Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

にとり「くそっ! あの悪魔めっ! こうなったら河童の科学力を見せてやるっ!」

2010/03/17 22:10:00
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「あ! お前は!」
「うにゅ?」

霧の湖にて、チルノはお空に遭遇した。

「にゅ! あの時の! 溶けたんじゃなかったの!?」
「何であたいが溶けるのよ! あんたはあたいが負かしたんだから!」
「うにゅ……? 『任した』?」
「そうよ! 『負かした』んだから! 忘れたとは言わせないわよ!」

お空はこの氷精に何を任されたのか考え込む。しかし、どう考えても思い出すことは出来ない。
自分が任されたものとはなんだったのか……。
と、そこでお空は思い出した。
自分は核融合炉の管理を任されているということを。そして、それを任したのは――

「うにゅ!? も、もしかしてあなたは神様ですか!?」
「へ……? そ、そうよ。あたいは最強の神様、チルノよ!」

チルノは見栄を張って壮大な嘘を吐いた。しかし、お空は信じ込んでしまって、すっかり頭を低くする。

「神様。どうもすみませんでした。許してください」
「う……うむ! 特別に許してやらんでもないが、条件がある!」
「はい、何ですか?」
「あたいにお菓子を持ってくること! それが条件よ!」
「うにゅ、分かりました」
「分かったら行きなさい! 許してあげないよ!」
「うにゅ!」

お空はチルノに急かされたので、にとりから渡されたジェットを使うことにした。
チルノはまともに浴びて溶けた。











「さとり様!」
「あら、お空。どうしたの?」
「お菓子ください!」
「? おやつにはまだ早いけど……分かったわ。ちょっと待ってね」

さとりは戸棚を開ける。が、さとりは顔をしかめた。

「あら。おやつがないわ……。困ったな……もうすぐお客様も来ると言うのに。あ、ここに飴玉がある。これでいいか。はい、お空」

「ありがとうございます! それじゃ!」

お空は急いで部屋から出て行く。

「忙しい子ね」
「お姉ちゃーん」
「こいし。どうしたの?」
「ここにあったサルミアッキ知らない?」
「サルミアッキ? 何かしら、それ?」
「世界一不味い飴なんだけど……」
「飴ならお空にあげたわよ?」
「え?」












「あー……腹減った。何か食うもんないかな……」

魔理沙が飛んでいるところ、向こうから猛スピードで飛んでくる物体に気が付く。

「おい、お空じゃないか。どうしたんだ?」
「うにゅ。構っている余裕ない!」
「まぁ、そう言うなって。お、お前飴玉持ってるじゃん。くれないか?」
「ダメ! これは神様のものなんだから!」
「神様って、神奈子とか諏訪子とかか? なら、これを持って行くといいよ」

魔理沙は一本のネジをお空に渡した。

「これはどんな食べ物も作り出すことが出来る機械の中でも特別な部品だ。その飴玉と交換してくれればやるぜ?」
「うにゅ!? ほんと!? それじゃ、はい!」
「っとと」

お空が乱暴に投げた飴玉を魔理沙は口でキャッチする。
そのままお空は行ってしまった。

「へへ。やっぱ鳥頭だな。あれは拾ったネジでそんなもんjabakana」













お空はネジを持って湖へと到着した。しかし、そこにチルノの姿はない。

『あれ~? どこにいったんだろう?』

そこでお空とにとりの声が重なった。

「うにゅ? どうしたの?」
「おぉ、お空じゃん。ちょうどよかった。ちょっとネジが無くなって困ってたんだよ。探してくれる?」
「ネジってこれ?」
「おぉ! それそれ! ありがとう!」

にとりは喜んで、お空からもらったネジを四角い機械に回す。

「うにゅ? それが食べ物作る機械?」
「はぁ? 何言ってるんだよ。これはだね。紅魔館のわがままなお子様が私の科学を散々バカにした結果の報いを受けるための装置を発動するための――スイッチだよ」

にとりは赤いボタンを勢いよく押した。紅魔館は爆発した。
――地霊殿

「すごいわね……」
「ふふん。でしょ? 我が紅魔館の人員を全て駆使すればこれくらいの屋敷なんて簡単に掃除出来るのよ。ま、大半は咲夜のおかげだけどね」
「申し訳ないわ……。普段そちらの妹さんがうちのこいしの相手をしてくれているのに……」
「いやいや。むしろ感謝してるのはこっちよ。フランの友達になってくれたんだもん。これくらいのことはしないと、スカーレット家の恥よ」
「なら、こっちだってお礼をしなきゃね。簡素だけどお酒を用意しておいたわ。こいしのお礼にと思ったんだけど、これじゃ礼不足ね」
「いやいや、十分。今夜は妹の話を肴に飲み明かしましょう?」
「妹の自慢を言い合うことになるでしょうけどね」
「はは。それはそうだ」

レミリアとさとりは笑い合った。











――魔法の森


「全く……。通信魔法で緊急だからと聞いて喘息押して駆けつけて見れば……単なるまずい飴玉食べただけじゃない」
「いや、もう口の中がすごいことになってだな……。あんなのどの毒キノコよりも強烈な味だぜ」
「毒キノコ食べたことがあるの?」
「ないぜ」
「……はぁ。とにかく、あんたの家まで送ればいいのね?」
「あぁ。何かもう不味すぎてこれ以上動けないんだ。おぇえ」
「全く……小悪魔。あんたが運びなさい」
「こぁっ!? 頼まれたのはパチュリー様ですよね!?」
「主が頼まれたら従者が働くのは当然でしょ。さっさと運ぶ」
「酷いです~……」
「その代わり、運んだら魔理沙を好きにしていいわよ」
「ほんとですか!?」
「おい待てパチュリーこら!」
「あんたの責任でしょ? 私を手足のように使った罰よ」
「それでは~♪」
「おい待て! やっぱ動ける! 動けるか――おぇええ」

小悪魔は魔理沙を引き摺って、パチュリーは嘆息吐きながら魔理沙の家へと向かった。










――霧の湖


「……あれ? あたい何してたんだっけ?」

『はっはっはっ! 河童の科学は世界一ィィィィイ!』
『うにゅー……』

「うるさいなぁ……。――ん? あれ? あの赤いのは……」

チルノは霧の湖を見つめ、にとりは高笑いをし、お空は「ところで食べ物作れる機械は?」と首を傾げ、そして美鈴は黒こげとなって霧の湖を漂っていた。
ちゅーん
コメント



1.名前が無い程度の能力削除
なんかよくわからんが、冒頭の神様のくだりで久々に本気で吹いた。
2.名前が無い程度の能力削除
全体的にツボだった
3.ぺ・四潤削除
ジェット噴射でマジ笑いwww
「ここにあったサルミアッキ知らない?」
え? アルミサッシ?! 他に思った奴手を挙げて。
4.名前が無い程度の能力削除
チルノが見栄を張れば紅魔館が爆発する
5.名前が無い程度の能力削除
にとり、お前なら紫外線瀟洒装置をつくるべきだwww
6.名前が無い程度の能力削除
>そして美鈴は黒こげとなって霧の湖を漂っていた。

またか
7.奇声を発する程度の能力削除
何この変則的な、風が吹けば桶屋が儲かる的な物はwwwwwwww
8.ずわいがに削除
なんだこの奇怪な歯車はwww