Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

霊夢がちゅーする話

2009/12/12 22:57:02
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「霊夢、貴女は私とちゅっちゅする運命なのよ!」
「何言ってるんだ、霊夢は私とちゅっちゅするんだよ!」
「幾ら友人でも霊夢とちゅっちゅする権利だけは渡せないわ、萃香」
「霊夢さん、私とちゅっちゅして明日の文々。新聞の一面に!」
 
 
 まるで狩りをしている獅子のように魑魅魍魎――――レミリア、萃香、紫、文――――は後ずさる霊夢を取り囲んでいた。
 その怪しく輝く瞳は、目の前の小刻みに震える獲物をしっかりと捉えている。

「ちゅっちゅちゅっちゅ五月蠅いわ! アンタらはネズミか!」
 
 霊夢の叫び声も届いていないのだろう。
 ネズミ達は互いに牽制をし合いながら獲物との距離をじりじりと詰めていく。
 もし四つ巴になっていなければ、すぐにでも霊夢に飛びかかっていたに違いない。 

 それ程の窮地。
 幻想郷を襲った数々の異変の中でも味わった事が無い程の袋小路に霊夢は追い込まれていた。
 そんな友人のピンチにもかかわらず、魔理沙は煎餅をばりぼり食べながら暢気に言葉を紡ぐ。

「冷たい事言わないで、ちゅっちゅしてやればいいじゃないか」
「何言ってんのよ! 大体、その、私……やり方とかも知らないし」

 そう言う態度が回りの妖怪たちを刺激していると言う事に彼女は気付いていないのか。
 魔理沙の言葉に頬をほのかに紅くして下を俯く霊夢。
 
 しかしそんな霊夢の言葉を否定したのは、その場にいたもう一人の巫女、東風谷早苗であった。

「何言ってるんですか、霊夢さん。この間私が手取り足取り教えてあげたじゃないですか」

 事もなげに実にクレイジーな事を言ってのける。

「可愛かったなぁ。恥じらいながらもちゅっちゅする霊夢さん」
「ばっ、アンタ何言って……」
「だから今回も霊夢さんは私とちゅっちゅするべきなんですよ」

 そう言って早苗は四つ巴の輪を切り裂いて霊夢の手をつかむ。
 
 結果的にそれが引き金となった。
 こう着状態であった妖怪達はその輪を縮め、霊夢の身体をガッシリと掴む。
 各々は表情こそ笑顔であるが、その目は全く笑っていない。
 悲しみの向こうへと~♪などと聞こえてきそうな重苦しい空気が彼女たちを包んでいる。
 
 そうして数泊。
 永遠とも思える一瞬の駆け引きが繰り広げられた後、少女達は目の前の紅白巫女により激しくアプローチを行った。



「霊夢、私と情熱的な不夜城ちゅっちゅをしましょう!」
「霊夢、私となら境界を弄って、よりアクロバティックにちゅっちゅ出来るわよ」
「霊夢、私の疎を使えば大人数とちゅっちゅできるよ!」
「霊夢さん、私と幻想郷最速のちゅっちゅをしましょう!」
「霊夢さん、私がちゅっちゅを一番知っているんです! 私を選ぶべきです!」
「いだだだだだだだ!」

 両手首、両足首、そして首。
 それぞれの部位を4妖怪+1果物に掴まれた霊夢は力任せに五方へと引っ張られる。
 その光景は何処からどう見ても拷問、或いは処刑であった。

 流石に友人が引き裂かれる様子を見ていられなくなったのか。
 これまで傍観を決め込んでいた白黒魔女、霧雨魔理沙は間に割り込んで少女達を引きはがす。

「ほらほらお前ら落ち着け。霊夢が千切れちゃうだろうが」
「随分余裕ですね、魔理沙さん。貴女は霊夢さんとちゅっちゅしたくないんですか?」
「そりゃ勿論したいさ。でも何もこうやって争う必要はないだろう」

 そう言ってのけるその姿は、実に男前。
 霊夢を安心させ……ほのかにときめかせるには十分な姿であった。
 
 しかし、次の瞬間、白黒の口から出て来たのはそんな霊夢の安息をブチ壊すラストワードだった。


「みんなで霊夢とちゅっちゅすればいいじゃないか」


 ぽくぽくぽくぽく、ちーん。
 一瞬の、訳がわからないとでも言いたげな沈黙。



 その後に場を包んだのは、魔理沙の提案に対する大きな称賛であった。
 

「その手があったか!」
「グッドアイデアだわ」
「いいね! 大人数の方が面白そうじゃん」
「そちらの方が新聞的にはウケがよさそうですね」
「みんなでちゅっちゅ大いに賛成です!」

 先程まで互いを警戒していた事など、既に記憶から消去されたらしい。
 互いに手を取り合って、これからの楽しい時間に思いを馳せる少女達。
 霊夢はと言えば、哀れ、その輪の中心でぎゅうぎゅうに押しつぶされている。
 その表情は最早悟りを開いたかのような、穏やかな物であったと言う。

「よし、じゃあみんな! 霊夢と激しくちゅっちゅしようぜ!」
『おー!』

 もうどうにでもなれ~。
 霊夢は最後にそう呟きながら、激流に身を任せ同化したのだった。






 そして―――――


 


















『ときめきを~運ぶ~よ~チュ○チュ~トレイン~♪』

 七人の少女達は縦一列に並び、楽しそうにぐるぐる回リ始めた。
         ∧_∧
      ∧_(∧ω^ )  <ちゅっちゅもちゅーちゅーも似たようなもんですよね
     ∧ ^∧^ ) >
 ♪  ( ^∧^_∧>/     <某所で霊夢のちゅっちゅが読みたいと仰っていた方がいたので
      ( ^∧^__∧
       ヽ( ^∧^_∧  <ジェバンニが1時間でやってくれました
       < ( ^ω^ )  
        | <    >
       (_/ /ヽヽ
        (_) (__)
手負い
コメント



1.名前が無い程度の能力削除
想像したら実にすばらしい光景だった!
しかし釣られた!
2.名前が無い程度の能力削除
くそう、やられた!
でもレイムがかわいいからいいや!
3.名前が無い程度の能力削除
ちゅっちゅトレインじゃねーかw
4.奇声を発する程度の能力削除
見事に釣られましたorz
確かにちゅっちゅではあるwwwwww
5.名前が無い程度の能力削除
霊夢のちゅーちゅーしてる所が見たいぞー!
6.名前が無い程度の能力削除
畜生やられたw
7.名前が無い程度の能力削除
1果物吹いたwwwww
8.名前が無い程度の能力削除
いや、何も間違ってはいない!これは見事なちゅっちゅだ!
9.名前が無い程度の能力削除
くそー予測できなかったw
ファンファンウィーヒッタステーッステー
10.名前が無い程度の能力削除
予想外のオチにリアルで鼻水吹いたwww
11.名前が無い程度の能力削除
だめだオチにやられたww
あんた最高だwwww
12.名前が無い程度の能力削除
ていうか最初は二人だけでやるつもりだったのかこいつらww
13.名前が無い程度の能力削除
素晴らしいオチだww
しかし早苗さん、これを手取り足取り教えるって何をどうしたんだろう。

あと俺、このちゅっちゅが終わったら結婚するんだ……
14.名前が無い程度の能力削除
くそっ、幻想郷もエグザイルになっちまった!
15.名前が無い程度の能力削除
くそうwくそうwwwww
16.名前が無い程度の能力削除
なんだこれ…なんだこれwww
畜生wwwコーヒー返せwww
17.名前が無い程度の能力削除
これは順番争いでいいのかwww
そして今は14人だ!wwww
18.名前が無い程度の能力削除
くやしいのうwwwくやしいのうwwww
19.名前が無い程度の能力削除
ちぇー、某氷菓子かと思ってたのに。
20.名前が無い程度の能力削除
西瓜は野菜ですぜ
21.名前が無い程度の能力削除
こんなミスリードありかよwwww
22.名前が無い程度の能力削除
なるほど、そりゃあ早苗が教えるわけだw
幻想郷最速でやったら絶対酔うだろwww
23.名前が無い程度の能力削除
笑いしかでてこねえっwwwww
24.名前が無い程度の能力削除
1果物てwwwフルーツ(笑)www
25.名前が無い程度の能力削除
っておい!
26.名前が無い程度の能力削除
幻想郷にも魔の手がwww
27.名前が無い程度の能力削除
なんだこれ!