「すまない、貴重な時間を割かせてしまって」
「構わないわ、仕事の内よ」
永琳はそう言って記録用のメモ用紙を取り出し慧音に質問を始めた
「まず、具体的な症状を」
慧音は事前に症状を書き連ねたメモ用紙を用意していたらしく、こちらに渡してきた、質問する手間が省けた。
「ふぅん、珍しいわね、こんな病気」
「そんなに悪い物か?」
「そうね、これは治る見込みは無いかもしれないわ。」
「…そんな」
慧音は絶望した、最近人里の青年の一部の行動がおかしくなってきているのを薄々感じていたが、こうまでも重い病気だったとは…これでは、里の守護者として、教師として失格ではないか。
「具体的な症状はこれくらいかしら」
・ある日を境にして、里の一部の者が濃い髭を生やし、『オッコンメラー!』と叫びながら雪合戦をしていた
・次にそれを見ていた青年達が『イェー! グッドキル!グッドキル!』と叫び雪合戦に参加
・ファブリーズを吹きかけるだけでどんな傷も治り死の淵から復活出来ると思いこむ若者の増加、似たような症状にはサンドイッチをやたらと食べたがる、食べると体力全回復すると思いこんでいる
・CQCという体術を使いこなす者が出始め、瞬間火力はバールのようなものを超える、目撃例としては紅魔館の門番が『首締め ジュードー CQC』と歌いながら侵入者相手に技を披露したとか
・ジャンプをする際、『イッチャ!』とか『ホイッチャ!』という言葉を口走る、さらには物を投げるとき『ボムを…投げるよっ!』という、これは女性の罹患数が極端に多い
・チェルノブイリにモノリスが居ると信じてやまず、言語野への影響が顕著に出始める、症例としては
『パマギーチェ!』『ヤラーニャ!ヤラーニャ!』『ンー、マツオバショウ』と叫び始める。
・ほとんどの患者がフルオート火器を好む傾向にある中、ロシア兵のギリースーツを着て身軽に走り回り、.357マグナムリボルバーとナイフのみで戦う者が少数確認されている
・また、『一暴れすんべぇ』や『ハーイ、サヨナラァー』、『先生を呼んでくれ!』などが自然な日本語として、聞こえてくるなど日常生活に少なからず支障が出る
・地上にある物は何でも壊せると思いこんでいる患者が急増、この患者の特徴として、俺についてこい系の人間にイノウェトゥドゥ!イノウェトゥドゥ!などと叫んでいる姿が確認されている
・自分が倒れた場合、『坂田晴美じゃん!』という女性の名前を叫ぶ患者を確認
・また多重人格の症状が激しい、普段は米軍もしくはロシア軍の兵士として振舞うが、随時、自衛隊やフィンランド軍、中華人民解放軍など世界中の軍人の人格と入れ替わる。だが心の故郷はチェコとなっている
・一部の患者には『ジャベリンを撃つ程度の能力』を習得している者がいる
・少数の患者はやたら物事を仕切りたがるという症状を持ち、涙腺が緩くなって涙もろくなるのが特徴である
・相手のやる気とHPを見破れる邪気眼が備わっている患者も見受けられる
・ゲリラは未来の人間は先祖帰りして前近代的な武器を好んで使用し、不老不死となった押○監督が惑星ヘルガーンの文化に多大な影響を与えると想像している
・何か物体に遭遇した時に"10 o'clock enemy T72 500"(10時方向、敵T72、500m)と方位、種別、距離を報告する患者も存在する
・全ての患者に共通することは、ゴミなどをゴミ箱に入れる際『Fire in the hole!』と叫ぶ
「あぁそうだ、で、病名は何なんだ?」
慧音が永琳に詰め寄った。
「…冷静になって、聞いて下さい、病名は、FPS症候群です」
「は?」
「FPS症候群です」
永琳がまたしてもその名前を言った
「い、いや、病名は分かった、対処法は…」
「…その軍事知識で、自宅警備員をやらせるより、他ありません。」
永琳の言葉を聞いて、聞くだけ無駄だと分かった慧音は永遠亭を後にした。
「構わないわ、仕事の内よ」
永琳はそう言って記録用のメモ用紙を取り出し慧音に質問を始めた
「まず、具体的な症状を」
慧音は事前に症状を書き連ねたメモ用紙を用意していたらしく、こちらに渡してきた、質問する手間が省けた。
「ふぅん、珍しいわね、こんな病気」
「そんなに悪い物か?」
「そうね、これは治る見込みは無いかもしれないわ。」
「…そんな」
慧音は絶望した、最近人里の青年の一部の行動がおかしくなってきているのを薄々感じていたが、こうまでも重い病気だったとは…これでは、里の守護者として、教師として失格ではないか。
「具体的な症状はこれくらいかしら」
・ある日を境にして、里の一部の者が濃い髭を生やし、『オッコンメラー!』と叫びながら雪合戦をしていた
・次にそれを見ていた青年達が『イェー! グッドキル!グッドキル!』と叫び雪合戦に参加
・ファブリーズを吹きかけるだけでどんな傷も治り死の淵から復活出来ると思いこむ若者の増加、似たような症状にはサンドイッチをやたらと食べたがる、食べると体力全回復すると思いこんでいる
・CQCという体術を使いこなす者が出始め、瞬間火力はバールのようなものを超える、目撃例としては紅魔館の門番が『首締め ジュードー CQC』と歌いながら侵入者相手に技を披露したとか
・ジャンプをする際、『イッチャ!』とか『ホイッチャ!』という言葉を口走る、さらには物を投げるとき『ボムを…投げるよっ!』という、これは女性の罹患数が極端に多い
・チェルノブイリにモノリスが居ると信じてやまず、言語野への影響が顕著に出始める、症例としては
『パマギーチェ!』『ヤラーニャ!ヤラーニャ!』『ンー、マツオバショウ』と叫び始める。
・ほとんどの患者がフルオート火器を好む傾向にある中、ロシア兵のギリースーツを着て身軽に走り回り、.357マグナムリボルバーとナイフのみで戦う者が少数確認されている
・また、『一暴れすんべぇ』や『ハーイ、サヨナラァー』、『先生を呼んでくれ!』などが自然な日本語として、聞こえてくるなど日常生活に少なからず支障が出る
・地上にある物は何でも壊せると思いこんでいる患者が急増、この患者の特徴として、俺についてこい系の人間にイノウェトゥドゥ!イノウェトゥドゥ!などと叫んでいる姿が確認されている
・自分が倒れた場合、『坂田晴美じゃん!』という女性の名前を叫ぶ患者を確認
・また多重人格の症状が激しい、普段は米軍もしくはロシア軍の兵士として振舞うが、随時、自衛隊やフィンランド軍、中華人民解放軍など世界中の軍人の人格と入れ替わる。だが心の故郷はチェコとなっている
・一部の患者には『ジャベリンを撃つ程度の能力』を習得している者がいる
・少数の患者はやたら物事を仕切りたがるという症状を持ち、涙腺が緩くなって涙もろくなるのが特徴である
・相手のやる気とHPを見破れる邪気眼が備わっている患者も見受けられる
・ゲリラは未来の人間は先祖帰りして前近代的な武器を好んで使用し、不老不死となった押○監督が惑星ヘルガーンの文化に多大な影響を与えると想像している
・何か物体に遭遇した時に"10 o'clock enemy T72 500"(10時方向、敵T72、500m)と方位、種別、距離を報告する患者も存在する
・全ての患者に共通することは、ゴミなどをゴミ箱に入れる際『Fire in the hole!』と叫ぶ
「あぁそうだ、で、病名は何なんだ?」
慧音が永琳に詰め寄った。
「…冷静になって、聞いて下さい、病名は、FPS症候群です」
「は?」
「FPS症候群です」
永琳がまたしてもその名前を言った
「い、いや、病名は分かった、対処法は…」
「…その軍事知識で、自宅警備員をやらせるより、他ありません。」
永琳の言葉を聞いて、聞くだけ無駄だと分かった慧音は永遠亭を後にした。
端から端までわからない!w