Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

夫婦な二人。天狗編。

2009/09/13 23:36:50
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注意!
このSSには百合のような表現が含まれています。
そういったものが駄目な方は、ブラウザのバックを押した方がよろしいですよ。
そんなの気にしないわよ。という人は、
「あやもみは自然のきらめき」
と悟った後、スクロールをして、SSをお楽しみください。
それではっ。



































 あ、文さんおかえりなさい。


 早かったですね、どうしたんですか?


 って、お酒飲んでますね!もう、今日は私が晩御飯を作りに行くって言ってたじゃないですか。


 文さんったら、そんなになるまで飲んじゃって。


 ああ、玄関で寝ちゃだめですよ。ほら、居間までいきましょう。


 はいはい、今肩貸しますからね。


 文さん、自分で立ってくださいよ。よいしょ。


 あふっ!もう、耳に息を吹きかけないでくださいっ。


 ふう、どうしたんですか。こんなになるまで飲んじゃって。


 え、取材してたら嫌になって、お昼からずっと飲んでた?


 ・・・それで飲みすぎて私との約束を忘れたんですね。


 せっかく、文さんに食べてもらおうと一生懸命作ったのにな。


 え、お味噌汁ですか。はい、作ってますが。


 飲みたいから持ってきてくれ?ああはい、分かりました。


           パタパタパタ


           パタパタパタ


 ハイ、入れてきましたよ。熱いから気をつけてくださいね。


            ゴク、あちっ。


 あっ。ほら、熱いって言ったじゃないですか。大丈夫ですか?


 ちょっと舌見せてください。


 ああやっぱり、火傷してますよ。ゆっくり飲んでくださいね。


 文さん?どうしたんですか?黙っちゃって。


            ぎゅっ


 きゃっ。どうしたんですか、急に抱きついてきたりして。


 えっ、約束忘れてたこと怒ってるかって。


 そりゃあ少しは。


            ぎゅう


 でも、文さんがこんなになるまで飲むなんて、本当に嫌なことがあったんでしょう?


 それに、私が文さんにあれこれ言うのは嫌ですし。


            ぎゅうっ


 もう、本当に今日はどうされたんですか?いつもより甘えん坊さんですよ?


 はい?嫌いになったかって?


 ・・・そんな事あるわけないじゃないですか。


 これくらいのことで嫌いになるくらいなら、もっと前から嫌いになってますよ。


 たとえば?うーん、一緒に取材したとき、怒った霊夢さんに追いかけられて、置き去りにされたときとかかな。


 ふふっ、分かってますよ。それはもう謝ってもらってますしね。


 でも今日はまだ謝ってもらってませんね~。


 え?よく聞こえませんよ~?


 はい、分かりました。じゃあ、許してあげます。


 えへへ。


 あふっ!ちょっと文さん!おなかに頭をぐりぐり押し当てないでください!


 ちょっと!あ、だめ、そこはっ。あやさんっ、だめっ!あうっ!


            ごん!


 ちょ、調子に乗っちゃだめですっ!


 え、それにしてはあんまし抵抗しているようには感じなかった?


 ・・・そんなことないですよ!・・・もうっ!


 て、照れてなんかいませんっ!


 ふう、じゃあ今日はもう寝ましょうか。早いですけど。


 晩御飯ですか?明日の朝ごはんに置いておきましょう。にとりから貰ったれいぞうこっていうのがありますし。


 私は、えっと、味見のしすぎでおなかがいっぱいになっちゃいまして。


 それに、せっかく文さんのために作ったから、文さんと一緒に食べたいんです。


 だから、明日の朝に一緒に食べましょうね。


             ・・・・・・・・・


 あれ、どうしました文さん。


             がばっ!


 きゃあっ!だ、だめですよあやさんっ!そんなっ、ああっ!


 そこはほんとにだめですって!あうぅ、だめえっ。あふう・・・。






=========================================================


            

             すーすー


 ・・・寝ちゃった。


 寝る前に大暴れしないでくださいよ。


 もう・・・。


 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


 それくらいのことで、嫌いになるわけないじゃないですか。


 こんなに、好きなんですから。


 ふふっ。いい寝顔。


             つんつん


 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


             ちゅっ


 ・・・あっ!ごはん、れいぞうこに入れとかないと。


 じゃあ、お休みさいね。文さん。


             パタパタ、ギィ、パタン


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 「・・・・・・私も、大好きですよ。椛」
夫婦な二人、続いてしまいました。どうも、ジーノです。

文と椛が、夫が遅く帰ってきたときの新婚夫婦のような会話をしているのを書きたかったので書きました。たぶん前回のよりも甘かったと思います。今回は、あややにおいしい思いをさせてあげたかった。

前回の守矢編では、コメントをくださいましてありがとうございました。
コメント5番の方に見抜かれたときはドキッとしました。なぜばれたし。

ここまで読んでいただき、圧倒的感謝!
ジーノ
コメント



1.名前が無い程度の能力削除
れいさな編 は まだ ですか
2.名前が無い程度の能力削除
^ ^ニコッ
あやもみ 新婚
この2ワードだけでお腹いっぱいですわぁ
3.謳魚削除
「もみ×(あや+にと)は天然自然のきらめき!」

ごめんなさい、もみにと派なんです……っ!

でもあやもみ夫婦に癒されました。
4.名前が無い程度の能力削除
なんという新婚夫婦
健気な椛素敵
5.名前が無い程度の能力削除
ぐあああああああああ!
電車のなかでニヤニヤしてしまって
向かい側の席に座ってた叔母さんに
変な目でみられてしまったぁあ!
どうしてくれるんだ!?
良い話だったよ!畜生!
6.名前が無い程度の能力削除
前回のは、のほほんとした感じだったが
今回のは甘ーい