「なあ霊夢」
「何かしら魔理沙」
「洗濯は、板で手洗いだろ?」
「だってそうじゃないと汚れが落ちないじゃない」
「冷たい水で洗濯すると、しびれて痛くないか?」
「物凄く痛い。しもやけが崩れると血だって出るでしょ」
「そんなお困りのあなた! 耳寄りの情報をお持ちしました!」
「うわ! びっくりした! どこから出てきやがった!」
「私は見えてたけどね。あんたが神社に来たときから後ろにいたわよ」
「アクティブカモフラージュ、一応調整したんだけどまだ駄目か。まあいいや」
「おうそれで? 耳よりな情報ってなんだ?」
「外の技術に全自動洗濯機なるものがあるって聞いてね」
「ほう」
「あら」
「作ってみました!」
「にとり、お前天才だぜ!」
「全自動洗濯機? あんたの後ろにあるのがそれ?」
「ああやっぱり見えてたか。えいっ」
「うわ! びっくりした! それって物にも使えるのか」
「動力は、妖力魔力霊力全てに対応している完全エコ!」
「ほう」
「続けて」
「まず服を脱がせてくれます! 洗ってくれます! 脱水、乾燥してくれます!」
「素晴らしい限りだぜ」
「乾燥した洗濯物は自動で畳んでくれます! 棚にきちんと重ねてくれます! 寝巻きで前に立てば、畳んである洋服を日替わりで選び、自動で着せてくれます! 全てが完全全自動!」
「にとり、それ一つくれ。代金はいくらだ?」
「まだテスト運用だからお代は要らないよ。でも使ってみての感想を教えてね。そっちがメインだよ」
「お安い御用だ。へへ、いい物貰ったぜ。悪いが霊夢、早い者勝ちだ」
「……にとり、全自動ならまだ紹介してない機能があるんじゃない?」
「お、流石は博麗の巫女。目の付け所が違うなあ」
「おお、まだあるのか。どんな機能なんだ?」
「そこにタンクがあるよね?」
「でっかいタンクだな。何が入ってるんだ?」
「泥水」
「泥水?」
「うん、一番大事な仕上げだよ。だって、洗濯するための全自動なんだからさ」
「あ、やっぱり要らないぜ」
「何かしら魔理沙」
「洗濯は、板で手洗いだろ?」
「だってそうじゃないと汚れが落ちないじゃない」
「冷たい水で洗濯すると、しびれて痛くないか?」
「物凄く痛い。しもやけが崩れると血だって出るでしょ」
「そんなお困りのあなた! 耳寄りの情報をお持ちしました!」
「うわ! びっくりした! どこから出てきやがった!」
「私は見えてたけどね。あんたが神社に来たときから後ろにいたわよ」
「アクティブカモフラージュ、一応調整したんだけどまだ駄目か。まあいいや」
「おうそれで? 耳よりな情報ってなんだ?」
「外の技術に全自動洗濯機なるものがあるって聞いてね」
「ほう」
「あら」
「作ってみました!」
「にとり、お前天才だぜ!」
「全自動洗濯機? あんたの後ろにあるのがそれ?」
「ああやっぱり見えてたか。えいっ」
「うわ! びっくりした! それって物にも使えるのか」
「動力は、妖力魔力霊力全てに対応している完全エコ!」
「ほう」
「続けて」
「まず服を脱がせてくれます! 洗ってくれます! 脱水、乾燥してくれます!」
「素晴らしい限りだぜ」
「乾燥した洗濯物は自動で畳んでくれます! 棚にきちんと重ねてくれます! 寝巻きで前に立てば、畳んである洋服を日替わりで選び、自動で着せてくれます! 全てが完全全自動!」
「にとり、それ一つくれ。代金はいくらだ?」
「まだテスト運用だからお代は要らないよ。でも使ってみての感想を教えてね。そっちがメインだよ」
「お安い御用だ。へへ、いい物貰ったぜ。悪いが霊夢、早い者勝ちだ」
「……にとり、全自動ならまだ紹介してない機能があるんじゃない?」
「お、流石は博麗の巫女。目の付け所が違うなあ」
「おお、まだあるのか。どんな機能なんだ?」
「そこにタンクがあるよね?」
「でっかいタンクだな。何が入ってるんだ?」
「泥水」
「泥水?」
「うん、一番大事な仕上げだよ。だって、洗濯するための全自動なんだからさ」
「あ、やっぱり要らないぜ」
あと悪いかも知れませんが確か絵本に似た話があったと思います。