「紫好きだよ!」
「私もよフランドールちゃん」
はぁいこんにちわ。
私は幻想のアイドル、ゆかりん(17歳)よ。
今しがたフランドールに告白されたのだけれど、妬いちゃダメダメ。
私は皆のアイドルだから安心してね?
アイドルは恋人も居ないし、お花を摘む事もしないの。
外の世界のアイドルは、そんなことも忘れてしまっているからダメダメちゃんね。
忘れてしまっているから、幻想入りしたのかしら?
「もしかして便秘なの?」
「フランドールちゃん、アイドルには下の穴は存在しないのよ?」
「紫、お下品……」
おっとしまった、私としたことがファンを幻滅させてしまいましたわ。
幻滅って幻想を絶滅させるって書きますのよ。皆様ご存知でした?
つまり、フランドールちゃんが幻滅すると、幻想郷が絶滅してしまう。
きゅっとしてドカーンですの。
幻想郷がピンチ!
ここはやっぱり、ぷりてぃーできゅあきゅあな、ゆかりんパープルの出番ですわね!
「フランドールちゃん。貴女に恨みは無いけれど、ここで死んでもらうわ!」
「なんで!?」
ゆかりんめたもるふぉ~~~ぜ♪
「きゅっとしてドカーン」
きゃうっ! 素敵ステッキが破壊されちゃったら変身できないわ。
ちょっとミニスカートを穿いてみたかったのに。残念。
「ゆ、紫……ふ、服は?」
「あら? ……さすが私。パーフェクトスタイルね」
「うん、すごい綺麗……じゃなくって! あぁもう早く服着てよ! 目のやり場と色々と危ない衝動に困るから!」
状況説明。変身途中だったから、すっぽんぽんになっちゃった。以上!
「以上じゃない! どうして裸なのもぅ!」
説明しましょう。
ゆかりんの3分変身講座~ぱちぱち♪
どうしてすっぽんぽんになったか。
別に露出狂だからというわけではない。
それは変身システムの仕様上の問題である。
まず一度いつもの紫ドレスを、素敵ステッキへとスキマ経由で保存します。
このときマイパーフェクトスタイルが周りに晒されます。
そして、素敵ステッキの中に保存されていた変身用の服が出てくるので、それを着ます。
まずは靴下から、パンツ、スカート、靴、服、帽子と、下から順番にね。
ブラジャーは、いつも藍が入れ忘れてるのよね。本当ドジ狐なんだから。
服は胸元に大きなリボンが付いているのが特徴よ。
そうねぇ……全部を着るのに大体一分くらいかしら。
最後にくるっと回って、ポーズをとって変身完了!
ゆかりんパープル只今惨状(誤字じゃないよ)ってね♪
「キュア ウサンクサイの間違いではなくて?」
「咲夜、ちょうどいいところに」
「妹様のピンチに駆けつける私って瀟洒ですか?」
「うん、瀟洒瀟洒。だから紫に着せる服持ってきて」
「ガッテン承知いたしましたわ」
私が文句や口を挟む隙すらなく、気が付いたら私はメイドになってました。
ちょ、これ胸きっつい。
「お待たせいたしました。シュシュっと参上咲夜です」
「さすがお姉さまのメイド。無駄にムカつくよ」
「お褒めいただき、光栄の極みでございます」
瀟洒なメイドが完璧なお辞儀をしているわ。
私が同じようにお辞儀をすると、多分胸から服が破れてしまうわね。
巨乳というのも考え物ね。
いっそのこと、其処のメイドくらいの大きさまで削ろうかしら。
「どう思うフランドールちゃん?」
「何が?」
「其処のメイドくらいの大きさの方が、流行なのかしら?」
「私ですか? 背は高いほうだと自負しておりますが」
「背ではなくて、おっぱいの話ですのよ?」
おーっと何故に殺意の波動が浮かんでいるのかしら。
しかもメイドとフランドールちゃんの両方から。
「貴女は私を……POKCのSNKBBの私を怒らせた」
え、なに? POKC(パイオツカップC)のSNKBB(下の毛ボーボー)?
「紫は私を……POKAAAのSNKTTの私を怒らせた」
え、フランは、POKC(パイオツカップAAA)のSNKTT(下の毛つるつる)?
「じゃぁ私は、POKKのSNKSTよ」
パイオツカップKの下の毛剃ってる。
これ流行らせたいわね。
アイドルのプロフィールに、標準で乗せるべきじゃないかしら?
「妹様」
「うん、咲夜。いつでもいいよ」
「「愛と友情のツープ○トン!!」」
「二人もそう思うわよね、きゃぁぁぁぁぁ!!」
目を二人にむけたら目の前に4本の足が迫っていたわ。
片方はドロワーズ、片方は見えなかった。
見えないとか、ずるい……わ……ばたんきゅー。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「こうして、幻想郷の平和は守られました。おしまい♪」
「……」
「どうだったお姉様?」
「す、すばらしいわフラン。とても貴女らしさ(?)が出ていて、その、なんだ。と、とにかくよかったよ」
「わぁい、ほめてくれるお姉様大好き!」
「私もフランの事大好きよ!」
「でも……うそつきは嫌い」
「フ、フラン?」
「うそつきには、罰を与えます! 紫召喚!」
「はいはーい。呼ばれて来ましたキュア ウサンクサイですわ」
「うわ、服装が胡散臭いぞ!?」
「お姉様をスキマツアーへご招待してあげて。5年くらい」
「では5年コースへ一命様ご招待ですわ」
「フラン、ごめん、もう嘘つかないから、だからゆるしてーーー!」
・・・・・・
「フランドールちゃん、これでよかったのかしら?」
「パーフェクトだよ紫」
「ところで、紫と紅が混じったらどんな色になると思う?」
「さぁ? 折角ふたりっきりだし……試してみる?」
「うふふ……幻想郷は全てを受け入れますわ♪」
5年後……
「ちびゆか、変身よ!」
「わかったママ!」
「スキマコズミックパワー、メイクアップ!」
「スキマプリズムパワー、メイクアップ!」
「「レイムに代わってO・SHI・O・KI・よ☆」」
「くははははは! 5年間スキマ空間で鍛えさせてもらった。感謝しているぞキュア ウサンクサイ、いやセーラースキーマ!」
「く……この魔力は一体!?」
「ママ、体が震えて……こ、こわいよぉ」
「大丈夫よ、ちびゆか。私が守ってみせる!」
「くっくっく……感動的だな。だが無意味だ。死ね!」
「やめて紫! お姉様! 私の為に争うのはやめて!」
「フラ……ン……はっ! 私は、何を……ぐはぁ!」
「お姉様!?」
「いけない! スキマに操られているわ!」
「うごごごご、スキマとは一体……」
「おねえさまぁぁぁぁぁぁぁ!!」
幻想郷は救われた。
しかしその平和に、レミリアの姿は無かった。
悲しい犠牲のもと築かれた平和。
だが私は知らなかった。
その平和が、一時のものであると……
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「という本を書いてみたのよ。どうかしらレミィ?」
「そぉい!!」
「むきゅ!?」
ナイス藍!
そして、タグ通り凄いカオスでしたwww
クソッ、ここまで耐えたのに……www
これ、カオス90%じゃなくて98%のが・・・
パッチェさんになにがあった。
↓
TT
でしょう
……カカオ?
それとゆかフラじゃなくてフラゆかな気がしたんだ・・・どっちが先かでちびゆかが出来るまでの妄想経緯が変わるんでそこのところをはっきりさせて欲しい(真顔)
戦いで動くたびに、服の中でこすれて服の上からも確認できるくらいになr乱射魔ナイス!
>クソッ、ここまで耐えたのに……www
「そぉい!!
>空白の五年がすごい気になるw
それはそれは濃厚な素敵な妄想が膨れる世界がですね……
あぁ膨れるってそういう
>パッチェさんになにがあった。
「そぉい!!」
>TT
誤字報告感謝!
でも個人的にはBBでも可。むしろ産毛がマイジャスティス!
「お姉様とお風呂はいるの嫌!」
「な、なんだってー!?」
「(だって生えてきて恥ずかしいんだもん……)」
>はっきりさせて欲しい(真顔)
「昨日は私が上だったから、今日は紫が……いいでしょ?」
「折角だから今日はお互いに……ね?」
フランのおなかに子供が宿る日も近いかもしれない。
>「ゆかフラ」……何よもっと拝見したいじゃない……。
ゆかフラはもっと流行ってもいいとおもうんだ!
ちびゆか、ちびフラ流行れ