「キッチンネーム」の続きです。先に読むと分かり易いかと思います。ではどうぞ。
「じゃあ召し上がれ鈴仙」
「いただきます、てゐ」
(やばい、てゐが可愛いすぎる)
いつものワンピースにエプロンをつけて笑顔のてゐを見て鈴仙は鼻血が出そうなのを我慢して、てゐが作った特性ドリンク(罠無し)を飲もうとしていた。その時ー
「「それ飲んじゃだめー!!」」
二人は飲み物を鈴仙が飲む前に弾いたが、たまたま通りかかった八意永琳(年齢不明)の口に見事に入った。次の瞬間月の賢者は綺麗に横に倒れた。
「「「「え、えりーん!?」」」」
「誰よ…、それ…」
「良かった!まだ生きてた!」
「早く治療を!鈴仙、胃薬!」
「はいっ!」
「良し。行ったわね本を回収しなきゃ」
「なぁ輝夜、あの料理の名前は?」
「えーと。『脇役達の切望』」
「かなり嫌な名前だな…。あと永琳が泡吹いてぴくりともしないんだが」
「嘘!?えりーん!?」
「姫!今薬を持って…、え?まさかそんな…」
「「「「えりーーーーーん!!!!」」」」
「だからそれ誰?あと私死なないから…。早く薬頂戴…」
こうして被害は最小?に留まった。
たぶん続く…。