大変だ!魔界に訳ワカラン者達が攻めて来た!具体的には4人ほど! (あと、亀1匹
ああ!魔界の町が荒らされる!住民達が悲鳴をあげてる!
そんな人々の声を聞き、立ち上がった『創造主』!魔神ゴー!
あぁ、でもダメっぽい・・・お供のビューナス夢子ちゃんも、健闘足らず撃沈。
大破121機 轟沈24機 戦闘中行方不明2機 (味方含む)
ついに、創造主も倒れて・・・あぁ!見て!創造主の頭のリボンで結ばれた毛、通称「アホ毛」が、体から飛びだった!
霊夢 「逃すか!」
アホ毛「ただ逃げるんじゃないわ!勝利のための撤退よ!」
夢子 「向こうは・・・第7セクター!」
アリス「そこには、何があるの?」
夢子 「今の魔界の元になった区画。今は封印された禁域。
そこには、かつて、神綺様が使っていた体があるのよ」
アリス「え!? どういう事!?」
夢子 「あの、カリスマの微塵も感じさせない今までの体は、仮の姿。
そして、以前の体は、力が強力過ぎるため、第7セクターに封印されたの」
封印されし第7スクターの門を、「ゴゥン・・ゴゥン」と、何者かが内側から叩いてた。
そして、そこから出てきたのは、漆黒の衣をまとい、鬼にも近い表情の神綺!
アリス「何アレ!?」
夢子 「アレこそが神綺様の元の体。
神綺様は昔、抑え切れない力のせいで、第7セクターを滅ぼしてしまったの。
そして、自分が再び『破壊神』にならないように、肉体だけを第7セクターに封印したの」
アリス「じゃぁ、ここも・・」
夢子 「大丈夫!今の神綺様には私達が着いてる!
神綺様、破壊の力に、心まで支配されないで!」
ガキィーン! アホ毛が、門から出てきた神綺の頭にくっついた!
そして、紅色の翼を広げ飛翔し、侵入してきた4人(+1匹)と対峙した!
その神綺の表情は・・・
鬼のような顔でもなく、いつもの柔和な顔でもない・・
正に、カリスマを放出してる、凛々しく神々しい表情であった。
~BGM 「魔神「神綺」のテーマ」~
神か~ 悪魔か~ 魔界の創造主~
ズババン ズババン 稲妻で敵を討て~
頭の アホ毛は カリスマの証~
ズババン ズババン 立ち上がれ友のため~
大空駆けるぜ 神綺ウィング~
神の怒りだ 神綺ビーム!
待っていたぜ 創造神 魔神「神綺」~
カリスマの力だ お前の出番だ~
明日を掴め 破壊神 魔神「神綺」~
その パワーで 魔界守っていくんだ~
魔神「神綺」~
(以下、BGMエンドレス)
幽香 「こっちは、4人よ!」
神綺 「やめておきなさい。もはや、数の問題ではないわ」
魅魔 「そのセリフ・・・勝利を確信してるとでも言うの!?」
魔理沙「ただのコケ脅しに決まってるわ!」
神綺 「どうしても・・・と言うのなら仕方ないわね」
この日、破壊神は『救世主』になった。
ーEND-
(BGMフェードアウト)
神綺 「何、これ?」
夢子 「神綺様のプロモです。これで、カリスマ度UP、間違いなし!」
神綺 「いや、私別に、元の体とか無いし。この結んである髪も取れないし」
夢子 「知ってます。でも、『こんな隠された事実がある!』という所に、庶民は惹かれるのです!」
神綺 「でも、今更、なんでこんな物を?」
夢子 「決まってます!アリスが幻想郷で活躍してるんですから、神綺様の活躍の場を作るためです!」
神綺 「あのね、夢子ちゃん。私は活躍はしてないけど、地味に忙しいのよ」
ー完ー
大丈夫!カリスマが無くったって惹かれています!!
華々しさは余りいらないのです。まあ勿論、多少はそういった仕事もあります。
それをわかっているこの神綺様は十分カリスマ的な人格を持っています。
私の中では神綺様は妖々夢の幽々子クラスのカリスマです。