東方三国志設定集

稗田家書籍目録の３５９４番目に何かの設定とおぼしき資料が残っていたようだ。

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幻想郷の面々と同じ名を持つものたちがどこぞと知れぬ大陸で勢力争いを
繰り広げる物語である。各勢力の簡単な紹介をしておこう。

＊天子陣営
天子：主なき博麗神社で傀儡として存在している。
　　　最初は幽香に祭り上げられ、後に早苗に祭り上げられる。
衣玖：天子を支える苦労人。幽香らの天子いじめに頭を悩ませる日々。
ミスティア：うなぎ屋を切り盛りする手腕を買われてかなぜか登用される。
　　　　　　夢幻館との政変のどさくさの間に退場。

＊守矢陣営
早苗：幻想郷を正すため連合軍を結成するが、幽香や空たちの前に惨敗を喫する。
　　　再び立ち上がり、幻想入りした１００万の住民を信者に取り込む。
　　　てゐ・チルノ・空たちとの戦いに勝ち続け大陸の有力勢力になる。
神奈子＆諏訪子：早苗の旗揚げ当初からの強力な支援者。
さとり：空の暴走の責任を感じ、早苗たちに強力する。

＊永夜陣営
輝夜：永遠亭を失い、竹林にいた妹紅・慧音とともに放浪の旅を始める。
　　　てゐと配下のイナバたちを取り込んだまではいいが、負け戦続きで逃げ足に定評があると評される。
慧音：寺子屋の教師であったが、輝夜たちの旅に付き合うことに。
妹紅：輝夜との因縁を水に流し、部下として戦場を暴れまわることに。
妖夢：本来の主である幽々子とはぐれ、同じく放浪中の輝夜たちと同道することに。

＊霧雨陣営
魅魔：反幽香連合に参加し博麗神社に一番乗りするが、既に焼き払われたあとであった。
　　　焼け跡から神主の盃を見つけるが、トラブルに巻き込まれあえなく成仏することに。
魔理沙：魅魔を引き継ぎ、秋姉妹ら土着の神たちを力で従えて勢力を拡大する。
　　　　パチェ・アリスたちを従えて大陸の南東部を席巻する。
パチェ：五行の魔法を駆使して魔理沙を主に知略面でサポートする。
アリス：最初は魔理沙の敵として登場するが、一騎打ちを経てほれ込んで配下となる。
小悪魔：パチェの知り合い。なぜか資産家でもある。

＊夢幻館陣営
幽香：主なき博麗神社を占拠して大陸の制圧をもくろむが、総すかんを食らい神社を焼き払い、
　　　夢幻館に引きこもる。花畑で悠々自適に暮らそうとするが空の炎に焼かれる。
メディスン：幽香の命で天子に毒を盛る。
エリー：反幽香連合軍に立ち向かうが、結局は空の前座。
くるみ：空逃亡後の夢幻館の主におさまるが、天子に脱走される。
空：何も考えずに幽香の配下となり連合軍を蹴散らすが、あっさりと裏切る。
　　逃亡の末、お燐と組んで早苗たちの背後を襲い戦いを続けるが、
　　守矢一家の粘り強い戦いの前に最後には力尽きる。
燐：空と組んで守矢一家を引っ掻き回す。

＊魔界陣営
神綺：魔界の名門であることを誇りにかけているが、決断が遅くカリスマは失われている模様。
　　　後に守矢一家に決戦を挑むことになるが…。
ユキ＆マイ：魔界の二枚看板と称されている。

＊その他勢力
チルノ：たかが一妖精にしかすぎないのだが、無駄に人気を得て増長している。
　　　　幻想郷最強を自称したもののフルボッコされてあえなく退場。
リグル：イナゴを従える蟲の妖怪。輝夜たちに頼られ勢力を吸い取られる。
てゐ：守矢神社の賽銭箱へのいたずらがばれてしまい、怒りを買って総攻撃を食らうことに。
　　　助けに来た輝夜たちに後を任せてさっさと逃走。
秋姉妹：魔理沙に滅ぼされた神その１。
雛：魔理沙に滅ぼされた神その２。
夢美：魅魔の拾った神主の盃に学術的興味を抱く。
ちゆり：夢美の部下。魅魔を倒すが神主の盃は逃す。

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配役を考えただけで満足してしまい、こんな状態で投稿しても
いいのかと考えたのですが、とりあえず投稿してみました。
官渡の戦いの前あたりまでのあらすじに相当します。
まだまだ主要人物が登場していないのですが、後半部のお楽しみと言うことで。
三国志のどの人物が該当するかについては、この場では伏せておきます。
（脇役の設定に無駄に凝ったりはしているのですが。）

反則気味の投稿スタイルかもしれませんが、よろしくお願いいたします。