この話は『キャプテンが悪い話』のちょっとした番外編のつもりな話です。
設定を知るために、読んでいるといいと思います。
甘い香りを漂わせる、不器用にラップングされた箱。
それを片手に、私は何度も深呼吸を繰り返す。
そう。今日はバレンタインデーという、外の風習にして珍しく幻想郷中に浸透したビッグイベントの日。
だからこそ、女の子なら絶対に知っていなくちゃいけない日。
あのムラサだって、私がチョコを持って正面から告白すれば、この想いがきっと伝わる日。
そうだ! やってやる! 私は今日、この日、このチョコを持って!
絶対に、あの鈍感のハートを奪って、私にメロメロにしてやるんだーッ!
気合充分! バレンタイン練習用手作りムラサ人形を前に、緊張なんかしてないけどガチガチに固まった四肢を使い、私はムラサ人形で何度も何度も練習したのだ。
人形遣いが「頑張ってね……」ってむかつく哀れみの目と共にくれた、この可愛いムラサ人形を、押入れの奥に隠して「ムラサは絶対に見るな、見たら殺す!」と書いた張り紙をペタリと張る。
さあ、準備は万端だ。
私は颯爽と、恋愛成就のお守りと大吉のお守りとムラサのハンカチを持って、窓から外へと飛び出した。
「むらさおねーちゃん、これ、もらってー」
「わあ、ありがとうございます」
どべちょっ!
いきなり、ムラサが五歳児ぐらいの女の子からチョコをもらっている光景を見てしまった。
おいっ!?
顔面から地面にぶつかって、慌てて隠れて覗き込むと、ムラサはその女の子を片手で抱き上げて、頬にキスをしていた。
「……ッ」
あ、あのたらし……!
ただでさえ、ムラサは可愛くて格好良くて、ああいうのが似合うのに、なんで私にそれをしないのよ?!
っていうか、頬染めるなガキ! あんたなんかにムラサは渡さないわよ! 若いからって調子に乗るなー!
いきなりの計画の挫折と新たな敵の出現に、思わずいつものストーカーじゃないけど、ストーカーみたいに、ムラサに見つからない死角に移動して、様子を伺う。
ギリギリと歯軋りして、草むらから怨念を向けているのに、ムラサは気づかずに子供と楽しそうに雑談していた。
「……ぐ、ぎぎ」
あ、キれそう。
そろそろ本気で弾幕を投げつけてしまいそうだった。
と、ムラサはおもむろに女の子をひょいっと降ろすと、ばいばいと手を振っていた。
女の子も、ばいばいと嬉しそうに駆けて行く。
……って、んんっ! どうやらチョコを渡したかっただけで、告白とかそういうのは無かったみたいね。
……ほっ。
私が安堵している間に、ムラサは女の子を最後まで見送って、貰ったチョコをしまう為だろう、そのまま寺の中へと入っていく。
っていけない、追いかけなくちゃ!
勢いを持続して、今日こそ告白を――――
「きゃあっ?! ご、ごごごめんムラサッ! 訳は言えないけど、今は入ってこないでー!」
「ごっはぁ?!」
突然。
入り口から巨大な雲山の拳が見事な速度で飛び出し、ムラサは門の外まで一瞬でぶっ飛ばされていった。
「…………」
え?
いま、の声は、一輪? っていうか、ムラサ……、何をしたらそんな目に?
……えぇと、と、とりあえずムラサを追いかけなくちゃ!
もう、待ちなさいよねムラサ!
バッと空を飛んで、ぐいっと反射でこそこそと隠れつつムラサの様子を伺う。
殴り飛ばされたムラサは、もうもうとした煙の中、ぴくぴくと痙攣していた。
うわ、駄目そう。
つい、躊躇して固まってしまう。―――すると。
「……何してるの?」
私より先に、ムラサに声をかける奴がいた。
っ。あいつ、確か多々良小傘!
いつかのムラサの日記での別の意味での危険な奴じゃないのよ!
はっとするが、そいつはすでにムラサに駆け寄っていた。
急いで阻止しようとするが、しかし、ムラサがむくりと動いてしまい「ぬょ」とおかしな声がでてその場に固まってしまう。
あぅ、私のチキン!
「いつっ、……え? ……あぁ、お久しぶりです、小傘さん」
「う、うん、久しぶりムラサさん」
「いや、お恥かしい所を」
煙の中、とりあえずは立ち上がるムラサに安心して、そしてムラサならよく分からないけど大丈夫だろうと、小傘の奴はにこりと笑う。
「うん! えへへ、最近、わちきはずっと早苗の所にいたから、本当に久しぶりで…………」
と。小傘が、不自然に言葉を切る。
その視線の先には、もうもうとした土煙が晴れて、殴られたくせにちょっとした擦り傷だけの丈夫なムラサが、苦笑しながら立っていた。
「は、わわ」
「え? 小傘さん?」
小傘の様子に、首を傾げるムラサは分かっていないが、これはしょうがないのだ。
かぁっと赤くなる小傘に、ちっと舌打ちして、でもその気持ちは分かると、むすりと頬を膨らませる。
だって、ムラサは素敵だから。
そう、今のムラサの格好は冬服仕様なのだ。
ええっと、帝國海軍の、士官、だ、だいにしゅぐんそう? って、そういう奴を着ている。
本来は夏に着るものらしいけど、冬に着る事もあるんだって、ムラサは肌寒くなってきた当たりから、その軍服? を軽く羽織るみたいに着崩して着用していた。
なんか、これぐらいなら固くないでしょうって、笑うムラサとその純白の上着はとても似合っていて、格好良くて、私がぼうっと見惚れちゃうぐらいなのだ。
久しぶりで、いきなり見ちゃったら、まあ仕方ないともう一度頷く。私なんて、未だに慣れずに会うたびに、ムラサ、かっこいいなぁって、つい思っちゃうのだから。
「小傘さん?」
「わわわ、わ、わちきは」
「はい?」
「こ、これ、あげる!」
ずびしっ!
照れ臭いのか顔面にチョコを投げつけ、思わず良い肩を持っている! と感心する速度でムラサを一瞬だけ宙に浮かせ、その間に小傘ははわはわと真っ赤になって飛んでいった。
しぃん、と一瞬でその場が静かになる。
……後に残されたムラサは、たらりと鼻血を流して、ちょっと血で汚れた、多分チョコの入っている包みを手に、なんかぷるぷる震えてた。
チョコを貰ったのに、なんか可哀想な図だった。
あ、独り言が聞こえる。
「……だ、だから、私が一体、何をしたっていうか、朝から一輪は顔も見たくないとばかりに、台所に引きこもるし! 星は何故か興奮してて噛まれるし! ナズに聞こうとしたら赤くなって尻尾で締められるし! ひ、聖にはめっ、って、ちょっと怖い顔で怒られるしって。……あ、泣きそう。……さ、さっきだって、ちょっと横切ろうとしただけで、雲山って………ぐす。……ぁ、そういや、ぬえになんて、もうここ一週間避けられてたっけ……ふふ」
ぶつぶつと、流石幽霊とばかりに、暗く、ずーんと落ち込んでいた。
チョコはしっかりと持ったまま、鼻血を拭かないで、目元を擦るムラサ。
……ぁ、ちょっとキュンってした。
どっ、どうしよ? もしかしてムラサ、私がいなくて、ちょっと寂しかったの?
あぁ、きのこが生えそうなぐらいじめっとしてるムラサ可愛い。苛めたい。抱きしめたい!
今なら私、自分に素直になれそうな気がする。
「――む、ムラ」
「あら、船長さん、どうしたの?」
またいきなり邪魔入った。
神様ってとりあえず性悪だと思う。
特に山の方。
「――っ、ど、どうも、咲夜さん、おはようございます」
しゅっ、ばっ、きらん。
船長としてのプライドか、一瞬で頑張って笑顔になって姿勢良くなるムラサ。ずっこける私。でも鼻血は拭い忘れてて、目尻の涙も残っているムラサの可愛さに、苛立ちは沸かなかった。
「……酷い顔ね」
「むぐ」
咲夜、と呼ばれた、確か紅魔館のメイド長。
そいつはあろう事か、ムラサの顔を柔らかそうでいい香りのしそうなハンカチで拭ってあげていた。ちょっ、それ私がしたいのに!
「し、失礼しました」
「いいえ、気にしてませんわ」
「……洗って返しますよ?」
「だから、気にしなくていいのよ、船長さん」
にこっ、と涼しげに笑う彼女に、イライラッと羽が尖り、でもムラサは曖昧に気まずそうに微笑んでいた。
ねえ? 何、この空気!? ムラサめ、いつの間にこんなのと知り合ったのよって、こら! むむむむムラサに擦り寄るなそこの女ぁっ!
「くす、それで船長さん、あのお話は考えてくれたかしら?」
「……ですから、その件は、きっちりとお断りをした筈です」
「あら、つれないのね」
外面スイッチの入ったムラサは、微笑みつつ礼儀正しくする分、押しに弱くなる。
だから、何故か顔を寄せて囁く様に耳元に唇を寄せる、なんかエロい淫乱メイド長の肩に、そっと手をおくだけだ。
「私は、聖の元で、これまでと同様に修行をしていくだけです」
「……そう。でも、うちに執事が欲しいとお嬢様が望んでいる限り、貴方を勧誘するのはやめないわよ?」
「……いえ、他の方をスカウトしては?」
「あら、船長さん程に、礼儀作法を心得て、執事服の似合いそうな方、いたかしら?」
「ええ、きっとたくさんいますよ」
そっと、肩を押し返していくムラサに、メイド長は笑顔のまま「そう」とあっさり引き下がる。
「まあ、そこで簡単に此方になびく様な輩に用はないし、ますます欲しくなったわ」
「……それは光栄ですけど、諦めませんか?」
「お断りよ。貴方が一番、一緒に働きやすそうなんですもの」
先ほどとは打って変わり、くすりと気安げに微笑んで「はい」とムラサに見るからに綺麗に包まれた、趣味の良い箱を差し出す。
「?」
「義理で申し訳ないけれど、私個人から貴方に」
「……ぃ」
「あら、そんなに赤面してくれるとは思わなかったわ」
ぶぼっ! と赤くなるムラサに、おもしろそうな顔をするメイド長。
ちょっと、ちょっとちょっと?! 何よこのいい雰囲気は?! さっきより断然悪いじゃないのよ!?
「…し、失礼。いえ、ありがたいですけど、あの、お返しが」
「あら、貴方が紅魔館に来てくれれば、それでいいのよ?」
「ですから、それは……」
「分かっているわ、その気になったら、いつでも来て頂戴。待っているわ」
そう、最後に完璧な動作で挨拶をすると、ぱっ、と、そのメイド長はまるで手品みたいにその場から消えてしまった。
「―――は?」
正体不明な消え方に、唖然として。
ちょっ、分からないのは私の専売特許なのに!? と、身を乗り出して。
慌てて見つかる! って身を伏せた。
いけない。我を忘れすぎた。恐る恐るムラサの様子を伺うが、ムラサは私の存在には気づかず、メイド長の消えた空間を見て、はぁ、と大きく溜息を付いていた。
「……うぅ、わざわざ此処まで来るぐらいだから、本気っぽいなぁ。……あぁ、押しの強いご婦人が不快にならない断り方とか、思いつかないって」
がっくりと弱々しい背中を見て、ムラサの悩ましげな姿に、またきゅうんとしてしまう。
ムラサ素敵……! と、あんなメイド長の事なんてどうでもいいかと、私はムラサの素敵な姿をついつい熱く見つめてしまう。
ああ、ストーカーではないけど、この位置が一番落ち着く。
「……はぁ、今帰ったら、また雲山に殴り飛ばされるんだろぁ……。里にいたら、何故か先週ぐらいから男の子達にライバル視されて石投げられるし……」
がっくりしょんぼりと。
なんなんだー……と呟いて、ムラサは三つのチョコの箱を持ったまま、肩を落として歩いていく。
「……くぅ!」
やだっ、どうしよう。凄いきゅんきゅんくるんだけど?!
そういえば、私ってば最近、ムラサを最初に好きになった時の、この気持ちを忘れていた気がする。
この、苛めた時の哀愁ただよう、老犬みたいなしょぼしょぼ感。
「……っ、うわ」
ドキドキする。
今も好きでやばいのに、昔の気持ちまで思い出しちゃって。
ぷすぷすと内側が焦げそうな恥かしさと悔しさが沸き上がる。
私がこんなに幸せな苦しみで悶えているのに、ムラサはちょっと居場所がないぐらいで落ち込んだまま、寺に戻れず行くところもなく、門の外で寂しく座り込んでいる。
ふぁ! 惨めっぽくて蹴りたい! そんで抱きつきたい! あ、頭を撫でて欲しい!
もっ、いいよね?
ぎゅっと握ったままの不恰好な包みを、王様の王冠みたいに大切に持って、目を強く瞑って、こんどこそ飛び込んだ。
ぽんぽんと頭の中で泡が浮かんでは弾けて、甘い痛みに身体まで破裂しそうで、大惨事になりそうで。
「ムラサーっ!」
「はい?」
小さい女の子とか、傘の妖怪とか、メイド長とか、他にもきっと。これから一杯貰うんだろうムラサ。
座り込んだまま、目を丸くするムラサに飛び込んで。
どんっ、と。
両手を広げて、腰を浮かせて、私の身体を力強く受け止めるムラサに。
ふわりと広がったムラサには大きすぎる軍服が、マントみたいで、素敵で。
「―――ぬえっ?!」
私を呼ぶ、ムラサに照れ臭くてしょうがないけど、悪戯っぽく笑って、チョコを素直に渡す。
その胸に押し付けて、両足をぱたぱた、両腕はしっかりしがみ付いて、ほら、ムラサがもの凄く、これ以上ないぐらいの間の抜けた顔になる。
「あげる!」
小首を傾げて、何度も練習したのとは違うけど、でも会心のいい笑顔で。
ほぅら! 成功した!
ムラサの顔が、どんどん赤くなってきて、小さく「…ぅわ」って熱い吐息を漏らした。
達成感が、身体を駆け巡り、ぶるりと震える!
「あ、ありがと……っ」
ん~!
嬉しい!
やっぱバレンタイン最高!
こんな顔、普段は絶対に見られない。
こんな顔、普段は絶対に出せない。
可愛いから、ムラサにうりゃあって抱きついて、今日は離れてやらないんだからって、そう決めた!
ムラサは、さっきまでの暗いのが嘘みたいに、にこりと幸福に笑ってくれた。
◆ ◆ ◆
今日はバレンタインで。
皆もそうだろうけど、私も義理のチョコをたくさん貰えて、船長として慕われているのが形として分かって、とても喜ばしかった。
その中でも、特に嬉しかったのが。
隣で眠る、彼女のチョコだった。
にやけながら、そっ、と髪を撫でる。
普段は悪戯ばかりの、ぬえからのチョコ。
一輪からの、大きなチョコケーキにも感激して抱きついて、つい頬にキスして殴られたリしたけど。
ぬえからのは、彼女からのは、そこまで嫌われてはいないんだーって、じぃんって胸が熱くなった。
てっきりこの寺で一番嫌われていると半ば確信していたからこそ、言葉が出ないぐらい感動した。
「……ふふ」
ついついにやけて、
もう一度ぬえの髪を撫でて、無防備な額に唇を落とす。
それから、左隣で熟睡している一輪にも同じ様にキスをする。
なんか、不思議。
聖や、星や、ナズにも貰ったのに、この二人からのは格別だった。
むしろ、この二人からは、貰えるかどうか凄い気になった。
だからこそ、前日からずっと冷たくされたり避けられてして「私は、駄目キャプテンだぁ…」って、この世の終わりみたいに落ち込んだりと、本当にどぎまぎしてた。
「というか、どうしてだろ?」
なんで、二人だけなんだろ?
自分の心なのに、よく分からない。
でも、ちゃんと貰えたからいいか。って満足する。
ぬえのチョコはちょっと焦げて、ガリッと歯が折れそうなぐらい香ばしかったけど、でも気持ちが篭っておいしかった。
一輪のチョコケーキは、生クリームが水気を多めに含んでたり、スポンジが固かったり、何故か木片が混入されていたりした。失敗したって一輪は涙目で、着慣れないエプロンを握って嘆いていたけど、とんでもない! とてもおいしくて一輪の前で全部食べきった。……勿論、木片も食べた!
むずり、と今日の事を思い出すと嬉しくてにやけて、いけない。これじゃあ変質者だわと頬を叩く。
「よしっ」
立ち上がり、愛用の軍服を羽織る。
二人の隣にチョコの箱を、そうっと置いて。
今日、渡す筈だったチョコ。
皆に渡す為のチョコ。
まだ、日付が変わらない今の内に、聖たちや、お世話になった人、関わった人、気持ちをこめて運びにいこう。
白い袋を「よっ!」と気合を込めて抱えて。
二人に最後に「おやすみ」と、声をかけた。
翌日、たくさんチョコを渡し終えて満足して帰ったら、何故かぬえと一輪にダブルで殴られた。
特にヒットポイントとライフポイントを確実に削ってゆきます。
精神を確実に壊してゆきます。具体的にいうなら脳みそがジャムになります。パンにヌルと美味しいです。
でも大丈夫、ここで死ねたなら映姫様に地獄送りにされるハズです。
そのうちにあっきゅんもやってくるはずです。
……私は何を書いているんでしょうか。
ぬえー! 5歳児相手にマジになるなww アリスに生暖かい目をされるってどんだけだwww
初っ端の「不器用にラップングされた箱」でいきなり腰が砕けたwww
がただの失敗に見えなくなってきた
まさか意図的に混ny
礼儀正しさの内に潜む船長フェロモンWWW
なんというジェントル精神WWW
ぬえのデレは素晴らしい!!!
もう、ぬえを正妻にして後みんな愛人でよくね?
おいwwどSww
はいはい、ズギューン。もうムラサ船長可愛すぎる。可愛すぎて可愛すぎて。
にぶちんのくせしていろいろ悩んでしょぼくれる船長かわいい。
貴方の書く星蓮船メンバーがかわいすぎて生きてるのがつらい
義理じゃないだよ船長ーーー!!!
なぜ伝わらんこの想いwwww一輪もぬえも頑張れwwwwww
即刻結婚させるべき。ぬえと。
おい船長知ってるか
年少の子供が石を投げつけるのは「お前が…欲しいっ!」って意志表示なんだぜ(サファリゾーン的な意味で)
木片入りと固いチョコを食いきったのは凄いわ。
一輪とぬえがんばれ! 少しだけ前進してるよ!
それにしてもバレンタイン充すぎて全俺が泣いた…
ぬえも一輪も頑張れ。
いやまてよ。義理と義理をあわせたらギリギリじゃないか
つまり今はギリギリ友情だけど、もう一寸で好きなっちゃうってメッセージだったんだよ!
とか悪霊すぎるぞ船長www