あらすじ
こああああああああああああああああああああああああ
ぱちぇええええええええええええええええええええええええ
ねぇ
それなんてレミオロメン?
この先、1由旬
↓
お空の上の白玉楼。
ぐるぐる頭巾のお嬢様。
頭にメルラン乗っけてた。
ポンポンポン
「妖夢、妖夢、かわいい妖夢」
「お呼びですか? 幽々子さま」
呼ばれて飛び出て魂魄妖夢。
かわいいかわいい魂魄妖夢。
「お願い助けてちょうだいな」
「はい現世斬」
まず斬ってみた。
「しくしく、ひど~い」
「ひどくないです」
「まぁまぁ妖夢」
まぁ妖夢。
斬れば斬るとき斬って斬られて。
頭の上の、メルランぽろり。
たんこぶこさえて落っこちた。
「いきなり斬ってくるなんて~」
「これが斬らずにおられましょうか」
「うんうん妖夢」
うん妖夢。
主の頭に騒霊居座る。
これぞお家の一大事。
切り捨てご免の魂魄妖夢。
斬ればわかるさ、迷わず斬るよ。
「ほらみてたんこぶ」
「まぁ立派。まるで大きなミカンみたい」
「ミカンはたくさん余ってますよ」
「じゃあ持ってきて」
「はい幽々子さま」
ミカンを運ぶよ魂魄妖夢。
お茶の用意も忘れない。
「私の分は~?」
「ありません」
「しくしく、ひど~い」
「ひどくないです」
大事な主人の頭の上に。
乗っかる輩はゆるしません。
二代目庭師で警護役。
魂魄妖夢に容赦はないよ。
「まぁまぁ妖夢」
まぁ妖夢。
にっこり笑顔の幽々子さま。
ゆるしてあげてとおっしゃった。
「よいのですか?」と尋ねる妖夢。
器の大きなお嬢様。
ひとつ大きく頷いた。
「気にしてないもの」
「ではどうぞ」
いいらしい。
生真面目剣士の魂魄妖夢。
最近、少し、丸くなったよ。
騒霊姉妹の次女のあの子に。
ミカンとお茶を、お出しする。
しくしくメルラン、ゴーハッピー。
笑顔でミカンをほおばった。
「わ~、ありがとう~♪」
「どういたしまして」
小さく笑顔を浮かべて妖夢。
笑顔のあの子に微笑んだ。
「それでメルラン」
「ん、な~に?」
のんびり和やかミカンを食べつつ。
乗られた当人、尋ねてみたよ。
「どうして頭に?」
「ぐるぐるが~」
メルラン頭巾を指差した。
トロンボーンにチューバにホルン。
ぐるぐる楽器が彼女のご趣味。
彼女は陽気なポルターガイスト。
高いテンション天井知らず。
春の陽気に誘われて。
騒霊屋敷を飛び出した。
飛び交う蝶々を眺めていたら。
思い出したよ幽々子さま。
「頭巾がぐるぐるしてたのよ~」
「頭巾がぐるぐるしてるわねぇ」
ギャストリドリームぐるぐるしてる。
どうしてなのかはないしょのひみつ。
後はメルラン赴くままに。
ぐるぐる頭巾を掴んでた。
むぎゅっとつぶれる幽々子さま。
メルラン気にせずハッピーライブ。
「聞くも涙、語るも涙ね」
「聞くも涙、語るも涙よ~」
さめざめさめざめ。
「(一体どこらで涙なの?)」
小首をかしげる魂魄妖夢。
口には出さずに胸のうち。
「ぐるぐる頭巾~」
「ぐるぐる頭巾~」
「それちょうだい」
「やだあげない♪」
「ヒノファンタズムー!」
「きゃあきゃあ妖夢」
きゃあ妖夢。
「あなたの主人の大ピンチ」
「はい現世斬」
また斬ってみた。
「今度は手加減しませんよ?」
「しくしくしくしく、たんこぶが~」
たんこぶメルランなみだ雨。
「これは大事なものなのよ」
「あげられないわ」とたしなめた。
ぐすぐすメルラン大泣きしそう。
「ねぇねぇ妖夢」
ねぇ妖夢。
「これはどうしたものかしら?」
「お任せください、幽々子さま」
白い布地をさくさく斬って。
取り出したるは赤クレヨン。
「ぐるぐるぐる」
妖夢お手製ぐるぐる頭巾。
泣いてるあの子に巻いてみた。
「どうでしょう?」
「わぁ、ありがとう♪」
「まぁまぁ妖夢」
まぁ妖夢。
「頼りになるわね」
なでなでなで。
「みょん」
赤くなる。
笑顔のメルラン手を振って。
白玉楼をあとにする。
うちの妖夢はよい妖夢。
華胥の亡霊、ご満悦。
まだまだ未熟な従者だけれど。
ほんのちょっぴり、背が伸びた。
「妖夢、妖夢、かわいい妖夢」
ポンポンポン
お空の上の白玉楼。
今日も幽々子は手を叩く。
「お呼びですか? 幽々子さま」
呼ばれて飛び出て魂魄妖夢。
かわいい立派な従者の妖夢。
おしまい。
こああああああああああああああああああああああああ
ぱちぇええええええええええええええええええええええええ
ねぇ
それなんてレミオロメン?
この先、1由旬
↓
お空の上の白玉楼。
ぐるぐる頭巾のお嬢様。
頭にメルラン乗っけてた。
ポンポンポン
「妖夢、妖夢、かわいい妖夢」
「お呼びですか? 幽々子さま」
呼ばれて飛び出て魂魄妖夢。
かわいいかわいい魂魄妖夢。
「お願い助けてちょうだいな」
「はい現世斬」
まず斬ってみた。
「しくしく、ひど~い」
「ひどくないです」
「まぁまぁ妖夢」
まぁ妖夢。
斬れば斬るとき斬って斬られて。
頭の上の、メルランぽろり。
たんこぶこさえて落っこちた。
「いきなり斬ってくるなんて~」
「これが斬らずにおられましょうか」
「うんうん妖夢」
うん妖夢。
主の頭に騒霊居座る。
これぞお家の一大事。
切り捨てご免の魂魄妖夢。
斬ればわかるさ、迷わず斬るよ。
「ほらみてたんこぶ」
「まぁ立派。まるで大きなミカンみたい」
「ミカンはたくさん余ってますよ」
「じゃあ持ってきて」
「はい幽々子さま」
ミカンを運ぶよ魂魄妖夢。
お茶の用意も忘れない。
「私の分は~?」
「ありません」
「しくしく、ひど~い」
「ひどくないです」
大事な主人の頭の上に。
乗っかる輩はゆるしません。
二代目庭師で警護役。
魂魄妖夢に容赦はないよ。
「まぁまぁ妖夢」
まぁ妖夢。
にっこり笑顔の幽々子さま。
ゆるしてあげてとおっしゃった。
「よいのですか?」と尋ねる妖夢。
器の大きなお嬢様。
ひとつ大きく頷いた。
「気にしてないもの」
「ではどうぞ」
いいらしい。
生真面目剣士の魂魄妖夢。
最近、少し、丸くなったよ。
騒霊姉妹の次女のあの子に。
ミカンとお茶を、お出しする。
しくしくメルラン、ゴーハッピー。
笑顔でミカンをほおばった。
「わ~、ありがとう~♪」
「どういたしまして」
小さく笑顔を浮かべて妖夢。
笑顔のあの子に微笑んだ。
「それでメルラン」
「ん、な~に?」
のんびり和やかミカンを食べつつ。
乗られた当人、尋ねてみたよ。
「どうして頭に?」
「ぐるぐるが~」
メルラン頭巾を指差した。
トロンボーンにチューバにホルン。
ぐるぐる楽器が彼女のご趣味。
彼女は陽気なポルターガイスト。
高いテンション天井知らず。
春の陽気に誘われて。
騒霊屋敷を飛び出した。
飛び交う蝶々を眺めていたら。
思い出したよ幽々子さま。
「頭巾がぐるぐるしてたのよ~」
「頭巾がぐるぐるしてるわねぇ」
ギャストリドリームぐるぐるしてる。
どうしてなのかはないしょのひみつ。
後はメルラン赴くままに。
ぐるぐる頭巾を掴んでた。
むぎゅっとつぶれる幽々子さま。
メルラン気にせずハッピーライブ。
「聞くも涙、語るも涙ね」
「聞くも涙、語るも涙よ~」
さめざめさめざめ。
「(一体どこらで涙なの?)」
小首をかしげる魂魄妖夢。
口には出さずに胸のうち。
「ぐるぐる頭巾~」
「ぐるぐる頭巾~」
「それちょうだい」
「やだあげない♪」
「ヒノファンタズムー!」
「きゃあきゃあ妖夢」
きゃあ妖夢。
「あなたの主人の大ピンチ」
「はい現世斬」
また斬ってみた。
「今度は手加減しませんよ?」
「しくしくしくしく、たんこぶが~」
たんこぶメルランなみだ雨。
「これは大事なものなのよ」
「あげられないわ」とたしなめた。
ぐすぐすメルラン大泣きしそう。
「ねぇねぇ妖夢」
ねぇ妖夢。
「これはどうしたものかしら?」
「お任せください、幽々子さま」
白い布地をさくさく斬って。
取り出したるは赤クレヨン。
「ぐるぐるぐる」
妖夢お手製ぐるぐる頭巾。
泣いてるあの子に巻いてみた。
「どうでしょう?」
「わぁ、ありがとう♪」
「まぁまぁ妖夢」
まぁ妖夢。
「頼りになるわね」
なでなでなで。
「みょん」
赤くなる。
笑顔のメルラン手を振って。
白玉楼をあとにする。
うちの妖夢はよい妖夢。
華胥の亡霊、ご満悦。
まだまだ未熟な従者だけれど。
ほんのちょっぴり、背が伸びた。
「妖夢、妖夢、かわいい妖夢」
ポンポンポン
お空の上の白玉楼。
今日も幽々子は手を叩く。
「お呼びですか? 幽々子さま」
呼ばれて飛び出て魂魄妖夢。
かわいい立派な従者の妖夢。
おしまい。
日差しがポカポカしてる感じです
素敵に不思議で瀟洒なリズム これぞ東方マザーなグース
さてさてお次はどんなネタ? どきどきワクワク待ってるよ♪
新感覚な作者さんが大豊作だなぁ
さすが妖夢だ従者としてのクオリティが違うぜ!
ほんと何このテンポw 素敵過ぎます。
でもうやられたw
赤くなる。
それすなわち。
モエス。
つんつんつるんぶつるんぶつるん。
いやいや妖夢、いや妖夢。
河童は斬らずに食べましょう。