Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

うにうにしてたらそうなった

2010/06/12 23:33:26
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 ある昼下がり、さとりが自室に戻ると、こいしがベッドでうにうにしていた。
 しゃくとりむしのような動きだった、とさとりは後日語った。
 さとりが入ってきたことにも気づかずにうにうにしている。
 うにうに。
 うにうに。
 しばらく眺めていたさとりは、身体のうずうずを収めることができなかった。 
 何をしているのか、すごく気になった。

「ねぇ?」

 とひと声かけると、ようやく気がついたように、こいしは顔を上げた。

「あ、お姉ちゃん。おかえりー」

 しゅっと手を上げる。
 ただし身体はうにうに。

「ただいま。……で? なにをしてるの、あなたは」
「なにって、うにうに」
「うにうにって……」

 さとりは額に手をやった。
 うにうに。

「お姉ちゃんもやろー?」
「え、や、私は――」
「やろー?」

 うにうに。

「で、ですから――」

 うにうに。
 うにうにうに。

「――――はっ!」

 さとりが気がついたとき、もうすでに遅かった。
 さとりはいつの間にか、ベッドの上でこいしとうにうにしていた。
 驚愕した。
 これが、無意識を操るということか――――と。
 うにうにうにに。
 二人並んでうにうに。
 さとりは、なぜか、自分の心が落ち着くのを感じた。
 それは、妹と一緒に行動することが嬉しかったからだろうか。
 そういえば、長いこと一緒にいてやれなかったな、とさとりは思った。
 これも、あの人間たちが来てからだ。あのときから、この地霊殿は良い方向に向かっている。
 さとりはそう考え、こいしの方をちらっと見た。
 
「――――!」
 
 さとりは声にならない声をあげた。
 濃い紫色をした物体。トゲトゲしたフォルム。
 そこに『うに』があったのだ。
 いや、正確に言えば、『うに』から顔だけ出した状態のこいしがいた。
 うに。うにうに。
 
「なんですか? それ」

 ふるふる震える指でこいしを指差した。
 
「んー?」

 と自分の身体を見て、おお! と声をあげた。

「無意識にやっちゃった☆」

 てへ、と舌をだすこいし。
 幻想郷に海はないが、彼女たちは『うに』を見たことがあった。
 八雲紫が、外から獲ってきたものだ、と言って幻想郷中に配って回ったのだ。
 そのとき、全員が例外なく「プリンに醤油ぶっかけた味だ」と言ったらしい。
 ショックを受けた八雲紫は引きこもりになった。
 親友さえも、自分の感じた味覚を理解してくれず、プリンに醤油かけた味、とのたまったことが余程ショックだったようだ。もちろんさとりも、プリンに醤油ぶっかけた味、だと思った。

「いや、無意識って」

 うに。うにうに。

「ああ!」

 こいしが声を張り上げた。
 さとりはうにうにしながら応えた。

「どうしたの!?」

 うににににに。
 さとりの動きが加速した。

「お姉ちゃん! 水槽を!」
「え?」
「早く!」

 その気迫に圧されたさとりは、すぐに水槽を用意させた。







 翌日から、地霊殿の玄関に置かれた水槽の中には、『うに』みたいなこいしが沈んでいた。
 本人曰く、落ち着くらしい。
 彼女は、新しく、心休まる場所を見つけたのだ。
 
――――そして、さとりの三つ目の眼も、『うに』みたいにトゲトゲになっていた。



うに食べたことないです。
ほんとうにプリンに醤油ぶっかけた味がするんでしょうか?
あ、今度キュウリに蜂蜜かけてみよう。夏ですし。
月空
コメント



1.名前が無い程度の能力削除
なんでみんなして醤油プリン試してんだよwww
2.奇声を発する程度の能力削除
あれ?キュウリに蜂蜜かけると何の味になるんだっけ?
うにうに可愛いようにうに
3.名前が無い程度の能力削除
ウニはとれたてが一番ですよ。
夏に磯に行くことがあったら、是非一匹捕まえて割って食べてみて下さい。
4.名前が無い程度の能力削除
プリンに醤油かけるとウニなんて発見者何者だよw
5.名前が無い程度の能力削除
ウニ是非食べてみてください。美味しいですよ、針の部分が。
6.名前が無い程度の能力削除
問題はウニよりもそのままのプリンの方が美味しいということだ
さすがに何かけようとプリンで米は食えないけどな
7.名前が無い程度の能力削除
ウニは当たり外れがデカイからな~