Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

トラウマ記念日

2006/03/07 01:53:41
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今日は新月。
十六夜咲夜、本日も働いて参ります。
きっとドリームでスペシャルでエクセレントでファンタスティックな一日になる事でしょう。
其処で今日は私とお嬢様のグレートな私生活を、ちょっぴり紹介してしまいます!


































『トラウマ記念日』


◇パターン1◇


「さくや~」

ああ、来ました私の天使がっ!

「御呼びですかお嬢様」
「あのねー、さっきへんなはなしきいたのー」
「ヘンな話、ですか」
「うん!」

ああああ可愛い!
手をぱたぱたさせながら上目遣いで話しかけてくるなんてっ!

「それは一体どんなお話だったのですか?」
「うーん、と。さくやのことはなしてたー」
「えっ、私の事ですか?」
「うん。さくやは「ろりこん」だって」










HEYボーイ。今お嬢様は何と申されましたか?

『「ロリコン」であります。サー!』
『声が小さい!タマ落としたか!!』

「Ahhhhhhh!」
「ひっ!?」

・・・・・・そんな不潔な単語をお嬢様に吹き込んだのは何処の誰だ。
今すぐ解体処分してくれる。

「申し訳御座いませんお嬢様。私の脳内軍法会議にてH軍曹が大暴れ致しまして」
「へんなのー」
「それよりもっ!」
「ふぇっ?」
「その「ろりこん」などと申したメイドは、何処の誰ですか?」
「うーん、と。たしかみどりいろのおようふくを「あ、美鈴で御座いますね。畏まりました。只今調理して参りますので暫しお待ちを」

サーチアンドデストロイ。
目標は補足済だ。後はいつもの様に切り刻むのみ。
時よ止まれ──────

「あれ、さくや?・・・・・・いないや。みどりいろのおようふくをあらってたメイドさんなんだけどなぁ」

***

「あれ、咲夜さん?あの、何でナイフをいきなり突きつげっ!?あぶっ!ふぎっ!?はあぁぁっぷ、ああぐぐ・・・ぐぐ、はぁあく・・・あ・・・・・・」

***

「・・・・・・お待たせ致しました。悪は滅びましたのでご安心下さいませ」
「さ、さくやふくがまっかだよ・・・・・・?」
「あ、これはお嬢様に対する愛の証です。あはははははははははははははははははははははははははははははははははははははは」
「(がたがたがたがた)」


今日の美鈴:白玉楼逝き


◇パターン2◇


「さくや~」
「あ、お早う御座いますお嬢様」

Wow!
今日は朝からお嬢様と会えるなんて、幸先の良いスタートだわ!

「おなかすいたのー。なにかつくってー」
「畏まりました。腕によりを掛けて作らせて頂きます」
「わーい!」

くらっ。

両手を挙げて満面の笑みではしゃぐお嬢様。
あっ!?今しかも服の下が一瞬見えました!
畜生ブン屋の奴はこんな時に限って不在か!今度専属カメラマンとして雇おうかしら。

「さくやどうしたの?」
「いえ、何でも御座いません。それでは暫しお待ち下さいませ」
「うん!」

少女調理中・・・・・・

『らーんらららーらんらーらんらららら』

少女お届け中・・・・・・

『トントン』←ドアをノックする音

「咲夜です。お食事のお届けにあがりました。入ります」

『ガチャ』

「お待たせ致しましたお嬢・・・様?」
「すぅ・・・すぅ・・・・・・」
「あ、咲夜さんお早う御座いますー」
「・・・・・・」

何故
お前が
お嬢様と
添い寝して

「るんだこの毛沢東ーーー!」
「あべし!?」

咲夜の右ストレートが炸裂。
美鈴は部屋の奥まですっ飛ばされた。

今日の美鈴:奥歯四本

「ううん・・・・・・。あれ、さくや?」
「あ、お嬢様お目覚めですか?お食事のお届けにあがりました」
「いらなーい。めいりんがつくってくれたからー」
「Noooooooooo!」


訂正・今日の美鈴:永遠亭入院


◇パターン3◇


「咲夜」
「はい?あ、パチュリー様」
「レミィが何処にも居ないのよ。貴方知らない?」
「えっ」

お嬢様が居ない?
き、今日はお嬢様とあまーーーーーい休日を過ごす予定なのにっ!

「うーん、私は存じ上げませんが」
「そう・・・・・・」

ど、何処に行かれたのですかお嬢様っ!

***

「できたー!」
「わぁー、お嬢様上手ですねー」
「えへへ」
「・・・・・・」

中国如きが。
この曇り空の下で、何勝手に私のお嬢様と二人で砂場で遊んでんだ。

「めーいーりーんー・・・・・・」
「あ、咲夜さんお疲れ様です」
「さくやだ!」
「御機嫌よう」

私は出来る限り優雅な挨拶を試みた後、お嬢様の様子を観察する。
・・・・・・ああ、今日も可愛い。手足が泥だらけなのはご愛嬌です。

と、こんな話をする前に。

「門番をサボって、何をしているのかしら貴方は」
「いえ、それがお嬢様に一緒に遊んで欲しいとせがまれまして・・・・・・」
「みてみてー。わたしがつくったんだよー」

お嬢様が指差す先。
なんと其処には見事な砂のお城が出来上がっているではありませんか。

「こ、これはお嬢様が御作りに?」
「うん!めいりんがおしえてくれたんだー」
「えへへ」
「ほう・・・・・・」

むむっ、こうして砂場でコミュニケーションを取るのも一つの策。
泥だらけになったお嬢様も介抱出来て、一石二鳥三鳥四鳥・・・・・・。

「流石ですねお嬢様。この咲夜感服いたしました」
「えっへん」
「えっへーん」
「貴方の事じゃ無いわ美鈴」
「そんな~」

よし、今度機会が有れば誘ってみよう・・・・・・。

「ねえさくや」
「はい?」
「さくやもなにかつくってー」
「えっ!?」

・・・・・・不味い。

「あっ!私も咲夜さんの作品、見てみたいです!!」
「そ、そういう美鈴はどうなのよ。貴方の作品は」
「ふふふ、私の作品はこれです!」
「う」

くっ、門番の癖して手先は器用ね。
砂の龍を作るとはやってくれるわ。

「さーくーやー、つくってー」
「はうっ!?」

あああああああ。
し、しがみ付かないで下さいおじょうざま!
理性が飛んで・・・・・・

「・・・・・・承知いたしました。暫しお待ち下さいませ」
「うん!」
「楽しみですねー」

***

「・・・・・・」
「・・・・・・えっと、咲夜さん?」
「さくやー?」

これだから嫌なんだ。芸術なんて。

「この奇怪な形をした物は一体・・・・・・」
「・・・・・・お嬢様です」
「え」
「お嬢様なんです!これはお嬢様!!」
「わ、わたし?」
「はい!」

どう見ても砂の塊です。本当にありがとうございました。

「こんなのいやだー!うわあああーーーーーん!!」
「お、お嬢様ぁぁぁぁっ!?」
「あーあー、咲夜さん泣かせちゃ駄目ですよー」
「・・・・・・」


今日の美鈴:晩飯抜き


◇パターン4◇


「さくやー」
「はい、お嬢様御呼びですか」
「さくやくるのはやーい」
「お嬢様の為ならば例え火の中弾幕の中」
「あのね、いっしょにおひるねしよー」
「・・・・・・」

ピコーン!(リミットブレイク)

「それでは寝床の準備をして参ります」
「うん!」

来た。
来た来たキタキタ(゚∀゚)キタキタ!
最近の新月は散々でしたが、今日は最高の一日となりそうです!

『ふぃーおんふぃーおんふぃーおん』

しかし突如鳴り響く侵入者警報。メイド長顔面蒼白。

「十六夜メイド長、侵入者です!門番長がやられましたので至急応援を!!」
「こ、この忙しい時にあの中国がっ・・・・・・!」

メイド兵に即され、私は仕方なく出撃する羽目となった。

「え、なに?なにがおきたの??」
「お嬢様に刃向かう無礼者が現れました」
「え・・・・・・?」
「しかしご安心を。この私がすぐに排除致します。お昼寝はそれまでお預けです」
「・・・・・・うんわかった。さくやがんばって。わたしはひとりでもだいじょうぶだから」
「・・・・・・っく、はい。行って参りますっ!」

こうして私は涙を抑えつつ、侵入者の撃退へと向かったのでした。


今日の美鈴:全身火傷(マスタースパーク)


◇パターン5◇

あるメイド二人の会話。

「あれ、十六夜メイド長は?」
「今日はお花見らしいわ」
「ああ、もうそんな季節なのね。ということはお嬢様と二人で?」
「門番長も一緒らしいわ。ほら、今日はレミリア様がアレだから。・・・・・きっと酒と血の海に溺れてるのでしょうね」
「・・・・・・安易に想像が付くわ」
「あーあ、私もお花見行きたいなー」

***

「れーいむ~」
「ああもう。ベタベタくっ付かないでよレミリア」
「そう言うなって。今日のレミリアは訳ありなんだからな」
「それは分かってるけど・・・・・・」

くっ、この紅白め。
まさかお嬢様記念日をこのような形で過ごす事になろうとはっ・・・・・・!

「ほらほら、咲夜が目くじら立ててるぞ」
「じゃあ魔理沙どうにかしてよ」
「無理だ」
「あはは、お嬢様可愛いです~」

そんな事は分かってるわ中国。
お嬢様を幻想郷一・・・いえ宇宙一愛せるのは私を措いて他に居ないわ。
しかし何故、お嬢様はこんなにも霊夢にお熱なの!?

「お嬢様。霊夢も疲れているようですし、此方にいらして下さい」
「ちぇー」

よし。
反応が今一なのは気にしない。
ああ、漸くお嬢様が私の膝の上に・・・・・・。

あれ?

「お、お嬢様?」
「うーん、めいりんのほうがきもちいい」
「えっ!?」
「めいりんのこことってもやわらかくてきもちいいー。さくやぺったんこなんだもん」





ピキッ。
見えない亀裂がその時生じた。

「おおお嬢様その様な事は御座いません!咲夜さんの膝の上は天国です!!」
「めいりんやわらかーい」
「あふ・・・ああ、だ、駄目ですお嬢様!その様な所を・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・死んだな」
「・・・・・・ええ」

霊夢と魔理沙は、美鈴の行く末を予言した。


今日の美鈴:牛乳地獄の刑





如何でしたでしょうか。
私とお嬢様の夢のような毎日・・・・・・。
それは勿論今日此処に書き記した限りではありません。
まだこれから先、様々な障害や困難が待ち構えている事でしょう。

しかし私は負けません。
私は決して泣きません。
決してお嬢様の心が掴めずに泣いたりしません。
故に、此処で詠ませて頂きます。


お嬢様を

良いねと私が思ったから

新月は私のトラウマ記念日


有難う御座いました(血涙)





◇おまけ◇


「ねえレミリア。何故咲夜は新月になると貴方に手出し出来なくなるの?」
「運命操作」
「うわ、四文字で終わらせたぜ」


おわり。
此方側では初めまして。
ネタが尽きました。
フォボス
コメント



1.名無し妖怪削除
芸術なんてきらいだwwww
2.七氏削除
オチ鋭っ!w
3.削除
ジャンプ読んだ所為か咲夜さんの顔がオ■チ丸にn(ソウルスカルプチュア
4.名無し妖怪削除
門番酷い目に合わせりゃいいとだけ思っているような作品
・・・と思いきや、おまけで全部覆した!!
5.名無し妖怪削除
>ジャンプ読んだ所為か咲夜さんの顔がオ■チ丸に
ちょwwwww先週のシーンが見事にリンクしたんだけどwwwwwww

とにかくGJ!ですw