「今日はまた、随分と買い込みましたねぇ」
「ん。何かと入り用な時期だし。あんまり動けなくなるしね」
朝と言わず夜と言わず、吐く息が白くなる頃。
日は既に傾き、往来の人々を淡く赤く染めていた。
具体的には、屋台の開店を告げる者、手をすり合わせる者、足早に家路を急ぐ者――。
「……何かありましたっけ」
「や、稼ぎ時じゃないの。山の上は違うの?」
「あー……そう言えば、もうそんな季節なんですね」
そうして、長椅子に座り、湯気の立つ茶をすする少女二人――東風谷早苗と博麗霊夢も、染められていた。
「なんですの。ま、そっちでやらないならこっちの客になるんだから、それはそれでいいんだけど」
「せめて‘参拝‘を付けてください。……増えるんですか?」
「増えるわよ。……ふ、増える筈」
ぱくついていた三色団子の串をくわえたまま、固まる霊夢。
増えたとしても妖怪の方々だと思いますが――そんな現状を頭の中で浮かべつつ、早苗はちらりと霊夢の方に目を向ける。
袴の上に小さな米袋。
左手にはお餅が詰まった紙袋。
通行人の邪魔にならないようにと足の後ろに置かれているのは醤油や味噌など調味料。
大方を確認して、ぽつりと呟く。
「……食料ばっかりですね」
「神社で餓死とか洒落に何ないし」
「それはそうですが。色気のイの字も」
喧しい――半眼で伝えられ、苦笑を浮かべる。
「そう言うあんただって、って……」
つぃと身を傾け自身の右手に視線を向ける霊夢に、早苗は変わらぬ表情で応えた。
「そう言うも何も、私は余りお買い物していません」
「だったわね。珍しく、付き合わせちゃったか」
「まぁ偶には」
応えつつ、早苗は内心首を捻る――何故、歳末用のあれやこれやを買わなかったのだろう。
そも、今回の買い出しを提案してきたのは霊夢たちではあった。
滅多に自分から外へと出ようとしない、彼女からの誘い。
そう言う事もあって、早苗は特に考えもせず乗った。
辺りを見渡せば、確かにそう、一年の終わりを感じさせる雰囲気がある。
商店の軒先には鏡餅や蜜柑など暮れに向けての食品が並べられていた。
酒屋では忘年会だか新年会だかの予約の受け付けも始まっている。
どたばたしていたから忘れちゃったのかな――思う早苗の頬に、くすぐったさを感じさせる何かが触れた。
霊夢が、自身の首に巻きつけたマフラーの先を掠らせている。
「こういうのもしてないし。寒くないの?」
「いえ、寒い事には寒いんですが……何と言うか、きっかけが」
「雪が降るとか? あ、手袋はしてたっけ。緑色の。ボンボンがついてるヤツ」
甲についた二つのボンボンは大きな目玉だ。
蛙の形状を模している。
手作り。
それはともかく――。
霊夢に指摘されたとおり、早苗はマフラーを巻いていない。
去年はどうだったろうか……一昨年は……。
手袋の後に、引っぱり出していた筈だ。
「あ……」
雪がちらつき、町が飾られ、そうして――。
「どったの?」
「聞こえないんです」
「……何が?」
「『ロマンスの神様』が聞こえないんです」
「何時から縁結びの神社になったのよ」
「違いますよ」
「あー?」
うろんげな声で振り向く霊夢。
「歌なんです。クリスマスソング……と言うよりは、ウィンターソングですかね。
あちらにいた頃、この時期になると街中でかかっていたんです。
その音を聞くと、あぁ冬だなぁって」
微苦笑しながら、早苗は応えた。
「と言っても、冬の事なんて歌詞には出てこないんですけどね。
『クリスマスキャロル』の方が妥当かな。
タイトルが何か違う気がする」
何だったかな、まぁいいや――口に手を当て一瞬悩んだが、思い浮かばない事に見切りをつけ、続ける。
「他にも色々あるんですよ。定番の歌って言うんでしょうか。
『White Love』とか『Winnter Bells』とか。
あ、でも、個人的にはバーニン――え?」
向けられている霊夢の顔が、揺らいだ。
理由はわからない。
そんな気分でもない。
だけれど、気づけば、視界が滲んでいた。
ぽたりと、早苗の手の甲に、温かい水滴が零れ落ちた。
「え、あれ?」
「早苗……!? あんた、泣いて」
「ち、違います! そういうのじゃ、だって、全然悲しくも……!?」
ない筈だ。ない筈なのだ。
しどろもどろの返答は、けれど本心だった。
ただ少し、此処に来る前の懐かしい話をしただけなのだから。
その程度で揺らぐほど、早苗は、自身を弱いとは思っていなかった。
だと言うのに、涙が止まらない。
「ご、ごめんなさい、霊夢さん! すぐ、すぐ止めますから!」
「私が……うぅん、いいじゃない、別に」
「良くないです! 私、ほんとにっ」
続く言葉は、つぐまれた。
いや、つぐまざるを得なかった。
何故なら、早苗は霊夢に抱きしめられたのだから。
「……霊夢、さん?」
温かな鼓動を額に感じつつ、呼びかける。
応えはすぐに返ってこなかった。
代わりに、背をさすられる。
「ん……」
何らかの考えをまとめたのだろう、小さな呟きが早苗の耳に入ってきた。
そして、絡めとられる。
指で、指を。
「……こういうの、慣れてなくて緊張してるから。噛んでも突っ込まない事」
その割には落ち着いているじゃないですか。
――思いはしたが、早苗は口にしなかった。
然程速いと感じない心音は、彼女にすればそうでもないのかもしれない。
もう一度空咳を打ち、霊夢は口を開いた。
「早苗、あんたがさ、うん、嘘を言っているなんて思わないわ。
懐かしい話をして、気が緩んでそうなった。それだけ。
此処に来る前に何があったとか、どういう事を考えたかとか、そんなの聞かない。
……そもそも、私がそんなのに興味があると――あー、いいや、あります。ありますようだ。
ん、ちょっとくらいわね。
……あんたがこっちに来る時、一切合財をどうと言う事もなく流したなんて思わない。
中には、断腸の思いで……って言うのもあったんじゃないかしら。
でも、全部ひっくるめて、あんたは今、此処にいる。
だからね、だから、あんたが話したい時に、教えて。
早苗、ねぇ、それくらいなら、その……友達……なんだから、ね」
弱くなる言葉、呟くような単語。
代わりに、回される腕と絡む指の力が増した。
そして、霊夢の心音は、彼女の鼓動は、少しだけ、少しだけ、速くなった――と、早苗は、感じた。
早苗は涙を流し続けた。
無理に止める事なく、自然に止まるまで。
声を出してはいない。伝えたとおり、悲しくはなかったから。
今は、ちょっとだけ、切なくなってしまいましたけど――霊夢の胸の中、微苦笑を浮かべ思う早苗に、また声が届く。
声、いや、歌。
歌声。
雪やこんこ 霰やこんこ――。
降っては降っては ずんずん積もる――。
山も野原も綿帽子かぶり 枯木残らず 花が咲く――。
霊夢の澄んだ歌声に、早苗はぷっと吹き出した。
「って、なんで笑うのよ!?」
「や、だって、その歌、向こうにもありますし!」
「た、たまたま喉を鳴らしたくなっただけよ! あんたの為に歌ったとでも思ってるの!?」
どうと言う事もなく頷こうとした早苗の動きは、しかし、止まる。
顔をあげたその時、触れるものがあったから。
冷たいソレは、肌に溶け込むように消えた。
柔らかい雪が、重なる二人に、優しく降り注いできていた。
視線を合わせる二人。
どちらからともなく破顔する。
そうして、重ねる――声を、歌を。
次第に、霊夢の怒りも早苗の涙も、溶けて――消えた。
さて、霊夢が歌いだす、その直前。
前記となるが、思い出していただきたい。
早苗を買い出しに誘ったのは、‘霊夢たち‘。
「……なぁ、アリス。色々あって遠回りをしたのは私だ」
「そうね。遠回りだけじゃなくて、古い商店も避けていたようだけど」
「うん、まぁ、そう言うのも全部私の所為でいい。実際、避けてたし。だけど、なぁ」
霊夢以外の‘霊夢たち‘が、漸く集合場所の茶店に戻ってきた。
「だからってこんな恥ずかしい場面を見せられるほどの罪だと言うのか!」
「ちょっとどうかと思うわよね。周りに人が少なくて良かった……」
「あいつら、多分だけど、気にしないんじゃないか?」
「そんな気がする。――ま、とりあえず」
「んぁ、そうだな」
頷き合い、魔理沙とアリスは歩を進め、喉を震わせ、重ねた。
雪やこんこ 霰やこんこ――。
降っても降っても まだ降りやまぬ――。
犬は喜び庭駈けまはり 猫は火燵で丸くなる――。
それはそう、守矢神社が、早苗が、幻想郷に来て初めて体験する冬の、とある一日の出来事であった。
で、今。
『霊夢さん、見てください霊夢さん! 私専用ゴリアテ・クリスマスバージョンです!』
「頭にでっかい星付きって、アリスはもう諦めるとして魔理沙まで協力してんの!?」
『星さんには断られました! なので、代わりにお願いしたんです!』
「そりゃ断……んなデカブツに乗りながら突っ込んでくるなぁ!?」
『そんな、霊夢さんにデカブツで突っ込むだなんて。ぽ』
『ロマンスの神様』は聞こえない。
けれど、早苗が涙を流す事は、もうなかった。
代わりに霊夢が笑いながら泣いているようだけど、うん、まぁ、いいんじゃね?
「やかましぃぃぃ!!」
<めでたしめでたし>
「ん。何かと入り用な時期だし。あんまり動けなくなるしね」
朝と言わず夜と言わず、吐く息が白くなる頃。
日は既に傾き、往来の人々を淡く赤く染めていた。
具体的には、屋台の開店を告げる者、手をすり合わせる者、足早に家路を急ぐ者――。
「……何かありましたっけ」
「や、稼ぎ時じゃないの。山の上は違うの?」
「あー……そう言えば、もうそんな季節なんですね」
そうして、長椅子に座り、湯気の立つ茶をすする少女二人――東風谷早苗と博麗霊夢も、染められていた。
「なんですの。ま、そっちでやらないならこっちの客になるんだから、それはそれでいいんだけど」
「せめて‘参拝‘を付けてください。……増えるんですか?」
「増えるわよ。……ふ、増える筈」
ぱくついていた三色団子の串をくわえたまま、固まる霊夢。
増えたとしても妖怪の方々だと思いますが――そんな現状を頭の中で浮かべつつ、早苗はちらりと霊夢の方に目を向ける。
袴の上に小さな米袋。
左手にはお餅が詰まった紙袋。
通行人の邪魔にならないようにと足の後ろに置かれているのは醤油や味噌など調味料。
大方を確認して、ぽつりと呟く。
「……食料ばっかりですね」
「神社で餓死とか洒落に何ないし」
「それはそうですが。色気のイの字も」
喧しい――半眼で伝えられ、苦笑を浮かべる。
「そう言うあんただって、って……」
つぃと身を傾け自身の右手に視線を向ける霊夢に、早苗は変わらぬ表情で応えた。
「そう言うも何も、私は余りお買い物していません」
「だったわね。珍しく、付き合わせちゃったか」
「まぁ偶には」
応えつつ、早苗は内心首を捻る――何故、歳末用のあれやこれやを買わなかったのだろう。
そも、今回の買い出しを提案してきたのは霊夢たちではあった。
滅多に自分から外へと出ようとしない、彼女からの誘い。
そう言う事もあって、早苗は特に考えもせず乗った。
辺りを見渡せば、確かにそう、一年の終わりを感じさせる雰囲気がある。
商店の軒先には鏡餅や蜜柑など暮れに向けての食品が並べられていた。
酒屋では忘年会だか新年会だかの予約の受け付けも始まっている。
どたばたしていたから忘れちゃったのかな――思う早苗の頬に、くすぐったさを感じさせる何かが触れた。
霊夢が、自身の首に巻きつけたマフラーの先を掠らせている。
「こういうのもしてないし。寒くないの?」
「いえ、寒い事には寒いんですが……何と言うか、きっかけが」
「雪が降るとか? あ、手袋はしてたっけ。緑色の。ボンボンがついてるヤツ」
甲についた二つのボンボンは大きな目玉だ。
蛙の形状を模している。
手作り。
それはともかく――。
霊夢に指摘されたとおり、早苗はマフラーを巻いていない。
去年はどうだったろうか……一昨年は……。
手袋の後に、引っぱり出していた筈だ。
「あ……」
雪がちらつき、町が飾られ、そうして――。
「どったの?」
「聞こえないんです」
「……何が?」
「『ロマンスの神様』が聞こえないんです」
「何時から縁結びの神社になったのよ」
「違いますよ」
「あー?」
うろんげな声で振り向く霊夢。
「歌なんです。クリスマスソング……と言うよりは、ウィンターソングですかね。
あちらにいた頃、この時期になると街中でかかっていたんです。
その音を聞くと、あぁ冬だなぁって」
微苦笑しながら、早苗は応えた。
「と言っても、冬の事なんて歌詞には出てこないんですけどね。
『クリスマスキャロル』の方が妥当かな。
タイトルが何か違う気がする」
何だったかな、まぁいいや――口に手を当て一瞬悩んだが、思い浮かばない事に見切りをつけ、続ける。
「他にも色々あるんですよ。定番の歌って言うんでしょうか。
『White Love』とか『Winnter Bells』とか。
あ、でも、個人的にはバーニン――え?」
向けられている霊夢の顔が、揺らいだ。
理由はわからない。
そんな気分でもない。
だけれど、気づけば、視界が滲んでいた。
ぽたりと、早苗の手の甲に、温かい水滴が零れ落ちた。
「え、あれ?」
「早苗……!? あんた、泣いて」
「ち、違います! そういうのじゃ、だって、全然悲しくも……!?」
ない筈だ。ない筈なのだ。
しどろもどろの返答は、けれど本心だった。
ただ少し、此処に来る前の懐かしい話をしただけなのだから。
その程度で揺らぐほど、早苗は、自身を弱いとは思っていなかった。
だと言うのに、涙が止まらない。
「ご、ごめんなさい、霊夢さん! すぐ、すぐ止めますから!」
「私が……うぅん、いいじゃない、別に」
「良くないです! 私、ほんとにっ」
続く言葉は、つぐまれた。
いや、つぐまざるを得なかった。
何故なら、早苗は霊夢に抱きしめられたのだから。
「……霊夢、さん?」
温かな鼓動を額に感じつつ、呼びかける。
応えはすぐに返ってこなかった。
代わりに、背をさすられる。
「ん……」
何らかの考えをまとめたのだろう、小さな呟きが早苗の耳に入ってきた。
そして、絡めとられる。
指で、指を。
「……こういうの、慣れてなくて緊張してるから。噛んでも突っ込まない事」
その割には落ち着いているじゃないですか。
――思いはしたが、早苗は口にしなかった。
然程速いと感じない心音は、彼女にすればそうでもないのかもしれない。
もう一度空咳を打ち、霊夢は口を開いた。
「早苗、あんたがさ、うん、嘘を言っているなんて思わないわ。
懐かしい話をして、気が緩んでそうなった。それだけ。
此処に来る前に何があったとか、どういう事を考えたかとか、そんなの聞かない。
……そもそも、私がそんなのに興味があると――あー、いいや、あります。ありますようだ。
ん、ちょっとくらいわね。
……あんたがこっちに来る時、一切合財をどうと言う事もなく流したなんて思わない。
中には、断腸の思いで……って言うのもあったんじゃないかしら。
でも、全部ひっくるめて、あんたは今、此処にいる。
だからね、だから、あんたが話したい時に、教えて。
早苗、ねぇ、それくらいなら、その……友達……なんだから、ね」
弱くなる言葉、呟くような単語。
代わりに、回される腕と絡む指の力が増した。
そして、霊夢の心音は、彼女の鼓動は、少しだけ、少しだけ、速くなった――と、早苗は、感じた。
早苗は涙を流し続けた。
無理に止める事なく、自然に止まるまで。
声を出してはいない。伝えたとおり、悲しくはなかったから。
今は、ちょっとだけ、切なくなってしまいましたけど――霊夢の胸の中、微苦笑を浮かべ思う早苗に、また声が届く。
声、いや、歌。
歌声。
雪やこんこ 霰やこんこ――。
降っては降っては ずんずん積もる――。
山も野原も綿帽子かぶり 枯木残らず 花が咲く――。
霊夢の澄んだ歌声に、早苗はぷっと吹き出した。
「って、なんで笑うのよ!?」
「や、だって、その歌、向こうにもありますし!」
「た、たまたま喉を鳴らしたくなっただけよ! あんたの為に歌ったとでも思ってるの!?」
どうと言う事もなく頷こうとした早苗の動きは、しかし、止まる。
顔をあげたその時、触れるものがあったから。
冷たいソレは、肌に溶け込むように消えた。
柔らかい雪が、重なる二人に、優しく降り注いできていた。
視線を合わせる二人。
どちらからともなく破顔する。
そうして、重ねる――声を、歌を。
次第に、霊夢の怒りも早苗の涙も、溶けて――消えた。
さて、霊夢が歌いだす、その直前。
前記となるが、思い出していただきたい。
早苗を買い出しに誘ったのは、‘霊夢たち‘。
「……なぁ、アリス。色々あって遠回りをしたのは私だ」
「そうね。遠回りだけじゃなくて、古い商店も避けていたようだけど」
「うん、まぁ、そう言うのも全部私の所為でいい。実際、避けてたし。だけど、なぁ」
霊夢以外の‘霊夢たち‘が、漸く集合場所の茶店に戻ってきた。
「だからってこんな恥ずかしい場面を見せられるほどの罪だと言うのか!」
「ちょっとどうかと思うわよね。周りに人が少なくて良かった……」
「あいつら、多分だけど、気にしないんじゃないか?」
「そんな気がする。――ま、とりあえず」
「んぁ、そうだな」
頷き合い、魔理沙とアリスは歩を進め、喉を震わせ、重ねた。
雪やこんこ 霰やこんこ――。
降っても降っても まだ降りやまぬ――。
犬は喜び庭駈けまはり 猫は火燵で丸くなる――。
それはそう、守矢神社が、早苗が、幻想郷に来て初めて体験する冬の、とある一日の出来事であった。
で、今。
『霊夢さん、見てください霊夢さん! 私専用ゴリアテ・クリスマスバージョンです!』
「頭にでっかい星付きって、アリスはもう諦めるとして魔理沙まで協力してんの!?」
『星さんには断られました! なので、代わりにお願いしたんです!』
「そりゃ断……んなデカブツに乗りながら突っ込んでくるなぁ!?」
『そんな、霊夢さんにデカブツで突っ込むだなんて。ぽ』
『ロマンスの神様』は聞こえない。
けれど、早苗が涙を流す事は、もうなかった。
代わりに霊夢が笑いながら泣いているようだけど、うん、まぁ、いいんじゃね?
「やかましぃぃぃ!!」
<めでたしめでたし>
あぁ、面白かったです。寒い筈が、読んでいていつの間にか温かくなってました。
冬の歌が聴きたくなりました。
プチだからどこかで変な話になるとは思ったけどまさかこんなオチとは…
早苗さん、どんどんたくましく変人になっていくんですね
心が温まりました!!!
最近、冬の歌聴いてないなぁ…。聴いてこよっと。
この早苗さんとは凄く気が合いそうだ。
うん、霊夢がんばれ。
たぶんこうだと思います
霊夢も大変だなあ
いやしかし、とっても素敵なSSで御座いました。