Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

勇気凛々

2009/12/06 13:55:20
最終更新
サイズ
1.21KB
ページ数
1

分類タグ


「チーズなんて赤色の薄い食べ物は食べてらんないだとさ」

と、ナズーリンが言い放ち、弾幕戦が開始されるのが通常の流れ。
だが、勇気凛々な霊夢さんは一味違った。

「なんだ、お腹が空いていたのね」

うんうんと頷きながらナズーリンに近づく霊夢。
飢えは辛いものねぇ、なんて呟いている。

「へ? い、いや、そういうわけではないのだが…」

弾幕戦が開始されると踏んでいたナズーリンは思いっきり出鼻を挫かれた。
ナズーリンの心境を端的に表すなら、なんだこの流れ。

「遠慮しない遠慮しない。困った時はお互い様じゃないの」
「いやだから遠慮とかじゃなくて」

うんしょ、と霊夢が巫女服の上を脱ぐ。
巫女服の下にはさらしがしっかり巻かれていて、かすかに覗く肋骨が…
いや、そういうことじゃなくて何故に脱いだッ?!

「な、なんで服を脱いだんだッ?!」

慌てるナズーリンを尻目に霊夢は小首を傾げた。

「え、だって赤い食べ物が欲しかったんでしょ?」

はいこれ、と言って手渡されるのはまだ暖かい巫女服(上)。

「私の巫女服を食べなさい」






理解が追いつかずに呆然と立ち尽くすナズーリンを尻目に霊夢は2面へと向かう。
この巫女服どうすればいいんだ。とか、私その前に人肉を好むからって言ったじゃん。とか、あまりの状況に整理の付かない頭のまま、ナズーリンは巫女服(上)に齧りついた。ええい、ままよ!










「あ、おいしい…」
五面のナズーリンに巫女服(下)を渡してしまった霊夢。
立ちはだかる星、聖。
果たして霊夢はこの危機を乗り越えることができるのか!

霊夢「巫女服が足りなくて力が出ないわ…」
紫「霊夢!新しい巫女服よっ」



何か電波を受けたのでギャグに挑戦してみようと思った結果がこれだよ!
すみませんすみませんどうしても霊夢の巫女服をナズーリンが食べてる姿が頭を離れなかったんです。きっとこれはルナティックをやりすぎた副作用に違いありません。おのれルナティック。

こんな作品と作者ですが、ご意見ご感想、誤字報告など頂けると非常に喜びます。

※12/10追記
コメントありがとうございます!
次回以降の励みになります!
3D
コメント



1.名前が無い程度の能力削除
やだこれ面白いっww
2.名前が無い程度の能力削除
早苗さんの巫女服は俺がもらっときますね
3.名前が無い程度の能力削除
その発想は面白いwww
4.名前が無い程度の能力削除
>五面のナズーリンに巫女服(下)を渡してしまった霊夢。
ナズーリンもらいすぎwww少し分けてくれ.
袖は白いから渡していないと考えると,星と会った時の霊夢の服装は…