「あなたは少し愛想がなさ過ぎる。そっとしておいて、あちこちをフラフラ放浪させてあげるのが、あなたの思いやりかもしれませんがきっと彼女は心の中でさびしいと思っています。もっと愛想良く可愛がってあげれば彼女も喜ぶでしょう。……え?具体的にどうすればいいかって?うーん……ハグとかどうでしょうか?あと頭をなでてあげたりとか……。そう小町にされたら私はうれしいですね。……あとは?……そうですねぇ。料理とかどうでしょうか?……え?つくれない?まぁ好きなものを鍋にぶち込んどけば手料理になりますよ!そういえばこないだ小町が私のために弁当を作ってくれましてね。それがものすごくおいしのです!でねでね小町が」
久しぶりに帰ってきたらお姉ちゃんがおかしくなってた。
「こいしぃ~ん!おかえりなさぁ~い!」
そう言って手を広げながらスキップして私のもとにやってくる。
私は背筋に悪寒がはしり無意識によけてしまった。
お姉ちゃんはスキップした勢いのまま私の後ろにあった壁にぶつかる。
「た……ただいまお姉ちゃん。……だよね?」
壁にぶつかったままの、おそらくお姉ちゃんである物体にとりあえず話しかける。
すると涙目でこちらを振り向く彼女は、やはりどう見てもお姉ちゃんだった。
「どうしたのお姉ちゃん?今日なんかおかしくない?」
「可愛い妹が帰ってきたらハグぐらい当然じゃない!」
「いや……ハグとかそんなの今まで一度も」
「うるさい!ハグさせろ!!」
手をひろげ迫り来るお姉ちゃんをまた私は無意識に避けた。
いや……意識的に避けた。
今度はお姉ちゃんは派手にこけて地霊殿の綺麗な床と熱いハグをかわす。
「お姉ちゃん大丈夫?」
「…………」
そのまま突っ伏したままのお姉ちゃんが心配になり近くによって肩を揺らしてみる。
「ねぇ!お姉ちゃん!」
するといきなりお姉ちゃんの目が開かれる。
その目を擬音にすると「カッ!!!」
その目を擬人法にするとヤ○チャのかめは○波を受け返した時の天○飯。
「かかったな!!!」
「しまった!罠か!!!」
そのまま両手を広げたお姉ちゃんに私は抱かれそうになる。
その両手を私は無意識にはたき落とし、無意識に顔面を平手打ちした。
「ひどいわこいし!!」
「ひどいのはあんただよ!てかほんとどうした!」
「そうそう。今日は私の手作り料理よ」
「無視するなよ!!」
そのままスクッと立つお姉ちゃんに戸惑いながらついて行き、地霊殿のリビングに向かう。
リビングではすでに食事の準備がされていた。
テーブルの真ん中に鍋がドンと置かれている。
「こいし!じゃんじゃん食べてね!」
「お姉ちゃん。この料理なに?」
「空の特製お鍋よ。」
「え?お空が作ったの?」
「え?わたしよ?」
「………」
「………」
「……この料理なに?」
「空の特製お鍋よ。」
「お空が作ったの?」
「お空で作ったの。」
「え?」
「じゃんじゃん食べてね!!」
にっこり笑いながら小皿に私の分をお鍋からついでいくお姉ちゃん。
すっごい気になるセリフがあるが今は気にしないで食べるのが得策だろう……。
あ……まずい。
謎の料理を食べた後お姉ちゃんが
「お風呂に先に入ってきなさい。別にやましいことはかんがえてないわよ。」
というのでお風呂に向かう。
風呂のドアを開けるとすでに風呂につかっている人影があった。
あの大きなリボンは……。
「お空……?」
「うにゅ?こいし様?」
「よ……よかった!!生きてたのね!!」
うれしさのあまり私はお空に抱きつく。お空で作ったなんてお姉ちゃんが言った時、私はやりかねないと思っていたから一気に安心する。
「うにゅにゅ!どうしたのですかこいし様?」
「うふふ。なんでもないよ~。」
「?」
「それよりお空は今仕事おわり?」
「いや……今日は朝からお風呂に入ってます。」
「朝から!?なんでまた!?」
「いや……なんかさとり様が今日はお空は朝から風呂に入ってちょうだいって。」
「……お姉ちゃんここにきた?」
「はい。一回なんかでっかいお鍋を持ってきてお湯をすくってましたね。」
「………」
風呂に出たあといっつも飲んでるヤクルトを飲んで自室に向かう。
「はぁ~ほんと今日のお姉ちゃんはどうしちゃったんだろう?」
そう呟きながらベッドへむかう。もう今日は疲れてしまったので寝よう。
最近寒くなったのでこのフカフカの掛け布団は気持ち良いだろうな……とか思いながらゆっくりと足から布団に入る。
グニュ
するとからだが何か柔らかい物体と接触する。
なんだろう?ぬいぐるみかな?そう思いながら布団の中をのぞいてみる。
「ウェルカム、トゥー、ユニバーサルさとりジャパンへ。」
「USJ!!!」
そのままガシッと布団の中で抱かれた。
「やっ!なに!お……お姉ちゃん!?」
「やっとつかまえたわよ!こいし!」
「やっ!今日のお姉ちゃん変だよ!」
「お~よしよし。」
「無視しながら頭なでるなよ!!!」
そのままギャアギャア私はわめいていたけどすぐに疲れて抱かれるままなでられるままになってしまった。
無言のまま私をずっとなでるお姉ちゃん。
すこしくすぐったかった。
けど……いやじゃなかった……。
そのうちなでている手の動きが緩やかになりそのまま止まる。
「……お……お姉ちゃん?」
寝ちゃったのかな?と思ったんだけど
「ごめんねこいし。」
って呟く声が聞こえておもむろにお姉ちゃんの顔をのぞく。
「くー……くー……」
どうやら寝言だったらしい。
けど今日のお姉ちゃんが変だったのは私の事を心配してくれての行動だったのかも。
いつもすぐいなくなって心配かけてるからな-。
私は自分の手をお姉ちゃんの頭にそっとおいてなでてやった。
「……心配してくれてありがとうお姉ちゃん。けど私はだいじょうぶだからね。」
聞いていないはずなんだけどお姉ちゃんの顔が少し笑ったように見えた。
久しぶりに帰ってきたらお姉ちゃんがおかしくなってた。
「こいしぃ~ん!おかえりなさぁ~い!」
そう言って手を広げながらスキップして私のもとにやってくる。
私は背筋に悪寒がはしり無意識によけてしまった。
お姉ちゃんはスキップした勢いのまま私の後ろにあった壁にぶつかる。
「た……ただいまお姉ちゃん。……だよね?」
壁にぶつかったままの、おそらくお姉ちゃんである物体にとりあえず話しかける。
すると涙目でこちらを振り向く彼女は、やはりどう見てもお姉ちゃんだった。
「どうしたのお姉ちゃん?今日なんかおかしくない?」
「可愛い妹が帰ってきたらハグぐらい当然じゃない!」
「いや……ハグとかそんなの今まで一度も」
「うるさい!ハグさせろ!!」
手をひろげ迫り来るお姉ちゃんをまた私は無意識に避けた。
いや……意識的に避けた。
今度はお姉ちゃんは派手にこけて地霊殿の綺麗な床と熱いハグをかわす。
「お姉ちゃん大丈夫?」
「…………」
そのまま突っ伏したままのお姉ちゃんが心配になり近くによって肩を揺らしてみる。
「ねぇ!お姉ちゃん!」
するといきなりお姉ちゃんの目が開かれる。
その目を擬音にすると「カッ!!!」
その目を擬人法にするとヤ○チャのかめは○波を受け返した時の天○飯。
「かかったな!!!」
「しまった!罠か!!!」
そのまま両手を広げたお姉ちゃんに私は抱かれそうになる。
その両手を私は無意識にはたき落とし、無意識に顔面を平手打ちした。
「ひどいわこいし!!」
「ひどいのはあんただよ!てかほんとどうした!」
「そうそう。今日は私の手作り料理よ」
「無視するなよ!!」
そのままスクッと立つお姉ちゃんに戸惑いながらついて行き、地霊殿のリビングに向かう。
リビングではすでに食事の準備がされていた。
テーブルの真ん中に鍋がドンと置かれている。
「こいし!じゃんじゃん食べてね!」
「お姉ちゃん。この料理なに?」
「空の特製お鍋よ。」
「え?お空が作ったの?」
「え?わたしよ?」
「………」
「………」
「……この料理なに?」
「空の特製お鍋よ。」
「お空が作ったの?」
「お空で作ったの。」
「え?」
「じゃんじゃん食べてね!!」
にっこり笑いながら小皿に私の分をお鍋からついでいくお姉ちゃん。
すっごい気になるセリフがあるが今は気にしないで食べるのが得策だろう……。
あ……まずい。
謎の料理を食べた後お姉ちゃんが
「お風呂に先に入ってきなさい。別にやましいことはかんがえてないわよ。」
というのでお風呂に向かう。
風呂のドアを開けるとすでに風呂につかっている人影があった。
あの大きなリボンは……。
「お空……?」
「うにゅ?こいし様?」
「よ……よかった!!生きてたのね!!」
うれしさのあまり私はお空に抱きつく。お空で作ったなんてお姉ちゃんが言った時、私はやりかねないと思っていたから一気に安心する。
「うにゅにゅ!どうしたのですかこいし様?」
「うふふ。なんでもないよ~。」
「?」
「それよりお空は今仕事おわり?」
「いや……今日は朝からお風呂に入ってます。」
「朝から!?なんでまた!?」
「いや……なんかさとり様が今日はお空は朝から風呂に入ってちょうだいって。」
「……お姉ちゃんここにきた?」
「はい。一回なんかでっかいお鍋を持ってきてお湯をすくってましたね。」
「………」
風呂に出たあといっつも飲んでるヤクルトを飲んで自室に向かう。
「はぁ~ほんと今日のお姉ちゃんはどうしちゃったんだろう?」
そう呟きながらベッドへむかう。もう今日は疲れてしまったので寝よう。
最近寒くなったのでこのフカフカの掛け布団は気持ち良いだろうな……とか思いながらゆっくりと足から布団に入る。
グニュ
するとからだが何か柔らかい物体と接触する。
なんだろう?ぬいぐるみかな?そう思いながら布団の中をのぞいてみる。
「ウェルカム、トゥー、ユニバーサルさとりジャパンへ。」
「USJ!!!」
そのままガシッと布団の中で抱かれた。
「やっ!なに!お……お姉ちゃん!?」
「やっとつかまえたわよ!こいし!」
「やっ!今日のお姉ちゃん変だよ!」
「お~よしよし。」
「無視しながら頭なでるなよ!!!」
そのままギャアギャア私はわめいていたけどすぐに疲れて抱かれるままなでられるままになってしまった。
無言のまま私をずっとなでるお姉ちゃん。
すこしくすぐったかった。
けど……いやじゃなかった……。
そのうちなでている手の動きが緩やかになりそのまま止まる。
「……お……お姉ちゃん?」
寝ちゃったのかな?と思ったんだけど
「ごめんねこいし。」
って呟く声が聞こえておもむろにお姉ちゃんの顔をのぞく。
「くー……くー……」
どうやら寝言だったらしい。
けど今日のお姉ちゃんが変だったのは私の事を心配してくれての行動だったのかも。
いつもすぐいなくなって心配かけてるからな-。
私は自分の手をお姉ちゃんの頭にそっとおいてなでてやった。
「……心配してくれてありがとうお姉ちゃん。けど私はだいじょうぶだからね。」
聞いていないはずなんだけどお姉ちゃんの顔が少し笑ったように見えた。
映姫様のろけんなwww
「USJ!!!」
ねぇ、こいしたん。つっこみ方おかしいよね。
愛想のいいさとり様もまた一興。
初めてそう感じました。
もうダメ猫の猫。
あとがきが全て持っていきやがったwwww
もぅあれですね。お燐に感謝しなきゃいけないです。ごめんよお燐。
あと空鍋の発想はありませんでしたwwww
俺にも飲ませろ
お燐、一人で飲むには大変だろう。
手伝ってやるからそこをどけ。