「るーるーガトーショコラるーるー♪」
こんにちは~。私の名前はフランドール・スカーレット。
お姉様を壊したいほどに大好きな、吸血魔法使いだよ!
時々お姉様の事を、アイツ呼ばわりすることもあるけど、それは恥ずかしいからなんだ。てへ♪
でも今は大好きなお姉様とケンカちゅう。
それで家出したまではいいけど……
「もうすぐ朝日が昇っちゃう……帰ろうかな。お姉様も心配してくれてるかな?」
太陽の光は、全身をムチで打たれ続けたかのように痛いの。
なまじ再生能力が高いのに、さらにそれを魔法で引き上げてるから、焼かれるその場で再生しちゃうし。
うぅ……魔法の実験の為に外に出た時を思い出すだけで濡れ、もとい体が震えるよ。
私はMじゃないし、どっちかというとSだもん。
いつも悪戯するのも、咲夜におしりペンペンされたいからじゃないもん……
だからちがうってば。
「なんて考えている内に、着きました博麗神社。おじゃましますー」
OK、スネーキングアンクション開始だね。
この時間はまだ一般人は寝ている時間。
分からないように霊夢の布団に潜り込めば……きせいじじつ? で暫く泊めてもらえるかも。
紅魔館に帰らないのかって?
お姉ちゃんが素直に負けを認めたら、帰ってあげてもいいかな。
さてさて、えぇと霊夢の寝室は……と。
「霊夢の部屋なら、そこの廊下を曲がったところよ」
「そうなんだ。ありがとー……え?」
「こんにちは。吸血鬼の妹、牢獄の姫、破壊の王、フランドールちゃん?」
「あ……」
「ふふふ。霊夢の家に忍び込むなんて。朝這い、いいえ吸血鬼の貴女にとっては夜這いかしら?」
「あなたは、だぁれ?」
「申し遅れましたわ。私は隙間の壮者、妖怪の大賢者、冬の眠り姫、八雲 紫ですわ。以後お見知りおきを」
「八雲……紫……」
お姉様から聞いたことがある。
胡散臭いおばちゃんが、勝手にお姉様のプリンを食べたって。
お姉様のプリンは私のプリン。
即ち、こいつは敵ね。
敵は壊さないといけない。壊さないと……コワサナイト
「きゅっとして……」
「ぽかり♪」
「痛いっ!?」
叩かれた! お姉様にだって叩かれたこと……年中叩かれてるか。
暴れては、咲夜に毎晩お尻叩かれてるし。
パチュリーには辞典の角でこつかれるし。
美鈴に抱きつこうとしたら、条件反射とかで顔面にパンチされるし……
私っていらない子なのかな……
みんなが私を必要としてくれないなら、私もこんな世界……幻想なんて全て破壊して……
「こぉらっ」
「痛いっ!?」
「暴れたら霊夢が起きてしまうでしょ?」
「ごめんなさい……」
あれ?
なんで私謝ったんだろう。
二回も頭を叩かれたのに。
いつもなら逆上して狂気に取り込まれるのに。
「ふふふ。良い子ね」
ドキッ
「えっ?」
私が謝ったことに満足したのか、紫は優しい微笑みを浮かべている。
その微笑に……心臓が跳ねた。
「さぁさぁ、ぼーっとしてると霊夢の目覚めの時間になっちゃうわ」
「そうだった!きせいじじつ作らないと」
「既成事実? 貴女も霊夢狙いなのかしら?」
「小悪魔がいってたの。きせいじじつを作ると、何でも言うこと聞かせられるって」
「あながち間違ってはいない所が怖いわね……」
一緒の布団に入るだけでいいのだから、楽だよね。きせいじじつ。
でも今はこの紫ときせいじじつを作りたいな……ってなんでそうなるの。
私はお姉様が謝るまで、霊夢の家を乗っ取るためにここに来たのだから!
「さぁ行くよ。霊夢は勘が鋭いから気配を消して、ゆっくりと戸を開け……」
「音を立ててはダメよ。この戸は少しガタが来ているから、少し浮かせるようにして、そう」
「こうね? そーっとそーっと……」
もう少しで通れる位まで戸が開く。
ここからは見えないけれど、布団の中に霊夢がいるはずだ。
ちょっとドキドキしてきたかも♪
「貴女初めてにしては潜入がうまいじゃない」
「紅魔館のかくれんぼで鍛えてるからね」
「うふふ、毎日が楽しそうで羨ましいわぁ」
耳元で紫が囁くように話す。
くすぐったいし、胸が私の肩に当たってるし、でも吐息が暖かくて気持ちいい。
だめだめ、今は集中しないと!
ちょっとでも音を立てたら、目の前にいる鬼のような形相をして霊夢に無双封印されちゃ……あ。
「おはよう、紫とフラン? 随分と仲が良さそうね?」
「あら残念。今日も起きちゃったのね。」
「あんたも毎日毎日飽きないわね。で、そっちの新人さんも同じ目的なのかしら?」
「えーっと……」
見つかった。どうしよう、怒られちゃう。
霊夢のパジャマがくまさんとか、そんな事考えてる場合じゃないよ。
「この子才能あるわよ~。私よりも先に家に入っていたもの」
「夜這いの才能なんか要らないでしょ……はぁ。顔洗ってくる」
あ……霊夢行っちゃった。
私の頭に手を一回置いただけで。
許してくれるのかな?
睡眠を邪魔したのに、馬に蹴られて死ななくてもいいのかな。
「馬に蹴られて死ぬのは、人の恋路ですわよ」
「え!? こ、声出してた?」
「えぇ、もうばっちり」
「うぅ、恥ずかしいよぉ」
前にお姉様に注意されてたのになぁ。
トイレに行くときに、おしっこおしっこって言いながら走ってたら、後ろから蹴飛ばされたっけ。
そういえばそのせいでお漏らしして……やっぱりお姉様許してあげない。
謝ってきても許してあげないんだもん。
「何があったのか分からないけれど、ケンカするほど仲がいいのね貴方たち姉妹は。羨ましいわ」
「えぇ、羽も声にあわせるように煌めいて、可愛いわね」
「か、かわ!?」
「さて、そろそろお茶の間に行きましょうか。私の家じゃないけどゆっくりして行きなさいフラン」
「ふらん!?」
「あら、そう呼んだらダメかしら?」
なんで急に愛称で呼ぶかな。
なんで急に可愛いとか言うかな。
あぁもう心臓の音、どくんどくんうるさい!
きゅっとしてどかーんしちゃうぞ!
……あれ?
なんかきゅってしてる。
別の力で、心臓をきゅっとされてる。
意識すると、さらに心臓が跳ねる。苦しいと跳ねる。
「どうしたの、フラン?」
「!!」
「あ、フラン……朝ごはん食べていかないのかしら。霊夢のご飯おいしいのに」
私は逃げ出した。
分からないけど、何も分からないから、怖くて。
心臓がどかーんしそうで、怖くて。
八雲 紫……やっぱりあいつは私の敵だ。
次あったときは、きゅっとしちゃうんだから。
私の「力」でね!
それは希望の光だろうか。
玄関から飛び出した私は暖かく、明るい未来を手に入れた気がした。
「あつぅ!? この光りって太陽じゃん!めっちゃ痛い、きゃぁぁぁぁぁ!」
未来は焦げるくらいに熱かった……ガクリ。
「で、その吸血鬼どうするの?」
「そうねぇ……私に娘がいたら、こんな子だったのかしら」
「はぁ?」
「なんでもないわ。目が覚めたら紅魔館に送っていくから安心しなさい」
「それならいいけど……」
「じゃぁもう少し布団借りるわよ」
「朝ごはん作ってくる。(別に一緒の布団に入って寝なくてもいいじゃない。紫の馬鹿)」
「戸閉めて行きなさいな。もぅ……」
「スースー……」
「天使のような悪魔の寝顔ね。……はぁ、子供か……もう今更よね」
「うにぃ……ゆかりぃ……きせいじじつぅ……スースー」
「!? あらあら、既成事実を作られてしまったわ♪」
こんにちは~。私の名前はフランドール・スカーレット。
お姉様を壊したいほどに大好きな、吸血魔法使いだよ!
時々お姉様の事を、アイツ呼ばわりすることもあるけど、それは恥ずかしいからなんだ。てへ♪
でも今は大好きなお姉様とケンカちゅう。
それで家出したまではいいけど……
「もうすぐ朝日が昇っちゃう……帰ろうかな。お姉様も心配してくれてるかな?」
太陽の光は、全身をムチで打たれ続けたかのように痛いの。
なまじ再生能力が高いのに、さらにそれを魔法で引き上げてるから、焼かれるその場で再生しちゃうし。
うぅ……魔法の実験の為に外に出た時を思い出すだけで濡れ、もとい体が震えるよ。
私はMじゃないし、どっちかというとSだもん。
いつも悪戯するのも、咲夜におしりペンペンされたいからじゃないもん……
だからちがうってば。
「なんて考えている内に、着きました博麗神社。おじゃましますー」
OK、スネーキングアンクション開始だね。
この時間はまだ一般人は寝ている時間。
分からないように霊夢の布団に潜り込めば……きせいじじつ? で暫く泊めてもらえるかも。
紅魔館に帰らないのかって?
お姉ちゃんが素直に負けを認めたら、帰ってあげてもいいかな。
さてさて、えぇと霊夢の寝室は……と。
「霊夢の部屋なら、そこの廊下を曲がったところよ」
「そうなんだ。ありがとー……え?」
「こんにちは。吸血鬼の妹、牢獄の姫、破壊の王、フランドールちゃん?」
「あ……」
「ふふふ。霊夢の家に忍び込むなんて。朝這い、いいえ吸血鬼の貴女にとっては夜這いかしら?」
「あなたは、だぁれ?」
「申し遅れましたわ。私は隙間の壮者、妖怪の大賢者、冬の眠り姫、八雲 紫ですわ。以後お見知りおきを」
「八雲……紫……」
お姉様から聞いたことがある。
胡散臭いおばちゃんが、勝手にお姉様のプリンを食べたって。
お姉様のプリンは私のプリン。
即ち、こいつは敵ね。
敵は壊さないといけない。壊さないと……コワサナイト
「きゅっとして……」
「ぽかり♪」
「痛いっ!?」
叩かれた! お姉様にだって叩かれたこと……年中叩かれてるか。
暴れては、咲夜に毎晩お尻叩かれてるし。
パチュリーには辞典の角でこつかれるし。
美鈴に抱きつこうとしたら、条件反射とかで顔面にパンチされるし……
私っていらない子なのかな……
みんなが私を必要としてくれないなら、私もこんな世界……幻想なんて全て破壊して……
「こぉらっ」
「痛いっ!?」
「暴れたら霊夢が起きてしまうでしょ?」
「ごめんなさい……」
あれ?
なんで私謝ったんだろう。
二回も頭を叩かれたのに。
いつもなら逆上して狂気に取り込まれるのに。
「ふふふ。良い子ね」
ドキッ
「えっ?」
私が謝ったことに満足したのか、紫は優しい微笑みを浮かべている。
その微笑に……心臓が跳ねた。
「さぁさぁ、ぼーっとしてると霊夢の目覚めの時間になっちゃうわ」
「そうだった!きせいじじつ作らないと」
「既成事実? 貴女も霊夢狙いなのかしら?」
「小悪魔がいってたの。きせいじじつを作ると、何でも言うこと聞かせられるって」
「あながち間違ってはいない所が怖いわね……」
一緒の布団に入るだけでいいのだから、楽だよね。きせいじじつ。
でも今はこの紫ときせいじじつを作りたいな……ってなんでそうなるの。
私はお姉様が謝るまで、霊夢の家を乗っ取るためにここに来たのだから!
「さぁ行くよ。霊夢は勘が鋭いから気配を消して、ゆっくりと戸を開け……」
「音を立ててはダメよ。この戸は少しガタが来ているから、少し浮かせるようにして、そう」
「こうね? そーっとそーっと……」
もう少しで通れる位まで戸が開く。
ここからは見えないけれど、布団の中に霊夢がいるはずだ。
ちょっとドキドキしてきたかも♪
「貴女初めてにしては潜入がうまいじゃない」
「紅魔館のかくれんぼで鍛えてるからね」
「うふふ、毎日が楽しそうで羨ましいわぁ」
耳元で紫が囁くように話す。
くすぐったいし、胸が私の肩に当たってるし、でも吐息が暖かくて気持ちいい。
だめだめ、今は集中しないと!
ちょっとでも音を立てたら、目の前にいる鬼のような形相をして霊夢に無双封印されちゃ……あ。
「おはよう、紫とフラン? 随分と仲が良さそうね?」
「あら残念。今日も起きちゃったのね。」
「あんたも毎日毎日飽きないわね。で、そっちの新人さんも同じ目的なのかしら?」
「えーっと……」
見つかった。どうしよう、怒られちゃう。
霊夢のパジャマがくまさんとか、そんな事考えてる場合じゃないよ。
「この子才能あるわよ~。私よりも先に家に入っていたもの」
「夜這いの才能なんか要らないでしょ……はぁ。顔洗ってくる」
あ……霊夢行っちゃった。
私の頭に手を一回置いただけで。
許してくれるのかな?
睡眠を邪魔したのに、馬に蹴られて死ななくてもいいのかな。
「馬に蹴られて死ぬのは、人の恋路ですわよ」
「え!? こ、声出してた?」
「えぇ、もうばっちり」
「うぅ、恥ずかしいよぉ」
前にお姉様に注意されてたのになぁ。
トイレに行くときに、おしっこおしっこって言いながら走ってたら、後ろから蹴飛ばされたっけ。
そういえばそのせいでお漏らしして……やっぱりお姉様許してあげない。
謝ってきても許してあげないんだもん。
「何があったのか分からないけれど、ケンカするほど仲がいいのね貴方たち姉妹は。羨ましいわ」
「えぇ、羽も声にあわせるように煌めいて、可愛いわね」
「か、かわ!?」
「さて、そろそろお茶の間に行きましょうか。私の家じゃないけどゆっくりして行きなさいフラン」
「ふらん!?」
「あら、そう呼んだらダメかしら?」
なんで急に愛称で呼ぶかな。
なんで急に可愛いとか言うかな。
あぁもう心臓の音、どくんどくんうるさい!
きゅっとしてどかーんしちゃうぞ!
……あれ?
なんかきゅってしてる。
別の力で、心臓をきゅっとされてる。
意識すると、さらに心臓が跳ねる。苦しいと跳ねる。
「どうしたの、フラン?」
「!!」
「あ、フラン……朝ごはん食べていかないのかしら。霊夢のご飯おいしいのに」
私は逃げ出した。
分からないけど、何も分からないから、怖くて。
心臓がどかーんしそうで、怖くて。
八雲 紫……やっぱりあいつは私の敵だ。
次あったときは、きゅっとしちゃうんだから。
私の「力」でね!
それは希望の光だろうか。
玄関から飛び出した私は暖かく、明るい未来を手に入れた気がした。
「あつぅ!? この光りって太陽じゃん!めっちゃ痛い、きゃぁぁぁぁぁ!」
未来は焦げるくらいに熱かった……ガクリ。
「で、その吸血鬼どうするの?」
「そうねぇ……私に娘がいたら、こんな子だったのかしら」
「はぁ?」
「なんでもないわ。目が覚めたら紅魔館に送っていくから安心しなさい」
「それならいいけど……」
「じゃぁもう少し布団借りるわよ」
「朝ごはん作ってくる。(別に一緒の布団に入って寝なくてもいいじゃない。紫の馬鹿)」
「戸閉めて行きなさいな。もぅ……」
「スースー……」
「天使のような悪魔の寝顔ね。……はぁ、子供か……もう今更よね」
「うにぃ……ゆかりぃ……きせいじじつぅ……スースー」
「!? あらあら、既成事実を作られてしまったわ♪」
ちびゆか・・・だと・・・?
その夢私も見てえええええ!!!!
ちびゆかの絵期待してます!そして、フランちゃんが可愛すぎて学校に(ry
にしてもゆかフラは珍しいな…。
学校の女性先生を全てけーね先生だと思い込むんだ
そうしたらほら……なんかムズムズするだろう?
>その夢私も見てえええええ!!!!
最近東方キャラの夢ばかりみます。なんとかしてくだち……
絵は、うん。時間あるときに小学生レベルの我でよければ、うん
>YOUちびゆかとフランで話書いちゃいなYO!
親子でと申したか! いや、紫が別の誰かとくっついたと仮定すればあるいは。
……親子もそれhそれでいいようわなにをするやめr)ry
>にしてもゆかフラは珍しいな…。
構成が難しかったですね。
どうしても親子っぽい感じになってしまうんですよ
もっとちゅっちゅさせたい! 犯○っぽくさせたい!