注意!
このSSには、百合のような表現が含まれているかもしれません。
そういったものが駄目な人はブラウザのバックを押された方がよろしいですよ。
大丈夫ですわ。という人は
「えーてるは癒しっ!」
と、のんびりしてからスクロールをして、SSをお楽しみください。
それではっ。
ねえ、永琳。いる? 入ってもいいかしら。
じゃあ入るわよ。って、まだ仕事してるの? もう子の刻よ、そろそろ寝ないと。
仕事じゃなくって研究ですって? 寝ないことには変わらないんだから、もうやめたら?
もう、一度決めたら譲らないんだから。このがんこもの。
……分かったわ。じゃあ、それが終わるまでここにいるから。終わったら言ってね。
いいわよ、気を使わなくたって。もうそんな仲じゃないでしょ。
それに、永琳の後ろ姿っていうのもなかなかいいものよ。見てると安心するというか……。
はいはい、分かったから早く終わらせてよ。後ろ姿よりは、やっぱり向き合ってお話ししたいし。
それにしても器用よね~。そこに書いてあるメモも、なんて書いてあるか分かんないし。
なんだか、働くお父さんって感じね。
そう、お父さん。一家の大黒柱ね。似合ってるわよ。
頼もしくて、落ち着いてて、それで背中で語るっていうのかしら。
となるとやっぱり、お母さんは私かしら。美人母さん。
みんなの甘える先は私ってことね。たくましさだったら、お父さんにも負けないのよ。
もちろん、お父さんも甘えさせてあげるんだからね。
幸せ者ね、永琳。こんな美人をお嫁さんにできたのよ~。
え、困らされることの方が多いですって? もう、そんなことないわよ。
どちらかっていったら、永琳の方が困らせることが多いじゃない。
研究のことになったら周りのことが見えなくなるし、料理とか全然できないし。
……私のことになったら、無茶するし。
うん、感謝してるのよ、すごく。いつも私のこと守ってくれてるって。
だから、お父さんみたいな感じだと思ったの。頼もしくって、強くて。だから、背中が大きく見えて。
ねえ、ちょっとだけ背中に抱きついてもいい?
理由なんて、ないわよ。なんとなくよ、なんとなく。
じゃあ、いくわよ。……なんか、恥ずかしいわね。
ふう、やっぱり落ち着くわね。昔からだけど。
私だけ大きくなっちゃたね。私が小さかった頃は、もっと背中が大きく感じたもん。
…太ってたってことじゃあないわよ。ただほら、私が子どもだったからよ。
その頃から全然変わってないもんね、永琳は。
うん、もう少しこのままでいさせて。
・・・・・・・・・・・・・・・・・。
はい、もう大丈夫よ。ありがとね。
あ、甘えん坊さんだなんて、誰に言ってるのよっ! 違うわよ、そのえと、永琳だからこうしたかったっていうか! って墓穴掘ってる!?
ううう、何よ。ニヤニヤしちゃって。う~。
え、今度は永琳がお願いですって? わたしに?
研究はどうしたのよ。 明日にする? じゃあ最初からそうしてなさいよ。
……いいわよ。そのかわり、今すぐに出来ることじゃないとだめよ。
で、何をお願いするのよ? 膝枕をしてほしい?
私が永琳にするの? べ、べつに嫌じゃないわよっ! ただ、ちょっと恥ずかしいかなって。
分かってるわよ! 昔は私がよくしてもらってたことぐらい。
わ、わかったわよ。じゃ、じゃあどうぞ。
え、横むきにじゃなくて縦に膝枕するって? ど、どういう風にしたらいいの?
えと、私は普通にしてればいいのね。そこに縦に寝るって。きゃあ! な、なんかこっちの方が恥ずかしいんだけど。
それが狙いですって? 何よもう!
……けど、こっちの方が永琳の顔がよく見えるのね。これも狙いどうりなのかしら? 天才さん?
ふふっ、自分で天才っていう癖、やめた方がいいわよ。
髪、撫でてもいい? うん、今日はすごく甘えたい気分なの。珍しくね。
綺麗な髪ねぇ。銀にちかい色だから、こんなに光っているのかしら。それに、すごいサラサラ。
……こうしていると、すごく幸せだなって思うの。ちょっと前まで、月からの使いに怯えていたとは思えないくらいに。
うん。永琳もいるしね。今日は初めから、こうやって甘えるつもりで来たの。たまにはいいかなって。
そしたら永琳ったら仕事してるんだもん。ちょっと嫌になったわよ。
でも、その背中見てたらね、なんかこう、そこに甘えたいというか、抱きつきたいというか、こっちを見てもらいたいというか……。
うう、何言ってんだろ私。これじゃあ、ただのかまってちゃんじゃない。
へ? そんな私の方が可愛いって? な、何言ってるのよ、もうっ!!
う~。いっつもこうやって永琳にもてあそばれてる感じがする。
い、嫌じゃないわよ! どっちかていうと嬉しいというかなんというか……。
もう! そうよ! こうやって二人でお話するのが好きよっ! いじわるっ!
ここまで私を弄るなんて、覚悟はいいんでしょうねっ! 明日はとことん我儘言ってやるんだから。
……じゃあ、もう一つだけお願い。今日は私と一緒に寝なさい!
言っとくけど、拒否権はないわよ! 強制なんだからね!
え? 別に拒否しないし、どちらかというと嬉しいって? 笑いながら何言ってるのよ、もう!
うう~。じゃ、じゃあもう寝るわよ! 早くお布団敷きましょうっ!
お、お休みなさい! ってそのニヤニヤをやめなさいよ、もう!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
……いつもありがとね、永琳。
こうやって、遠まわしでしか言えないけど、それでも言っておきたくって。
ありがと、永琳。
それにしても、永琳ってば暖かいわね。すぐに眠くなっちゃう。
明日はずっと我儘言ってやるんだから、そばにいなさいよ。
うん、じゃあ、お休み……。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
========================================================
「お師匠様ー! 朝ごはんの時間ですよ。起きてください」
がらっ。
「っ! うわあっ! し、失礼しましたーーーーーーー!」
そんな永遠亭の朝。
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「えーてるは癒しっ!」
と、のんびりしてからスクロールをして、SSをお楽しみください。
それではっ。
ねえ、永琳。いる? 入ってもいいかしら。
じゃあ入るわよ。って、まだ仕事してるの? もう子の刻よ、そろそろ寝ないと。
仕事じゃなくって研究ですって? 寝ないことには変わらないんだから、もうやめたら?
もう、一度決めたら譲らないんだから。このがんこもの。
……分かったわ。じゃあ、それが終わるまでここにいるから。終わったら言ってね。
いいわよ、気を使わなくたって。もうそんな仲じゃないでしょ。
それに、永琳の後ろ姿っていうのもなかなかいいものよ。見てると安心するというか……。
はいはい、分かったから早く終わらせてよ。後ろ姿よりは、やっぱり向き合ってお話ししたいし。
それにしても器用よね~。そこに書いてあるメモも、なんて書いてあるか分かんないし。
なんだか、働くお父さんって感じね。
そう、お父さん。一家の大黒柱ね。似合ってるわよ。
頼もしくて、落ち着いてて、それで背中で語るっていうのかしら。
となるとやっぱり、お母さんは私かしら。美人母さん。
みんなの甘える先は私ってことね。たくましさだったら、お父さんにも負けないのよ。
もちろん、お父さんも甘えさせてあげるんだからね。
幸せ者ね、永琳。こんな美人をお嫁さんにできたのよ~。
え、困らされることの方が多いですって? もう、そんなことないわよ。
どちらかっていったら、永琳の方が困らせることが多いじゃない。
研究のことになったら周りのことが見えなくなるし、料理とか全然できないし。
……私のことになったら、無茶するし。
うん、感謝してるのよ、すごく。いつも私のこと守ってくれてるって。
だから、お父さんみたいな感じだと思ったの。頼もしくって、強くて。だから、背中が大きく見えて。
ねえ、ちょっとだけ背中に抱きついてもいい?
理由なんて、ないわよ。なんとなくよ、なんとなく。
じゃあ、いくわよ。……なんか、恥ずかしいわね。
ふう、やっぱり落ち着くわね。昔からだけど。
私だけ大きくなっちゃたね。私が小さかった頃は、もっと背中が大きく感じたもん。
…太ってたってことじゃあないわよ。ただほら、私が子どもだったからよ。
その頃から全然変わってないもんね、永琳は。
うん、もう少しこのままでいさせて。
・・・・・・・・・・・・・・・・・。
はい、もう大丈夫よ。ありがとね。
あ、甘えん坊さんだなんて、誰に言ってるのよっ! 違うわよ、そのえと、永琳だからこうしたかったっていうか! って墓穴掘ってる!?
ううう、何よ。ニヤニヤしちゃって。う~。
え、今度は永琳がお願いですって? わたしに?
研究はどうしたのよ。 明日にする? じゃあ最初からそうしてなさいよ。
……いいわよ。そのかわり、今すぐに出来ることじゃないとだめよ。
で、何をお願いするのよ? 膝枕をしてほしい?
私が永琳にするの? べ、べつに嫌じゃないわよっ! ただ、ちょっと恥ずかしいかなって。
分かってるわよ! 昔は私がよくしてもらってたことぐらい。
わ、わかったわよ。じゃ、じゃあどうぞ。
え、横むきにじゃなくて縦に膝枕するって? ど、どういう風にしたらいいの?
えと、私は普通にしてればいいのね。そこに縦に寝るって。きゃあ! な、なんかこっちの方が恥ずかしいんだけど。
それが狙いですって? 何よもう!
……けど、こっちの方が永琳の顔がよく見えるのね。これも狙いどうりなのかしら? 天才さん?
ふふっ、自分で天才っていう癖、やめた方がいいわよ。
髪、撫でてもいい? うん、今日はすごく甘えたい気分なの。珍しくね。
綺麗な髪ねぇ。銀にちかい色だから、こんなに光っているのかしら。それに、すごいサラサラ。
……こうしていると、すごく幸せだなって思うの。ちょっと前まで、月からの使いに怯えていたとは思えないくらいに。
うん。永琳もいるしね。今日は初めから、こうやって甘えるつもりで来たの。たまにはいいかなって。
そしたら永琳ったら仕事してるんだもん。ちょっと嫌になったわよ。
でも、その背中見てたらね、なんかこう、そこに甘えたいというか、抱きつきたいというか、こっちを見てもらいたいというか……。
うう、何言ってんだろ私。これじゃあ、ただのかまってちゃんじゃない。
へ? そんな私の方が可愛いって? な、何言ってるのよ、もうっ!!
う~。いっつもこうやって永琳にもてあそばれてる感じがする。
い、嫌じゃないわよ! どっちかていうと嬉しいというかなんというか……。
もう! そうよ! こうやって二人でお話するのが好きよっ! いじわるっ!
ここまで私を弄るなんて、覚悟はいいんでしょうねっ! 明日はとことん我儘言ってやるんだから。
……じゃあ、もう一つだけお願い。今日は私と一緒に寝なさい!
言っとくけど、拒否権はないわよ! 強制なんだからね!
え? 別に拒否しないし、どちらかというと嬉しいって? 笑いながら何言ってるのよ、もう!
うう~。じゃ、じゃあもう寝るわよ! 早くお布団敷きましょうっ!
お、お休みなさい! ってそのニヤニヤをやめなさいよ、もう!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
……いつもありがとね、永琳。
こうやって、遠まわしでしか言えないけど、それでも言っておきたくって。
ありがと、永琳。
それにしても、永琳ってば暖かいわね。すぐに眠くなっちゃう。
明日はずっと我儘言ってやるんだから、そばにいなさいよ。
うん、じゃあ、お休み……。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
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「お師匠様ー! 朝ごはんの時間ですよ。起きてください」
がらっ。
「っ! うわあっ! し、失礼しましたーーーーーーー!」
そんな永遠亭の朝。
でも『姫鈴』のが好きなんですごめんなさい…………。
姫にラブな永琳好きだけどね、ってか俺のことはどうでもいいか
・・・もこてる派だけどな!w
ご馳走様でした。(ぇ
アリだな