あらすじ
なおるよ!
「こんぱきゅさーん」
「はーい」
♪すきすきすきすきすきすき あいしてる
すきすきすきすきすきすき こんぱきゅさん
けんぎはあざやかだよ いっきゅうひん
りょうりはまんてんだよ いっきゅうひん
ようしはりりしく いっきゅうひん
だけどれんあい からっきしだよ さんきゅうひん
アーアー なむさんだー
みょんちんかんちん みょんちんかんちん きにしない
きにしない きにしない きにしない
のぞみはたかく はてしなく
わからんちんども とっちめちん
みょんちんかんちん こんぱきゅさん
すきすきすきすきすきすき あいしてる
すきすきすきすきすきすき こんぱきゅさん こんぱきゅさん♪
-屏風の虎退治-
天下泰平春爛漫。
桜舞い散る西行寺。
とんち小僧のこんぱきゅさん。
今日も今日とて庭掃除。
さやりさやりと春の風。
銀の髪の毛ゆらしてく。
さやりさやりと竹箒。
桜の花びらあつめてく。
「今年も桜が満開だなぁ」
ひとつため息、手を止めて。
仰いだ空が、こんなに青い。
いい天気だなぁ。
休もうかなぁ。
なまけ心がむくむくと。
あわてないあわてなーいとささやいた。
「一休み、一休み……」
ぶるぶるぶる。
「いけない。私は修行中の身。安易に楽な考えに心を委ねては」
心の弱さに即反逆。
トリーズナーだよ、こんぱきゅさん。
「さて、掃除を続けないと…」
「こんぱきゅさーん」
「おや? この声は…」
金毛九尾のお武家さま。
その名も蜷川藍右衛門。
苗字の読み方、わかりません。
「にながわ」です。
「藍右衛門さん、お久しぶりです」
「お久しぶりだね、こんぱきゅさん」
「和尚様にご用事ですか?」
「そうではないよ、こんぱきゅさん」
ふさふさ尻尾がへにゃりと垂れて。
藍右衛門さん、肩おとす。
「将軍さまの紫さまが、こんぱきゅさんをお呼びでね」
将軍さまの紫さま。
気まぐれわがまま困ったちゃん。
今日も難題解かせてみようか。
とんち小僧のこんぱきゅさんに。
「難題と聞いて歩いてきたわ」
金閣寺でおかえり。
「みょんな気配が」
「気にするな」
「はい気にしません」
「お願いできるか、こんぱきゅさん?」
わかりましたと頷いて。
お城へ向かうよ、こんぱきゅさん。
歩いて向かうよ、こんぱきゅさん。
-このはしわたるべからず-
お城の途中に橋がある。
橋のわきには立て看板。
『このはしわたるべからず』
「飛んできましょう、藍右衛門さん」
「そうしようか、こんぱきゅさん」
飛んでった。
-屏風の虎退治-
ここは天下のマヨヒガ城。
将軍さまの紫さま。
面を上げよとのたまった。
「ねぇねぇこんぱきゅ」
ねぇこんぱきゅ。
「実はとっても困っているのよ」
「お歳のことで?」
「藍右衛門~」
すぐ-Illusion-
「ゆかりんは少女臭っつってんだろこのダラズ」
超睨まれた。
「ねぇねぇこんぱきゅ」
ねぇこんぱきゅ。
「なんでしょうか、将軍さま…」
やや涙声。
「頼みがあるのよ」
「なんなりと…」
歳の話は禁句だよ。
パンパンパンと手を叩き。
やってきたのは一枚屏風。
虎の描かれた一枚屏風。
「屏風ですか?」
「屏風なの」
夜な夜な虎が抜け出して。
城で悪さをするらしい。
にやにやにやにや紫さま。
退治してよと、仰った。
今日の難題、虎屏風。
どんなとんちでくるかしら。
とんち小僧のこんぱきゅさん。
即座に一閃、切り返す。
ぽくぽくちーんは?
やりません。
「屏風の虎が出てくれば、見事私が退治します」
にこりと微笑み紫さま。
指をくるりとひとまわし。
弄って二次元、三次元。
境界弄ってちょちょいのちょい。
屏風の虎が、飛び出した。
「ホントに出てきた!?」
「お願いね♪」
ごう、と一声、虎が吼え。
こんぱきゅさんに、飛び掛かる。
絶体絶命、こんぱきゅさん。
ペキィ
どぅ
「―――戯れなれば、当身にて」
―――こんぱきゅの放った拳が虎の顔面にめり込んだ。
―――倒れ伏した虎の顔面は二倍に膨れ上がっていた。
「――藍右衛門」
「は」
「出来ておる喃、こんぱきゅは」
正気にてとんちはならず
問答はシグルイなり
なおるよ!
「こんぱきゅさーん」
「はーい」
♪すきすきすきすきすきすき あいしてる
すきすきすきすきすきすき こんぱきゅさん
けんぎはあざやかだよ いっきゅうひん
りょうりはまんてんだよ いっきゅうひん
ようしはりりしく いっきゅうひん
だけどれんあい からっきしだよ さんきゅうひん
アーアー なむさんだー
みょんちんかんちん みょんちんかんちん きにしない
きにしない きにしない きにしない
のぞみはたかく はてしなく
わからんちんども とっちめちん
みょんちんかんちん こんぱきゅさん
すきすきすきすきすきすき あいしてる
すきすきすきすきすきすき こんぱきゅさん こんぱきゅさん♪
-屏風の虎退治-
天下泰平春爛漫。
桜舞い散る西行寺。
とんち小僧のこんぱきゅさん。
今日も今日とて庭掃除。
さやりさやりと春の風。
銀の髪の毛ゆらしてく。
さやりさやりと竹箒。
桜の花びらあつめてく。
「今年も桜が満開だなぁ」
ひとつため息、手を止めて。
仰いだ空が、こんなに青い。
いい天気だなぁ。
休もうかなぁ。
なまけ心がむくむくと。
あわてないあわてなーいとささやいた。
「一休み、一休み……」
ぶるぶるぶる。
「いけない。私は修行中の身。安易に楽な考えに心を委ねては」
心の弱さに即反逆。
トリーズナーだよ、こんぱきゅさん。
「さて、掃除を続けないと…」
「こんぱきゅさーん」
「おや? この声は…」
金毛九尾のお武家さま。
その名も蜷川藍右衛門。
苗字の読み方、わかりません。
「にながわ」です。
「藍右衛門さん、お久しぶりです」
「お久しぶりだね、こんぱきゅさん」
「和尚様にご用事ですか?」
「そうではないよ、こんぱきゅさん」
ふさふさ尻尾がへにゃりと垂れて。
藍右衛門さん、肩おとす。
「将軍さまの紫さまが、こんぱきゅさんをお呼びでね」
将軍さまの紫さま。
気まぐれわがまま困ったちゃん。
今日も難題解かせてみようか。
とんち小僧のこんぱきゅさんに。
「難題と聞いて歩いてきたわ」
金閣寺でおかえり。
「みょんな気配が」
「気にするな」
「はい気にしません」
「お願いできるか、こんぱきゅさん?」
わかりましたと頷いて。
お城へ向かうよ、こんぱきゅさん。
歩いて向かうよ、こんぱきゅさん。
-このはしわたるべからず-
お城の途中に橋がある。
橋のわきには立て看板。
『このはしわたるべからず』
「飛んできましょう、藍右衛門さん」
「そうしようか、こんぱきゅさん」
飛んでった。
-屏風の虎退治-
ここは天下のマヨヒガ城。
将軍さまの紫さま。
面を上げよとのたまった。
「ねぇねぇこんぱきゅ」
ねぇこんぱきゅ。
「実はとっても困っているのよ」
「お歳のことで?」
「藍右衛門~」
すぐ-Illusion-
「ゆかりんは少女臭っつってんだろこのダラズ」
超睨まれた。
「ねぇねぇこんぱきゅ」
ねぇこんぱきゅ。
「なんでしょうか、将軍さま…」
やや涙声。
「頼みがあるのよ」
「なんなりと…」
歳の話は禁句だよ。
パンパンパンと手を叩き。
やってきたのは一枚屏風。
虎の描かれた一枚屏風。
「屏風ですか?」
「屏風なの」
夜な夜な虎が抜け出して。
城で悪さをするらしい。
にやにやにやにや紫さま。
退治してよと、仰った。
今日の難題、虎屏風。
どんなとんちでくるかしら。
とんち小僧のこんぱきゅさん。
即座に一閃、切り返す。
ぽくぽくちーんは?
やりません。
「屏風の虎が出てくれば、見事私が退治します」
にこりと微笑み紫さま。
指をくるりとひとまわし。
弄って二次元、三次元。
境界弄ってちょちょいのちょい。
屏風の虎が、飛び出した。
「ホントに出てきた!?」
「お願いね♪」
ごう、と一声、虎が吼え。
こんぱきゅさんに、飛び掛かる。
絶体絶命、こんぱきゅさん。
ペキィ
どぅ
「―――戯れなれば、当身にて」
―――こんぱきゅの放った拳が虎の顔面にめり込んだ。
―――倒れ伏した虎の顔面は二倍に膨れ上がっていた。
「――藍右衛門」
「は」
「出来ておる喃、こんぱきゅは」
正気にてとんちはならず
問答はシグルイなり
シグルイネタがわからないのが悔やまれる。
(じょにーず氏の前で うどん玉の如く 大脳がこぼれ落ちた)
このオープニングでそのオチは読めねぇ・・・
腹筋よじれそうですwww
はかった喃
はかってくれた喃