初めて

　あのね最初は冗談かと思ってたんだよ？
だって突然やってきて、あんなこといわれて…
もちろん私は嫌じゃなかったよ？　むしろすごくうれしくてどきどきして…

　うん、でね？　おっきくて黒いのをね、その…触ってごらんって言われたの。
ちょこっと怖かったけど、でもそっと触ってみたらね、びくんっ！ってしてびっくりして手を離しちゃった。
　
　そしたら大丈夫だよ、怖くないよって言われてもう一度触ってみたの。
感触？　えっとすごく熱くて、硬くて…あとどくどく脈打ってたよ。

　しばらくなでてたらね、だんだん熱さが増していって、怖くなって手を離そうとしたらね
そろそろ頃合だから、これを口に含むんだって言うんだよ？　
いくら私が食いしん坊だからってこんなおっきいのは無理だよって言ったのに
無理やりお口に押し当てられて、やだやだってしたらお鼻をつままれて苦しくてお口を開けちゃったの

　ちょっとだけ開けたつもりだったのにぐいって押し込まれて、お口のなかいっぱいにされちゃったの。
すごく苦しくって止めてって言おうと思ったら、もっと奥まで飲み込むんだってどんどん押し込まれて
喉の奥にあたって、何度もおえってなって押し返そうとするんだけど力が入らなくて…

もう本当に無理って思い切って噛んじゃったの、そしたら黒いのがびくびくってなってお口からでてったの。
噛んじゃだめって言われてたのに噛んじゃったから怒られるかなって思ったんだけど
お口が無理なら別のところに入れるからねって言われたの。

どんって押されて転んじゃった。　私の寝床の中だったから痛くはなかったよ？
上から押さえつけられて入れるよって頭をなでてくれたの。
怖かったけどうんって言った。

そしたら、めりめりって食い込んできて千切れそうなほど痛くて声も出せなくなっちゃった。
まだ、先の方だけだぞって言われて痛くて我慢できなかったから、止めてって何度もお願いしたよ。
でも、痛いのははじめだけすぐに良くなるって言うの。

その間にもぐいぐい押し込まれて、急にずぼって一気にナカまで入れられちゃったの。
頭が真っ白になるくらい痛くて、ちょっと気絶しちゃってたよ。

気がついたらおっきいのがね私のナカを動き回ってるの、もうその時は痛みはあんまりなかったんだけど…
えっと…言わなきゃだめ？
だってすごく恥ずかしいんだよ？
う～…あのね…体中がねすごく…熱くなっちゃってすごかったの…

もうコレなしじゃいられない体になるよって耳元で言われて、体はどんどん熱くなって。
どうしたらいいかわからないのに私のナカで暴れて暴れて思わずしがみついちゃった。
そしたら、もう少しで終わるよってまた頭をなでてくれたの。

え、まだ言わなきゃ駄目？
もう！わかったよ、もう少しだけね！

頭をなでてもらった瞬間にね目の前が真っ白になってね。
体中が突っ張っちゃってびくびくしちゃうの。
息を吸ってるのか吐いてるのかもわからなくなって、ずっと声を出してた気がするよ。


うにゅうううううううううううううう！って…






　

「うにゅううううううううううううう！って…」
「お空…それって八咫さまとのフュージョンの話だよね？」
「うにゅ？　そうだよお燐」
「お空があたいをおいてオトナになっちまった…」
「うにゅ？」


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どうしよう投稿しちゃった。

お空に八咫烏様がフュージョンしたときの模様をお空の頼りないメモリよりお送りしました。
神奈子様に「八咫烏を取り込めば強くなってご主人の役に立てるよ」っていわれてがんばったお空のストーリー。
おっきくてあつい八咫さまを「胸に」突き刺されたら痛いでしょうねー。
それ以外の意味など断じてありません。断じてありません。