「大人の階段の~ぼる~♪」
「君はまだ(そそわ放送禁止用語)さ~♪」
「もうそのパターン飽きたわね」
霊夢と紫が一緒の布団の中で話していた。
残念ながら、非常に残念ながら、一部ではほっと胸を撫で下ろすかもしれないが、
二人ともまだ大人の階段は登っていない。
紫は「男の子の事で知らない事なんて何もないのよ?」って言ってたから、永遠亭で調べてもらった。
その様子を文ちゃんが実況生中継していた。
その日から文々。新聞は休刊している。南無三。
「紫なんか新しいパターンで返しなさいよ」
「じゃぁ霊夢が新しいパターンできなさいよ」
ふむ、と数秒考えた後、霊夢は歌いだした。
「大人の会談ひ~らく~♪」
「君はまだ平社員さ」
「ノ○パンしゃぶしゃぶで接待かしら」
「店の名前は命蓮寺ね」
「確か昨日潰れたんじゃなかったっけ。閻魔が営業停止処分下してたわよ」
幻想郷の平和は閻魔様が握っているらしい。
がんばれえいきっき。君は原作ではロリ体系じゃないぞ!
「営業停止で思い出した」
「霊夢が好きだった地底の焼肉屋のこと?」
「ううん。そうじゃなくって此処に人が来ないのってさ、鳥居に営業停止処分の張り紙があるからじゃないかな」
実は随分と前から、えいきっきの直筆サイン入りの営業停止処分と書いた紙が貼られている。
誰が貼ったか知らないけど、紫とのちゅっちゅが邪魔されないからとそのまま放置していたのだ。
「あ、それ私」
「おいィィィィィィィ!!」
「だって霊夢と離れたくないんだもの。うふ♪」
「うふ♪ じゃない今すぐ剥がしてきなさい!」
「裸だから無理」
「裸なら仕方が無いわね。私も裸だから良く分かるわ」
ちなみに紫の腕枕で霊夢は寝ている状態だ。
つまり肌と肌がぴったり密着24時。
冬はやっぱり人肌に限るとは霊夢の言葉。
「で、何をしてたんだっけ?」
「地底の焼肉店が人肉と分かって、霊夢の魔理沙を見る目が変わって魔理沙が引きこもりになったって話?」
「それじゃないわよ。事実だけど」
「妖怪の私から言わせて貰うと、魔理沙は胸が一番美味しそうね」
「魔理沙ったら、ちょっとした冗談で胸に噛み付いただけなのに、あそこまで逃げなくてもいいのにね」
魔理沙が本気で泣いて帰ると、アリスが魔理沙亭でお味噌汁と肉じゃがを作っていたらしい。
すぐにアリスがぷんすか怒りながら神社に来たから、太ももを舐めた。
なんか魔理沙に謝りながら大人しくなったので良し。
「ところで人肉って牛肉と同じ味がするのね」
「霊夢達があの時食べたのは超高級黒部和牛よ」
「閻魔の抜き打ち監査で、調理場に人肉ほりこんだのあんたね」
「大人の怪談は~なす~♪」
「君はまだ一番手さ♪」
「二人で百物語はちょっとつらいですわ」
「子供の怪談は七話くらいね。学校の怪談的な意味で」
仰向けだった霊夢は、紫のほうへ向きなおす。
密着度がさらにアップ。肉密度120%だ。
「焼肉屋にまた食べに行きましょうね」
「もちろんあんたのおごりでね」
「約束するわ。だから霊夢まだし……」
「大人の解団け~つい~♪」
「君はまだ……君はまだ……」
紫の言葉を遮るかのように霊夢は歌った。
そして紫は歌に詰まる。
考えているのはない、できれば歌いたくないのだろう。
「君はまだ、なによ?」
「君はまだ……博麗の巫女さ」
「……語呂が悪いわね」
「霊夢は人が悪いわ」
「じゃぁ紫は胸が悪い。いつのまにかこんなに成長して。うりうり」
「これはとあるところからの需要が、って霊夢そこは腋で、あははははははは!」
半刻ほど大人の階段を登らない肉体的コミュニケーションは続いた。
しっとりと汗をかいたせいか、さらに密着度は上がった。超ピッタリフィット横漏れなし。
「ねぇ紫」
「なにかしら霊夢」
「後どれくらい?」
「……本当に霊夢は人が悪いわ」
――後どれくらい?
その質問に紫は答えたくなかった。
辛く、悲しい現実を突きつけられるからだ。
でも、それももう……
「一刻……ないかもしれないわ」
「そう。あんたとこんな馬鹿話できるのも残り一刻かー」
何処かで虫が鳴いている。
リグルという妖怪は相変わらず元気なようだ。
何処かで鳥が歌っている。
ミスティアや空のお店は順調らしい。
他の妖怪達も、日々笑い、騒いでいる。
変わらない毎日。心が落ち着く幻想の日々。
幻想に生きた者達はやがて、一本だった糸を絡み合わせ、
何があっても切れることが無い糸を紡ぐ。
赤、黄、青、黒、白……
それは太い紐となり、やがては……
「ねぇ霊夢」
「あによ。今スっと寝れそうだったのに」
「弾幕りましょう」
紫はそれをはっきりと音にした。
霊夢と二人で作り始めたルール。
幻想郷の少女たちで紡いだルール。
それは、霊夢が生きた形。
「あんたねぇ……嬉しいこと言ってくれるじゃない?」
「昔ババァと呼ばれた恨み、ここで晴らしてくれるわ」
「そういえばそんなこともあったわね。……覚悟はいいかしらババァ」
裸のまま起き上がる紫。
抱きしめられるような形で、霊夢も起き上がった。
冬の冷たさが肌を滑る。
紫は服を隙間から出し、霊夢は少し埃の被った巫女服を箪笥から出した。
「いい度胸してるじゃない。遠慮なんてしないわよ、ババァ?」
「せめてスーパーシニアと呼びなさい! いくわよ夢想転生!!」
その日咲いた一輪の花はどこからでも確認できたという。
紅の王が住む屋敷から。
亡霊の姫が住む屋敷から。
永遠を生きることを強制された者が住む竹林から。
妖怪の山から。
あの世、魔界、地底、天界……
涙が……一筋の川となった……
「あの世の階段の~ぼる~♪」
「君はまだ……えぐえっぐ……うぅ」
「閻魔が泣いてどうすんのよ」
「だって、だって~~……もぅ黒、貴方は黒です! 私を泣かせた罪は想いですうわぁぁぁぁん!」
「さりげなくうまい事言ったわね……って台を降りるな抱きつくなあぁもう!」
「君はまだ(そそわ放送禁止用語)さ~♪」
「もうそのパターン飽きたわね」
霊夢と紫が一緒の布団の中で話していた。
残念ながら、非常に残念ながら、一部ではほっと胸を撫で下ろすかもしれないが、
二人ともまだ大人の階段は登っていない。
紫は「男の子の事で知らない事なんて何もないのよ?」って言ってたから、永遠亭で調べてもらった。
その様子を文ちゃんが実況生中継していた。
その日から文々。新聞は休刊している。南無三。
「紫なんか新しいパターンで返しなさいよ」
「じゃぁ霊夢が新しいパターンできなさいよ」
ふむ、と数秒考えた後、霊夢は歌いだした。
「大人の会談ひ~らく~♪」
「君はまだ平社員さ」
「ノ○パンしゃぶしゃぶで接待かしら」
「店の名前は命蓮寺ね」
「確か昨日潰れたんじゃなかったっけ。閻魔が営業停止処分下してたわよ」
幻想郷の平和は閻魔様が握っているらしい。
がんばれえいきっき。君は原作ではロリ体系じゃないぞ!
「営業停止で思い出した」
「霊夢が好きだった地底の焼肉屋のこと?」
「ううん。そうじゃなくって此処に人が来ないのってさ、鳥居に営業停止処分の張り紙があるからじゃないかな」
実は随分と前から、えいきっきの直筆サイン入りの営業停止処分と書いた紙が貼られている。
誰が貼ったか知らないけど、紫とのちゅっちゅが邪魔されないからとそのまま放置していたのだ。
「あ、それ私」
「おいィィィィィィィ!!」
「だって霊夢と離れたくないんだもの。うふ♪」
「うふ♪ じゃない今すぐ剥がしてきなさい!」
「裸だから無理」
「裸なら仕方が無いわね。私も裸だから良く分かるわ」
ちなみに紫の腕枕で霊夢は寝ている状態だ。
つまり肌と肌がぴったり密着24時。
冬はやっぱり人肌に限るとは霊夢の言葉。
「で、何をしてたんだっけ?」
「地底の焼肉店が人肉と分かって、霊夢の魔理沙を見る目が変わって魔理沙が引きこもりになったって話?」
「それじゃないわよ。事実だけど」
「妖怪の私から言わせて貰うと、魔理沙は胸が一番美味しそうね」
「魔理沙ったら、ちょっとした冗談で胸に噛み付いただけなのに、あそこまで逃げなくてもいいのにね」
魔理沙が本気で泣いて帰ると、アリスが魔理沙亭でお味噌汁と肉じゃがを作っていたらしい。
すぐにアリスがぷんすか怒りながら神社に来たから、太ももを舐めた。
なんか魔理沙に謝りながら大人しくなったので良し。
「ところで人肉って牛肉と同じ味がするのね」
「霊夢達があの時食べたのは超高級黒部和牛よ」
「閻魔の抜き打ち監査で、調理場に人肉ほりこんだのあんたね」
「大人の怪談は~なす~♪」
「君はまだ一番手さ♪」
「二人で百物語はちょっとつらいですわ」
「子供の怪談は七話くらいね。学校の怪談的な意味で」
仰向けだった霊夢は、紫のほうへ向きなおす。
密着度がさらにアップ。肉密度120%だ。
「焼肉屋にまた食べに行きましょうね」
「もちろんあんたのおごりでね」
「約束するわ。だから霊夢まだし……」
「大人の解団け~つい~♪」
「君はまだ……君はまだ……」
紫の言葉を遮るかのように霊夢は歌った。
そして紫は歌に詰まる。
考えているのはない、できれば歌いたくないのだろう。
「君はまだ、なによ?」
「君はまだ……博麗の巫女さ」
「……語呂が悪いわね」
「霊夢は人が悪いわ」
「じゃぁ紫は胸が悪い。いつのまにかこんなに成長して。うりうり」
「これはとあるところからの需要が、って霊夢そこは腋で、あははははははは!」
半刻ほど大人の階段を登らない肉体的コミュニケーションは続いた。
しっとりと汗をかいたせいか、さらに密着度は上がった。超ピッタリフィット横漏れなし。
「ねぇ紫」
「なにかしら霊夢」
「後どれくらい?」
「……本当に霊夢は人が悪いわ」
――後どれくらい?
その質問に紫は答えたくなかった。
辛く、悲しい現実を突きつけられるからだ。
でも、それももう……
「一刻……ないかもしれないわ」
「そう。あんたとこんな馬鹿話できるのも残り一刻かー」
何処かで虫が鳴いている。
リグルという妖怪は相変わらず元気なようだ。
何処かで鳥が歌っている。
ミスティアや空のお店は順調らしい。
他の妖怪達も、日々笑い、騒いでいる。
変わらない毎日。心が落ち着く幻想の日々。
幻想に生きた者達はやがて、一本だった糸を絡み合わせ、
何があっても切れることが無い糸を紡ぐ。
赤、黄、青、黒、白……
それは太い紐となり、やがては……
「ねぇ霊夢」
「あによ。今スっと寝れそうだったのに」
「弾幕りましょう」
紫はそれをはっきりと音にした。
霊夢と二人で作り始めたルール。
幻想郷の少女たちで紡いだルール。
それは、霊夢が生きた形。
「あんたねぇ……嬉しいこと言ってくれるじゃない?」
「昔ババァと呼ばれた恨み、ここで晴らしてくれるわ」
「そういえばそんなこともあったわね。……覚悟はいいかしらババァ」
裸のまま起き上がる紫。
抱きしめられるような形で、霊夢も起き上がった。
冬の冷たさが肌を滑る。
紫は服を隙間から出し、霊夢は少し埃の被った巫女服を箪笥から出した。
「いい度胸してるじゃない。遠慮なんてしないわよ、ババァ?」
「せめてスーパーシニアと呼びなさい! いくわよ夢想転生!!」
その日咲いた一輪の花はどこからでも確認できたという。
紅の王が住む屋敷から。
亡霊の姫が住む屋敷から。
永遠を生きることを強制された者が住む竹林から。
妖怪の山から。
あの世、魔界、地底、天界……
涙が……一筋の川となった……
「あの世の階段の~ぼる~♪」
「君はまだ……えぐえっぐ……うぅ」
「閻魔が泣いてどうすんのよ」
「だって、だって~~……もぅ黒、貴方は黒です! 私を泣かせた罪は想いですうわぁぁぁぁん!」
「さりげなくうまい事言ったわね……って台を降りるな抱きつくなあぁもう!」
ゆかれいむちゅっちゅ
来世でもゆかれいむちゅっちゅ
最後は凄い良かったです!!!
来世でもずっと、ゆかれいちゅっちゅしてれば良いじゃない!!
あっきゅん気の毒にw
生まれたときから好きでしたー! と言いながら飛び込んでいくゆかりんかわいいよゆかりん
>あっきゅん……
あっきゅんは犠牲になったのだ。楽園の巫女のな……
>来世でもゆかれいむちゅっちゅ
生まれた時からs(以下略
>最後は凄い良かったです!!!
ありがとうございます♪
>来世でもずっと、ゆかれいちゅっちゅしてれば良いじゃない!!
生まれt(以下略
>あっきゅん気の毒に
え「あの……怒ってますか?」
あ「……」
え「あうあぅ~……」
あ「(映姫様のそばにまだ居てもいいだなんて……霊夢さんナイス! 霊夢さんナイス!!)」
フラグがたちました(ピコーン)
>四季様可愛いな
さすがやまざなどぅかわいい。かわいいなやまざなどぅ