守り守られし大輪 雲居 一輪
能力:入道を使う程度の能力
一「曖昧ね」
Q.どこまで融通効くの?
一「やってみよう」
雲「うごごごご」
一「やーいやーいチービーガキー」
萃「何がしたいのかわかんないけど、挑発のつもりなら笑っちゃうね」
一「無乳」
萃「ミッシングパーポォォォ!!!」
一「沸点低い! キャプチャー!」
萃「捻り潰し…あ、あれ? 体が固まる…」
一「TTNATWITOD MBFPADCOG(首と腰を逆方向へ回転 両足を平行に配置し重心を崩せ)」
萃「待ってそんなに曲がらな…グエエーッ!!」
① 非常に巨大(大入道)
一「ゲホゲホッ! ゲェホッ! き、キャプチャー!」
ヤ「うわわ何だこりゃ体がっ!? ど、どちら様だい!?」
一「うぐぐ喉痛ぇ、だがお前も入道認定よ! えーと、とりあえず脱げ。蜘蛛は色気担当だ」
ヤ「とりあえずってうひゃあああああ手が勝手にいい!?」
文「いいよいいよー」
② 見た者は病に冒される(大入道)
藍「お前は…、うん? 随分昔に見たような見なかったような。何か用が?」
一「うげっ、九尾の大妖怪…、だがキャプチャー」
藍「痺びびっ!?」
一「自分を解き放て!」
藍「いつまでも脱ぎネタで通せると思…キャストオフ!」
一「やったーカッコイイー」
③ 狐や狸、鼬が化ける(大入道)
一「キャプチャッ」
燐「はぶわっ!? な、何するんだいお姉さん…!」
一「あれっ、効いた。 猫の入道…なんて居たかしら」
燐「や、やめろ! 変なダンスを踊らせるな!」
一「あっびっしにあんー」
④ 燃え盛る車輪の姿をとる(輪入道)
一「これは知ってるぞ。一目入道ってやつね」
傘「顔! ねぇ顔見てちゃんと顔私の顔! 一つ目は傘だけだから!」
一「傘をさす入道なんてのも聞いた事があるなあ」
傘「無茶言うな!」
⑤ 一つ目(一目入道)
一「寝てる」
小「すぴー…」
一「…これ、使えてるのかな」
小「くかー…」
一「右手を上げなさい」
小「んぐっ。…すやー…」
一「使えてる…よね…?」
小「すかー…」
⑥ 生前怠け者だった者が成る(火間虫入道)
一「知り合いに入道が居たじゃないか。キャプチャー」
水「何!? 私使われるの!? 一輪に!? 何だかいやらしい響きだキャッホウ!」
一「リリース」
⑦ 杓で舟を沈める(海入道)
文「じゃあ次はシャツも脱いでみよっかー」
ヤ「ひぎゃあああああ!!」
⑧ 正体は蜘蛛(蜘蛛入道)
衣「春は来ませんが地震ですよー」
一「縁起でもない事を言わない! もう聖輦船無いんだから実害被るのよ! キャプチャ!」
衣「別に私が起こしてる訳じゃ…はうっ!?」
一「この人なんだか『はうっ』が似合うわね。語尾に毎回はうって付けなさい」
衣「お断りします…はうっ!?」
⑨ 豊作と疫病、それの回避方法の予言→危機の予言(尼彦入道)
咲「その能力を私に寄越せエェ!!」
一「ひぃっ! と、通り魔!」
咲「その『人を操る力』があればお嬢様を…お嬢様に…お嬢様が…うおおおおお!!!」
一「か、勘違いなされてる! 入道しか操れないんですって! キャプチャー!」
咲「表紙絵のお嬢様を私が見てるぞ!お嬢様を私が見てるぞ!挿絵のお嬢様を私が見て、ぐ、が、れ?」
一「ほら、入道しか…あれ?」
咲「ぎいい卑怯なぁ! その能力解除してみろ、素っ首切り落としてくれるうう…!!」
一「うわぁー絶対に解除しちゃいけないぞこれ」
⑩ 淫楽を諌められ山に篭ったが、白眼で婦女を見張っていた(眼張入道/人間)
紫「そこ行く尼さんや、ちょっとお時間あるかしらん?」
一「どちら様…ゲェーッ! お時間無いです」
紫「まぁまぁ聞くだけ聞いてちょうだいな。さっきから変な尼さんに裸にされたとか尻を振らされたとか色々苦情が来てるんだけど、何かご存知?」
一「人違…、いや、これはね、えっと、実験の一環というか、…逃げッ!」
紫「うふふふふふふ逃さないわよ、キマイラの翼!」
一「わあ固め中に突然キマイラでめくってDCやめて! い、いけるか!? キャプチャー!!」
紫「無理無理、一人一種族のスキマ妖怪たる私に…私に…にににななななn」
一「右腕を胸の前に構えてー、左腕は真上に、手はキュッと。左脚で立って右脚は曲げてー、321ハイッ!」
紫「シェー!」
⑪ 不気味な笑い(黒入道)
一「もう一回説明するわよ?」
空「うん」
一「入道を使う能力ね。この場合の使うっていうのは操るって意味」
空「はい」
一「で、君は雪入道だからこの能力によって動きを止められるし、私の命令に絶対服従っていうこと」
空「わかった。ちょっと待って、わかんない」
一「わかんないかなー」
空「その雪入道ってどんななの?」
一「さっき言ったでしょ。一本脚の妖怪よ」
空「私一本脚?」
一「手が三本の脚が一本でしょ?」
空「なるほど。ん、あれ? あれれ?」
一「わかった?」
空「何か引っ掛かるような」
一「気のせいよ」
空「気のせいかな? 気のせいか!」
一「わかった?」
空「わかった!」
⑫ 雪の上に一本脚の足跡(雪入道)
一「おおお…イチリン図鑑のページが12頁も埋まった」
雲「うごご?」
一「だね。ちょっと予想外なのも居るけど」
藍「…紫様、何やってるんですか」
紫「私、幻想郷No.1か2よね…? あんなよくわかんない妖怪に捕まったりしない筈よね…?」
一「でも…。鬼に九尾に八咫烏憑きに、おまけにスキマ妖怪まで…こ、これ、幻想郷獲れるんじゃ…!」
雲「うごごごご!」
一「雲山…! でも、この力なら聖の信仰も…」
雲「うごご! うごご!」
一「! …そうよね。私たちはいつでも二人で一心同体、ずっとそうしてきたものね…!」
雲「うご!」
一「ごめん雲山! 私間違ってた!」
雲「うごご!」
一「よおし、一緒にあの夕日に向かって走るわよ!」
雲「ごごー!」
紫「…解けないね」
藍「…解けませんね」
紫「…どうしよう」
小「ぐうー…」
しかし一輪最強説が浮上しましたね、面白い。
これで勝つる!
これで勝つるっ!!
大事な事なので二回言わせて頂きました。