【博麗神社】
霊夢「はい、召し上がれ♪」
アリス「…あれ、霊夢って和食派だったっけ?」
霊夢「そうよ、というか私は昔から和食派だけど?」」
アリス「うーん…どっちかというと私洋食派なのよねぇ・・・」
ががーん・・・。
霊夢「あ…あれ。アリスって洋食派だったの?」
アリス「そうだけど…あ、いや、別に霊夢の和食が不味い、って言ってるわけじゃないのよ!?」
アリス「ほ、ほら、このぶり大根とか美味しいわよ!」
霊夢「……それ、さば大根なんだけど?」
アリス「サバ!? 聞いたことないわよ!?」
霊夢「……お金が無いんだから仕方ないでしょー!!」
びゅーん。
アリス「あ、れい…む。」
アリス「…自分で自爆するとか私どんだけバカなのかしら…。」
アリス「普通に…おいしいじゃない、この煮物とかも。」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【紅魔館】
中国「今日こそは通さないわ!」
霊夢「邪魔よ!」
ピチューン!!!
霊夢「咲夜居るー!?」
咲夜「…こんな夜遅くに何なのよ?」
霊夢「お願い! 私に洋食を教えて!!」
咲夜「…洋食なんていきなりどうしたのよ?」
霊夢「えっと、その…ね…///」
咲夜「ふーん…その反応から見てアリスってとこ?」
霊夢「な、何で分かるのよ!」
咲夜「いや、霊夢の仲良い人で洋食好きってアリスくらいじゃない?」
少女弁解中・・・。
霊夢「だから、アリスと仲良くなるために洋食を教えてほしいの、お願い。」
咲夜「うーん…私は別に構わないけど今日は遅いから明日また来てくれるわよね?」
霊夢「うん、明日から宜しくね!」
━━━━━━━━━【翌日】━━━━━━━━━
咲夜「それじゃあ、『マジカルさくやの洋食クッキング☆スクール』をはじめるわよ!」
霊夢「はい、先生!」
咲夜「まずは洋食において必須なワインの使い方よ。赤と白があるけど・・・」
霊夢「ふむふむ。」
咲夜「どちらも香り付けにはいい材料になるわ。」
咲夜「特に、白ワインは果物とあわせてコンポートが作れるし、
赤は全体的にアルコール度数が高いからフランベに最適ね。」
霊夢「ふらんべ?」
咲夜「さっきも言った香り付けに使う料理のテクニックよ。覚えておいて損は無いわ。」
霊夢「分かったわ。」
咲夜「じゃあ、次は高級洋食における三大珍味についての・・・」
こうして『マジカルさくやの洋食クッキング☆スクール』は夜通し続きましたとさ。
お腹がぺこぺこになってる主など知らずに。
レミィ「さくやー!! おなかすいたー!!」
レミィ「さーくーやー!!」じたばた
レミィ「うーうー☆」
■レミリアのカリスマがブレイクしました。
━━━━━━━【一週間後】━━━━━━━━
霊夢「こ…これでどうかしら?」
咲夜「うん、赤ワインの香りもばっちり、キャビアも添え程度で美しい…。」
咲夜「テーブルのセッティングもOK、…うん、完璧よ。良く頑張ったわね。」
霊夢「ホント!? ありがとう!!」
咲夜「別にお礼を言われる筋合いは無いわ。私だって改めて勉強する機会になったしね。」
霊夢「ありがとう! それじゃ、頑張ってくるわ!」
咲夜「ちょっと待ちなさい。」
霊夢「な、何なの?」
咲夜「これ、貴女がずっと使ってた調理道具。これからも使ってあげなさい。」
霊夢「…咲夜、ありがとう。それじゃ、行ってくるわね!」
━━━━━━━【博麗神社】━━━━━━━━━
アリス「和食って難しいのね…何か甘めの味付けが上手くいかないわ。」
霊夢「ただいま!」
アリス「あ、霊夢、おかえr」
霊夢「キッチン使うから退いて!」
アリス「う、うん。」
霊夢「…ここで赤ワインを入れてフランベして、香り付けして…
そして添えのキャビアは3g…後はデザートでりんごのコンポートを沿えて…」
霊夢「出来たわ!!」
アリス「な、何? 何が出来たの、霊夢?」
霊夢「アリスの大好きな洋食フルコースよ!」
ばばーん!
アリス「す、すごい…どうしたの、霊夢!?」
霊夢「ずっと咲夜に習ってたの。アリスに食べてもらいたかったから。」
アリス「霊夢…ありがとう!」
ぎゅっ!
霊夢「むぐぐー、早く食べないと冷めるわ…」
アリス「あ、ごめんごめん、でも本当にすごいわね。それじゃ、頂きます。」
少女食事中…。
霊夢「ど、どうだった?」
アリス「すごい美味しかったわ! これからもまた作ってくれる?」
霊夢「うん!アリスのためだったらいつだって作るわ!」
アリス「いつでも作ってくれるなんて、霊夢はいい子ね。」 なでなで
霊夢「えへへへ…」
霊夢「はい、召し上がれ♪」
アリス「…あれ、霊夢って和食派だったっけ?」
霊夢「そうよ、というか私は昔から和食派だけど?」」
アリス「うーん…どっちかというと私洋食派なのよねぇ・・・」
ががーん・・・。
霊夢「あ…あれ。アリスって洋食派だったの?」
アリス「そうだけど…あ、いや、別に霊夢の和食が不味い、って言ってるわけじゃないのよ!?」
アリス「ほ、ほら、このぶり大根とか美味しいわよ!」
霊夢「……それ、さば大根なんだけど?」
アリス「サバ!? 聞いたことないわよ!?」
霊夢「……お金が無いんだから仕方ないでしょー!!」
びゅーん。
アリス「あ、れい…む。」
アリス「…自分で自爆するとか私どんだけバカなのかしら…。」
アリス「普通に…おいしいじゃない、この煮物とかも。」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【紅魔館】
中国「今日こそは通さないわ!」
霊夢「邪魔よ!」
ピチューン!!!
霊夢「咲夜居るー!?」
咲夜「…こんな夜遅くに何なのよ?」
霊夢「お願い! 私に洋食を教えて!!」
咲夜「…洋食なんていきなりどうしたのよ?」
霊夢「えっと、その…ね…///」
咲夜「ふーん…その反応から見てアリスってとこ?」
霊夢「な、何で分かるのよ!」
咲夜「いや、霊夢の仲良い人で洋食好きってアリスくらいじゃない?」
少女弁解中・・・。
霊夢「だから、アリスと仲良くなるために洋食を教えてほしいの、お願い。」
咲夜「うーん…私は別に構わないけど今日は遅いから明日また来てくれるわよね?」
霊夢「うん、明日から宜しくね!」
━━━━━━━━━【翌日】━━━━━━━━━
咲夜「それじゃあ、『マジカルさくやの洋食クッキング☆スクール』をはじめるわよ!」
霊夢「はい、先生!」
咲夜「まずは洋食において必須なワインの使い方よ。赤と白があるけど・・・」
霊夢「ふむふむ。」
咲夜「どちらも香り付けにはいい材料になるわ。」
咲夜「特に、白ワインは果物とあわせてコンポートが作れるし、
赤は全体的にアルコール度数が高いからフランベに最適ね。」
霊夢「ふらんべ?」
咲夜「さっきも言った香り付けに使う料理のテクニックよ。覚えておいて損は無いわ。」
霊夢「分かったわ。」
咲夜「じゃあ、次は高級洋食における三大珍味についての・・・」
こうして『マジカルさくやの洋食クッキング☆スクール』は夜通し続きましたとさ。
お腹がぺこぺこになってる主など知らずに。
レミィ「さくやー!! おなかすいたー!!」
レミィ「さーくーやー!!」じたばた
レミィ「うーうー☆」
■レミリアのカリスマがブレイクしました。
━━━━━━━【一週間後】━━━━━━━━
霊夢「こ…これでどうかしら?」
咲夜「うん、赤ワインの香りもばっちり、キャビアも添え程度で美しい…。」
咲夜「テーブルのセッティングもOK、…うん、完璧よ。良く頑張ったわね。」
霊夢「ホント!? ありがとう!!」
咲夜「別にお礼を言われる筋合いは無いわ。私だって改めて勉強する機会になったしね。」
霊夢「ありがとう! それじゃ、頑張ってくるわ!」
咲夜「ちょっと待ちなさい。」
霊夢「な、何なの?」
咲夜「これ、貴女がずっと使ってた調理道具。これからも使ってあげなさい。」
霊夢「…咲夜、ありがとう。それじゃ、行ってくるわね!」
━━━━━━━【博麗神社】━━━━━━━━━
アリス「和食って難しいのね…何か甘めの味付けが上手くいかないわ。」
霊夢「ただいま!」
アリス「あ、霊夢、おかえr」
霊夢「キッチン使うから退いて!」
アリス「う、うん。」
霊夢「…ここで赤ワインを入れてフランベして、香り付けして…
そして添えのキャビアは3g…後はデザートでりんごのコンポートを沿えて…」
霊夢「出来たわ!!」
アリス「な、何? 何が出来たの、霊夢?」
霊夢「アリスの大好きな洋食フルコースよ!」
ばばーん!
アリス「す、すごい…どうしたの、霊夢!?」
霊夢「ずっと咲夜に習ってたの。アリスに食べてもらいたかったから。」
アリス「霊夢…ありがとう!」
ぎゅっ!
霊夢「むぐぐー、早く食べないと冷めるわ…」
アリス「あ、ごめんごめん、でも本当にすごいわね。それじゃ、頂きます。」
少女食事中…。
霊夢「ど、どうだった?」
アリス「すごい美味しかったわ! これからもまた作ってくれる?」
霊夢「うん!アリスのためだったらいつだって作るわ!」
アリス「いつでも作ってくれるなんて、霊夢はいい子ね。」 なでなで
霊夢「えへへへ…」
しかしレイアリという着眼点は素晴らしい、期待させて頂きます。
霊夢、頑張ったわね