※ この話は、作品集プチ57、『ひとりはつらいよ~萃香の受難嫁探しの旅~ -後編-』からの続きとなっておりますのでご注意下さい。
先程、私は新しいペットを拾って来ました──というのは冗談で、とても寂しそうに佇んでいた鬼の萃香さんをここ、地霊殿に招きました。
理由は無いです。
強いて言うなら、捨てられた子犬のように見えたからでしょうか?
何となく。そう、何となく……放っては置けなかった。
気付いたら、萃香さんに向かって声を掛けてる自分が居たんです。
「さとり! お代わり!」
私が回想に浸りかけてた時、タイミングよく萃香さんが茶碗を差し出してきました。
それを受け取り、茶碗一杯にご飯を盛り付けて返します。
「……良く食べますね。」
これで何杯目でしょうか? 途中から数えるのを諦めました。
「うん! お腹空いてたって言うのもあるけど、さとりの作るご飯が美味しいからねぇ。」
そう言って上機嫌に笑う萃香さん。
お世辞では無く、本気で言っているみたいです。
第三の目は常に開いているけど、彼女は心に思った事しか言わないので、意味を為しません。
流石は鬼と言ったところでしょうか? 勇儀さんと話すときも同じ事を感じます。
……取り合えず、喜んで頂けたみたいで、何よりです。
「それで、どうしてあんな所で佇んでいたんですか?」
「ふが? ふがふがふが──」
「喋らなくても結構ですよ。考えて下されば後は勝手に読みますから。」
食事しながら喋るなんてうちのペットでもしません。これは本当に躾が必要かも知れませんね。
でもそういうところが昔から変わって無くて……どうしてでしょう。ちょっと安心しました。
ゴクン。
しかしどうしても自分の口で話したいのか、私の申し出にも関わらず食べていた物を一気に飲み下す萃香さん。
もっと味わって食べて貰いたいのに……。
「いや~それがねぇ──」
「失恋、ですか。成る程。萃香さんでも傷付く事が有るんですね。」
「ひど!? て言うか話そうとしてる事先読みするなぁ!?」
一人憤慨する萃香さんを私は冷めた目で見てます。
……どうしてでしょう。別に萃香さんがどこの誰と浮ついた関係を築こうと、私には関係ない筈なのに……。
正直、むかっ腹が立ってきました。
だからついでに、もう一つの目で更に深い事情を読み取ってみることに。
「……これは本当に失恋と言えるのでしょうか?」
回る先々で悉く追いやられる萃香さんの姿が明確に浮かんできます。
イメージが強く映るということは、それほどまでに萃香さんにとってショックだったという事でしょう。
まるで節分の日の鬼の様ですね。あっ、萃香さんは本物の鬼でしたか。
しかし、失恋と呼べそうなのも最後にあった天人ぐらいのものでしょうか。
「うぐっ……! 確かに、私も色々と焦り過ぎたかなと思ってるけど……。」
焦り過ぎていたと言うより、節操が無いだけじゃないですか?
「……今けっこう失礼な事、考えてない?」
萃香さんにじと目で返されてしまいました。
いけませんね。それは私のアイデンティティだというのに。
「いえ、決して。それよりまさかこの地霊殿でもそのお嫁さん探しをされるおつもりですか?」
私の質問に、萃香さんは腕組みして考えてます。
──だから食べながらでいいのに。
これじゃあ一向に食器が片付きません。
「さっきも言ったけど、ちょっと焦り過ぎてたところもあるし……当面は泊めて貰えるだけでも嬉しいかな?」
そう言って両手を合わせ私を拝み倒す萃香さん。
ま、まぁそれくらいなら構いませんが……お嫁さんになってとか言われたらどうしようかと……。
…………これではまるで期待していたみたいじゃないですか……!
邪念を追い払うように心の中だけで頭を振ると、小さく咳をして萃香さんと向き合います。
平常心、平常心。
「……それは構いませんよ。元よりそれなりの大所帯ですし。今更一人や二人、増えても問題にはなりません。」
「本当!? 助かるよ! いやぁ~後はお嫁さんも見つかれば万々歳なんだけどな──」
そう言って白々しく私をチラ見する萃香さん。
『例えば目の前にいる誰かさんとか?』
……っ///!?
「すすす、萃香さん!? 一体何を言って──いえ、言ってませんけど! 言ってませんけどわざとですよね!?」
必死に抗議する私がそんなに愉快なのか、腹を抱えて大笑いする萃香さん。
い、いけません。つい取り乱してしまいました。
「言っておきますけど……私には立場が有ります。おいそれと何処に嫁ぐなんてこと、出来ません。」
「別に、私が婿入りしても良いんだよ?」
「なっ……? そ、それでもです。そもそも私には恋愛とか興味ありませんし!」
知らず知らずの内に語気が強くなっている事に、私自身が一番驚いています。
……何をむきになっているのでしょうか、私は……。
「そうなの? 残念だなぁ~絶対良いお嫁さんになれるのに。」
これがまだ冗談だったのなら、この私がこうまで取り乱す事もなかったのに……第三の目は萃香さんのセリフは全て本気だと言っています。
それにしても、この私がお嫁さんなんて……………。
「おーい。さとりー? どうしたの? 顔赤いよ~?」
「えっ!? 違います! い、今のは無し! 無しで──はっ!?」
──やってしまった。
私が自らの墓穴を掘っている事に気付いたのは、悲しい事に萃香さんが先でした。
これは私の癖のようなもので、偶に他人にも私の心が読まれていると錯覚してしまうんです。
自分が当然のように出来ることは、他人にも当然のように出来る……そう言う思い込みの類のようで。
頭ではそんなことは無いと分かっているのですが……。
しかし萃香さんは私のそんな癖なんて知りません。でもはっきりと見えます。
『こりゃ何か自分でも恥ずかしい事を想像したね?』
……全くその通りなので返す言葉も思い浮かびません。
流石、長く生きていらっしゃるからか、無駄に察しが良いです。
しかし黙っていては認めてしまうようなもの……それはそれで癪です。
「……大体ですね。先程から恥ずかしい事を平気で言っているのは萃香さんの方ではないですか。いくら煽てたところで私は嫁になんてなりません。」
自分を落ち着かせる為に、私元来のじと目を用います。これで私の精神は揺るがないものに──
「え~。落ち込んでる私に声を掛けてくれた時は、本当に女神様かと思ったのになぁ……これぞ運命の出会いだぁ~って。……聞いてる?」
──なれませんでした。
ついには恥ずかしくなって目を逸らしてしまった私に、萃香さんは不思議そうに首を傾げています。
というか言ってて恥ずかしくないんでしょうか、この人は?
それにどうして……どうしてこの人はこうも私の心を掻き乱すのに長けているのでしょうか?
「どうしてそんな事ばっかり……! もっと嘘を言って下さいよ!?」
「え!? ええぇー!?」
ぜぇぜぇ。
肩で息を吐く私の顔を萃香さんは心配そうに覗き込んでます。
……流石に今のは、八つ当たりが過ぎました。
「だ、大丈夫?」
「……大丈夫です。すいません、取り乱しました。」
「うん。さっきからずっとね。」
「……っ///!」
痛いところを突かれました。本当に今日の私はどうしてしまったと言うのでしょうか……?
「でもさぁ。さとりも変わったよね。今日だけでもさとりの新しい表情、いっぱい見れたし。」
心底嬉しそうに話す──実際嬉しいみたいです──萃香さん。
確かに変わったのかも知れません。むしろ、変わり始めているという方が正しいのかも。私だけじゃない。地底に住まう全ての者達が。
「私が変わった、と言うのなら、間違いなくあの人間達のせいですよ。萃香さんたちが地底に送り込んで来た、二人の人間。」
霊夢さんと魔理沙さんでしたか……。
まさか地底に乗り込んでくる人間がいるとは夢にも思いませんでした。
「にゃははは! あの二人は言わば時代の象徴だね。本人達は全く意識してないと思うが──だけどきっと、幻想郷全ての妖怪がそう思っている! 良い時代がきたってね!!」
まるで自慢話のように語る萃香さん。本当に嬉しそう。その一人に家を追い出されたなんて、これっぽっちも覚えていないみたいです。……本当に強い人。
「良い時代、ですか……。」
地底と地上が共に手を取り合う時代──それが既に絵空事では無くなってきているのを、誰もが感じているでしょう。
暗いだけだったこの地底にも光が射す時代が来たのです。これを良い時代だと呼ばず、何と言えと?
だけど私が願っているのはいつも一つだけ……願わくば、目を閉じてしまった妹にも、こいしの目にも光が射さん事を……。
「こいしのこと、考えていたでしょ?」
「え……?」
ズバリ言い当てられた事に私は驚きを隠せません。
一体どうして……?
「そんなに驚く事じゃないよ。昔からそうだった。鉄面皮のお前さんがそんな心配そうな顔するの、こいしの事くらいのもんだった。それだけさ。」
私が尋ねる前に、萃香さんから教えてくれました。柔らかく微笑む萃香さんからは何だか見守られている、そんな暖かさを感じます。
「きっと大丈夫。でも心配するなとは言わないさ。それがさとりの優しさだからね。さてと、ご馳走様でした!」
何時に無く真面目な話をしてくれていると思っていたら、急に席を立つ萃香さん。
いつの間に食べ終わったのか、全く気付きませんでした。いえ、これは──
「よし! ただ飯食って、そのうえ泊めて貰うんじゃ悪いからね! 何か私に出来る事はあるかい? ほら、仕事大変なんだろ?」
「そうは言っても私の仕事はデスクワークですし、他人任せに出来るものでも有りませんから……それでは私のペット達の仕事を手伝ってあげて貰えますか?」
「ペット達の? それって火焔地獄跡の?」
「そうです。お燐とお空の二人の手伝いです。そちらの方は力仕事ですから萃香さんにも向いてるでしょうし。」
「よしきた! 任せといて!」
私の提案を快く引き受けてくれた萃香さんは、弾かれたようにリビングから飛び出していきました。
……まだ何の説明もしてないのに。
まぁ後はお燐がうまいように、やってくれるでしょう。それより──
「こいし? 居るんでしょう? 他人様のものに勝手に手を出すなんて、行儀が悪いですよ。」
一見誰も居ないように見える虚空に向かって私は声を掛けます。
「あれー? 気付いてたの? お姉ちゃんには気付かれてないと思ってたのになぁ……。」
そう言って、ひょっこりと顔を出すこいし……私が顔を向けていた方向とは正反対でした。
「……萃香さんが教えてくれたんですよ。全く。お腹が空いたのならちゃんと言いなさい。」
「違うよ~。萃香さんがお腹一杯だから食べていいって。」
「心を読まれないからって、またそんな適当な事を──」
「お姉ちゃん……気付いてなかったの?」
信じられない、といった顔をするこいし。
そんな妹の顔はとても嘘を付いているようには見えませんでした。
「……まさか。」
だけど私にだって信じられません。……第三の目はずっと開かれていたのだから、聞き逃す筈が有りません。
「お姉ちゃん……舞い上がってたんだね。無意識に。」
「私が……? 無意識に……?」
「そうだよ。だって料理は作らないと出てこないよ。お姉ちゃんはそれだけ張り切ってたって事じゃない?」
妹の言葉に私は驚愕を隠せません……。こと無意識に関して、彼女ほど詳しい者はいないでしょう。
なら私は何故舞い上がってた? 何に……? 答えは……考えるまでもないように思えました。
でもそれって──
「……昔からそうだったよね。お姉ちゃんったら、鬼の人達が来る度に有り得ない量のご馳走用意して……そのくせ顔はいつも仏頂面。鬼のみんなは持て成されているのか、邪険に思われてるのか、結構悩んでるみたいだったよ?」
思えばそんなこともありましたね……二次会は地霊殿とか、勝手な事を囁かれた時期が。
その時も、やっぱり萃香さんが一番食べていた気がします。
遠い記憶のその中で、一つだけ気付いた事。
私が無意識に舞い上がってた理由。
それは萃香さん個人にではなく、鬼に対する憧れのようなものだということ。
嘘を付く事がない鬼に、きっと私は憧憬を抱いていたのでしょう。
……まるで私が萃香さんを意識していた、そう指摘されたと勘違いするところでした。
「……よし! 面白そうだし、私も火焔地獄跡に行ってこよっと!」
「行くのは構いませんが、萃香さんやお燐たちに迷惑掛け──」
バタン。
「──って、もう行ってしまいましたか。……あの子もそこまで子供では無いでしょう。さて、私も此処を片付けて……。」
分かってたつもりだったんですが、流し台に山積みにされた食器を見て、私は辟易としてしまいました。
……本当にこれ、私一人で作ったんですか?
無意識とは本当に恐ろしいと改めて思う私なのでした。
バタン。
ドアを閉めながらそっと目を閉じて、その場で自責の念に刈られる私……。
(ホント、何やってるんだろう。)
先程の会話で、私はお姉ちゃんに言うべきだったのかも知れない。
『それはきっと、恋だよ』って。
だけど私は言えなかった。そして居たたまれなくなって、飛び出して来ちゃった。
あの分だときっとお姉ちゃんは気付いていないと思う。
だって自分の事より他人の事ばっかり考えてるお姉ちゃんだから……そんな優しいお姉ちゃんだから。自分の気持ちには全然気付いてなくって……。
今日だって、萃香さん一人の為に台所に立って。鼻歌まで歌ってたなんて言っても、本人だって信じないと思う。
姉が誰かを好きになるという事……。
全く想像してなかった……だから後押しどころか、変な方向に誘導しちゃった。
ううん……違う。本当はただ取られたく無かっただけ。大好きなお姉ちゃんを。
「ごめんね……お姉ちゃん……。」
まだはっきりと、それが恋だなんて決まった訳じゃないけど。自分のしたことが許される訳でもない。
ドア越しに水の流れる音が聞こえる。お姉ちゃんが食器を片付け始めたのだろう。
今更手伝いも言い出せず、だけど何時までもここでじっとしていても仕方ない。
「……行こう。」
とりあえず宣言通り萃香さんの様子を見に行く事にしよう。私はふらふらとその場を離れた。
「これは一体、どういうことですか?」
目の前に頭が痛くなるような光景が広がっており、私は思わず手でこめかみを押さえました。
「あっお姉ちゃんも来たんだ。大丈夫。仕事は終わってるって。不幸中の幸い?」
「ちっとも良くありません!」
火焔地獄跡の様子を見に来てみれば、萃香さんは何と酒盛りを始めてました。
ぐでんぐでんに酔ったお燐が、上機嫌に笑う萃香さん相手に熱く何かを語っており、その脇で──これまた酔っ払っているのでしょう──お空が一升瓶を抱き枕に寝そべってます。
「で、どうするの? お姉ちゃん? 一緒に飲んでくる?」
私がお酒を飲めない事を知っててこいうことを言うのですから……それに仮にも此処は仕事場です。管理者から率先してお酒を飲むなんて、全く冗談が過ぎます。
愉快そうに笑いながら問い掛けてきたこいしに一瞥もくれず、私はずかずかと三人のもとへ。
開口一番、お小言を言うつもりでしたが、むせかえる程のお酒の臭いに、私は思わず顔をしかめました。
「おっ! さとり! 良いところに──」
「さとりさま!? 一緒に飲みま──」
しかし、態度は毅然とせねばなりません。酔っ払いどもの戯言を黙殺すると、私は出来るだけ平坦な声で告げました。
「萃香さん……地霊殿(ここ)に居る間、お酒は禁止です。」
からん。
ころころころ。
萃香さんにとっては余りに衝撃的だったのでしょう。大事な瓢箪を落としてしまう程に。
第三の目からも、今の萃香さんからは何も読み取れません。
「ご、後生やから! 後生やからそれだけは堪忍してや~!!!」
どこの方言ですか? それは?
地なのか何なのかは知りませんが、パニックの余り私に縋り付く萃香さん。
……私も禁止はやりすぎかな? とは思いましたが、何故でしょう。今の萃香さんを見ていると加虐心を擽られます。
「……お姉ちゃん。その笑顔、怖い。」
いつの間にか傍らにまで来ていたこいしのこの発言には、流石にグサッと来るものが有りました。
でも何と言っても悪いのは萃香さんですから。
他人様のペット達に勝手にお酒を与えて、ぐでんぐでんになるまで飲ませるなんて信じられません。
「萃香さん。どうやら貴女には特別な躾が必要なようですね……」
「ひっ……!?」
「にゃあ!?」
出来るだけ優しく言ってあげたと言うのに、萃香さんは小さく悲鳴をあげ、隣にいたお燐に至ってはこいしの後ろに隠れてしまいました。
「……むにゃむにゃ。さとりさまぁ~……もう食べられません……へへへ……。」
お空だけは異変に気付かず、だらしない笑みを浮かべたまま寝言を言ってます。
「これは没収です♪」
萃香さんの瓢箪がちょうど足元にあったものですから、まずはこれから没収する事に。
「い、いやぁ~~~!?」
何ともまぁ可愛い声で鳴くものです。
普段からこれくらい可愛ければ、お嫁になってあげても良かったのに。
ヒック。
あれ? ……今私、何て言いました?
「こいし様っ……? さとり様はどうしちゃったんでしょう?」
酔いが覚めたのか、お燐の発音が先程よりはっきりとしたものに変わっています。
というか、悲鳴に似たその甲高い声が頭に響いて敵いません。
「ひょっとしたら……酔ってるのかも?」
私が? 飲んでもいないのに?
適当な事を言っているこいしとお燐に振り返ると、二人はびしっと背筋を伸ばしました。
「お燐。」
「はいっ!」
とても元気の良い返事に、私はつい嬉しくなって頬が緩んでしまいました。
「さ、さとり様が笑ってる?」
「間違いないね……あれは完全に酔っ払ってるよ。」
二人がこそこそと何を話しているのか、私には全く聞き取れませんでした。……おかしいですねぇ。こいしは兎も角、お燐の声なら第三の目が拾ってくれる筈なのに……。
「あ、あの……さとりさま?」
「そうでした。お燐? 晩ご飯にしますよ。お空を連れてきて下さい。」
まぁそんなこともあるのでしょう。
私は用件だけ伝えると、一足先に戻る事に。
「お酒ぇぇぇえ……。」
鬼の泣き言をBGMに私たちはその場を後にしました。
……その後、私があの時酔っ払っていたと自覚したのは、翌朝──そう、二日酔いになっている自分に気付いた時でした。
………あれ? 誤字脱字がなくてなんか寂しい……この気持ち何だろう……
時折見せるさどりんが素敵です。私はまだ躾が悪いようですのでさどりんにちょっと躾けられたいです。
萃香はこのままペットでいるのがいろいろと幸せなんじゃ?
貴方の作品が出るたびに嬉しい反面、また一週間楽しみがなくなってしまうという寂しさも同時にあります。回を追うごとに表現力が豊かになってきて凄いです。
ってのと同じ気分です。わくわく