に取扱説明書

　

Q．にとりは河童ですか？
A．はい、にとりは河童です。

Q．河童はにとりですか？
A．いいえ、河童はにとりだけではありません。

Q．にとりは河童ではないのですか？
A．いいえ、にとりは河童です。

Q．にとりが河童ではなかったらどうなるのですか？
A．爆発します。


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Q．にとりの職業は何ですか？
A．発明家です。

Q．にとりの趣味は何ですか？
A．発明と分解です。

Q．にとりの夢は何ですか？
A．河童界のエジソンになることです。

Q．にとりの肩書は何ですか？
A．河童界のエプソンです。


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Q．私の目ざまし時計が部品単位にバラされていたのですが。
A．にとりの仕業です。

Q．うちの冷蔵庫が部品単位にバラされていたのですが。
A．にとりの仕業です。

Q．非想天則が部品単位にバラされていたのですが。
A．にとりの仕業です。

Q．私の個人情報が幻想郷中にバラされていたのですが。
A．何でもかんでもにとりの仕業にするのはどうかと思います。


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Q．にとりは暴走モードになることもありますか？
A．あります。

Q．暴走モードになったらどうしたらいいですか？
A．危険ですので、非常停止ボタンを押してください。

Q．非常停止ボタンはどこにあるのですか？
A．大切なものは貴方の心の中にあります。

Q．どうしろと言うのですか？
A．爆発してください。


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Q．そこの光学迷彩スーツは誰が作ったのですか？
A．にとりが作りました。

Q．どのように作ったのですか？
A．企業秘密です。

Q．では、にとりは誰が作ったのですか？
A．そういうことを聞いてはいけません。

Q．どのように
A．黙れ小娘。


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Q．にとりには姉妹はいるのですか？
A．いるという噂です。

Q．にとりには恋人はいるのですか？
A．いるという噂です。

Q．その恋人とは誰ですか？
A．あのジャンクパーツの山の手前に、１本のボルトが見えるでしょう。

Q．あれがにとりの恋人ですね？
A．いいえ、そのボルトといちゃついているナットがにとりの恋人です。


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Q．にとりはえらいのですか？
A．はい。「谷河童のにとり」という異名を持っているほどです。

Q．にとりはえろいのですか？
A．はい。光学迷彩スーツのはずが、服しか透明化しなかったことがたまにあります。

Q．にとりはえるいのですか？
A．はい。椅子に座るときは非常に独特の座り方をします。

Q．にとりはえｒいのですね？
A．決してそんなことはありません。


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Q．にとりの好物は何ですか？
A．キュウリです。

Q．どのくらい好きなのですか？
A．藁人形を打つ時、五寸釘ではなくキュウリを使うほどです。

Q．ではこのキュウリをあげれば、にとりに好かれますね。
A．貴方が持っているのはキュウリではありません。モアイ像です。

Q．どこが違うのですか？
A．どこが似ているのですか？


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Q．にとりはスポーツも好きなのですか？
A．はい。大好きです。

Q．にとりの得意なスポーツは何ですか？
A．相撲です。

Q．得意技は何ですか？
A．バックドロップと四の字固めです。

Q．ルールに触れまくってる気がするのですが。
A．彼女がルールです。


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Q．にとりの服は高性能だと聞きましたが。
A．はい。多くの工具が収納できるうえに、超撥水仕様です。

Q．他にはどんな機能があるのですか？
A．自爆スイッチを押すと、服が爆発します。

Q．危なくないのですか？
A．爆風は全て外側に飛んでいくので、にとりに危害は及びません。

Q．服が爆発した後、にとりはどうするのですか？
A．そっとしておいてあげてください。


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Q．にとりは将棋もできるようですが？
A．はい。友だちとよくやるそうです。

Q．強いのですか？
A．彼女に勝利できれば、将棋の世界で食べていけると言われているほどです。

Q．もしにとりと将棋をすることになったら、どういう所に気をつければいいですか？
A．彼女の飛車や角は改造により貫通能力や範囲攻撃能力を持っているので、非常に危険です。

Q．反則ではないのですか？
A．先ほども言いましたが、彼女がルールです。


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Q．にとりの発明品にはどのようなものがありますか？
A．代表的なものを１つ挙げるなら、『スタンドバイユー君』があります。

Q．それは何ですか？
A．夜、１人でトイレに行けない子供のために作られた付き添い専用マシーンです。

Q．動力源は何ですか？
A．バッテリーです。これにより、充電器から離れても最長１時間は活動できます。

Q．トイレに行くのに最短で２時間かかる私はどうしたらいいですか？
A．知りません。


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Q．にとりはリフォームとかもできるのですか？
A．専門ではありませんが、ある程度の技量は持っています。

Q．実績はあるのですか？
A．博麗神社再建の中で、設計係長を担当しました。

Q．凄いじゃないですか。
A．副業として、時々携わるそうです。

Q．私の寝室とトイレの距離を狭めてもらいたいのですが。
A．知りません。


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Q．にとりのツインテールには秘密がありそうですが。
A．あれは秘密のスイッチです。髪を引っ張ると、仕掛けが作動します。

Q．右のおさげを引っ張るとどうなるのですか？
A．目からビームを打ちます。

Q．左のおさげを引っ張るとどうなるのですか？
A．服が爆発します。

Q．服が爆発した後、にとりはどうするのですか？
A．そっとしておいてあげてください。


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Q．寝室とトイレの距離が遠いと非常に不便です。
A．知りません。

Q．夜は暗いので、１人で行くと不安で仕方がありません。
A．知りません。

Q．お化けが出るんじゃないかと思うと、やっぱり怖いです。
A．知りません。

Q．少しは同情してください。
A．にとりと全く関係のない話をしないでください。


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Q．にとりとは何ですか？
A．河童界のスーパーアイドルです。

Q．流石ですね。
A．同時に爆発フラグ乱立者でもあります。

Q．そんなに爆発するのですか？
A．彼女の座右の銘は『１日１爆』です。

Q．安全な道はないのですか？
A．爆発しないにとりなんて、そんなのにとりではありません。


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Q．ご指導ありがとうございました。
A．いえいえ。

Q．これでにとりのハートをゲットできる自信がつきました。
A．この程度で落とせるほどにとりは甘くありません。

Q．どうすればよいのですか？
A．爆発しなさい。

Q．勘弁してください。
A．にとりはキュウリと機械と爆発物以外に興味を示しません。




　

早苗「爆発したら変態扱いされました」
文　「本当に爆発するとは思いませんでした」