何があったか訊いてきてもらったんだけど。」
「それは・・・ほらあの子の闇って狭いから体を密着させてなくちゃいけなかったし、可愛らしくて
 肌もぷにぷにで、何も知らない初心な感じにそそられてちょっと激しくボディランゲージしちゃった
 だけでやましい気持ちは一切無いわ」

誤魔化そうとしてもボロが出てボロボロになるお姉様。抱きしめたくなっちゃう。おしおきポイント+2ね。



「お姉様、3日前遊び相手を探していた愛おしい妹をほったらかにして、神社に出かけて朝帰り、何をしていたの?」
「お、お酒をね、飲んでいたのよ」
「霊夢と?2人だけで?朝まで?」
「そうよ。色々と込み入った話があるのよ」
「神社って中の音が外に漏れやすいのよね」
「・・・・・・お互い酔った勢いだったのよ。霊夢が1人は寂しいって言うからね、ほら、そこはね」
「霊夢とは何度目?お姉様」
「・・・・・・・・・・・・・・・」

押し黙るお姉様。可愛いわ。でもおしおきポイントは+3ね。



「お姉様、4日前図書館で勉強していた知的な妹を放置して、図書館でなにをしていたの?」
「本を読んでいたわ。隅っこの方で」
「パチュリーもいなかったけど?一緒だったの?」
「そうよ、教えて欲しいことがあったのよ」
「ここに小悪魔の証言があるんだけど・・・」
「・・・・・・パチェと私は親友同士よ。スキンシップしたりキスしたりちょっとその先をやったりするのは
 日常茶飯事よ。なんの不思議も無いわ。図書館でやっちゃったのは場の勢いってやつよ」

ちょっと鎌をかけたら白状した上に開き直ったわ。おしおきポイント+6ね。



「お姉様、5日前愛らしい妹がお姉様とお茶をしようとテラスに行ってみると、お姉様は湖の方で氷精をだっこしていたわ」
「その日はとても暑かったから氷精で涼んでたのよ。近くに氷精の恋人の鴉天狗もいたのよ。変な事は一切してないわ」

そういえばいたかも知れない。お姉様以外見ていないからわからないけど。でも腹が立ったので+1ポイントね。



「お姉様、6日前愛くるしい妹がお姉様を想っていたときに、お姉様は何をしていたの?」
「庭を散歩していたわ」
「その後は?」
「え・・・・・・・・・・・・」
「ここに正門警備隊の妖精から匿名の投書があるの。これによるとお姉様は門番を縛って喘がせていたって」
「あれはサボっていた門番が悪いのよ。出来の悪い僕に罰を与えるのは主人の嗜みよ」

余所見ばかりするお姉様に罰を与えるのは妹の嗜み。覚悟してね。おしおきポイント+4ね。





「これがお姉様の1週間、ねえお姉様、何か言うことはある?」
「ごめんなさいフラン、もう二度と浮気なんてしないわ。本当よ。信じて!
 私が1番愛しているのはあなたよ!」


お姉様はわかってないわ。1番愛して欲しいんじゃなくて、私だけを愛して欲しいのに。
今週のおしおきポイントは21ポイント、累積ポイントは272ポイント
今日のおしおきは禁忌レーヴァテインね♪





おしおきが終わったら一緒にお風呂に入って他の女の臭いを徹底的に落として、
その後お姉様の髪の毛の先からつま先まで、お姉様の柔肌の表面から奥底まで、私の香りをすり込むの。
お姉様の心の中から他の女を忘れさせて、私だけをいっぱい詰め込むの。
だってお姉様は私のお姉様で恋人なんだもの。
6作目です。読んでくださった方ありがとうございます。
お気づきの点やおかしな部分があれば、教えていただけると嬉しいです。

副題 U,N,フランちゃんはヤンデレなのか?、或はレミリアの幻想少女蹂躪記
一見ヤンデレなフランですが、見直しているうちにむしろ悪いのレミリアで、
このフランちゃん驚くほど寛大で一途じゃないか、とか思い始めてきました。

ネタ自体は実は2作目あたりを書いているときからあったのですが、なんとなく投稿するまでに時間がかかりました。

明日からまた忙しいです・・・たすけてえーりん
clo0001
コメント



1.再開発削除
これはレミリアが悪いwww
2.奇声を発する程度の能力 in 携帯削除
ヤンデレフランちゃん可愛いよ!
でも、これはレミリアが悪いですよねwww
3.名前が無い程度の能力削除
こんな環境で浮気しまくるお嬢様はある意味すごいw
4.名前が無い程度の能力削除
お嬢様節操なさすぎですよwww
これは続編にも期待したい。
5.名前が無い程度の能力削除
いいねえ、言葉攻め
6.名前が無い程度の能力削除
お嬢様ったら/// うちに浮気しにきてもいいのよ
7.名前が無い程度の能力削除
どう考えてもレミリアが悪いだろ
フランもよく1週間も怒らずに我慢したよな
8.名前が無い程度の能力削除
なんちゅうレミリア
よくないぜ