Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

おいィ

2010/02/21 10:56:52
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「私思ったのよ。ヤマメってさ、本当にヤマメなの?」
「なにをわけのわからないことをおっしゃる」

 地底での封印を解いたときから、一輪とヤマメはわりかし仲良しだった。
 お互い、のんびりとした気性が合うのか、週に一度ぐらいは珈琲なんかをしばいてるのだ。

「だから、ヤマメってもしかしたらヤマメじゃないんじゃないかな? って思って」
「その根拠がわからないなぁ」

 ずずっと珈琲を啜るヤマメに、一輪は指をチッチと振って口を開く。

「ずばり、名前よ、名前」
「名前?」
「黒谷ヤマメ」
「あなたは雲居一輪ね」
「私はそこに注目したのよ」
「ふぅん?」

 一輪は薄い胸を張ってから、一口珈琲を啜った。
 
「ヤマメの種族って土蜘蛛でしょ」
「病魔を操るよ。怖いでしょ? 地底の妖怪なんてみんなこんな感じだけどね」
「意外と明るい性格の奴ばっかりだけどね」
「パルスィとかね」
「あいつは暗い。でもぬえと仲良さそうだったわね」
「変人同士、馬が合うんじゃないの?」
「そうかもしれないわね。それはそうと、貴方が黒谷ヤマメかについての考察ね」
「話が逸れたわね。その前に珈琲のお代わり入れてくるわ」
「私の分も。角砂糖三つにミルクたっぷり」
「はいはい」

 ヤマメが席を立つ。一輪は指で机をトントンと叩く。

「おまたせ」
「おかえり。にしても地味よね」
「あなたの格好?」
「うんにゃ。この部屋とか」
「地底で着飾ってるのなんて、地霊殿ぐらいのもんさ」
「ふぅん」

 必要最小限の物しか置かれていない部屋。
 質素を尊ぶ命蓮寺でも、これよりか幾分マシだった。

「なるほどね、これで私の考察にも一層深みが増したわ」
「へぇ」
「聞いて驚くがいいわ」
「わぁ」
「殺風景で女の子らしさがない部屋。種族のくも。そして名前のヤマメ。
 この符号が意味するものは一つ」
「すごい」
「くもやま――ヤマメ、あなたは実は雲山だったのよ!」
「クッキー食べる?」
「食べる」

 ヤマメが再度席を立った。
 一輪はミルクたっぷりの珈琲を啜る。

(そういえば雲山、最近見てないな……)

 ただでさえ女性が多い命蓮寺に、入道の居場所はなかった。
 ダンボール箱に入れて別れたあの雨の日を、一輪は懐かしく思った。
なによ、妬けるわね
電気羊
コメント



1.名前が無い程度の能力削除
一輪は寂しいんですねw
2.名前が無い程度の能力削除
おいィ?何勝手に雲山捨てちゃってるわけ?
いっそヤマメに輪っかごとあげれば良かったじゃんか・・・
それに雲山は女の子でsry
3.名前が無い程度の能力削除
雲山がいなかったら一輪はますます地味にn
4.名前が無い程度の能力削除
会話になるといなくなり、戦闘になると出てくる雲山の使いやすさは異常
5.ぺ・四潤削除
おいィィィいいいいい!! 捨てるなwwww
今日からあなたが雲山よって言って輪っかをつけるのですね。首に。

後書きは誰に向かって言ってるんだ?下に居る人たちかwww
6.名前が無い程度の能力削除
ってことは虫を操るりぐるは実は一輪だったのか・・・・・・
7.名前が無い程度の能力削除
三角関係でも作る気かw

もうタイトルを真にうけれない
8.名前が無い程度の能力削除
タイトルが無言さんと浅木原さんに対するつっこみにしか見えないww
9.名前が無い程度の能力削除
ええっと、突っ込んでいいのでしょうか…?
ヤマメさん、あなた蜘蛛なのに珈琲飲んで大丈夫なのか?!
10.奇声を発する程度の能力削除
まさしくおいィですよwwwwww
11.ずわいがに削除
マジ外道だよこいつww
12.名前が無い程度の能力削除
想像を絶する悲しみが雲山を襲った
13.名前が無い程度の能力削除
捨てられた雲山は、ぼくがもらいますね。
14.名前が無い程度の能力削除
このタイトルの三連打は奇跡なのか?ww
おいィ? お前らは何か聞こえたか?
聞こえてない
何か言ったの?
みたいな流れになっとるwww