Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

にとりの全自動洗濯機

2010/06/05 22:27:18
最終更新
サイズ
1.71KB
ページ数
1

分類タグ

 「なあ霊夢」
 「何かしら魔理沙」
 「洗濯は、板で手洗いだろ?」
 「だってそうじゃないと汚れが落ちないじゃない」
 「冷たい水で洗濯すると、しびれて痛くないか?」
 「物凄く痛い。しもやけが崩れると血だって出るでしょ」
 「そんなお困りのあなた! 耳寄りの情報をお持ちしました!」
 「うわ! びっくりした! どこから出てきやがった!」
 「私は見えてたけどね。あんたが神社に来たときから後ろにいたわよ」
 「アクティブカモフラージュ、一応調整したんだけどまだ駄目か。まあいいや」
 「おうそれで? 耳よりな情報ってなんだ?」
 「外の技術に全自動洗濯機なるものがあるって聞いてね」
 「ほう」
 「あら」
 「作ってみました!」
 「にとり、お前天才だぜ!」
 「全自動洗濯機? あんたの後ろにあるのがそれ?」
 「ああやっぱり見えてたか。えいっ」
 「うわ! びっくりした! それって物にも使えるのか」
 「動力は、妖力魔力霊力全てに対応している完全エコ!」
 「ほう」
 「続けて」
 「まず服を脱がせてくれます! 洗ってくれます! 脱水、乾燥してくれます!」
 「素晴らしい限りだぜ」
 「乾燥した洗濯物は自動で畳んでくれます! 棚にきちんと重ねてくれます! 寝巻きで前に立てば、畳んである洋服を日替わりで選び、自動で着せてくれます! 全てが完全全自動!」
 「にとり、それ一つくれ。代金はいくらだ?」
 「まだテスト運用だからお代は要らないよ。でも使ってみての感想を教えてね。そっちがメインだよ」
 「お安い御用だ。へへ、いい物貰ったぜ。悪いが霊夢、早い者勝ちだ」
 「……にとり、全自動ならまだ紹介してない機能があるんじゃない?」
 「お、流石は博麗の巫女。目の付け所が違うなあ」
 「おお、まだあるのか。どんな機能なんだ?」
 「そこにタンクがあるよね?」
 「でっかいタンクだな。何が入ってるんだ?」
 「泥水」
 「泥水?」
 「うん、一番大事な仕上げだよ。だって、洗濯するための全自動なんだからさ」
 「あ、やっぱり要らないぜ」
脱がす→洗う→乾かす→畳む→収納する→着せる→汚す(以下無限ループ
幻想入り考えていたら思いついたネタです。お粗末さまでした。
わの字
コメント



1.華彩神護削除
意味ないwww
あと悪いかも知れませんが確か絵本に似た話があったと思います。
2.奇声を発する程度の能力削除
無限ループって怖いよねw