Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

宴を盛り上げる会話劇

2009/11/26 15:06:18
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「行くわよフラン」
「ええ、お姉様」

せーの。

「紅魔館の吸血鬼姉妹は、今日も仲良し」





「フランさんフランさん。手に持ってるの、何かしら。最高級のロゼワインかしら?」

「あらこんにちは、お姉様。これはワインじゃありません。ごくごく普通のみりんです」

「oh,you have a gate keeper」

「いいえ違うわお姉様。これはあくまでみりんであって、美鈴ではありません」

「あはは、そうよね。いくら何でも」

「あんな大事にしてるもの、そうそう私の部屋から出せるものですか」

「えっ」


じゃっじゃじゃーん。


「お姉様お姉様。貴女が好きな人は誰かしら。私だったら嬉しいな」

「フランさんフランさん。貴女のことは大好きよ。でもごめんなさい。姉妹としてなの」

「ああ悔しいな、悔しいな。それじゃあ一体、お姉様は誰が好きなの?」

「それは勿論、博麗霊夢よ」

「ゲロゲーロ、ゲーロゲロ」

「いいえフラン。私が好きなのは、二日酔いで『吐く霊夢』ではありません。格好良くて、かーいくて、ぶっきらぼうに見えて本当は優しくて世話焼きで、とっても瀟洒な博麗霊夢よ」

「えっ」

ばたん。

「お姉様お姉様。咲夜がショックで倒れてしまいました。血を吐いてるわ。美味しそう」

「あらあらこれは可哀想。瀟洒と呼ばれることが彼女の生き甲斐だもの。その立場をいきなり取られちゃったんだから、倒れても仕方ないわ」

「どうするつもり?お姉様。これじゃあ咲夜があんまりよ」

「うん、決めた。咲夜には『瀟洒』の代わりに『商社』の称号を上げましょう。今日から貴女は『(株)十六夜咲夜』よ」

「わあ、咲夜良かったね!きっと聞こえていないけど」


ぐわらごわがきぃん。


「お姉様お姉様。お姉様はどうして運命を操れるの?」

「それはねフラン。プロテインを飲んでいるからよ」

「お姉様お姉様。お姉様はどうしてそんなに頭が良いの?」

「それはねフラン。プロテインを飲んでいるからよ」

「お姉様お姉様。お姉様はどうしてそんなにお胸がぺったんなの?」

「それはねフラン。プロテインを飲んでいるからよ」

「じゃあ私、もう絶対プロテインなんか飲まないね」


てれれれってってってー。


「フランさんフランさん。貴女が好きな人は誰かしら?私だったら嬉しいな」

「お姉様お姉様。お姉様のことは大好きよ。でもごめんなさい。姉妹としてなの」

「oh,shit!fuck!それじゃあ一体、フランさんは誰が好きなの?」

「それは勿論、霧雨魔理沙よ」

「ヒャッハー!今日も幻想郷中を霧で満たしてやるぜー!」

「いいえお姉様。私が好きなのは『霧雨魔 理沙』ではありません。人の好きな子放火魔みたいに言わないで下さい。というか、それをやったのはお姉様でしょう」

「てへっ☆」


ばびゅーーーん。


「お姉様お姉様。美味しいお菓子が食べたいな」

「丁度良かった、私もお腹が空いてるの。一緒に作って食べましょう」

「わぁい。だから大好きよ、お姉様」

「簡単に出来るクッキーが良いわね。ボウルにバターを入れて、砂糖や塩も加えて練って」

「うんうん」

「卵黄も加えて、粉類を加えてゴムベラでさっくり混ぜて」

「美味しそう。待ちきれないわ」

「隠し味に鮮血を1リットル」

「わあ」

「出来上がったものがこちらよ。どうかしら、フラン?」

「うん、最初から血を飲んだほうが早かったわ」

「でしょうね」


がこん。


「お姉様お姉様、何だかとっても眠たいわ」

「あらフランさん、おねむなの。一緒にベッドへ行きましょう」

「お姉様お姉様。眠れるように、お歌を聞かせてほしいなあ」

「勿論いいわよフランさん。鈴より綺麗な声で歌ってあげる」

「わぁい。だから大好きよ、お姉様」

「それじゃあいーい?歌うわよ。『ある晴れた昼下がり いちばへ』」

「その歌止めて、お姉様。何処かへ売られちゃう気がするわ」

「あらあら、そう。じゃあ、これはどう?『もーもたろさん ももたろさん』」

「その歌止めて、お姉様。何だか退治されちゃうような気がするわ」

「眠れそう?」

「眠れるわけないよ」


どごぉぉぉぉぉぉぉぉぉん。


「お姉様お姉様。たまには一緒に遊びましょう」

「あらあら、いいわねフランさん。何をして遊びましょうか」

「鬼ごっこがいいな。私が鬼」

「捕まったらどうなるの?」

「レーヴァテイン」

「却下!他には?」

「かくれんぼは?私が鬼」

「見つかったら?」

「スターボウブレイク」

「却下!」

「ちなみに、何で遊んでも『フォーオブカインド』は使うから、4対1ね」

「勝負にならないじゃない!いい加減にして!」

「どうも、ありがとうございましたー」



「という漫才を、宴会の余興でやってみようと」
「止めておきなさいレミィ。だだ滑りが目に見えてるわ」
パチュリーは、死んだ魚のような目で、二人にとっては残酷な真実を告げた。

ションボリ。
何がまずかったのかしら。
やっぱり、鮮血1リットルを実際に用意したことだよ。

レミリアとフランは肩を落として、図書館を後にした。

「それにしても、この始末はどうつけてくれるのかしらね」

事前に何も知らされていなかった(株)十六夜咲夜は、今もショックのあまり倒れているのだった。
頭の悪いネタを一度やってみたかった。ワレモノ中尉です。
前回コメント下さった方、ありがとうございました。予想していたよりもたくさんの暖かいコメを頂けて、嬉しかったです。

今回は、宴会の季節がもう差し迫っているので、こんな話にしてみました。
普段はカリスマを大事にするレミリアも、こういうときくらいは思いきり道化てみせるんじゃないかなーとか考えながら書きましたが、どうでしょうか。
それにしても、やっぱりギャグは難しいなあと、つくづく感じる次第。面白い話を書けるようになりたいです。本当に。

少しでも楽しんで頂ければ幸いです。それでは。
ワレモノ中尉
コメント



1.名前が無い程度の能力削除
商社www(株)十六夜咲夜のインパクトwww
それと霧雨魔、理沙がツボに入ったwww

いやとても面白かったですよ。
2.名前が無い程度の能力削除
宴会でやれよ
ってかプロテインでお胸がぺったん・・・
なら、霊夢や魔理沙も・・・うはwwwwwwwww
3.名前が無い程度の能力削除
商社がひでぇ
4.名前が無い程度の能力削除
疑惑の総合商社ですねわかりまs(ナイフに刺されて死亡
5.名前が無い程度の能力削除
この漫才は是非とも披露されるべき。突然告白されて真っ紅になる霊夢可愛いんだろうなあハァハァ
6.名前が無い程度の能力削除
いやぁ、ありだね。面白かったぜ。