霊夢がいつものように縁側でぼうっとお茶を飲んでいると魔理沙が訪ねてきた。
「久しぶりね」
「一週間ぶりくらいか」
そう言って縁側に腰掛ける。
霊夢は黙って魔理沙の分のお茶を淹れる。
「さんきゅ」
「今まで何していたの?」
「ちょっと研究を。寂しかったのか?」
からかうような口調に霊夢はしおらしく、
「…うん」
頬を赤く染めて呟いた。
「え、そ、そうか。は、ははは」
予想外の反応に適当なことしか言えない魔理沙。
追い打ちをかけるように霊夢は、
「…魔理沙は?」
「な、何が?」
「魔理沙は寂しくなかったの?」
「い、いや。その…」
「私は魔理沙が来てくれて嬉しかった…」
潤んだ瞳に見つめられ、しどろもどろになる魔理沙。
視線をあちこちに向けるが定まることはなかった。
「あー、その、私も…霊夢に会いたかったのぜ…」
言って帽子で顔を隠す魔理沙。
表情を伺うことは出来ないがおそらく真っ赤になっているだろう。
「あらそう。ありがとう」
「ふぇっ?」
今までのことがなかったことのようにあっさりと態度を変える霊夢。
唖然とする魔理沙をよそに、
「ふーん。魔理沙も私に会いたかったの?」
「か、顔近いって…」
じっと顔を近づける霊夢。比例して魔理沙が赤くなっていく。
「可愛いわね」
「っ!」
その言葉に弾かれたように魔理沙は立ち上がる。
「もう帰るの?寂しいわ」
「うるさいこの馬鹿!」
そう怒鳴りつけると霊夢に背を向け歩き出す。
霊夢はその背中に向かって、
「魔理沙」
「…なんだよ」
「来てくれて嬉しかったのは本当よ」
「…ばか」
顔を隠したまま呟き、そのまま走り去った。
その背中を見届け霊夢は、
「ちょっとからかいすぎたかしら」
呟き、まあ可愛かったからいいかと思い直した。
「久しぶりね」
「一週間ぶりくらいか」
そう言って縁側に腰掛ける。
霊夢は黙って魔理沙の分のお茶を淹れる。
「さんきゅ」
「今まで何していたの?」
「ちょっと研究を。寂しかったのか?」
からかうような口調に霊夢はしおらしく、
「…うん」
頬を赤く染めて呟いた。
「え、そ、そうか。は、ははは」
予想外の反応に適当なことしか言えない魔理沙。
追い打ちをかけるように霊夢は、
「…魔理沙は?」
「な、何が?」
「魔理沙は寂しくなかったの?」
「い、いや。その…」
「私は魔理沙が来てくれて嬉しかった…」
潤んだ瞳に見つめられ、しどろもどろになる魔理沙。
視線をあちこちに向けるが定まることはなかった。
「あー、その、私も…霊夢に会いたかったのぜ…」
言って帽子で顔を隠す魔理沙。
表情を伺うことは出来ないがおそらく真っ赤になっているだろう。
「あらそう。ありがとう」
「ふぇっ?」
今までのことがなかったことのようにあっさりと態度を変える霊夢。
唖然とする魔理沙をよそに、
「ふーん。魔理沙も私に会いたかったの?」
「か、顔近いって…」
じっと顔を近づける霊夢。比例して魔理沙が赤くなっていく。
「可愛いわね」
「っ!」
その言葉に弾かれたように魔理沙は立ち上がる。
「もう帰るの?寂しいわ」
「うるさいこの馬鹿!」
そう怒鳴りつけると霊夢に背を向け歩き出す。
霊夢はその背中に向かって、
「魔理沙」
「…なんだよ」
「来てくれて嬉しかったのは本当よ」
「…ばか」
顔を隠したまま呟き、そのまま走り去った。
その背中を見届け霊夢は、
「ちょっとからかいすぎたかしら」
呟き、まあ可愛かったからいいかと思い直した。
ニヤニヤが治まらない…あ、あと私も写真をよろしく
とても良かったです。