新しい学舎が作られる事が里の会合で決まった
まあ、ぶっちゃけて言うなら
勉強を教える前の小さな子供達をを預かる場所としてだが……
おっと、自己紹介がまだだったな
私の名前は上白沢慧音だ、里で教師をしている
知ってるって?うむ、それなら良いが自己紹介は大切だからな
それは置いておくとして、新たに学舎ができるのは良い…
というか、すごくうれしいのだが
ちょっとだけ問題点があるのも事実でな…
困った事に、新たな学舎の先生になる人が見つからなくてなぁ
流石の私も変身や歴史を食べる事はできるが、分身はできないからな
……うん、先生にもできない事ぐらいある
そこで、今から良い人材が居ないかと思って歩いてくる所でな
……幻想郷も広いんだ、きっと見つかると思う
さて、適当に歩いて行く事にするか
・・・
……むにゃむにゃ……ふぁい!?
ね、寝てません!寝てませんよ!?
……はぁ、起こしてくださってありがとうございます
えーと、お嬢様に何か用でしょうか?
違う?それではパチュリー様……咲夜さん?それも違う
え、私ですか?何でしょう?
はい!?学舎の先生になってくれって?
あははっ……いやですね~冗談きついですよ……
私なんかが勉強を教えるなんてとてもとても……
勉強を教えるんじゃない?小さい子供達の面倒を見てくれ?
……はぁ……まあ、その位なら……
でも、なんで私なんk「メーリン!頭撫でて~」げっふぅ!?
い、妹様……今日も元気ですね……
頭撫でろですか?はいはい……(撫で撫で)
あ、すいません、お話途中で途切れちゃt「めーりん!あたいも頭撫でろ~」
はいはいチルノちゃんも(撫で撫で)
えっと、それでなんで私が……えっ?これ以上ない程適任ですか?
はあ……ですけど、私も門番の仕事が…
……!?お昼ごはんに昼寝付きで、おやつも出るんですか!?
そ、そんな……お、御給金も!?
判りました!できるだけ時間がある限りそちらの方で働かせて貰います!
・・・
……里の守護者とやらが、こんな所に何の用かしら?
花を踏み荒らそうとするのなら力ずくでお帰り願うわよ
……まあ、貴方がそんな事をするはずは無いから話をさせて貰ってるけど
あら?私に何か用事?
へぇ……妖怪の私に言いたい事があるの?
さあ、言って御覧なさい……つまらない事だったら消し飛ばすわよ?
はぃ?……ごめんなさい、もう一度言ってもらえるかしら?
……私が?学舎の?先生に?
うふ……うふふふっ……あははははっはははっ!
はぁ…はぁ……冗談が過ぎないかしら?
一体私が何を教えると……えっ?小さい子供達の世話?
ど、どういう意味かしら?
……つ、つまり……私が小さい子供達の面倒を見ると……
……はっ!?じょ、冗談じゃないわ!
わ、私は大妖怪なのよ!?こ、子供の頭を撫でたり一緒に遊んだりなんて…
そ、そんな事誰がするものですか!
か、帰りなさい!わ、私はこ、子供をあやすなんて
「幽香~!シロツメクサで作った冠できたからあげる~」
あら~♪上手にできたわねメディスン
頭撫でてあげるわね(撫で撫で)
「幽香さ~ん御飯できたよ~」
はいはい、ちょっと待っててね~リグル~
今メディと一緒にそっちに……
……はっ!?
……わ、忘れなさい……死にたくないのなら今の忘れなさい!
お願いだから忘れて……えっ?交換条件
あの二人を連れてきても構わないから、学舎に立て?
くっ……わ、判ったわよ……
ええ!行ってやろうじゃないの!畜生!
(し、しかたないわよね……えっと……こ、怖がられない方法考えないと)
・・・
どちらさんだね?こんな暇な隠居人の所に姿を現す者は
ん?半獣?……って事は、ああ里の……
それで?この暇な私に何の用だい?
「わは~(ごろごろ)」
よしよし……あん?宵闇の妖魔捕まえて何をしてるかって?
……いや、昔を懐かしんでいてねぇ
金髪の小さい子見てたらついね……
ははっ……昔はあの子も膝の上に乗せて撫でてやると喜んでいたものさ
……今じゃ、あの子も異変の解決に忙しいから
ちっとも思い出してくれないみたいだけどね
それで?一体なんのようだい?
あ~……幽霊が小さい子をかどわかそうとしていたと思って助けに来た?
そうかいそうかい……それはすまなかった……えっ?
気が変わった?新しくできる予定の学舎で働かないかって?なんでまた?
……人材不足……なるほどねぇ…
まあ、こっちはいつでも暇してるからねぇ
いいよ、どれだけでも手伝おう
「ごろごろ~♪」
……それで?こいつ開放した方がいいかい?
ん、それじゃあ遠慮せず、もう少し膝枕してやる事にするよ……
あ、そうだそうだ…もう一人プロが居るからそいつにも任せた方が良い
え~と……場所は……
・・・
子守ができると聞いて歩いて来ました!
うふふっ、こんにちわ~
え~と、幼稚園の先生の仕事があるって聞いて
あ、こちらだと学舎かな?
はい!もう喜んで子供の面倒を見ます
えっ?仕事を請けようと思った理由?
んふふっ……実は子育て経験があるから
はい、お母さんって呼ばれてますよ
家の仕事と子供達ですか?
……聞いてくださいよ~、皆大きくなっちゃって
誰もお母さんって呼んでくれなくなっちゃって
もう、お母さん寂しい……
サラちゃんもユキちゃもマイちゃんも夢子ちゃんも……
皆、私の事お母さんって軽々しく言えないって……
もう、最近じゃあ、ルイズちゃんアリスちゃんも帰ってこないし
……ご、ごめんなさい、勝手に色々しゃべっちゃって…
えっと……採用してくれますか?
あ、大丈夫ですか?ありがとうございます!
それじゃあ、明日からすぐに向かいます
うふふっ……お母さん頑張っちゃうぞ~
・・・
いや~これ以上ないぐらいの大収穫だ
まさか、こんなに適任な者が集まるとは思っていなかった
うむ!これなら学舎の二件目も絶対にうまくいくだろう
里の皆に無事に人材が集まった事を報告しないといけないな
さあ、余った時間の分、寺子屋の子供達にゆっくりと勉強を教えてあげれるな
今日は妹紅と一緒に軽く飲むか!
―――そして一ヵ月後
「それじゃあ皆、昼寝の時間ですよ~」
『は~い!』
「私めーりん先生の隣!」
「僕も!」
「あたしも~」
子供達も赤い髪の先生の言う事を良く聞き
「はい、これが向日葵ね……こらこら、葉っぱは切れるから危ないわよ」
「向日葵綺麗~」
「せんせ~!この花は~?」
「ん~?それはねぇ……」
「幽香さん楽しそうだね」
「ぶぅ~幽香に抱きつくのは私だけだったのに~」
傘を持った先生の傍には子供が集まり
「えんちょう先生~抱っこ~」
「膝枕~」
「はいはい…まったく…しょうがないねぇ」
緑の髪の園長先生がやれやれと言った感じで子供達をあやし
「それじゃあ、今日は皆でホットケーキを作りましょう」
『わーい!』
「副園長せんせ~……小麦粉忘れた」
「卵忘れた」
「大丈夫よ!先生が用意してあげるから」
『うわ~!?先生すごーい!』
銀髪の先生がどんなものでも取り出して、子供達を喜ばせていた
―――大成功していた
「ぐずっ……妹紅……私の居場所無くなっちゃたよ~」
「あ~……慧音泣かない泣かない」
ただ一人、宿題が多い先生を除いては
おしまい
まあ、ぶっちゃけて言うなら
勉強を教える前の小さな子供達をを預かる場所としてだが……
おっと、自己紹介がまだだったな
私の名前は上白沢慧音だ、里で教師をしている
知ってるって?うむ、それなら良いが自己紹介は大切だからな
それは置いておくとして、新たに学舎ができるのは良い…
というか、すごくうれしいのだが
ちょっとだけ問題点があるのも事実でな…
困った事に、新たな学舎の先生になる人が見つからなくてなぁ
流石の私も変身や歴史を食べる事はできるが、分身はできないからな
……うん、先生にもできない事ぐらいある
そこで、今から良い人材が居ないかと思って歩いてくる所でな
……幻想郷も広いんだ、きっと見つかると思う
さて、適当に歩いて行く事にするか
・・・
……むにゃむにゃ……ふぁい!?
ね、寝てません!寝てませんよ!?
……はぁ、起こしてくださってありがとうございます
えーと、お嬢様に何か用でしょうか?
違う?それではパチュリー様……咲夜さん?それも違う
え、私ですか?何でしょう?
はい!?学舎の先生になってくれって?
あははっ……いやですね~冗談きついですよ……
私なんかが勉強を教えるなんてとてもとても……
勉強を教えるんじゃない?小さい子供達の面倒を見てくれ?
……はぁ……まあ、その位なら……
でも、なんで私なんk「メーリン!頭撫でて~」げっふぅ!?
い、妹様……今日も元気ですね……
頭撫でろですか?はいはい……(撫で撫で)
あ、すいません、お話途中で途切れちゃt「めーりん!あたいも頭撫でろ~」
はいはいチルノちゃんも(撫で撫で)
えっと、それでなんで私が……えっ?これ以上ない程適任ですか?
はあ……ですけど、私も門番の仕事が…
……!?お昼ごはんに昼寝付きで、おやつも出るんですか!?
そ、そんな……お、御給金も!?
判りました!できるだけ時間がある限りそちらの方で働かせて貰います!
・・・
……里の守護者とやらが、こんな所に何の用かしら?
花を踏み荒らそうとするのなら力ずくでお帰り願うわよ
……まあ、貴方がそんな事をするはずは無いから話をさせて貰ってるけど
あら?私に何か用事?
へぇ……妖怪の私に言いたい事があるの?
さあ、言って御覧なさい……つまらない事だったら消し飛ばすわよ?
はぃ?……ごめんなさい、もう一度言ってもらえるかしら?
……私が?学舎の?先生に?
うふ……うふふふっ……あははははっはははっ!
はぁ…はぁ……冗談が過ぎないかしら?
一体私が何を教えると……えっ?小さい子供達の世話?
ど、どういう意味かしら?
……つ、つまり……私が小さい子供達の面倒を見ると……
……はっ!?じょ、冗談じゃないわ!
わ、私は大妖怪なのよ!?こ、子供の頭を撫でたり一緒に遊んだりなんて…
そ、そんな事誰がするものですか!
か、帰りなさい!わ、私はこ、子供をあやすなんて
「幽香~!シロツメクサで作った冠できたからあげる~」
あら~♪上手にできたわねメディスン
頭撫でてあげるわね(撫で撫で)
「幽香さ~ん御飯できたよ~」
はいはい、ちょっと待っててね~リグル~
今メディと一緒にそっちに……
……はっ!?
……わ、忘れなさい……死にたくないのなら今の忘れなさい!
お願いだから忘れて……えっ?交換条件
あの二人を連れてきても構わないから、学舎に立て?
くっ……わ、判ったわよ……
ええ!行ってやろうじゃないの!畜生!
(し、しかたないわよね……えっと……こ、怖がられない方法考えないと)
・・・
どちらさんだね?こんな暇な隠居人の所に姿を現す者は
ん?半獣?……って事は、ああ里の……
それで?この暇な私に何の用だい?
「わは~(ごろごろ)」
よしよし……あん?宵闇の妖魔捕まえて何をしてるかって?
……いや、昔を懐かしんでいてねぇ
金髪の小さい子見てたらついね……
ははっ……昔はあの子も膝の上に乗せて撫でてやると喜んでいたものさ
……今じゃ、あの子も異変の解決に忙しいから
ちっとも思い出してくれないみたいだけどね
それで?一体なんのようだい?
あ~……幽霊が小さい子をかどわかそうとしていたと思って助けに来た?
そうかいそうかい……それはすまなかった……えっ?
気が変わった?新しくできる予定の学舎で働かないかって?なんでまた?
……人材不足……なるほどねぇ…
まあ、こっちはいつでも暇してるからねぇ
いいよ、どれだけでも手伝おう
「ごろごろ~♪」
……それで?こいつ開放した方がいいかい?
ん、それじゃあ遠慮せず、もう少し膝枕してやる事にするよ……
あ、そうだそうだ…もう一人プロが居るからそいつにも任せた方が良い
え~と……場所は……
・・・
子守ができると聞いて歩いて来ました!
うふふっ、こんにちわ~
え~と、幼稚園の先生の仕事があるって聞いて
あ、こちらだと学舎かな?
はい!もう喜んで子供の面倒を見ます
えっ?仕事を請けようと思った理由?
んふふっ……実は子育て経験があるから
はい、お母さんって呼ばれてますよ
家の仕事と子供達ですか?
……聞いてくださいよ~、皆大きくなっちゃって
誰もお母さんって呼んでくれなくなっちゃって
もう、お母さん寂しい……
サラちゃんもユキちゃもマイちゃんも夢子ちゃんも……
皆、私の事お母さんって軽々しく言えないって……
もう、最近じゃあ、ルイズちゃんアリスちゃんも帰ってこないし
……ご、ごめんなさい、勝手に色々しゃべっちゃって…
えっと……採用してくれますか?
あ、大丈夫ですか?ありがとうございます!
それじゃあ、明日からすぐに向かいます
うふふっ……お母さん頑張っちゃうぞ~
・・・
いや~これ以上ないぐらいの大収穫だ
まさか、こんなに適任な者が集まるとは思っていなかった
うむ!これなら学舎の二件目も絶対にうまくいくだろう
里の皆に無事に人材が集まった事を報告しないといけないな
さあ、余った時間の分、寺子屋の子供達にゆっくりと勉強を教えてあげれるな
今日は妹紅と一緒に軽く飲むか!
―――そして一ヵ月後
「それじゃあ皆、昼寝の時間ですよ~」
『は~い!』
「私めーりん先生の隣!」
「僕も!」
「あたしも~」
子供達も赤い髪の先生の言う事を良く聞き
「はい、これが向日葵ね……こらこら、葉っぱは切れるから危ないわよ」
「向日葵綺麗~」
「せんせ~!この花は~?」
「ん~?それはねぇ……」
「幽香さん楽しそうだね」
「ぶぅ~幽香に抱きつくのは私だけだったのに~」
傘を持った先生の傍には子供が集まり
「えんちょう先生~抱っこ~」
「膝枕~」
「はいはい…まったく…しょうがないねぇ」
緑の髪の園長先生がやれやれと言った感じで子供達をあやし
「それじゃあ、今日は皆でホットケーキを作りましょう」
『わーい!』
「副園長せんせ~……小麦粉忘れた」
「卵忘れた」
「大丈夫よ!先生が用意してあげるから」
『うわ~!?先生すごーい!』
銀髪の先生がどんなものでも取り出して、子供達を喜ばせていた
―――大成功していた
「ぐずっ……妹紅……私の居場所無くなっちゃたよ~」
「あ~……慧音泣かない泣かない」
ただ一人、宿題が多い先生を除いては
おしまい
これがほんとに刑務所勤めの人が書くSSなのか……!?
無理かなぁ
6番さんと一緒でアリスも良いと思います!!!
あと上のコメに対するコメで申し訳ないですけど、
アリスまでいたら神綺に群がる子供たちに嫉妬しちゃうだろーがっ!
某古道具屋店主も子供の世話は上手そうな気がするんだ・・・