「妹様。お紅茶をお持ちしました」
「ありがとう咲夜」
「それでは失礼致します」
「あ、待って咲夜」
呼び止めるフランドール・スカーレット。
「はい、何でしょう」
「たまにはさ、一緒に遊ばない?」
「……申し訳ありません。まだ仕事が残っていますので」
「そっかー。じゃあまた今度ね」
「はい。では失礼致します」
瀟洒に去る十六夜咲夜。
◇ ◇
「パチュリー様。お紅茶をお持ちしました」
「ありがとう咲夜」
「それでは失礼致します」
「あ、待って咲夜」
呼び止めるパチュリー・ノーレッジ。
「はい、何でしょう」
「たまには、貴女も一緒にいかが?」
「……申し訳ありません。まだ仕事が残っていますので」
「そう。じゃあまた今度ね」
「はい。では失礼致します」
瀟洒に去る十六夜咲夜。
◇ ◇
「お嬢様。お紅茶をお持ちしました」
「ありがとう咲夜」
「…………」
「…………」
優雅にティーカップを傾けるレミリア・スカーレット。
「…………」
「…………ん?」
じぃっと主を見つめる十六夜咲夜。
不思議そうに首を傾げるレミリア・スカーレット。
「…………」
「…………ああ」
少しだけ頬を膨らませて主を見つめる十六夜咲夜。
ようやく気付いたレミリア・スカーレット。
「……はいはい。たいへん良くできました。いいこいいこ」
なでりなでりと、従者の頭を優しく撫でるレミリア・スカーレット。
「えへ。では失礼致します」
瀟洒に去る十六夜咲夜。
了
「ありがとう咲夜」
「それでは失礼致します」
「あ、待って咲夜」
呼び止めるフランドール・スカーレット。
「はい、何でしょう」
「たまにはさ、一緒に遊ばない?」
「……申し訳ありません。まだ仕事が残っていますので」
「そっかー。じゃあまた今度ね」
「はい。では失礼致します」
瀟洒に去る十六夜咲夜。
◇ ◇
「パチュリー様。お紅茶をお持ちしました」
「ありがとう咲夜」
「それでは失礼致します」
「あ、待って咲夜」
呼び止めるパチュリー・ノーレッジ。
「はい、何でしょう」
「たまには、貴女も一緒にいかが?」
「……申し訳ありません。まだ仕事が残っていますので」
「そう。じゃあまた今度ね」
「はい。では失礼致します」
瀟洒に去る十六夜咲夜。
◇ ◇
「お嬢様。お紅茶をお持ちしました」
「ありがとう咲夜」
「…………」
「…………」
優雅にティーカップを傾けるレミリア・スカーレット。
「…………」
「…………ん?」
じぃっと主を見つめる十六夜咲夜。
不思議そうに首を傾げるレミリア・スカーレット。
「…………」
「…………ああ」
少しだけ頬を膨らませて主を見つめる十六夜咲夜。
ようやく気付いたレミリア・スカーレット。
「……はいはい。たいへん良くできました。いいこいいこ」
なでりなでりと、従者の頭を優しく撫でるレミリア・スカーレット。
「えへ。では失礼致します」
瀟洒に去る十六夜咲夜。
了
俺の前ではいつもこんな感じだ