Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

悪魔とてんしが居る館 13 終曲

2010/05/19 18:48:31
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この作品は「悪魔とてんしが居る館 12」の続きとなっております。
まずはそちらを読むことをお勧めいたします。

















んん~♪いい朝だわ~♪
そっか、今日でここのみんなといったんお別れか……べ、別に悲しくないよね?いつでも会いに来れるんだもの!
とりあえず早く食堂に行きましょう。

~~~~~~~~~~~~~
「おはよー」
「おはよう天子、ご飯できてるわよ」
「おはよっ♪」
「まったく……最後まで来るのが最後なのねあなたは」
「みんなが早すぎるのよーっと冷める前に食べよう食べよう!」

「「いただきまーす」」

あぁ~おいしいわねぇやっぱり咲夜の料理は……朝食らしくさっぱりとしてるけどおいしいわ~♪
でも今日で最後なのよねこうやって食べるの、めいっぱい味わって食べなきゃね♪

「「ごちそうさまでしたー」」

ふぅ……満足満足♪おいしかったわ~♪

~~~~~~~~~~~~~
「皆さん、衣玖さんがお見えになられましたよ」
「そう……これでお別れなのね、天子」
「えぇ、でもまた遊びに来るからそんな顔しちゃだめですよお嬢様♪」
「うー……そうね、笑顔で送り出してあげるわ!」

あぁレミリア、可愛すぎるその笑顔をお持ち帰りしたい!
ついでにフランもお持ち帰りしたい!

「おはようございます皆さん」
「衣玖……おはよう」
「総領娘様が大変お世話になったみたいでどうもありがとうございます」
「いやいや、むしろこっちがお世話になったよ」
「天子が来てから退屈しなくなったしね♪」
「そうね、私も楽しかったわよ♪」
「また遊ぼうね♪」
「お手柔らかに……ね」
「私が体調崩した時はあ、ありがとうね//」
「パチュリー、また本借りに来るわ♪」
「えぇ、いつでもいらっしゃい」
「元気でいてくださいね天子さん♪」
「今度はもっとお話しましょうね~♪」
「美鈴…小悪魔……えぇ、そっちも元気でいてね」

あぁ……昨日今日だけは絶対に泣かないって決めたのに、でもこんなに言われたら私だって……!
う、本気でやばい……

「い、衣玖!さっさといくわよ!」
「え?もういいんですか?」
「いいのよ!これ以上いたら気が持たないわ!じゃあねみんな!また来るから!」
「は、はぁ……分かりました、では皆さんお元気で」
「うん……またね♪会えるのずっと待ってるよ♪」
「ま、また来るのよ!絶対だからね!」
「天子、これは記念にあげるわ」

そういって咲夜が渡してきたものは……メイド服?これ私が着てたやつじゃないの、いい思い出になるわね。

「ありがとう咲夜、お世話になったわね」
「えぇ、元気でね」
「じゃあ行きますよ総領娘様」
「は~い」

~~~~~~~~~~~~~~
「総領娘様、よくがんばりましたね」
「え?そりゃそうよ!私を誰だと思ってるのかしら?」
「えぇと、我侭で自分勝手な天人様?」
「真面目に答えなくていいわよ!」

もう、衣玖って少し天然入ってるのかしらもう……

「……でも、今回の件で総領娘様の事見直しましたよ」
「え?」
「だって紅魔館のためになるようなこといっぱいしたじゃないですか、結構えらいって思ったんですよ」
「なによーそれじゃあ今までの私がいいことしなかったみたいじゃないのよ」
「え、だってそうじゃないですか」
「まぁそうだけど……まぁいいわ、私だってやれば出来るってことよ!」

なんか違う気もするけど大丈夫よね?ずれてないわよね?

~~~~~~~~~~~~~~~
「そろそろお昼ご飯ですよー」
「はーい今行くわー」

天界の料理ってほんとに久しぶりね……

「いただきま~す」
「はい召し上がれ」

うわまっず!今まではそう感じなかったけど咲夜とかさとりとかのご飯食べてたらすごいまっずいわ!
あぁ……我がグルメライフよ……戻ってきてぇ~!

「ごちそうさまでした……」
「お粗末さまでした、それで、2週間ほどですが働いてみてどうでしたか?」
「ん~そうねぇ、一言で言えば新鮮だったかな」
「まぁそうでしょうね、働くことなんて珍しい……というか初めてじゃないですか?」
「うるさいわね、それもあるし、いろんな人とあそこまで接したのは久しぶりだし、あとはちょっと事件が……」
「犬耳ですか?」
「な、なんでそのことを!?」
「文ちゃんに教えてもらいましたよ、写真付きで」

あ、あの天狗……今度会ったら全人類の緋想天ねやっぱり。
というかいつからちゃん付けで呼ぶようになったのよ!?
まぁ深くは追求しないけど……

「いい顔してましたねー写真の」
「い、いやあれは霊夢が……」
「それにしても嬉しそうでしたけど?」
「だーかーらー!それは―――」

このあと私は結構長い間衣玖に2週間の思い出を話した。
フランが遊びで何に対しても万能なこと、レミリアがカリスマっぽいけどめっちゃ可愛いこと。
地霊殿でも核の力を使ったり心を読んだりできるすごいやつらがいること。
犬耳が生えて大変だったこと……
私が延々と話し続けていただけのような気もするけど、衣玖はちゃんと聞いてくれて、そんな衣玖はやっぱり大好きだ。
やっぱりまだちょっと帰ってきて寂しいけど、衣玖とこうして二人でいるのもなかなか悪くない。
衣玖と2人で紅魔館とか地霊殿とかも行ってみたいなぁ……とか思ったり紅魔館のみんなと里とか行きたいなぁとかも思ったり。

まぁなんだかんだで今回の件は私にとっても勉強になったと思う、楽しかったしね。
こんな充実した毎日がずっと続くといいのになぁ……
どうもトイレットです。やっと1つの話を書き上げたよ!
もっと感動的な最終回にしたかったんですがそんな技能は無かったorz
さて、今回で最終回というわけですが
「悪魔とてんしがいる館」いかがだったでしょうか?
正直こんなに書き進められるとは思ってませんでしたw皆さんのおかげです!感謝!
ここまでお付き合いいただき本当にありがとうございました!

さて、早速いぬてんこに取り掛かるとするか……よかったらそちらの方もよろしくお願いしますね♪
トイレット
コメント



1.奇声を発する程度の能力削除
天子は良い子!!
いぬてんこも楽しみにしてます!!
2.華彩神護削除
お疲れさまでした。
3.名前が無い程度の能力削除
ついに完結ですか、お疲れ様でした。
今からいぬてんこちゃんが楽しみです。
4.名前が無い程度の能力削除
いい話でした。


>すごいまっずいわ!
こらっw

気持ちはわからんでもないけど
5.トイレット削除
>>1~4番様
ここまで読んでくれてありがとうございました!
いぬてんこもがんばるよ!

>すっごいまっずいわ!
 これはあれだよ、咲夜さんとかの料理がおいしすぎたんd
6.rapisu削除
お疲れ様でした。
いぬてんこの方も楽しみにしてます
それにしても……
>ま、また来るのよ!絶対だからね!
だーれーだーww
7.トイレット削除
>>6番様
レミリアだ!レミリアなんだきっと!

いぬてんこもよかったら読んでくださいね♪もう書き始めてるんでw