Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

フランちゃんとこいしちゃんが一緒に頑張る話

2010/05/07 21:45:38
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 ある日のことだった。
 図書館から現れたパチュリー・ノーレッジはマッチョだった。
 雄雄しい石像のような筋肉を持った彼女は、紅魔館を徘徊しはじめた。
 



 
 それを見たレミリアはショックでマッチョになった。
 可愛らしいドレスを破って現れた上半身は、まったく女性らしいところのまったくない見事としか言いようのない鳩胸だった。
 腕などもはや大木のようだ。
 そしてレミリアは泣いた。
 ショックのあまりに泣いたのだ。
 勿論、パチュリーがマッチョになったことについてだ。
 彼女は自分がマッチョだとは微塵も思わなかった。





 廊下で蹲って、顔を手で覆い、おいおいと泣くレミリア
 それを見た十六夜咲夜は、新たな新境地の始まりに身悶えて、マッチョになった。
 メイド服を破って裸体が晒される。
 まるでダビデ像のような見事な筋肉であった。
 レミリアと咲夜は抱き合い、共に涙を流した。
 それはあの有名なメロスのワンシーンを彷彿とさせた。





 それを見た徹夜明けの小悪魔もまた、マッチョになった。
 唸る筋肉。
 叫ぶ肉体。
 今にもはち切れそうな太もも。
 何もかも握りつぶしそうな腕。
 鉄よりも硬い、と豪語してもおかしくない、そんな肉体であった。





 それらを見たフランドール・スカーレットは迷うことなく自分の両目を破壊した。
 そして逃げ出した。
 紅魔館から逃げ出して、勘で地下に逃げ込んだ。
 そうして、がたがたと膝を抱えているところにたまたま古明地さとり。
 うっかり心の中を覗いてしまった彼女はマッチョになった。
 一瞬の記憶であるはずのそれは、心を読むことに慣れている妖怪にとって、堪らなく刺激の強いものであった。
 自分がマッチョだとは気づくこともなく。
 巌のような肉体を大きく構えた。クラウチングポーズである。
 フランドールは再生しかけた目をもう一度潰した。




 
 そこを通りかかった古明地こいし。
 彼女は心を閉じてしまっていたので、記憶を見ずにすみ、目の前でポーズをとる姉の姿を意識の外へ追いやることに成功したのである。
 彼女はフランドールに手を差し伸べた。
 フランドールは恐る恐るその手を取った。
 そして、二人して逃げ出した。
 安心できる所に行こう。
 彼らのいない所に行こう。
 まさしく脱兎の如く、逃げ出した。





 そして、今、この瞬間から、めくるめくロリィでポップなファンタジィが始まるのであった。
 それは辛く、哀しい道のりであったが、二人で手を取り合い、助け合い生きていくのである。
 ゆえにそれは、まさに生きるため、そして、愛の物語であった。






 中略






 その末に八雲紫の手によりマッチョは治りましたとさ。
 そして、フランドールとこいしは、末永く愛し合いましたとさ。






 めでたしめでたし。
シリアスなの書いていたはずなのに、いつの間にかマッチョになっていた。

どういうことか分からないけど一回こういうのやってみたかったんだなぁ、と。

でも反省。

きっともうマッチョとかやらない。

キャラ壊すのはあんまり良くないような気がします。

まぁ、ハッピーエンドなのでそれで。
月空
コメント



1.奇声を発する程度の能力削除
>中略
ふざけんなwwww一番大切な所wwwwww
2.黒音ヤマト削除
美鈴はマッチョにならなかったのか、それともデフォでマッチョなのか
3.名前が無い程度の能力削除
なぜ略したしwwwww
4.oblivion削除
こういう投げっぱなしなの大好きです
5.名前が無い程度の能力削除
マッチョふいたwww
6.名前が無い程度の能力削除
最初からシリアス要素のかけらも感じなかったぞwww
腹筋がマッチョになったwww
7.名前が無い程度の能力削除
こいふらちゅっちゅってことですね
わかります
8.名前が無い程度の能力削除
2行目から笑いっぱなしでしたwww