はい、今日は一般向け教養講座”算数のお時間”にきていただいてどうもありがとう。
え?けいね先生は歴史の先生で数学はできないんじゃないか?って
・・・いや、算数くらいはちゃんと教えられると思うぞ。
というわけで初めての今日は引き算についてのお話を少しさせてもらおうかな。
たとえばだ、
13-6
これを解いてみろといわれて間違える人はさすがにいないだろう
そう、答えは7だ
しかし、この計算の中身はどういう思考をしているか、特にくりさがりに付いて正確に説明できる自信のある人はどれだけいるだろうか。
え?説明することなんてないって?
いやいや、その答えはくりさがりについてちゃんと理解してない証だぞ?
では、くりさがりと引き算の考え方についてのお話を少しだけ聞いてもらおうか。
13-6だと一の位では3から6を引けないので十の位から1借りてくることになる。
この借りてきた1が幻想入りしてあちらではとても困ったことになったそうだが、最近は債務整理をして十の位から1をおろすことができるようになったそうだ。
まぁ、そんな他所の話は置いておいて、この1を借りてくるという表現で続けるとしよう。
というわけで、十の位から1借りてきて10-6で残りは4。
これをもとの13の借りてなかった部分の3と合わせて3+4で答えが7になる。
こんな流れで計算した人も多いだろう。
あれ?自分は違うって?
ふむ、それはとてもいい発想だ。
自分で考えたことと人に言われたことが違っていたら、それについて追求することでさらなる高みへと向かっていける。
では、どんな流れで計算をしたのか教えてもらえるかい?
3-6で3がのこるから10-3でこたえが7になる、とふむふむ。
つまり3-6では-3が残ってしまうから、十の位から1を借りてきて10-3の計算をしているわけだ。
この考え方も正しいくりさがりの引き算だ!
それでは、小学校では教えてくれなかった引き算の裏側についての話をしよう。
最初に出した考え方は減加法という名前がつけられていて、くりさがりがある場合にはまず十の位から1を借りてきて10-6で引き算をして、その答えの4と、もとの引かれる数の借りてこなかった一の位の3をたして答えにする。
つまり10から引いて、その残りを足す、引いて足すから減加法だ。
そして、後に出た考え方は減減法と呼ばれている。これはまず一の位を3-6で計算して-3を残しておいて、それを十の位から1借りてきて10-3で計算しているんだ。
こちらは3-6をして、そのあと10-3をしている、引いて引くから減減法と呼ばれている。
裏話のついでに込み入った話をすると、後者の減減法は思考の中でマイナスの数を残しておく必要がある。
このマイナスの数というものは小学校では本来使っていないものだ。
なので普通は前者の減加法で教わっていると思うが、引き算はこの両方を場合によって使い分けることがもっともスマートだと先生は思ってる。
1○ー9の場合なんかは減加法が適切で、1○-△の○と△が近い場合には減減法が適切だろう
実は○と△の比較をしてる時点で引き算の半分は終わってるということでもあるが、そのあたりの細かいところは宿題として各自考えてくれるとうれしい。
この宿題が解けたら、そのことは2桁ー1桁の引き算だけでなく、もっと大きな数の場合や引き算以外にも応用できることが分かると思う。
ではこの辺で本日の算数のお時間はおしまいとさせていただこう。
あなたとともに過ごした時間が、少しでもあなたのこれからの生活に有意義なものとなってくれたら幸いだ。
6+4+3=13
よって答は7
引き算など必要なし
慧音が一人で喋ってるだけで他は誰もいないし、
別にただのオリキャラでも何も変わらない。
頭が痛い