Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

和洋の差

2010/01/24 02:03:36
最終更新
サイズ
3.89KB
ページ数
1

分類タグ

【博麗神社】

霊夢「はい、召し上がれ♪」

アリス「…あれ、霊夢って和食派だったっけ?」

霊夢「そうよ、というか私は昔から和食派だけど?」」

アリス「うーん…どっちかというと私洋食派なのよねぇ・・・」

ががーん・・・。

霊夢「あ…あれ。アリスって洋食派だったの?」

アリス「そうだけど…あ、いや、別に霊夢の和食が不味い、って言ってるわけじゃないのよ!?」

アリス「ほ、ほら、このぶり大根とか美味しいわよ!」

霊夢「……それ、さば大根なんだけど?」

アリス「サバ!? 聞いたことないわよ!?」

霊夢「……お金が無いんだから仕方ないでしょー!!」

びゅーん。

アリス「あ、れい…む。」

アリス「…自分で自爆するとか私どんだけバカなのかしら…。」

アリス「普通に…おいしいじゃない、この煮物とかも。」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【紅魔館】

中国「今日こそは通さないわ!」

霊夢「邪魔よ!」

ピチューン!!!

霊夢「咲夜居るー!?」

咲夜「…こんな夜遅くに何なのよ?」

霊夢「お願い! 私に洋食を教えて!!」

咲夜「…洋食なんていきなりどうしたのよ?」

霊夢「えっと、その…ね…///」

咲夜「ふーん…その反応から見てアリスってとこ?」

霊夢「な、何で分かるのよ!」

咲夜「いや、霊夢の仲良い人で洋食好きってアリスくらいじゃない?」


少女弁解中・・・。


霊夢「だから、アリスと仲良くなるために洋食を教えてほしいの、お願い。」

咲夜「うーん…私は別に構わないけど今日は遅いから明日また来てくれるわよね?」

霊夢「うん、明日から宜しくね!」

━━━━━━━━━【翌日】━━━━━━━━━

咲夜「それじゃあ、『マジカルさくやの洋食クッキング☆スクール』をはじめるわよ!」

霊夢「はい、先生!」

咲夜「まずは洋食において必須なワインの使い方よ。赤と白があるけど・・・」

霊夢「ふむふむ。」

咲夜「どちらも香り付けにはいい材料になるわ。」

咲夜「特に、白ワインは果物とあわせてコンポートが作れるし、
  赤は全体的にアルコール度数が高いからフランベに最適ね。」

霊夢「ふらんべ?」

咲夜「さっきも言った香り付けに使う料理のテクニックよ。覚えておいて損は無いわ。」

霊夢「分かったわ。」

咲夜「じゃあ、次は高級洋食における三大珍味についての・・・」

こうして『マジカルさくやの洋食クッキング☆スクール』は夜通し続きましたとさ。
お腹がぺこぺこになってる主など知らずに。

レミィ「さくやー!! おなかすいたー!!」

レミィ「さーくーやー!!」じたばた

レミィ「うーうー☆」


■レミリアのカリスマがブレイクしました。


━━━━━━━【一週間後】━━━━━━━━

霊夢「こ…これでどうかしら?」

咲夜「うん、赤ワインの香りもばっちり、キャビアも添え程度で美しい…。」

咲夜「テーブルのセッティングもOK、…うん、完璧よ。良く頑張ったわね。」

霊夢「ホント!? ありがとう!!」

咲夜「別にお礼を言われる筋合いは無いわ。私だって改めて勉強する機会になったしね。」


霊夢「ありがとう! それじゃ、頑張ってくるわ!」

咲夜「ちょっと待ちなさい。」

霊夢「な、何なの?」

咲夜「これ、貴女がずっと使ってた調理道具。これからも使ってあげなさい。」

霊夢「…咲夜、ありがとう。それじゃ、行ってくるわね!」


━━━━━━━【博麗神社】━━━━━━━━━

アリス「和食って難しいのね…何か甘めの味付けが上手くいかないわ。」

霊夢「ただいま!」

アリス「あ、霊夢、おかえr」

霊夢「キッチン使うから退いて!」

アリス「う、うん。」


霊夢「…ここで赤ワインを入れてフランベして、香り付けして…
  そして添えのキャビアは3g…後はデザートでりんごのコンポートを沿えて…」

霊夢「出来たわ!!」

アリス「な、何? 何が出来たの、霊夢?」

霊夢「アリスの大好きな洋食フルコースよ!」


ばばーん!


アリス「す、すごい…どうしたの、霊夢!?」

霊夢「ずっと咲夜に習ってたの。アリスに食べてもらいたかったから。」

アリス「霊夢…ありがとう!」


ぎゅっ!


霊夢「むぐぐー、早く食べないと冷めるわ…」

アリス「あ、ごめんごめん、でも本当にすごいわね。それじゃ、頂きます。」



少女食事中…。



霊夢「ど、どうだった?」

アリス「すごい美味しかったわ! これからもまた作ってくれる?」

霊夢「うん!アリスのためだったらいつだって作るわ!」

アリス「いつでも作ってくれるなんて、霊夢はいい子ね。」 なでなで

霊夢「えへへへ…」
はじめまして。kyouhaと申しますー。
ある方にネタを頂きましたのでそれを簡単な形にですけど仕上げてみましたw
急ぎなので稚拙な会話文になってしまいましたがここまで読んでくださった皆さん、ありがとうございましたm(_ _)m

ものすごく読み応えのある大作をお書きになる方々の中に、
僕みたいなのが混ざっていいのかな、と思いつつ上げてしまいましたorz

誤字脱字とかありましたら遠慮なくご指摘くださいませ。

P.S これの逆パターンもいいと思うんだ!
kyouha
コメント



1.名前が無い程度の能力削除
こういう文章もプチならでは。良いと思います。霊夢はキャビアとかどうしたんだろ。紅魔館もちですかね。
2.たぁ削除
レイアリが俺のジャスティス
3.名前が無い程度の能力削除
ちょっと二次ネタを強調し過ぎな気がします。自分は大丈夫ですが、あからさまな二次ネタは創想話では嫌われる傾向にあるので使い過ぎにご注意を。
しかしレイアリという着眼点は素晴らしい、期待させて頂きます。
4.奇声を発する程度の能力削除
レイアリはもっと増えても良いと思います!
5.名前が無い程度の能力削除
とても初々しいくて、浄化されそうになった
6.名前が無い程度の能力削除
逆パターンも書いてくれると幸せになります。俺が
7.ずわいがに削除
勢いのある文章だ……

霊夢、頑張ったわね
8.Yuya削除
単純だけど凄く良い