Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

特別

2010/02/14 15:26:33
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「妹様。お紅茶をお持ちしました」
「ありがとう咲夜」
「それでは失礼致します」
「あ、待って咲夜」

 呼び止めるフランドール・スカーレット。

「はい、何でしょう」
「たまにはさ、一緒に遊ばない?」
「……申し訳ありません。まだ仕事が残っていますので」
「そっかー。じゃあまた今度ね」
「はい。では失礼致します」

 瀟洒に去る十六夜咲夜。








 ◇ ◇ 








「パチュリー様。お紅茶をお持ちしました」
「ありがとう咲夜」
「それでは失礼致します」
「あ、待って咲夜」

 呼び止めるパチュリー・ノーレッジ。

「はい、何でしょう」
「たまには、貴女も一緒にいかが?」
「……申し訳ありません。まだ仕事が残っていますので」
「そう。じゃあまた今度ね」
「はい。では失礼致します」

 瀟洒に去る十六夜咲夜。








 ◇ ◇ 








「お嬢様。お紅茶をお持ちしました」
「ありがとう咲夜」
「…………」
「…………」

 優雅にティーカップを傾けるレミリア・スカーレット。
 
「…………」
「…………ん?」

 じぃっと主を見つめる十六夜咲夜。
 不思議そうに首を傾げるレミリア・スカーレット。

「…………」
「…………ああ」

 少しだけ頬を膨らませて主を見つめる十六夜咲夜。
 ようやく気付いたレミリア・スカーレット。

「……はいはい。たいへん良くできました。いいこいいこ」

 なでりなでりと、従者の頭を優しく撫でるレミリア・スカーレット。

「えへ。では失礼致します」

 瀟洒に去る十六夜咲夜。





―――それは、二人だけの秘密の約束。



なお本作品は、こちらの作品→作品集100『あなただから』ともなんとなくつながっております。
お時間のあるときにでも、読んでいただければ幸いです。
まりまりさ
コメント



1.名前が無い程度の能力削除
貴方の書く咲夜さんが可愛すぎて生きるのが辛い
2.ぺ・四潤削除
この咲夜さんにはぜひ焦らしプレイをしてみたい。
3.奇声を発する程度の能力削除
咲夜さんが可愛すぎてどうにかなりそう…
4.ずわいがに削除
確かに瀟洒だと感心はするがどこもおかしくはないな
俺の前ではいつもこんな感じだ
5.名前が無い程度の能力削除
このレミリアのリアクションもたまらんな。おあずけ咲夜さん!
6.名前が無い程度の能力削除
あなたの書く咲夜さんが可愛すぎて死にそうです
7.名前が無い程度の能力削除
咲夜さん可愛いすぎる
8.名前が無い程度の能力削除
可愛い可愛い