Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

ゆかりんのニコニコ隙間相談室

2006/03/09 12:20:47
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♪ 北の里から南の里まで素敵な声を届けます~
  
      貴方の悩み苦悩の毎日 隙間一本解決です ♪




























「皆さんこんにちは。ゆかりんの隙間相談室の時間です。
 今日もどんな相談が寄せられるか楽しみです。それでは早速参りましょう」

ジャジャジャーン!(豪華な音楽)


*一人目*

『プルルルルルルルル』
『ガチャッ』

「もしもし」
『あ、あの。隙間相談室のゆかりんさんですか?』
「はい、癒し系妖怪のゆかりんです」
『実は私、悩んでる事があってお電話したんです』
「その為の相談室よ。安心して」
『はい!・・・・・・実は私、とある館の門番を勤めているんですが』
「ええ」
『館の主である(ピー)お嬢様に害意をなす敵を、門前で追い払うのが務めなんです』
「へえ、立派な仕事じゃない」
『けど・・・・・・』
「けど?」
『私の実力不足の所為か、何時も侵入者を許してしまうんです。それでどうすれば私は強くなれるのかと・・・・・・』










「3面ボスじゃ無理」
『ガチーン!』(電話切った)

「甘い夢は見ない事ね」


*二人目*

『プルルルルル』
『ガチャッ』

「もしもーし」
『あ、もしもし』
「隙間相談室のゆかりんです。今日の相談は何ですか?」
『あ、実は私の・・・・・・えーと、家族の事で』
「家族ですか」
『厳密に言うと家族ではないのですが、まあ例えという事で』
「OK」
『家族構成は主である(ピー)姫と、その従者で薬剤師を務める(ピー)師匠。そしてその(ピー)師匠の弟子である私と、・・・・・・妹でいいか。妹の(ピー)です』
「四人家族ですか」
『はい。あ、でもペットは沢山居ます』
「裕福なのね」
『いえ、それがそうでもないんです』
「へえ、そこら辺が今回のお悩み?」
『はい。・・・・・・実は姫の事で』
「姫というのは(ピー)さんの事?」
『はい、(ピー)姫です』
「続けて」
『単刀直入に言うと、姫はニートなんです』
「あらら」
『私の師匠は働き者で頭脳明晰。幻想郷でも一目置かれてる人物なんです。しかし姫の噂は酷いもので』
「・・・・・・働かない、と?」
『はい!師匠は姫に甘いし、私如き下っ端が文句を言える相手では無いし・・・・・・』
「苦労してるのね」
『っく、はいっ!・・・・・・ですので、我が家の家計は火の車を超えてフジヤマヴォルケイノパゼストバイフェニックス寸前なんです。何とか救いの手をと思いまして電話を・・・・・・』










「諦めろ」
『ガチャン!』(電話切った)

「それもまた~人生~♪」


*三人目*

『プルルル』
『ガチャッ』

「もしもし」
『あーもしもし?電話相談室??』
「・・・・・・はい」
『あのさー、ウチの賽銭箱には何故かお金が溜まらないのよ。一体どうしたら『ガチャン!』

「次」


*四人目*

『プルルルルル』
『ガチャッ』

「はい隙間相談室のゆかりんです」
『・・・・・・あ、ああ繋がったわね。うん』
「この電話番号は現在使われておりません」
『くっ、噂通り外道な相談室ね。こんな所に頼るなんてどうかしてるわ』
「ご利用有難う御座いました。料金はいちおくまんえんです」
『冗談よ!えーと相談内容は』
「はいはい、内容は?」
『・・・・・・性格改善』
「え?」
『性格改善をしたいの』
「どうして?」
『理由なんてどうでもいいでしょ!』
「何で?」
『だぁー!・・・・・・分かったわよ。話せばいいんでしょ!』
「一人で盛り上がらないでよ。ゆかりんつまんない」
『・・・・・・実は私、す、好きな奴が出来ちゃったみたいなのよ。で、でもそいつに嫌われちゃったのみたいなの!』
「へえ、それは何故?」
『・・・・・・私が、ぶっきらぼうな態度を取ったから・・・かも』
「ふむ」
『私、要領が悪いの。本当は大好きなのに「大っ嫌い」って』
「なるほど。貴方は俗に言う「ツンデレ」ね」
『・・・・・・認めたくない単語だわ』
「それで貴方はツンデレを直したい、と」
『そ、そうなのよ!私は一体どうしたら素直になれるのか──────』










「勝手に属性変えるな」
『ガチン!』(電話切った)

「ツンデレは財産です」


*5人目*

『プルルルルル』
『ガチョーン』

『っくく・・・・・・』
「面白かった?」
『はっ!?し、失礼致しました。私はこの度相談に乗っていただく(ピー)と申します!』
「面倒だからみょんでいいわ」
『みょん』
「今日はどんな相談を?」
『あの、実は私の主の事で』
「主、ということは貴方はその従者?」
『はい。警護から家事まで全てを任されております』
「感心ね。まだ若そうなのに」
『いえその様な事は・・・・・・』
「話が逸れたわ。それでその主がどうかしたの?」
『あ、あのそれが・・・・・・最近どうも可笑しいんです』
「可笑しい?」
『はい』
「どう可笑しいの?」
『ご飯を12杯しか食べません』









「鉛筆一ダース天ぷらにして食わせろ」
『ガチョーン』(電話切った)

「お後が宜しい様で」

また来週ー。
コメント



1.名前を喰われた人削除
うわヒドいよゆかりんw
2.名前が以下略削除
いいねw
3.翔菜削除
おう。



Oh!
4.名無し妖怪削除
つんでれって財産だったのか(がちょーん)!!!
5.名無し妖怪削除
うん。


うどんげカワイソスwwwwww
6.CODEX削除
つんでれ?
文化遺産でしょう。
人類の至宝です。
7.卯月由羽削除
外道過ぎるww
8.名前が無い程度の能力削除
えんぴつの天ぷらって、はれときどきぶたか。
うわ、懐かしい!