「咲夜、紅茶を持ってきなさい。」
「かしこまりました、お嬢様。」
紅魔館はいつもどおりの1日だった。だが、レミリアのある一言でとんでもないことになるとは誰も知る由もなかった・・・
その日の昼下がり、レミリアはふと思いついたように手をたたいた。
「どうしたのですか、お嬢様?」
するとレミリアは得意げに、
「フッフッフ、やっと・・・やっと考えついたわ!」
「はあ、何を考えついたのですか?」
「何言ってるの、暇つぶしに決まってるじゃない。」
まあ、いつものことである。
「それで、何をするのですか?」
「雪合戦!!」
「そんな子供じゃ・・・いや、子供ですね・・・」
「決定!!雪合戦をするわよ!!」
すると、咲夜はふと疑問に思ったことがあったので聞いてみた。
「メンバーはどうするのですか?」
「美鈴とかパチェとか・・・このさいだからフランも・・・」
「5人じゃ少なくないですか?」
「なら知り合いを呼んで来なさい。」
「はあ、分かりました。」
少しあきれつつも咲夜は知り合いに頼みに行った。
~魔法の森~
「・・・それで私を呼びに来たのか?」
「あなたなら暇じゃない、いいでしょう?」
まず真っ先に思いついた魔理沙を誘いに来た。
「まあ、暇だからいいけどな。」
「ついでだから人形遣いも呼んでくれると助かるのだけど。」
「とりあえず誘ってみるぜ。」
~博霊神社~
「・・・それで私を誘いにきたわけね。」
「そういうことよ。」
「ならお賽銭。」
相変わらずせこい巫女である。
「手料理作るからそれで勘弁してくれる?」
「う~ん・・・まあいいわ、やってやるわよ。」
「ありがとう、助かるわ。」
~妖怪の山~
「よし!やってやろうじゃないの!」
「決断早いわね。」
河城にとりは話しにすぐ乗ってきた。
「河童の科学力、見せつけてあげるよ!」
「ついでだから他の人も集めてくれない?」
「いいよ!」
~紅魔館~
「咲夜、何人くらい集まったの?」
「けっこう集まってくれました。まあ、みんな暇ですからね。」
「これなら案外楽しめそうね。」
「お嬢様、一つ質問が・・・」
「何?」
「ルールはどうするのですか?」
そう聞かれると、得意げに無い胸を張って、
「もう考えたわよ!」
「そうですか。」
内心、けっこう心配な咲夜であった。
~紅魔館 門前~
「これはすごいわね、かなりの人数が集まったじゃない。」
「相手もチームを組んでいるようですよ。」
「ならこっちも(チームカリスマ)としてがんばって優勝をねらうわよ!!」
「優勝って、大会じゃないんですから。」
「大会よ?」
「は?」
そういわれてレミリアの指を指す方を見てみると「冬だ!肉だ!カリスマだ!カリスマ雪合戦大会!!」と垂れ幕があった。
「お嬢様・・・これは?」
「準備したのよ。」
「突っ込みどころ満載ですね。」
「それはそうと参加チームが決まったわ。まず、私たちのチームの「チームカリスマ」、あと「ザ・お賽銭」、「スーパーハイテクノロジー」、「守矢さんち」、「チームサードアイ」、「隙間と幽霊」の全6チームね。」
「なんかチーム名が・・・」
「私が考えたのよ?」
「さっ、さすがお嬢様!すばらしいネーミングですわ!」
「そうこういってるうちに開催の時間よ。」
「はい、お嬢様」
なんだかんだいってもけっこう楽しめそうな気がする咲夜であった。
「え~これより「冬だ!肉だ!カリスマだ!カリスマ雪合戦大会!!」を開催します!」
これがとんでもない波乱の幕開けになることなど、誰も知る由も無かった。
「かしこまりました、お嬢様。」
紅魔館はいつもどおりの1日だった。だが、レミリアのある一言でとんでもないことになるとは誰も知る由もなかった・・・
その日の昼下がり、レミリアはふと思いついたように手をたたいた。
「どうしたのですか、お嬢様?」
するとレミリアは得意げに、
「フッフッフ、やっと・・・やっと考えついたわ!」
「はあ、何を考えついたのですか?」
「何言ってるの、暇つぶしに決まってるじゃない。」
まあ、いつものことである。
「それで、何をするのですか?」
「雪合戦!!」
「そんな子供じゃ・・・いや、子供ですね・・・」
「決定!!雪合戦をするわよ!!」
すると、咲夜はふと疑問に思ったことがあったので聞いてみた。
「メンバーはどうするのですか?」
「美鈴とかパチェとか・・・このさいだからフランも・・・」
「5人じゃ少なくないですか?」
「なら知り合いを呼んで来なさい。」
「はあ、分かりました。」
少しあきれつつも咲夜は知り合いに頼みに行った。
~魔法の森~
「・・・それで私を呼びに来たのか?」
「あなたなら暇じゃない、いいでしょう?」
まず真っ先に思いついた魔理沙を誘いに来た。
「まあ、暇だからいいけどな。」
「ついでだから人形遣いも呼んでくれると助かるのだけど。」
「とりあえず誘ってみるぜ。」
~博霊神社~
「・・・それで私を誘いにきたわけね。」
「そういうことよ。」
「ならお賽銭。」
相変わらずせこい巫女である。
「手料理作るからそれで勘弁してくれる?」
「う~ん・・・まあいいわ、やってやるわよ。」
「ありがとう、助かるわ。」
~妖怪の山~
「よし!やってやろうじゃないの!」
「決断早いわね。」
河城にとりは話しにすぐ乗ってきた。
「河童の科学力、見せつけてあげるよ!」
「ついでだから他の人も集めてくれない?」
「いいよ!」
~紅魔館~
「咲夜、何人くらい集まったの?」
「けっこう集まってくれました。まあ、みんな暇ですからね。」
「これなら案外楽しめそうね。」
「お嬢様、一つ質問が・・・」
「何?」
「ルールはどうするのですか?」
そう聞かれると、得意げに無い胸を張って、
「もう考えたわよ!」
「そうですか。」
内心、けっこう心配な咲夜であった。
~紅魔館 門前~
「これはすごいわね、かなりの人数が集まったじゃない。」
「相手もチームを組んでいるようですよ。」
「ならこっちも(チームカリスマ)としてがんばって優勝をねらうわよ!!」
「優勝って、大会じゃないんですから。」
「大会よ?」
「は?」
そういわれてレミリアの指を指す方を見てみると「冬だ!肉だ!カリスマだ!カリスマ雪合戦大会!!」と垂れ幕があった。
「お嬢様・・・これは?」
「準備したのよ。」
「突っ込みどころ満載ですね。」
「それはそうと参加チームが決まったわ。まず、私たちのチームの「チームカリスマ」、あと「ザ・お賽銭」、「スーパーハイテクノロジー」、「守矢さんち」、「チームサードアイ」、「隙間と幽霊」の全6チームね。」
「なんかチーム名が・・・」
「私が考えたのよ?」
「さっ、さすがお嬢様!すばらしいネーミングですわ!」
「そうこういってるうちに開催の時間よ。」
「はい、お嬢様」
なんだかんだいってもけっこう楽しめそうな気がする咲夜であった。
「え~これより「冬だ!肉だ!カリスマだ!カリスマ雪合戦大会!!」を開催します!」
これがとんでもない波乱の幕開けになることなど、誰も知る由も無かった。
肉とカリスマの名の下で、どんな阿鼻叫喚になるのか楽しみだ。