もう夏か。
そんな事を思いながら霊夢はお茶を啜っていた。
前まで、アリスがよく神社に来ていたが最近は来ない。何をしているのか気になる。
だいたいわかるけど…。きっとアリスは魔理沙と一緒だ。
どうせ魔理沙が研究を手伝って欲しいだとかでアリスを独り占めしているに違いない。
「はぁ…退屈ねぇ。昼寝でもしようかしら」
横になった霊夢は考えた。
いつからだろうか…アリスの事を好きになっていたのは。
気がつくとアリスを目で追いニヤニヤしては冷たい視線を浴びせられていた。
でも何故か魔理沙とアリスが一緒にいるのを見るとモヤモヤしたものが心の中で渦巻く。
「はぁ、寝よ…」
考えてもしょうがないと思い霊夢は眠りについた。
◇◇◇◇◇◇◇◇
「…いむ………霊夢」
昼過ぎ…くらいだろうか。
誰だ、人がせっかく気持ちよく昼寝をしているというのに。
針でも投げつけてやろうかと思いその人物を見る。
あー…七色魔法使いではないか。
アリスなら針は勘弁してやろう。
そう思い、二度寝をしようと思ったところでまた声がした。
「霊夢起きて。お菓子焼いてきたから一緒に食べましょ?」
「頂くわ」
睡魔なんかぶっ飛んだ。
だってアリスのお菓子なんて何週間ぶりだろう。
いや、決してアリスのお菓子だけが欲しいわけじゃない。
もちろんアリスも欲しい。全てが欲しい。なにやら問題発言をしてしまったかもしれないが気にしないでおこう。
「やっぱりアリスの作るお菓子は最高ね。店でも開いたら?」
「ふふ、ありがと。でも店を開く予定は無いわね。せいぜい魔理沙や霊夢達にお裾分けするぐらいかしら」
笑いながらアリスは言う。
む…魔理沙の名前が出てきただけでモヤモヤした気持ちになった。私らしくもない。
最近、アリスは魔理沙の話ばかりする。
魔理沙の事が好きなのかな。
「魔理沙の話ばっかりね」
「え?あっ…そう?」
無意識にそんな言葉を発していた。
アリス自身は、無自覚のようだ。やっぱり魔理沙が好きなのだろうか。
自分の中の抑えていたものが段々溢れてくるのがわかった。
魔理沙には渡したくない。いや、誰にも渡したくない。アリスは私のものだ。
いつの間にかアリスを押し倒していた。
もう我慢できない。自分のものにしたい。アリスが欲しい。
そういう感情が混ざり合って頭がおかしくなったのか。
アリスも突然の出来事に混乱しているのかいつもの澄ました顔が崩れて怯えている。
「アリス…好き」
「え?ちょっ…霊夢まっ…」
「待たない」
キスをした。アリスは必死に抵抗するが霊夢の力に勝てるわけもなく呆気なく抵抗を諦めた。
「なんでいつも魔理沙の話ばかりするの?私を妬かせたいから?私がアリスの事好きだって知っててそういうことしてるの?」
なんでこんな酷いことを言っているんだろう。
黙ろうとしても口が言うことを聞いてくれない。
「ねぇ、アリス。魔理沙じゃなくて私を見て」
「れい…む」
「なあに?」
泣きそうなアリスを冷たい目で見る。
押し倒してキスをして挙げ句の果てに酷いことを言って、嫌われても仕方がないと思った。
もう前みたいには戻れない。
縁側で一緒にお茶を飲んで、どうでもいい話をして。
そんな幸せな日々には戻れない。今更ながら後悔した。
「…なんで、泣いているの?」
泣いている?私が?アリスじゃなくて?
手で目を触ってみる。確かに濡れていた。なんで私が泣いてるんだろう。
私は最低な事をしたのに…
―――ふと、顔に温かいものが触れた。
「霊夢、好きよ…」
アリスに抱き締められていた。
そして今のは幻聴だろうか。
でも確かに好きって聞こえた。
幻では無いはずだ。
しかし、念の為もう一度聞いてみる。
「嘘でしょ…?」
「ほんとよ…霊夢の事が好き…」
「だって魔理沙の話ばっかり…」
「それは…最近、魔理沙としかいなかったからあの子とした研究の話しか話すことがなかったの」
「酷いことをしたのに」
「そんな事気にしないわ」
さっきよりも強く抱き締めてくれる。
何故か今まで溜まっていたモヤモヤが消え、力が抜けた。
私もアリスの体を抱き締めた。
「ごめんなさい、酷いことをしちゃって」
「ううん、いいの…私の方こそごめんなさい。霊夢の気持ちに気付いてあげれなくて…」
「気にしないで、好きよ」
「私もよ。霊夢」
お互いの温もりを感じながら今度は通じ合ったキスをした。
そんな事を思いながら霊夢はお茶を啜っていた。
前まで、アリスがよく神社に来ていたが最近は来ない。何をしているのか気になる。
だいたいわかるけど…。きっとアリスは魔理沙と一緒だ。
どうせ魔理沙が研究を手伝って欲しいだとかでアリスを独り占めしているに違いない。
「はぁ…退屈ねぇ。昼寝でもしようかしら」
横になった霊夢は考えた。
いつからだろうか…アリスの事を好きになっていたのは。
気がつくとアリスを目で追いニヤニヤしては冷たい視線を浴びせられていた。
でも何故か魔理沙とアリスが一緒にいるのを見るとモヤモヤしたものが心の中で渦巻く。
「はぁ、寝よ…」
考えてもしょうがないと思い霊夢は眠りについた。
◇◇◇◇◇◇◇◇
「…いむ………霊夢」
昼過ぎ…くらいだろうか。
誰だ、人がせっかく気持ちよく昼寝をしているというのに。
針でも投げつけてやろうかと思いその人物を見る。
あー…七色魔法使いではないか。
アリスなら針は勘弁してやろう。
そう思い、二度寝をしようと思ったところでまた声がした。
「霊夢起きて。お菓子焼いてきたから一緒に食べましょ?」
「頂くわ」
睡魔なんかぶっ飛んだ。
だってアリスのお菓子なんて何週間ぶりだろう。
いや、決してアリスのお菓子だけが欲しいわけじゃない。
もちろんアリスも欲しい。全てが欲しい。なにやら問題発言をしてしまったかもしれないが気にしないでおこう。
「やっぱりアリスの作るお菓子は最高ね。店でも開いたら?」
「ふふ、ありがと。でも店を開く予定は無いわね。せいぜい魔理沙や霊夢達にお裾分けするぐらいかしら」
笑いながらアリスは言う。
む…魔理沙の名前が出てきただけでモヤモヤした気持ちになった。私らしくもない。
最近、アリスは魔理沙の話ばかりする。
魔理沙の事が好きなのかな。
「魔理沙の話ばっかりね」
「え?あっ…そう?」
無意識にそんな言葉を発していた。
アリス自身は、無自覚のようだ。やっぱり魔理沙が好きなのだろうか。
自分の中の抑えていたものが段々溢れてくるのがわかった。
魔理沙には渡したくない。いや、誰にも渡したくない。アリスは私のものだ。
いつの間にかアリスを押し倒していた。
もう我慢できない。自分のものにしたい。アリスが欲しい。
そういう感情が混ざり合って頭がおかしくなったのか。
アリスも突然の出来事に混乱しているのかいつもの澄ました顔が崩れて怯えている。
「アリス…好き」
「え?ちょっ…霊夢まっ…」
「待たない」
キスをした。アリスは必死に抵抗するが霊夢の力に勝てるわけもなく呆気なく抵抗を諦めた。
「なんでいつも魔理沙の話ばかりするの?私を妬かせたいから?私がアリスの事好きだって知っててそういうことしてるの?」
なんでこんな酷いことを言っているんだろう。
黙ろうとしても口が言うことを聞いてくれない。
「ねぇ、アリス。魔理沙じゃなくて私を見て」
「れい…む」
「なあに?」
泣きそうなアリスを冷たい目で見る。
押し倒してキスをして挙げ句の果てに酷いことを言って、嫌われても仕方がないと思った。
もう前みたいには戻れない。
縁側で一緒にお茶を飲んで、どうでもいい話をして。
そんな幸せな日々には戻れない。今更ながら後悔した。
「…なんで、泣いているの?」
泣いている?私が?アリスじゃなくて?
手で目を触ってみる。確かに濡れていた。なんで私が泣いてるんだろう。
私は最低な事をしたのに…
―――ふと、顔に温かいものが触れた。
「霊夢、好きよ…」
アリスに抱き締められていた。
そして今のは幻聴だろうか。
でも確かに好きって聞こえた。
幻では無いはずだ。
しかし、念の為もう一度聞いてみる。
「嘘でしょ…?」
「ほんとよ…霊夢の事が好き…」
「だって魔理沙の話ばっかり…」
「それは…最近、魔理沙としかいなかったからあの子とした研究の話しか話すことがなかったの」
「酷いことをしたのに」
「そんな事気にしないわ」
さっきよりも強く抱き締めてくれる。
何故か今まで溜まっていたモヤモヤが消え、力が抜けた。
私もアリスの体を抱き締めた。
「ごめんなさい、酷いことをしちゃって」
「ううん、いいの…私の方こそごめんなさい。霊夢の気持ちに気付いてあげれなくて…」
「気にしないで、好きよ」
「私もよ。霊夢」
お互いの温もりを感じながら今度は通じ合ったキスをした。
れいむかわいいよれいむ
>甘々書こうとしたらネタになるんです!
ネタになるって夜枷的な意味ですねわかります
早く か く ん だ
もっと広がれレイアリの輪!!!
>甘々書こうとしたらネタになるんです!
ネタになるって(ry
こういうレイアリもアリだな
もっと広がれレイアリの輪!