あらすじ
しかし不夜城レッド
目がさめたら、ネコだった。
今日もあの子はノーレッジ。
今日はネコだよノーレッジ。
「……ぱちゅりー」
今日もとってもノーレッジ。
ネコになってもノーレッジ。
ヴワルの書斎にネコがいる。
紫毛並みのおしゃまな仔猫。
ちいさなZUN帽、かぶってる。
「……ぱちゅりー」
帽子の先からシッポ先まで。
それは見事にネコだった。
ねこねこねこねこ、こねこねこ。
ねこねこねこねこ、かわいいよ。
「…ぱちゅ」
あなたの猫度は89点。
素数は孤独な数字だよ。
どうして猫度が89点?
それは鳴き声、「ニャー」じゃないから。
寝起きのパチュリー、考える。
どうして起きたらネコなのか?
「ぱちゅー」
ヴワルの書斎のベッドの上で。
むきゅっと前足、出してみる。
指差し確認、昨夜の記憶。
確か昨日は実験してた。
何の実験? 猫度の実験。
「ぱちゅ」
わかったぜ、剣持のオッサン。
なに、本当か、金田一。
「……ぱちゅりー」
ちょっと猫度を、上げすぎた。
原因判明、証明終了。
体は仔猫、頭脳はパチュリー。
頭脳明晰、名探偵。
後は元に、戻るだけだね。
それで一体、どうやって?
「…………」
仔猫のパチュリー考える。
しばらく悩んで答えを出した。
ダメだ、ぜんぜんわからない。
「ぱちゅりー」
困ったときは、ヤツを呼べ。
最終兵器な彼女の出番だ。
本を読むにもドア開けるにも。
仔猫の体は足りてない。
彼女の助けが必要だ。
ぱちゅっと解決、魔法の呪文。
とっておきの魔法、見せてあげる。
♪ あなたが見たら お~どろくように ♪
「♪ ぱちゅぱちゅぱちゅり ぱ~ちゅぱちゅぱちゅ♪」
♪ か~わいいふ~く さ~がしてきて ♪
「♪ ぱーちゅぱちゅり~い ぱ~ちゅりぱちゅり ♪」
♪ わたしのこ~と わ~すれな~いでよ ♪
「♪ ぱちゅりぱちゅ~り ぱ~ちゅぱちゅ~りい ♪」
「ぱちゅりぱちゅ…ぱちゅ?」
そこで気づいたむらさき仔猫。
魔法の呪文が歌えない。
「………」
魔法の呪文が歌えない。
最終兵器な彼女は来ない。
ちいさな仔猫の体のままで。
ヴワルの書斎に閉じ込められた?
本棚高くて届かない。
ドアノブ丸くてつかめない。
どこにもいけないちいさな仔猫。
猫度の数字は孤独な数字。
ZUN帽仔猫はひとりきり。
「……むきゅ~」
仔猫のパチュリー泣き出した。
途方にくれて、泣き出した。
右の前足、左の前足。
おめめをふさいで、わんわんわわーん。
たすけて、イヌのおまわりさん。
「むきゅ~、むきゅ~」
ちいさな仔猫のノーレッジ。
おねがいおねがい、なかないで。
ガチャ
「パチュリーさま、お呼びになりました?」
drizzly rainは魔法の呪文。
小悪魔イヤーは地獄耳。
ほらね? ちゃんと届いているから。
ちいさな仔猫のノーレッジ。
おねがいおねがい、なかないで。
「むきゅ~!」
「きゃ!? ね、ネコ?」
仔猫のパチュリー、飛び込んだ。
泣き出す前には遅れたけれど。
小悪魔ぎゅっと、抱きしめる。
「むきゅ、むきゅ~」
「ああ、ほら、よしよし。泣かないで?」
むらさき仔猫をあやす小悪魔。
さてさて、これからどうなるの?
しかし不夜城レッド
目がさめたら、ネコだった。
今日もあの子はノーレッジ。
今日はネコだよノーレッジ。
「……ぱちゅりー」
今日もとってもノーレッジ。
ネコになってもノーレッジ。
ヴワルの書斎にネコがいる。
紫毛並みのおしゃまな仔猫。
ちいさなZUN帽、かぶってる。
「……ぱちゅりー」
帽子の先からシッポ先まで。
それは見事にネコだった。
ねこねこねこねこ、こねこねこ。
ねこねこねこねこ、かわいいよ。
「…ぱちゅ」
あなたの猫度は89点。
素数は孤独な数字だよ。
どうして猫度が89点?
それは鳴き声、「ニャー」じゃないから。
寝起きのパチュリー、考える。
どうして起きたらネコなのか?
「ぱちゅー」
ヴワルの書斎のベッドの上で。
むきゅっと前足、出してみる。
指差し確認、昨夜の記憶。
確か昨日は実験してた。
何の実験? 猫度の実験。
「ぱちゅ」
わかったぜ、剣持のオッサン。
なに、本当か、金田一。
「……ぱちゅりー」
ちょっと猫度を、上げすぎた。
原因判明、証明終了。
体は仔猫、頭脳はパチュリー。
頭脳明晰、名探偵。
後は元に、戻るだけだね。
それで一体、どうやって?
「…………」
仔猫のパチュリー考える。
しばらく悩んで答えを出した。
ダメだ、ぜんぜんわからない。
「ぱちゅりー」
困ったときは、ヤツを呼べ。
最終兵器な彼女の出番だ。
本を読むにもドア開けるにも。
仔猫の体は足りてない。
彼女の助けが必要だ。
ぱちゅっと解決、魔法の呪文。
とっておきの魔法、見せてあげる。
♪ あなたが見たら お~どろくように ♪
「♪ ぱちゅぱちゅぱちゅり ぱ~ちゅぱちゅぱちゅ♪」
♪ か~わいいふ~く さ~がしてきて ♪
「♪ ぱーちゅぱちゅり~い ぱ~ちゅりぱちゅり ♪」
♪ わたしのこ~と わ~すれな~いでよ ♪
「♪ ぱちゅりぱちゅ~り ぱ~ちゅぱちゅ~りい ♪」
「ぱちゅりぱちゅ…ぱちゅ?」
そこで気づいたむらさき仔猫。
魔法の呪文が歌えない。
「………」
魔法の呪文が歌えない。
最終兵器な彼女は来ない。
ちいさな仔猫の体のままで。
ヴワルの書斎に閉じ込められた?
本棚高くて届かない。
ドアノブ丸くてつかめない。
どこにもいけないちいさな仔猫。
猫度の数字は孤独な数字。
ZUN帽仔猫はひとりきり。
「……むきゅ~」
仔猫のパチュリー泣き出した。
途方にくれて、泣き出した。
右の前足、左の前足。
おめめをふさいで、わんわんわわーん。
たすけて、イヌのおまわりさん。
「むきゅ~、むきゅ~」
ちいさな仔猫のノーレッジ。
おねがいおねがい、なかないで。
ガチャ
「パチュリーさま、お呼びになりました?」
drizzly rainは魔法の呪文。
小悪魔イヤーは地獄耳。
ほらね? ちゃんと届いているから。
ちいさな仔猫のノーレッジ。
おねがいおねがい、なかないで。
「むきゅ~!」
「きゃ!? ね、ネコ?」
仔猫のパチュリー、飛び込んだ。
泣き出す前には遅れたけれど。
小悪魔ぎゅっと、抱きしめる。
「むきゅ、むきゅ~」
「ああ、ほら、よしよし。泣かないで?」
むらさき仔猫をあやす小悪魔。
さてさて、これからどうなるの?
急 い で る ん だ !
これが癒しという物か・・・
くはー・・・GJ・・・
何がヤバイって猫なパチュリーとかいろいろヤバイ
すなわちパチェ萌え
何がいいたいかと言うとパチェ萌え
とりあえず猫耳ならぬ猫パチェの概念を持つアンタには感服したッ!!
私は猫もパチェも好きだし魔法の呪文が素敵過ぎるし
「むきゅ~」だし小悪魔イヤーは地獄耳だし
要約するとパチェ萌え
嗚呼! 嗚呼! 嗚呼!!!!!
ぱちぇ もえ
パチェ萌え
もう!パチェ萌え以外考えられないっ!!
パチェ萌え
ぱちぇ萌え。
なに、本当か、金田一。
パチュリーは心の中にいる!
なんだこの童謡みたいなリズミカルなSSは!
素敵です素敵過ぎます続きに超期待してますよ!
んー、パチェ萌え。
ぱちゅ~