普段から人妖集まる博麗神社
本日集まってるのは
神社の巫女 博麗 霊夢
紅魔館の主 レミリア・スカーレット、
鴉天狗の新聞記者 射命丸 文
守矢神社の1柱 八坂 神奈子
普通の魔法使い 霧雨 魔理沙
の5人である。
女3人寄れば姦しいとはよく言うが、5人集まればより姦しい。
話題は年頃の少女?らしく自分の恋人になり、次第に恋人へのちょっとした不満に移っていった。
「最近フランが私の羽を枕代わりにしてくるのよ、おかげで毎日羽が筋肉痛よ」
「ルーミアは寝てると指をちゅーちゅー吸ってくるのよ、まったく子どもっぽいんだから」
「チルノさんと寝ていると、夏場はいいんですけど冬場は寒くていけませんね。それでも寝てしまうんですが」
「うちの諏訪子は寝相が悪くてな。何度蹴飛ばされたことか」
「(私なんてアリスと寝たことないのに贅沢な奴らだ)」
「ルーミアってば一緒にお風呂に入ると、食べたそうな目でこっちを見てくるのよ」
「チルノさんとお風呂にはいるとお湯がぬるくなってしまうんですよね」
「諏訪子は風呂に入るときでも帽子を取らないんだ。髪を洗ってやりたいんだが取ろうとすると怒るんだよ」
「この前、背中を洗ってあげる、と言って体を擦りつけてきたのよ。背中の感触に上せたわ」
「(私なんてアリスとお風呂に入ったこともないぜ)」
「最近フランは人前でキスをねだってくるの。見せつけたいのはわかるけど恥ずかしいわ」
「私も天狗の集まりで不意にチルノさんにキスされてしまって、翌日の新聞にのってしまいました。新聞記者がネタになるなんて一生の不覚です」
「私なんてこの前舌かじられたわよ。1週間キス禁止にしたら2日目で泣いて謝ってきたから許してあげたけどね」
「口づけか。そういえばしばらくしてないな。昔したときには隠れてみていた早苗が顔を真っ赤にしてな・・・」
「(アリスとキスしたことあったかな)」
「ルーミアと一緒に出かけたら、いつの間にそんなお子さんが
やはり幻想郷では常識にとらわれてはいけないんですね、とか言ってきたから夢想封印かましたわよ」
「・・・すまん、私もこの前信仰集めに里まで下りたら、里の人間から親子扱いされたな。もう慣れたことだがな」
「フランは外で妹扱いされると、とたんに機嫌が悪くなるわ。全くしょうがない子ね」
「山で一緒いるとやはり奇異な目で見られますね。私もチルノさんも全く気にしていませんが」
「(そういえば最近アリスと出かけてないな)」
その後も少女?達の話は続く
そんな会話に耐え切れなくなったのか、今まで無言だった魔理沙がすっと立ち上がる。
涙目になりながら、ほかの4人を睨みつけ怒鳴り声をあげる。
「おまえらは贅沢だ! 贅沢は敵だ! だからおまえらは敵だ! このロリコン共! ちくしょ~!」
呆気にとられる4人を残して、魔理沙は去っていった。
その頃の紅魔館のテラス
恋人がどっかに行ってしまって、暇にしていた面々が集まっていた。
「お姉様ってば、お風呂で抱きつきながら洗ってあげると、恥ずかしがっちゃって、ああ、お姉様可愛い」
「(一緒にお風呂? しかも抱きついてって裸同士てっことよね・・・洗ってあげるってどこを・・・)」
「霊夢をちゅーちゅー吸うとおいしいのだ~」
「(吸う・・・なにを・・・しかもおいしいの?)」
「この前みんなが集まってるときに文にキスしてやったわ。あたいったらさいきょ~ね」
「(人前でキスですって・・・そんな恥ずかしいことを当たり前のように話すなんて・・・)」
「初々しいね、私と神奈子にもこういう時代があったわ」
「(これが初々しいの!?)」
見た目自分よりも幼い少女達の遙かに進んだ体験談に、恋人とする事と言えば手を繋ぐぐらいだと思っていたアリスは、耳まで真っ赤にして聞き耳立てるしかなかった。
「(恋人ってここまでするものだったのね)」
「胸糞わるいぜ、アリス今帰ったぜ!」
「あああああの、ままままままま魔理沙ぁ!」
「どうした?」
「いいいいいいっしょに・・・おおおおおお風呂・・・ははははは入ろっか」
「へっ?」
そして、タグを見て凄い贅沢!と思いました
文章化する仕事が残ってますよ
あと、風呂場のシーンを詳しく。詳しく。
大丈夫だ!これから巻き返しはできる!!
…はずだ。
魔理沙とアリスはまだ手を繋いだだけだったのねw