この気持ちに気付いたのはいつのことだったろうか。
認めるのも恥ずかしい話だが、私はどうやらあいつに惚れちまってたようなのだ。
いつからなんていうのは、もう忘れた。
恋は気付いたら始まってるんじゃないか、と誰かさんは言っていたし、私もそういうものなのだと思う。
この気持ちを伝えるなんてことは全く考えてない。
どうやって伝えたらいいのかすら分からないのに、そんなの、夢みたいな話だ。
だから、適当に押し殺してしまうのが一番なのだと思う。
言わないで諦めてしまうなんて、らしくない話だけれど、手段が分からなかったのだ。
諦めると決めたはずなのに、たまに、どうしてどうやって伝えるかを考える自分に気付いて、嫌になる。
神社に行く時、やたらと軽くなる体に気付いて、未練がましいな、と嫌になる。
嫌になることが多くなってきて、でも、自分が原因だからどうしようない気分になる。
誰かさんに心配されてしまったのが歯がゆくて、ごめんとも大丈夫とも言えない自分がまた嫌になった。
言えたらなあ。
そう思うことが多くなった。
伝えることすら諦めた、とつぶやけたならどんなに楽なのだろうと思うことが、多くなった。
きっと、どんなことでも、言ってしまえれば、魔法みたいに軽くなるのだ。
そのくせして、溜め込んでいるとどんどん重くなってしまうのだから、たまらない。
そのうち、胸のうちのどろどろが固まりきって、身動きが取れなくなってしまうんじゃないかってくらいだ。
うじうじするのは苦手なのに。どうして私はこうも諦めが悪いのだろう。
最初から諦めるって考えてるのに、いまだに縋り続けてるのはみっともない。
感情ってのは本当に厄介だと思う。ああもうって全てを放り出せたらいいのに。
「神社、行くか」
そういう声を聞いて、また軽くなる体に私は絶望するのだ。
それでも、霊夢の箒に会いたいと、思ってしまう自分が、どうしようもなく、嫌だった。
「――――……っていう夢を見たんだ」
「そんな気持ち悪い箒、捨ててしまえ」
認めるのも恥ずかしい話だが、私はどうやらあいつに惚れちまってたようなのだ。
いつからなんていうのは、もう忘れた。
恋は気付いたら始まってるんじゃないか、と誰かさんは言っていたし、私もそういうものなのだと思う。
この気持ちを伝えるなんてことは全く考えてない。
どうやって伝えたらいいのかすら分からないのに、そんなの、夢みたいな話だ。
だから、適当に押し殺してしまうのが一番なのだと思う。
言わないで諦めてしまうなんて、らしくない話だけれど、手段が分からなかったのだ。
諦めると決めたはずなのに、たまに、どうしてどうやって伝えるかを考える自分に気付いて、嫌になる。
神社に行く時、やたらと軽くなる体に気付いて、未練がましいな、と嫌になる。
嫌になることが多くなってきて、でも、自分が原因だからどうしようない気分になる。
誰かさんに心配されてしまったのが歯がゆくて、ごめんとも大丈夫とも言えない自分がまた嫌になった。
言えたらなあ。
そう思うことが多くなった。
伝えることすら諦めた、とつぶやけたならどんなに楽なのだろうと思うことが、多くなった。
きっと、どんなことでも、言ってしまえれば、魔法みたいに軽くなるのだ。
そのくせして、溜め込んでいるとどんどん重くなってしまうのだから、たまらない。
そのうち、胸のうちのどろどろが固まりきって、身動きが取れなくなってしまうんじゃないかってくらいだ。
うじうじするのは苦手なのに。どうして私はこうも諦めが悪いのだろう。
最初から諦めるって考えてるのに、いまだに縋り続けてるのはみっともない。
感情ってのは本当に厄介だと思う。ああもうって全てを放り出せたらいいのに。
「神社、行くか」
そういう声を聞いて、また軽くなる体に私は絶望するのだ。
それでも、霊夢の箒に会いたいと、思ってしまう自分が、どうしようもなく、嫌だった。
「――――……っていう夢を見たんだ」
「そんな気持ち悪い箒、捨ててしまえ」
箒特有の何か別の甘さを感じた…
誰か一緒に立てかけてやってくれ
「知らないわよっ…いつも、別のオンナのお尻ばかり…信用できないっ」
しかしこの発想は無かったww
一緒になれるといいなww
実は密かに想っているんだな。
もうZUN帽が来ても驚かない
しかし、魔理沙の鬱屈した気持ちかと思わせつつこのラスト、
思わずガタターってズッコケそうになります。