あらすじ
メルポ
幻想郷のヤマザナドゥ。
小さな閻魔の映姫さま。
「小町、小町、ほら起きて」
小野塚小町のおヨメさん。
三途の川のほとりにひとつ。
つつましやかな一軒家。
小野塚小町と四季映姫。
二人の住んでる一軒家。
夜が明けたよ朝だよ仕事だ。
奥さん旦那をやさしく起こす。
「小町、小町、ほら起きて」
「ん~映姫さま~、あと五分~」
「むう」
もそもそもそ。
起きやしない。
布団に隠れて丸まる小町。
敵は手ごわい寝ぼすけだ。
さてさてどうする映姫さま?
1.怒鳴って起こす(FinalA)
2.乗っかって起こす(FinalB)
3.優しく起こす(Extra)
4.思い起こす(Phantasm)
-1.怒鳴って起こす-
「何サボってるの!小町!」
「きゃん!」
飛び起きた。
-2.乗っかって起こす-
「えい!」
「きゃん!」
布団の上にぽふんと飛び乗り。
腰を挟んでマウントポジション。
「タップしたまえ」
「おもしれえジョークだ」
メンチローゾ
それなんて嘘つき?
-3.優しく起こす-
「小町……」
「ん………」
♪ちゅん
ちゃらららーららら ちゃららららららら
ちゃらららーららら ちゃららららら♪
優しい声で、小町の顔に。
静かに乗せる、白い布。
♪呼吸を止めて
一秒あなた
真剣な目をしたから♪
「……………」
「むぷ……………」
-綺麗な顔だろ?-
-死んでるんだぜ-
「タッちゃん……」
♪そこからなにも
言えなくなるの♪
「ぷはぁ!? え、映姫さま、あたいを殺す気ですか!?」
♪星屑ロンリネス♪
-4.思い起こす-
押しても引いても揺すっても。
小町はさっぱり起きやしない。
「もう……昔はちゃんと起きてくれたのに」
軽くため息つきながら。
思い出すのはあの日の記憶。
「小町…」
「映姫さま…」
「結婚してください…泣かせるようなことは絶対しません」
「……」
「残りの人生を私に…ください」
「ひとつだけ、約束…守って…ください」
「……」
「お願いです… 一日でいいから
あたいより長生きしてください…」
「………」
「もう、ひとりじゃ、生きていけそうにないから…」
「正直言って、あなたがねたましいです…遺品を返したところで小町…あなたのこ」
「人の過去を捏造しないでくださいよ!」
悲しみよこんにちわ。
-エンディング-
三途の川の一軒家。
すったもんだで小町も起きて。
二人で朝食、いただきます。
「もっと普通に起こしてくださいよ~」
「普通に起こして起きるなら私もそうしてます」
「ひ~ん……あ、お味噌汁おいし」
「今日のは自信作です」
「お出汁、変えたんですね」
「わかります?」
「そりゃもう。ん~おいし~♪」
「ふふ、おかわりもありますからね」
「はーい。えへへ」
「?」
「こんないいお嫁さんと夫婦になれて、あたい幸せだなぁ…」
「……もう」
あ、えーきさまあかくなったー。かわいー。
ぽっと赤らむ白い頬。
俯き恥らう閻魔さま。
「――それはこちらも同じです」
「? なにか言いました?」
「いえ、なにも。ほら、早く食べちゃいなさい」
「はーい。映姫さま、おかわりー」
「はいはい」
いつまで経ってもおあついことで。
いろんな意味で、ごちそうさま。
「それじゃ、あとかたづけと戸締りはお願いしますね、小町」
「はい。洗濯物もやっときま」
「いいです」
「いえ、あたいがやりま」
「いいです」
「……………」
「……………」
「………………あの映」
「下着の数が」
「……………」
「一枚足りないのです」
「……………数え間」
「お気に入りの縞ぱんなので」
「……………」
「枚数はきっちり把握してます」
「……………なくしたと」
「小町」
「はい」
「あとで戻しておいてくださいね?」
「いや、あた」
「も ど し て お い て く だ さ い ね ?」
「………………………………………………………………はい」
しょぼーん。
肩を落とした小町を尻目に。
帽子を被って卒塔婆を持って。
ヤマザナドゥのおでましだ。
「――なんで私がいるのにぱんつなんか…」
「……あ、何か言いました?」
「なんでもありません」
「はーい…」
「それじゃ、いってきますね、小町」
「あ、映姫さま、忘れ物ですよ」
「え?」
立ち止まっては指差し確認。
ティッシュにハンカチ忘れてない。
「お弁当もありますよ?」
「そうじゃないですよ、ほら」
「あ……」
つんつんつん。
ほっぺを突いたら思い出す。
「……もういい加減やめにし」
「映姫さま」
「……はい」
「あたい、映姫さまのこと大好きですよ」
にっこりと。
愛しい旦那は、微笑んだ。
「――小町、ずる」
「それとも」
「う…」
「映姫さまは、あたいのこと嫌いですか?」
「………………」
照れる奥さん真っ赤になって。
答える代わりに、背伸びした。
ちゅ
「えへへ……いってらっしゃい、映姫さま」
「いってきます―――――あなた」
三途の川のほとりにひとつ。
つつましやかな一軒家。
小野塚小町と四季映姫。
二人の住んでる一軒家。
愛の溢れる、一軒家。
メルポ
幻想郷のヤマザナドゥ。
小さな閻魔の映姫さま。
「小町、小町、ほら起きて」
小野塚小町のおヨメさん。
三途の川のほとりにひとつ。
つつましやかな一軒家。
小野塚小町と四季映姫。
二人の住んでる一軒家。
夜が明けたよ朝だよ仕事だ。
奥さん旦那をやさしく起こす。
「小町、小町、ほら起きて」
「ん~映姫さま~、あと五分~」
「むう」
もそもそもそ。
起きやしない。
布団に隠れて丸まる小町。
敵は手ごわい寝ぼすけだ。
さてさてどうする映姫さま?
1.怒鳴って起こす(FinalA)
2.乗っかって起こす(FinalB)
3.優しく起こす(Extra)
4.思い起こす(Phantasm)
-1.怒鳴って起こす-
「何サボってるの!小町!」
「きゃん!」
飛び起きた。
-2.乗っかって起こす-
「えい!」
「きゃん!」
布団の上にぽふんと飛び乗り。
腰を挟んでマウントポジション。
「タップしたまえ」
「おもしれえジョークだ」
メンチローゾ
それなんて嘘つき?
-3.優しく起こす-
「小町……」
「ん………」
♪ちゅん
ちゃらららーららら ちゃららららららら
ちゃらららーららら ちゃららららら♪
優しい声で、小町の顔に。
静かに乗せる、白い布。
♪呼吸を止めて
一秒あなた
真剣な目をしたから♪
「……………」
「むぷ……………」
-綺麗な顔だろ?-
-死んでるんだぜ-
「タッちゃん……」
♪そこからなにも
言えなくなるの♪
「ぷはぁ!? え、映姫さま、あたいを殺す気ですか!?」
♪星屑ロンリネス♪
-4.思い起こす-
押しても引いても揺すっても。
小町はさっぱり起きやしない。
「もう……昔はちゃんと起きてくれたのに」
軽くため息つきながら。
思い出すのはあの日の記憶。
「小町…」
「映姫さま…」
「結婚してください…泣かせるようなことは絶対しません」
「……」
「残りの人生を私に…ください」
「ひとつだけ、約束…守って…ください」
「……」
「お願いです… 一日でいいから
あたいより長生きしてください…」
「………」
「もう、ひとりじゃ、生きていけそうにないから…」
「正直言って、あなたがねたましいです…遺品を返したところで小町…あなたのこ」
「人の過去を捏造しないでくださいよ!」
悲しみよこんにちわ。
-エンディング-
三途の川の一軒家。
すったもんだで小町も起きて。
二人で朝食、いただきます。
「もっと普通に起こしてくださいよ~」
「普通に起こして起きるなら私もそうしてます」
「ひ~ん……あ、お味噌汁おいし」
「今日のは自信作です」
「お出汁、変えたんですね」
「わかります?」
「そりゃもう。ん~おいし~♪」
「ふふ、おかわりもありますからね」
「はーい。えへへ」
「?」
「こんないいお嫁さんと夫婦になれて、あたい幸せだなぁ…」
「……もう」
あ、えーきさまあかくなったー。かわいー。
ぽっと赤らむ白い頬。
俯き恥らう閻魔さま。
「――それはこちらも同じです」
「? なにか言いました?」
「いえ、なにも。ほら、早く食べちゃいなさい」
「はーい。映姫さま、おかわりー」
「はいはい」
いつまで経ってもおあついことで。
いろんな意味で、ごちそうさま。
「それじゃ、あとかたづけと戸締りはお願いしますね、小町」
「はい。洗濯物もやっときま」
「いいです」
「いえ、あたいがやりま」
「いいです」
「……………」
「……………」
「………………あの映」
「下着の数が」
「……………」
「一枚足りないのです」
「……………数え間」
「お気に入りの縞ぱんなので」
「……………」
「枚数はきっちり把握してます」
「……………なくしたと」
「小町」
「はい」
「あとで戻しておいてくださいね?」
「いや、あた」
「も ど し て お い て く だ さ い ね ?」
「………………………………………………………………はい」
しょぼーん。
肩を落とした小町を尻目に。
帽子を被って卒塔婆を持って。
ヤマザナドゥのおでましだ。
「――なんで私がいるのにぱんつなんか…」
「……あ、何か言いました?」
「なんでもありません」
「はーい…」
「それじゃ、いってきますね、小町」
「あ、映姫さま、忘れ物ですよ」
「え?」
立ち止まっては指差し確認。
ティッシュにハンカチ忘れてない。
「お弁当もありますよ?」
「そうじゃないですよ、ほら」
「あ……」
つんつんつん。
ほっぺを突いたら思い出す。
「……もういい加減やめにし」
「映姫さま」
「……はい」
「あたい、映姫さまのこと大好きですよ」
にっこりと。
愛しい旦那は、微笑んだ。
「――小町、ずる」
「それとも」
「う…」
「映姫さまは、あたいのこと嫌いですか?」
「………………」
照れる奥さん真っ赤になって。
答える代わりに、背伸びした。
ちゅ
「えへへ……いってらっしゃい、映姫さま」
「いってきます―――――あなた」
三途の川のほとりにひとつ。
つつましやかな一軒家。
小野塚小町と四季映姫。
二人の住んでる一軒家。
愛の溢れる、一軒家。
もう、顔がニヤケまくりですよw(ぇ;)
とりあえず君とは親友になれそうだ
だがえーきさまでもいいものはいいからいい。
ガッ! 遅っ!
映姫可愛いよ映姫。
つーか映姫さまグラシエーロ柔術使えるのですか!?
めぞん一刻噴いた。
あとタッチ吹いたww
やっぱり3のExtra行きで。
まさか・・・修羅の門ネタでくるとは思わなかった・・・よ。