幻想郷

彼は何時頃から幻想郷へ行きたいと思っていたのであろうか・・それは誰も分からない。

彼が生まれてすぐだろうか？それとも遥か昔からだろうか・・？

彼は幻想郷へ行く手段を、とにかく考え抜いた。

１年が過ぎ、１０年が過ぎ、かなりの年月が経った。

しかし少しも分からなかった。

しかし彼は諦めず、幻想郷へ行ったときのための雑学が生活の方法などを考えた。

ある時はいろいろな宗教の考えや知識を参考にして、

またある時は神話や妖怪の事について真剣に学習した。

そしてまたある時は機械やPCについて熱心に学んだ・・

それから何年もまた過ぎた・・・ある日


結局、彼は幻想郷へ「行く事」はできないと悟った・・

しかし、彼は考え抜いた末に別の事も悟ったのだった・・・

「行く事が出来ないなら、私が幻想郷を作ればいいと」・・

そしてある日・・・

彼は自分の家にいた・・・

お酒を一人で飲んでいるがどこかうれしそうだ・・・

その答えはPCの中にあった・・

東方靈異伝・・・

まさに彼の作った最初の「世界(幻想郷)」である。

だが彼が本当に作りたかったのは後々「音楽の幻想郷」であると聞く・・

だが・・その真意は誰にも分からない。

それから何年も経ち・・時代は進んだ・・・また・・・幻想郷の時代も進んだ。

そして２０００年を飾る幻想郷の新時代の幕開けの・・

東方紅魔郷ができた・・・。

東方は皆に親しまれ今もなお楽しまれている。

これからも東方projectは続くであろう。

明日終わるか、永遠に終わらないか、なんて事は誰にも分からない。

でも確かのは東方はある一人の男によって作り上げられた、と言う事である。

そう・・・たった一人の男によって。

私達は彼をZUNと呼ぶ。

プロジェクトXみたいな感じで作ってみました。
でも改めて本当にZUNさんは凄いと思います。
まさに彼がいなけれ「東方project」は存在しませんでしたね。
心の底から尊敬します。

どうも読んでくれてありがとうございました。