Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

さとりはそれを我慢できない

2009/12/06 19:36:53
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                告

             ※もはや百合
             ※軽く俺設定
   ※「どうしてパルスィが地霊殿にいるんだァー!」CV石塚運昇














「……ちょっと、いい加減にしてよ」
「もう少し……あと五分だけ……」
「五分前もそう言った」
「……あと七分だけ」
「なぜ増えた」

耳元で彼女はささやく。
その表情を見ることは出来ないが、子供のような無邪気さを感じさせる声で。

「まだ足りないんです。もっと貴女をください」
「ほんと、しょうがないんだから……」

私の背中に回された腕に力が篭る。
頬にあたる乱れた髪からは、ほのかな動物の香り。
毎日髪を洗っていても匂いが取れないのだから彼女の動物好きも酷いものだ。
でも、それが彼女の香り。
私に抱きついたままブツブツ呟く、古明地さとりの持っている香りだ。

「あ……やっと見えてきました」
「今日は随分と長かったわね」
「そうですね……どうしてでしょうか」
「知らないわよ、そんなこと」

ぶらりと垂れ下がっていた手をゆっくりと上げ、彼女の髪に触れる。
クシャクシャと髪を撫でてやると、さとりはくすぐったそうに身を捻った。
その拍子にお互いの体が擦れ合って、私達の熱を共有させる。
きっと彼女の方が体温は高かった。

「どうにかならないの?これ」
「これ、と言うと?」
「この時間ぜんぶ」
「不可能ですね」
「善処します、くらい言いなさいよ」

そう言って、お互いにクスリと笑う。
さとりの抱きしめる力が更に大きくなった。
私達の身体を一つにしようかというほどのその強さに、多少の痛みを感じる。
しかしその痛みは、この時間の終わりを意味していることを私は知っている。

「満足した?」
「はい。でも、もう少し……」
「調子に乗らないの」

コツンと、さとりの頭を叩く。
全く、甘やかすとすぐに調子に乗る。
こんなことに付き合ってやっている私の気持ちも察して欲しいものだ。

「……っ」

ビクンと、さとりの身体が跳ねた。
一瞬だけ背中に爪を立てるほどの力を加え、急速に脱力していく。
倒れこみそうになるさとりの肩を支え、ゆっくりと身体を離す。
やっと見えたさとりの表情は未だに虚ろ。
彼女の胸に付いた三つ目の瞳だけが、私を凝視していた。

「おはよう」
「あ……おはようございます」
「目が覚めた?」
「はい」
「この指何本?」
「……さんほん」

身体をフラフラと揺らしながら答えるさとり。
服装は乱れきって、髪はボサボサの跳ね放題。
地霊殿の主としての彼女しか知らない者にはこれが誰だか気がつかないだろう。
でも、この人物が古明地さとりであることは変わらない。


「……今、私の考えてることは?」
「本当に面倒な奴、ですか。そんな風に思われるなんて悲しいです」


考えていることが分かるなんて、そんな迷惑なことができる妖怪がそう簡単にいてたまるものか。

こんな変な朝の習慣を持つのは、彼女一人だけで十分だ。


「改めまして、おはようございます。パルスィ」


そんな訳で、以上が古明地さとりの起床風景である。
正直、迷惑以外の何者でもない。












~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~













目が覚めて一番近くに居たものに無条件で抱きついてくる。

要するに、超がつくほど寝起きが悪いさとりなのだが、どういうわけだかこれがペット達に評判がいい。
それは人型、動物問わないので、眠っているさとりのそばに居れば思いっきり抱きしめてもらえる。そういうことを本能的に知ってしまっているのかもしれない。
そのため早朝のさとりの部屋の前には喧騒の後が残ってたりするのだが、そこまでして得られるものと言えばさとりの全力の抱擁、いや、ベアハッグだけ。

私にはそこまでする価値があるとは思えないのだが、経験したことのあるペットが軒並み幸せそうな表情で気絶したりしているものだからなんだか面白くなかったりもする。


「ニャーーーー!」


そんな訳で、今日も朝から地霊殿では猫の叫び声が響いていた。

「……まーたやってるわね」

寝起きで頭がボーっとしていた私の耳に届いた声。
それに混じった悦びの色に私の長い耳がピクリと反応してしまうが、いつもの事だと二度寝に突入しようとした時、異変は起こった。



「キィーーーーー!」

二度目の、先ほどとは別の叫び声。
いくら寝起きの悪いさとりとはいえ、いつも生贄は一日ひとりで十分だったはずだ。
それが今日はふたり、いや二匹。

「クワァーーーー!」

三匹

「ギャァーーー!」

四匹

「なによ、絶好調ね……」

不思議に思い、重い体を引きずって布団から起き上がる。
部屋の襖にたどりつく前に五匹目の叫び声。
幾らなんでもおかしいだろうと思いつつ廊下に顔を出すと、また聞こえた。
六匹目。
それもどうやら、段々とこちらに近い場所から聞こえているようだ。

「なにやってるのよ、あいつは」

朝からペット抱擁ツアーでも始めたのだろうかと一瞬考えてしまったが、いやそんな馬鹿なと自分でその考えを否定する。
しかし、

「……いや、馬鹿なのか」

その考えを再び自分で否定する。
実は、さとりが急な思いつきで変なことを始めることは、そんなに珍しいことではなかったりするのだ。
そうだ旧都に行こうなんて言って人を連れ出して、した事と言えば一日中散歩しただけ。おまけに一日の最後に言った言葉が「いやぁ、充実した一日でしたね」なんて、訳の分からない行動が頻繁にあるさとりにとって、こんな事もありなのかと納得してしまう。

「馬鹿ならしょうがないわ」

うん、仕方ない。
よし、寝よう。

そう言い聞かせて踵を返す。
その間も叫び声は続いていたが、私には関係ない。




「失礼ね、人のお姉ちゃんを馬鹿馬鹿言ってくれちゃってさ」



しかし、呼び止められた。
さとりとよく似た、しかし彼女とは違う、ハキハキとした声で。
その声に少し驚き、振り向く。


「おかえり、こいし。今回は早かったのね」
「うん。ただいま、パルお姉ちゃん」


さとりとよく似た、しかし全く違ったイメージを与える少女。
古明地こいしが笑っていた。


「こんな朝早くに帰ってくるなんて珍しいじゃない」
「そうかな、よくわかんないや」
「いつもフラフラして、さとりが心配してるわよ」
「心配させとけばいいよ。そっちの方が面白いし」

全く悪びれた様子の無いこいしの服装は、薔薇の柄の入ったパジャマ。

「私達の寝てる間に帰ってたの?」
「まぁね、さっきお姉ちゃんの所にも行ったんだけど、相変わらずなんだね」
「そうよ、今日のは異常だけど」
「あ、やっぱり?そうじゃないかなと思ってたんだよ。お姉ちゃんったら私みたいにフラフラと行っちゃったから。おかしいなって」

……ん?

「あんたさとりの所に行ってたのよね?」
「うん、さっきまでね」
「あんたが何かしたんでしょ」
「なんにもしてないよ?ただギュッとされただけ。でも、そういうことなのかな?」
「そういうこと?」

顎に指を当てて考えるようなポーズを取るこいし。
やはり心当たりがあるらしい。

「あれ?パルお姉ちゃん知らなかったの?お姉ちゃんの寝起きの理由」
「知らないわ。理由なんてあったの?あれ」
「あるに決まってるじゃん。……でも、そっかー知らないのかー」

ニタニタと、下から嘗め回すようにこちらを見つめるこいし。

「なんか腹立つわね。なんでそんなに嬉しそうなのよ」
「パルお姉ちゃんの知らないお姉ちゃんを知ってるのが嬉しいんだよ。出かけてばっかりの私よりもお姉ちゃんの事知ってると思ってたから」

確かにこいしが地霊殿に居ることは少ない。
でも、彼女の言っていることは過ぎている。
妹であるこいしよりもさとりの事を知っているなんてそんなこと、あるはずがない。

「好きなだけ喜んでいいから、さとりの迷惑の理由っての教えなさいよ」
「む、仕方が無いなぁ。いい?パルお姉ちゃん。お姉ちゃんがあんなになる理由はね……」
「あ、ちょっと待って」
「……どうして止めるの?いい所だったのに」

得意げに説明を始めようとしたこいしを止めて、その後ろを指差す。
彼女は不満そうにしているが、それどころでではなくなったのだ。
忘れていて、気がつかなかった。
ペット達の叫び声が止まっていなかったこと。
それどころかどんどん近づいていたこと。

「……ご本人がいらっしゃったからよ」

長い廊下の曲がり角。その影からさとりが現れていたことに気付かなかった。
遠くてよく分からないが、一目見た様子ではいつもとそんなに変わらない様に思える。
しかし、体に芯が通っていないかのような歩き方でこちらに向かってくるさとりは、ある感情を呼び寄せた。
それは理屈じゃない。言いようの無い恐怖。

「お姉ちゃーん!おはようー!」
「ちょっと、待ちなさい!」

腕をブンブン振り回しながらさとりに向かっていくこいし。
しかしその時、さとりを追いかけるように、一匹の猫が走ってきた。
そのままさとりの手元に飛び乗ると、抱擁をねだるように身体をくねらせる。
もし、今のさとりが通常の状態だったならば、その子を優しく抱きしめ、慈しみに溢れた瞳を向けてくれたのかもしれない。
……でも、今は駄目だ。
今のさとりにそんなことをしてはいけない。
なぜか、そんな予感が全身を駆け巡った。


さとりは猫を受け止めると、そのお腹を持って、見つめあう。
猫がパタパタと足を動かしても全く動じない。
ただじっとりと、猫を睨みつける。
そうしてほんの二、三秒の後、さとりは呟いた。

「……今日のご飯はなんですか、ですか。安心なさい、あなたの好物ですよ」

淡白に言って、パッと手を離す。
ポトリと、猫が廊下に落ちた。
猫は床に倒れたまま動かない。いや、一瞬だけ痙攣したように震えた。
でもそれが最後。心を読まれた猫は、哀れにも動かなくなってしまった。

さとりはまるで何事も無かったかのように、こちらに向かって来る。
ゆらりゆらりと、ゾンビのような足取りで。
そんな光景を目の当たりにして、こいしもどうやら事の重大さに気付いたようだった。


「……ねぇ、パルお姉ちゃん」
「……なに、こいし」

さとりに向いていた顔が、ゆっくりとこちらに向けられる。
相変わらず笑ってはいるが、その先にある恐怖心は隠せるものじゃない。
身体の震えも抑えられていなかった。

「とりあえず、逃げよう」
「逃げましょうか」

無意識すら恐怖させるその瞳から、私達は一目散に逃げ出した。











~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~












──私達は恐怖していた。
目の前に広がった惨劇に。
そしてその原因が自分達にあることに。

惨劇の舞台は地獄の中心、旧都。
犯人はその中心に佇む少女、古明地さとり。
彼女の周囲には多数の被害者が横たわっている。
しかし、さとりはそれらを見向きもしない。
何事も無かったかのように、トボトボと歩き出す。

「おいおい、これはどういうことだい?」

愚かにも、そのさとりに近づく人物がいた。
星熊勇儀。旧都をまとめるみんなの姐さんのような存在である。
私の胸に、小さな希望が宿る。
そんな彼女ならばさとりを止められるのではないか。そんな希望が。

「何とか言いなよ、地霊殿の」

少しの苛立ちを漂わせながら、さとりの正面に立つ。
ポンと肩に両手を載せると、ふたりの身長差が強調された。
さとりの頭が勇儀の肩に届くか届かないかというほどのその差は、利点であり、欠点だ。

さとりの小ささ故、勇儀は気付かない。
虚ろな目をしたさとりの手が、自分の背に、ゆっくりと回されていることに。

さとりは一歩を踏み出した。
勇儀の胸に阻まれ完全にとはいかないが、そこは勇儀にとって死角だ。
何をしたいの分からずキョトンとする勇儀の背中で、さとりの腕が繋がれる。

そして始まる。
この場で幾度と無く繰り広げられた惨劇が。

「ちょっと……何を……!」

勇儀の表情が歪む。
さとりがその腕に力を掛け始めたのだろう。
ギリギリと骨が軋む音がこちらにまで聞こえてくるようだった。

「ぁ……ぁ、……ぁ」

勇儀の顔から血の気が引いていった。
……やはり、駄目なのか。
鬼の四天王を持ってしても、さとりを止められない。
それが目の前に広がる現実だった。

「……早く帰って酒飲みたい、ですか。相変わらずですね貴女」

独り言のような言葉。
それと同時に、嫌な音がした。
グキッと、何かが折れたような音が。

勇儀の巨体が崩れ落ちる。

さとりの足元にまたひとつ、骸が増えた。



「どうすんのよ、これ……」

物陰からその様子を眺めながら、隣にしゃがむこいしに囁きかける。

「あんたさっき自分のせいみたいなこと言ってたじゃない。なんとかしなさいよ」
「無理だよ……確かに原因は私かもしれないけど、私じゃどうにもできないもの」
「どういうこと?」
「お姉ちゃんはね……寂しくなると死んじゃうんだよ」

ハムスターみたいなことを言い出した。

「さとり妖怪ってね、ひとりじゃ駄目なの。他人が居ないと自分が生きてるってことも自覚できないから。パルお姉ちゃんがいっつもパルパル言ってるのとおんなじ感じかな」
「あんたら私を何だと思ってんのよ」
「それでね、お姉ちゃんの抱きつき癖もそういうことなの。寝ぼけてても本能的に誰かの心を求めてるんだよ。心が読めないと壊れちゃうからさ」
「でも抱きつくこと無いじゃない」
「それはほら、お姉ちゃんお寝坊さんだから。出来るだけ近づかないと『目』が目覚めないんじゃないかな」

ほんと困った奴だよねー、とこいしは笑う。
ほんと、やっぱりさとりは馬鹿だ。
多くのペットに囲まれて生活して、皆に慕われているのに、その想いに身を委ねることができない。
本当に、腹立たしい。

「それでもあそこまで暴走する理由にはならないじゃない。今までは最初のひとりで十分だったんだから」
「うん。だから多分、最初のひとり」

こいしは自分を指差す。


「……無意識、操っちゃった。てへ」


舌を出して頭をコツン。
反省の色、全くなし。

「やっぱりあんたのせいじゃない!」
「駄目だよパルお姉ちゃん!そんな大声出しちゃ!」

つい立ち上がり、叫んでしまった。
気付かれていないことを祈りながらさとりの方を見るが、そんなうまい話は無かった。

「あははは……」

こちらを見ているのか分からない、ぼんやりとした瞳と目が合ってしまった気がする。
案の定、転がる鬼達を避けながらこちらへ向かってくる。
どうしてこういう時ばっかりこんなに器用なのだろうか。

「ほら、パルお姉ちゃん!頑張って!」
「何を頑張れってのよ!」

逃げようとするが、私の背を押しながらこいしが言う。

「お姉ちゃんを止めるには満足させるしかないんだよ!?」
「嫌よ怖い!あんたやりなさいよ!」
「私の心読めないもん!」
「あ、ずるい!」

言い争っている間に、さとりはもう数歩という距離まで近づいていた。
ゆっくりと、惨劇の両腕が振り上げられる。
求めるように、しかし同時に、全てを受け入れるかのように。

「ほら、お姉ちゃん!ゴゥ!」

ドンッと一層強い衝撃。
宙を浮く私の身体。
その行く先には全てを破壊する万力。

私は、死を覚悟した。






──ガシッ




──ギュッ




──メリメリ




──ピシッ














────大丈夫、私が傍に居る、ですか













~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~












「生きててよかったね」
「他人事みたいに言わないでよ」

目が覚めると、地霊殿の一室に寝かされていた。
敷かれた布団の横にはこいしが座っていた。
さとりは旧都に謝罪に行っているらしい。
幸い、命を落とした者はいなかったそうだ。

「……ねぇ、お姉ちゃんの事、嫌いになった?」
「急にどうしたのよ」

寝たきりの私に、こいしは問いかける。
いつものような元気さは無く、どこか落ち込んだ様子だった。

「だって、こんな風にしたのはお姉ちゃんだよ?怒ったりしないの?」
「半分あんたのせいでしょうが……でもそうね、確かに迷惑だわ」
「そう……」
「でも、言ってたじゃない。仕方ない事なんだって。なら怒る事はあっても嫌いになんてなれないわ」

これっきりにしてほしいけどね、とこいしに笑いかける。
それに答えるようにこいしもいつもの笑顔に戻り、頭を掻いた。

「はは、それは無理かな。お姉ちゃんがさとり妖怪である限りね」
「ほんと、迷惑な奴ね」
「うん、迷惑。でもやっぱりさとり妖怪の本能は好奇心だからさ、それを我慢なんて出来ないんだよ」

知りたいと思う心。
好奇心。
その好奇心が心情にまで及んでしまったのがさとり。
相手の事なんて関係無しに、全てを知りたいと思ってしまった。
その結果が心を読むという能力なんだろう。
嫌われることなんて当たり前だ。
迷惑なんだから。

でも、きっとそれは私も同じ。

「パルお姉ちゃんも嫉妬してたんでしょ?」
「なんのこと?覚えが無いわ」
「またまた~」

あの時、きっと私は嫉妬してた。
何にか、なんて事は分からない。
こいしに背中を押されて、さとりに掴まる直前、無意識に手が伸びていた。
さとりの方へ。

つまりは、そういう事なのだろう。
だから私は、彼女の事をどうこう言うことは出来ない。

「まぁいいや、私はそろそろ出かけてくるね」
「もう?さとりに何か言ってあげればいいのに」
「いいんだよ、十分楽しいものも見せてもらったし」

無意識の中を歩くこいしをこの場所に縛り付ける事だって、私には出来ない。
それが彼女の在り方なのだから。

「あぁそうだ、聞きたいことがあったんだ」
「どうしたの?」

しかし部屋を出て行く直前、こいしは立ち止まった。

「お姉ちゃん達が気付かない時でも結構帰ってきたりしてるんだけどね。気になってたことがあったの。聞いていい?」
「ええ、いいわよ」

思ったことをすぐに口にするのは無意識の行動なのだろうか。
こいしは何の前触れも無く質問をしてくることが多い。
それをいちいち断っていたらキリが無いので答えられることは答えてやることにしているのだが、気分によってはこれも面倒だ。
たとえそれが、彼女の妖怪としての在り方だったとしても、














「……どうして寝起きのお姉ちゃんの近くにいることが多いの?」

やっぱりさとり妖怪の好奇心というのは、迷惑以外の何者でもないのだ。
注:作品中の被害者は妖怪、又はそれに準ずるもの達です。よい子は絶対に真似しないでください。

我ながらどこまで対象範囲の狭い作品を書いてるんだろうと思う今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。鳥丸です。

前作には多数のコメントをいただき、ありがとうございました。
さとパルいいですよねさとパル。なんというか……ガラスに頭叩きつけてベランダから飛び降りたくなります。でも来年の9月までは生きてます。多分。








そうそう、姐さんごめんなさい
鳥丸
コメント



1.名前が無い程度の能力削除
さとりーーー俺だーーーハグしてくれーーー!
さとパルいいよさとパル
2.名前が無い程度の能力削除
こ・・・怖ぇぇぇぇぇぇ!??暴走モードなさとりんがマジ怖かったーーー!!!
3.名前が無い程度の能力削除
なんという圧倒的夫婦。これはラブい。

そうそう、姐さん大丈夫?
4.奇声を発する程度の能力削除
さとりんにハグされてぇw
やっぱりさとパルは良いものだ!
5.ぺ・四潤削除
よし、地霊殿に行って来る。なに、俺には秘策があるんだ。
いいか?抱きつかれる直前でしゃがむんだ。すると、さとりん自らぱふぱふしてくれるんだ。

────あれ?全然柔らかくない、ですか。(メシャッッ)
6.名前が無い程度の能力削除
これはいいさとパル。
なんかさとりんは抱きつき癖のあるイメージですよね。
7.名前が無い程度の能力削除
腕力で鬼を倒すとは……