メリー。サルガッソーってどこにあるのかしら。
たしか、熱海と淡路島の間あたりにあるはずよ。
へー、そーなのか。よく知ってるわね。
うん。だって私の家の隣だもの。
第3章 【秘封倶楽部と賢者の石】
ほら見て蓮子。きれいでしょこれ。
うわー。ほんとにきれい。きらきら光ってまるでガラス玉みたい。
どうしたのこれ。
ふふふ。これは賢者の石といって錬金術が生み出した究極のしろものよ。
通販で5千円だったから、清水の舞台から飛び降りて買ったの。
なるほど。だから両足にギブスを巻いているのね。
それよりメリー。その石、私にも分けてよ。このハンマーでかち割って。
ふふ。胸のポケットからハンマーを取り出すなんてさすがは蓮子ね。
私が生涯のライバルと認めただけはあるわ。
あら。おだてても一円もでないわよ。
それは残念。
ジャジャーン!(効果音)
第4章 【私は秘封倶楽部をやめるぞ! れんこーッ!!】
そして、スイスでたこ焼き屋を開店するッ!
しかしインパクトあるな「れんこーッ!!」 思わず連呼したくなる。