(あの場所に…あの場所に行けるんだ)
一人の人影が目的の場所に向かって移動をしていた
(…博麗神社…あそこに行けば…)
『博麗神社』
それは此方の世界と外の世界を結ぶ場所
(俺が望んだあの世界に…)
彼が望んだ世界…それは現実ではもう有り得ないような
古臭い世界電気も、車も無い世界…
だが、心はとても豊かな妖怪達が居るそんな世界
(幻想郷に行けるんだ!)
その思いで彼は遂に見つけたのだ
幻想郷の端にあると言われる博麗神社の入り口に
普段は家の中でゴロゴロしている彼にはその鳥居へと続く階段は辛い
(見えた!あそこに…あの上に行けば!)
だが、彼は上る…たとえ次の日、持病の痛風が悪化しても
今上らないと、絶対に後悔するから
そして、階段を登りきった先に彼を待っていたのは
「いらっしゃい」
幻想的な雰囲気をした、腋があいた巫女服の美少女の姿
「貴方を待っていたわ」
そして、笑顔のまま上ってきた人物の傍に来て
「…とっとと現実世界に帰れ!」
綺麗な肘鉄を顔面に決めたのであった…
・・・
「これで、26体目!いい加減嫌になるわ」
神社の鳥居の前にて、博麗霊夢は肩で息をしながらその場で呟いた
既に朝から同じような人物が大量にやってきているのだ
(…流石にきついわ)
「うおぉぉ!突撃!」
「しまっ!?」
朝から大量の相手を幻想郷に入ってこないように戦っていたいのだ
そのせいであろう、ほんの一瞬霊夢の反応が鈍った
その隙に、数人の人物が博麗神社の鳥居の中に入ろうとしていた
(間に合わない!)
霊夢が遅れながらも迎撃をしようとした時だった
「アックスボンバー!」
『うわああぁぁ!?」
霊夢の後ろから突然現れた何者かが
鳥居に上ってきた数人を纏めてラリアットで吹っ飛ばした
「流石に霊夢も疲れてきたみたいだね」
「萃香!?あんたこの忙しい時に何処行ってたのよ!」
思わぬ助けに霊夢が驚きながらも
次に上ってきた相手に腋固めを決めてから鳥居の外に蹴飛ばして告げた
「ごめんごめん!救援呼ぶのに手間取っちゃって」
萃香がそういいながらも、上ってきている人物を
アイアンクローで掴みながら放り投げる
「救援!?そんな人物が何処に…」
萃香の言葉に霊夢がコブラツイストで侵入者を気絶させながら反論した時だった
「エルボースイシーダーです!」
「早苗!?」
霊夢と萃香が戦っている場所から少し離れた所に
早苗が綺麗な飛び込みからのダイビングエルボーを侵入者達に決める
「私も手伝います、霊夢さん」
「正直助かるわ、こいつらわらわらとやって来るから」
「霊夢さん後ろ!」
「早苗も!」
霊夢と早苗がお互いの後ろの相手を迎撃するために
お互いの腕をクロスさせて空中で回転してドロップキックを決める
「お~、守矢の巫女もやるじゃないか」
「伊達や酔狂で巫女をしてませんから」
「どうでもいいけど、相手が何時来るかわからないのじゃ分が悪いわ」
霊夢の言い分は正しい、基本的に此方は相手が鳥居の前に
来るまで待たないといけないために後手後手に回る
「確かに、霊夢さんの言うとおりこのままだと此方の精神の消耗が大きいです」
早苗がそう呟きながら、上ってきている相手に
ブルドッキングヘッドロックを決めて気絶させてから蹴り飛ばした
「…真ん中から2人が直ぐに、右端から4人と左端に3人、あと30秒程で辿り着きます」
『!?』
突然声がした方を向くと、そこに居るのは
盾を構えた白狼天狗の姿があった
「待ってたよ椛…やっと妖怪の山も動いてくれたのか」
萃香が目の前の相手2人に
ランニングネックブリーカードロップを決めながら笑った
「それと、個人の意思でも有ります…」
そういいながら、椛が右端から現れた4人に盾を投げつけつつ
エルボードロップを決めて告げた
「後方から私の『目』で何人来るか指示します」
犬走椛の言葉に萃香が頷く
「よし来た!真正面からの相手は私が薙ぎ払うよ!」
萃香の言葉に霊夢と早苗が頷く
「霊夢さん!私は左から来た相手を!」
「わかった!右に来た相手は私が!」
4人がフォーメーションを決めると
覚悟を決める意味で宣言した
『腋役は!我々だけで十分だ!』
一人の人影が目的の場所に向かって移動をしていた
(…博麗神社…あそこに行けば…)
『博麗神社』
それは此方の世界と外の世界を結ぶ場所
(俺が望んだあの世界に…)
彼が望んだ世界…それは現実ではもう有り得ないような
古臭い世界電気も、車も無い世界…
だが、心はとても豊かな妖怪達が居るそんな世界
(幻想郷に行けるんだ!)
その思いで彼は遂に見つけたのだ
幻想郷の端にあると言われる博麗神社の入り口に
普段は家の中でゴロゴロしている彼にはその鳥居へと続く階段は辛い
(見えた!あそこに…あの上に行けば!)
だが、彼は上る…たとえ次の日、持病の痛風が悪化しても
今上らないと、絶対に後悔するから
そして、階段を登りきった先に彼を待っていたのは
「いらっしゃい」
幻想的な雰囲気をした、腋があいた巫女服の美少女の姿
「貴方を待っていたわ」
そして、笑顔のまま上ってきた人物の傍に来て
「…とっとと現実世界に帰れ!」
綺麗な肘鉄を顔面に決めたのであった…
・・・
「これで、26体目!いい加減嫌になるわ」
神社の鳥居の前にて、博麗霊夢は肩で息をしながらその場で呟いた
既に朝から同じような人物が大量にやってきているのだ
(…流石にきついわ)
「うおぉぉ!突撃!」
「しまっ!?」
朝から大量の相手を幻想郷に入ってこないように戦っていたいのだ
そのせいであろう、ほんの一瞬霊夢の反応が鈍った
その隙に、数人の人物が博麗神社の鳥居の中に入ろうとしていた
(間に合わない!)
霊夢が遅れながらも迎撃をしようとした時だった
「アックスボンバー!」
『うわああぁぁ!?」
霊夢の後ろから突然現れた何者かが
鳥居に上ってきた数人を纏めてラリアットで吹っ飛ばした
「流石に霊夢も疲れてきたみたいだね」
「萃香!?あんたこの忙しい時に何処行ってたのよ!」
思わぬ助けに霊夢が驚きながらも
次に上ってきた相手に腋固めを決めてから鳥居の外に蹴飛ばして告げた
「ごめんごめん!救援呼ぶのに手間取っちゃって」
萃香がそういいながらも、上ってきている人物を
アイアンクローで掴みながら放り投げる
「救援!?そんな人物が何処に…」
萃香の言葉に霊夢がコブラツイストで侵入者を気絶させながら反論した時だった
「エルボースイシーダーです!」
「早苗!?」
霊夢と萃香が戦っている場所から少し離れた所に
早苗が綺麗な飛び込みからのダイビングエルボーを侵入者達に決める
「私も手伝います、霊夢さん」
「正直助かるわ、こいつらわらわらとやって来るから」
「霊夢さん後ろ!」
「早苗も!」
霊夢と早苗がお互いの後ろの相手を迎撃するために
お互いの腕をクロスさせて空中で回転してドロップキックを決める
「お~、守矢の巫女もやるじゃないか」
「伊達や酔狂で巫女をしてませんから」
「どうでもいいけど、相手が何時来るかわからないのじゃ分が悪いわ」
霊夢の言い分は正しい、基本的に此方は相手が鳥居の前に
来るまで待たないといけないために後手後手に回る
「確かに、霊夢さんの言うとおりこのままだと此方の精神の消耗が大きいです」
早苗がそう呟きながら、上ってきている相手に
ブルドッキングヘッドロックを決めて気絶させてから蹴り飛ばした
「…真ん中から2人が直ぐに、右端から4人と左端に3人、あと30秒程で辿り着きます」
『!?』
突然声がした方を向くと、そこに居るのは
盾を構えた白狼天狗の姿があった
「待ってたよ椛…やっと妖怪の山も動いてくれたのか」
萃香が目の前の相手2人に
ランニングネックブリーカードロップを決めながら笑った
「それと、個人の意思でも有ります…」
そういいながら、椛が右端から現れた4人に盾を投げつけつつ
エルボードロップを決めて告げた
「後方から私の『目』で何人来るか指示します」
犬走椛の言葉に萃香が頷く
「よし来た!真正面からの相手は私が薙ぎ払うよ!」
萃香の言葉に霊夢と早苗が頷く
「霊夢さん!私は左から来た相手を!」
「わかった!右に来た相手は私が!」
4人がフォーメーションを決めると
覚悟を決める意味で宣言した
『腋役は!我々だけで十分だ!』
と思いつつ読み進めていったら存外おもしろかったww
やられた!
脇役将軍に続けーーー!!
だが流石は脇役さん。期待以上だぜ!
固定ファンと好きなだけやってればいいでしょう。
それはそうと痛風持ちだったのか、仲間だな。
お前達はアッパーカットされてるその隙に下から腋と横ちt(ぐぼぁ!)
あれ?なんで俺笑ってるんだろ
モヒカンヘアーの早苗さん素敵。
お主なかなかやるな
……貴方は一度、行ってるでしょうが!(不思議な倉庫の扉)
この作品で文句を垂れる奴の気が知れないねぇ。
「あたいコールド・すたな~」
各隊脇役さんの道を開け!
やりおる喃…
俺は脇目もふらず神奈子様に飛び付くぜ
現在博麗神社地下500kmにて進行中。
後15分で魔界に進入出来ます!!
…あれ?応答して下さい!脇役隊長ーーー!!
くそっ!絶対神綺様に飛びついてみせる!!
…GJです。