まだ日も昇りきらずに外は薄暗く、いつもならまだ眠っている時間帯だ。
そう、独りで寝てる時はまだ夢の中。
生憎私は夢なんて殆ど見はしないけど…
「おはよう」
私の隣で静かに寝息を立てている彼女に朝の挨拶。
そして、彼女の少し乱れた金髪を手で梳いて軽く整えてやる。
「…んぅ」
いつもの澄まし顔が眠っているお陰で幼さ2割増。
思わず私の口元も緩んでしまうほどだ。
どれだけ長い時間でも彼女の寝顔なら眺めていられる自信がある。
「アリス」
彼女を起こさないように瞼にキスをひとつ。
それが私のいってきますの合図。
「……」
心なしか彼女が笑った気がした。
名残惜しいけど、いつものメイド服に着替えたら私はこの館のメイド長。
だけど、仕事を始めるその前に。
朝は機嫌の悪い彼女の為にとびっきりのアップルパイを焼いておこう。
いつも通りなら彼女の目が覚めるまで、あと1時間。
「うん。今日も上出来だわ」
好きな人に食べてもらうのだから上出来でなければ困る。
納得がいかなければ時間を止めて何度だって作り直すつもりだ。
彼女の嬉しそうな顔を見れるなら、そのくらいの事なんて別に大した事じゃないもの。
「…でも、アリスはどうして朝はあんなに機嫌が悪いのかしら…?」
前に理由を直接聞いたら、一週間口をきいてもらえなくなった。
あれにはさすがの私も堪えたわ……
「そろそろ時間ね」
さぁ、準備は完璧だ。
今日も焼き立てのアップルパイと紅茶を持って、
彼女にとっては一度目の
私にとっては二度目のおはようを言いに行こう。
そう、独りで寝てる時はまだ夢の中。
生憎私は夢なんて殆ど見はしないけど…
「おはよう」
私の隣で静かに寝息を立てている彼女に朝の挨拶。
そして、彼女の少し乱れた金髪を手で梳いて軽く整えてやる。
「…んぅ」
いつもの澄まし顔が眠っているお陰で幼さ2割増。
思わず私の口元も緩んでしまうほどだ。
どれだけ長い時間でも彼女の寝顔なら眺めていられる自信がある。
「アリス」
彼女を起こさないように瞼にキスをひとつ。
それが私のいってきますの合図。
「……」
心なしか彼女が笑った気がした。
名残惜しいけど、いつものメイド服に着替えたら私はこの館のメイド長。
だけど、仕事を始めるその前に。
朝は機嫌の悪い彼女の為にとびっきりのアップルパイを焼いておこう。
いつも通りなら彼女の目が覚めるまで、あと1時間。
「うん。今日も上出来だわ」
好きな人に食べてもらうのだから上出来でなければ困る。
納得がいかなければ時間を止めて何度だって作り直すつもりだ。
彼女の嬉しそうな顔を見れるなら、そのくらいの事なんて別に大した事じゃないもの。
「…でも、アリスはどうして朝はあんなに機嫌が悪いのかしら…?」
前に理由を直接聞いたら、一週間口をきいてもらえなくなった。
あれにはさすがの私も堪えたわ……
「そろそろ時間ね」
さぁ、準備は完璧だ。
今日も焼き立てのアップルパイと紅茶を持って、
彼女にとっては一度目の
私にとっては二度目のおはようを言いに行こう。
しかし、痴話喧嘩しか思いつきませんw
咲アリが好き過ぎて困る。
咲アリ、アリ咲。どっちか選べと言われたらどっちを選びますか?
私は絶対咲アリです!!!
拗ねるアリスかわいいよアリス
ところで勘違いなら悪いが氏はpixivの人かな…?
マンガにはマンガの、SSにはSSの良さがありますね
SSでもニヤニヤできるとは嬉しい限りです。
拝見させていただきありがとうございました。
とても短く感じた(褒め言葉)
もっともっと読みたいと思いました。
漫画もみたいですよ
>1さん
痴話喧嘩…だがそれがいい!
>奇声を発する程度の能力さん
ぶっちゃけどっちかとか選べないので、ここは一つリバでお願いします。
>3さん
たぶん、勘違いじゃないと思います。…たぶん!
>4さん
やっべ、どうしてこんなにバレバレなのかと。
>ずわいがにさん
頑張れば、薄い本が一冊できちゃいそうです。
>6さん
その砂糖で紅茶でも頂く事にしますね。
>7さん
事後なんて一言も言ってないのにこのバレバレっぷり、清々しさすら感じました。
>8さん
まじっすか。ありがとうございます!忘れた頃にまた投下するかもです。逃げて!
>9さん
アリ咲もばっちこーい どんとこーい
>10さん
実際めちゃくちゃ短いです。誰か文章力とか分けて下さい。
>11さん
私が書くと、どうしても咲夜さんの天然臭が強くなるんですよね!どうしたものかと…
>12・13・14さん
呼び方が全部バラバラで吹きました(笑)
なんかこう…どうしてもお嬢さまと美鈴も書きたかったんですよね。
いいよね!レミメイも!