メリーがすっぽんぽんになっていた。
よい子の集まる創想話であんまり克明に描写するとコアなファンが付いてしまって毛とか送られてしまうので言わないが、
とにかくピンク色のあれやこれやがてんやわんやでわっしょいしょいだった。
「メリー! 外で何やってるのよ!」 親切な友人はすっぽんぽんに忠告した。
「だって蓮子、旅の恥は脱ぎ捨てよ、って言うじゃない」
ここはBOU☆TOKYO。
SPP(すっぽんぽん)達の住むYOU☆KYOTOと一本の電車で結ばれた都市である。
今回彼女らは、いいともの観覧の旅に訪れたのだった。
「成程馬鹿野郎」 一言につき一回の突っ込みを入れないと済まない蓮子であった。
「何よ」 帽子だけは取らない辺り、自分の個性はそこに集約されていると自覚しているらしい。
「そんな格好でアルタに入れると思ってるの!?」
「大丈夫よ、人がいっぱいだもの、紛れちゃえば大丈夫!」
「じゃあ入れたとして、スタジオではどうするのよ?」
「大丈夫よ、タモさんのグラサンは黒いもの。 この世の全ての闇を凝縮してもあの黒さには敵わないわ」
「ぐっ…確かに……。 何て事!」
ちなみに、TOKYOでSPPになると半年くらい税金で生活できます。
言い合っていても仕方が無いので、とりあえずアルタへ向かう事にした。
道行く人々が皆、自分達の方を振り向くのを感じ、蓮子の顔は赤くなった。
(そう言えば、子供の頃、お母さんと街を歩いてると、皆振り向いて私の事を見てたっけ……)
(あの頃は可愛い可愛いって言われて、調子に乗ってたなぁ……ぐぁー恥ずかしい!)
街中を全裸で闊歩する女子と、道端で頭を抱えてあ゙ーってなってる女子、どっちと付き合いたいですか?
「ちょ、ちょっとそこのアンタ!」 見知らぬおばさんが、メリーを見て目を見開き、叫んだ。
「ちょっとメリー、怒られるじゃない、早く服着てよ!」
「川に流しちゃったもん……」
「おまっ、流し雛かよっ!」
「どうすんのこの空気」
「服着ろおおおおお!!」 三村を目指した結果がこれである。
「待って、待ってアンタ!」 おばさんが蓮子を制し、ついでに胸を揉んだ。
「アタシね[ピー]コって言うんだけど、ちょっとアンタの服チェックさせてちょうだいよ!」
そう言うや否や、[ピー]コはメリーの全身をまさぐり始めた。
戸惑うメリーだったが、[ピー]コの情熱的なファッションチェックに、次第に感じ始めていた。
(何なの、この気分……。 何て言うか……スピリチュアル!?) きゃらりーん☆
「ちょぉっと、洋モノは凄いわね、アンタこれドコ産?」
「メッ、メイドイン、ブリテンッッ!」
―――アルタはもう目の前である。
「じゃあ、100人の中で1人に該当するアンケートを……」
―――先ほど会った[ピー]コが、幸いにもいいともレギュラーだった事で、怪しまれる事無くアルタに辿り着いた二人。
江戸っ子ならではの粋な計らいで、特等席から観覧する事が出来た。
「良い人だったね、蓮子」
(特等席と言うよりむしろ隔離されてる気がする)
「えー、じゃあどうしよっかな…。 100人に1人でしょー?」
そう言って、ゲストは少し考え込んだ後、苦笑いと共に口を開いた。
「じゃあ、今ノーブラの人!」
”えーーーーーーーーーっ”
「え、居るぅ?」 サングラスがずり落ちそうになりながらも笑顔を絶やさない辺り、流石プロであると感じさせる。
「居るかも知れませんよ…?」
(確かに隣に居るけど……) メリーの整ったSPPをなるべく横目で見て、他人のふりに努める。
「じゃあ、スイッチオン!」
てーれれっててーれっ てーれれってててれてれ てーれれっててってれれれれれれてーれれてーれれてん!
0/100人
「押せよ!」
「えっ」
蓮子の視線の先には、手ブラをするSPPが居た。
しかしながら、その指の間からはしっかりとピンクのアレがむにむにとハミ出していた。
蓮子は、その日のいいとも選手権の結果が、どうしても思い出せなかった……。
「ねぇ、裸の親友が屈強な男達に押さえつけられて車に連れ込まれるのを、黙って見ている蓮子じゃないわよね?」
「ねぇってば」
ピーポーピーポー
「次に会う時は、きれいな体になって帰ってきてね、メリー……」
青春の1ページ。
よい子の集まる創想話であんまり克明に描写するとコアなファンが付いてしまって毛とか送られてしまうので言わないが、
とにかくピンク色のあれやこれやがてんやわんやでわっしょいしょいだった。
「メリー! 外で何やってるのよ!」 親切な友人はすっぽんぽんに忠告した。
「だって蓮子、旅の恥は脱ぎ捨てよ、って言うじゃない」
ここはBOU☆TOKYO。
SPP(すっぽんぽん)達の住むYOU☆KYOTOと一本の電車で結ばれた都市である。
今回彼女らは、いいともの観覧の旅に訪れたのだった。
「成程馬鹿野郎」 一言につき一回の突っ込みを入れないと済まない蓮子であった。
「何よ」 帽子だけは取らない辺り、自分の個性はそこに集約されていると自覚しているらしい。
「そんな格好でアルタに入れると思ってるの!?」
「大丈夫よ、人がいっぱいだもの、紛れちゃえば大丈夫!」
「じゃあ入れたとして、スタジオではどうするのよ?」
「大丈夫よ、タモさんのグラサンは黒いもの。 この世の全ての闇を凝縮してもあの黒さには敵わないわ」
「ぐっ…確かに……。 何て事!」
ちなみに、TOKYOでSPPになると半年くらい税金で生活できます。
言い合っていても仕方が無いので、とりあえずアルタへ向かう事にした。
道行く人々が皆、自分達の方を振り向くのを感じ、蓮子の顔は赤くなった。
(そう言えば、子供の頃、お母さんと街を歩いてると、皆振り向いて私の事を見てたっけ……)
(あの頃は可愛い可愛いって言われて、調子に乗ってたなぁ……ぐぁー恥ずかしい!)
街中を全裸で闊歩する女子と、道端で頭を抱えてあ゙ーってなってる女子、どっちと付き合いたいですか?
「ちょ、ちょっとそこのアンタ!」 見知らぬおばさんが、メリーを見て目を見開き、叫んだ。
「ちょっとメリー、怒られるじゃない、早く服着てよ!」
「川に流しちゃったもん……」
「おまっ、流し雛かよっ!」
「どうすんのこの空気」
「服着ろおおおおお!!」 三村を目指した結果がこれである。
「待って、待ってアンタ!」 おばさんが蓮子を制し、ついでに胸を揉んだ。
「アタシね[ピー]コって言うんだけど、ちょっとアンタの服チェックさせてちょうだいよ!」
そう言うや否や、[ピー]コはメリーの全身をまさぐり始めた。
戸惑うメリーだったが、[ピー]コの情熱的なファッションチェックに、次第に感じ始めていた。
(何なの、この気分……。 何て言うか……スピリチュアル!?) きゃらりーん☆
「ちょぉっと、洋モノは凄いわね、アンタこれドコ産?」
「メッ、メイドイン、ブリテンッッ!」
―――アルタはもう目の前である。
「じゃあ、100人の中で1人に該当するアンケートを……」
―――先ほど会った[ピー]コが、幸いにもいいともレギュラーだった事で、怪しまれる事無くアルタに辿り着いた二人。
江戸っ子ならではの粋な計らいで、特等席から観覧する事が出来た。
「良い人だったね、蓮子」
(特等席と言うよりむしろ隔離されてる気がする)
「えー、じゃあどうしよっかな…。 100人に1人でしょー?」
そう言って、ゲストは少し考え込んだ後、苦笑いと共に口を開いた。
「じゃあ、今ノーブラの人!」
”えーーーーーーーーーっ”
「え、居るぅ?」 サングラスがずり落ちそうになりながらも笑顔を絶やさない辺り、流石プロであると感じさせる。
「居るかも知れませんよ…?」
(確かに隣に居るけど……) メリーの整ったSPPをなるべく横目で見て、他人のふりに努める。
「じゃあ、スイッチオン!」
てーれれっててーれっ てーれれってててれてれ てーれれっててってれれれれれれてーれれてーれれてん!
0/100人
「押せよ!」
「えっ」
蓮子の視線の先には、手ブラをするSPPが居た。
しかしながら、その指の間からはしっかりとピンクのアレがむにむにとハミ出していた。
蓮子は、その日のいいとも選手権の結果が、どうしても思い出せなかった……。
「ねぇ、裸の親友が屈強な男達に押さえつけられて車に連れ込まれるのを、黙って見ている蓮子じゃないわよね?」
「ねぇってば」
ピーポーピーポー
「次に会う時は、きれいな体になって帰ってきてね、メリー……」
青春の1ページ。
黄色いやつ
8割書き切ってるじゃねえかwwww
もっとやれ。