注意!
このSSには、百合のような表現が含まれている可能性があります。
そういったものが駄目な人は、ブラウザのバックを押した方がよろしいかと。
そんなの気にしないぜっ!という人は、
「かなすわは俺の天地開闢!」
と叫んだ後、スクロールをして、SSをお楽しみください。
それではっ。
あ、文さんおはようございます。今日はいったいどのような御用件で?
神奈子様と諏訪子様のお二人に取材をしたいと?
すみませんが、お二人に対しての取材はお断りしているんです。
そんなこと言われても困ります。取材は人間からしか受けるなって、神奈子様が言ってましたし。
えっ?私がいつも見てる様子でもいいんですか?
つまり私に対して取材したいと。
うーん、それなら確かに、お二人には迷惑はかかりませんねえ。それに文さんはご近所さんですし。
仕方ありませんね、本当に今回だけですよ。
はい。で、どういったことを知りたいんですか。
じゃあまず、お二人が朝起きた時からのことをお話したらいいんですね。
ええと、お二人は一緒の部屋で寝ていらっしゃるんですが、私が起こしに行くんですよね。
すると、いつも神奈子様と諏訪子様は一緒のお布団で寝ていらっしゃるんですよ。
いえ、就寝なされる前に二つ、布団を用意しています。どうやら諏訪子様が夜半に、神奈子様のお布団に入るようで。
神奈子様も諏訪子様を抱き枕のように抱きしめていらっしゃいますし、慣れているようなんで何も言えないんですよね。
ええ、そこに声をかけます。「お二人とも起きてください」って。
神奈子様はすぐに起きられるんですけど、諏訪子様はなかなか起きなくて。いつも神奈子様に「諏訪子、朝だぞ。起きろ」って言われてから起きるんですよね。
諏訪子様が起きるのに時間が少しかかるんで、私はその間に朝食の準備をしています。
朝食は私が用意しているんですよ。え、聞いてないって?
・・・じゃあ取材はここまでですね~。お疲れっした。
なんすか?ええっ!?そんなに褒めても何も出ませんよ~。もう、文さんったら。
はいはい、続きですね。
その間のお二人の様子ですか?
確かに何か、「ねえ神奈子、おはようの・・・」とか、「仕方ないな、諏訪子は・・・」といった会話は聞こえますが。
そのあと、お二人一緒に居間のほうに来て、三人でいつも朝食をとっています。
その時ですか?えっと、神奈子様が「諏訪子、あれ取ってくれ」て言うだけで、諏訪子様は何を取ればいいのか分かる、という特技がありますね。
この間なんか「あれ頼む」でお醤油を、「それを」だけでお塩を、「なあ」だけでお茶をお渡しになっていましたから。
他にはですか?うーん、こんなことを言うのは気が引けるんですが、諏訪子様は食事のときによくおこぼしになるんですよね。
お口のまわりにご飯粒が付いていることはしょっちゅうでして。神奈子様はそれをひょいっと取るとパクッとお食べになりますね。
そのあと、こぼしたのがお恥ずかしいのか、「えへへ~」と諏訪子様は誤魔化すようにお笑いになるんですね。
いつもそうしているのかって?そうですね、食事のときはほぼそういったことがあります。
ええ、とても仲がいいんですよ。うちの二柱は。
朝食の後ですか。
私は洗濯物を干しに庭に出ますね。
その時お二人は、縁側に座って私を見ていることが多いですね。
はい、何をするでもなく。
並んで座っているのか?いえいえ、そんなわけないじゃないですか。
神奈子様の膝の上に、諏訪子様はお座りになっていますよ。
はい、膝の上です。神奈子様は座った諏訪子様に後ろから手をまわして、おなかのあたりで抱きしめるような感じですね。
たまに、諏訪子様のあたまにぐりぐり~っと、顎を押しつけている様子も見られますよ。
その時の諏訪子様ですか。くすぐったそうにしながら笑ってますね。そのあとお二人でキャッキャとお笑いになるんですよ。
え、本当にいつもそんな様子なのかって?もちろんじゃないですか。何かおかしいところでもありますか?
あっ、もしかして、私が洗濯物を干していることがあやしいと思っているんじゃないでしょうね。
私だって、家事一般のことはできるんですよ!
はい?そこじゃあない?じゃあどこなんですか?
そこはもういいですか。ええと、そのあとはですね~。
あれ、どこに行かれるんですか?まだ取材は終わっていないんじゃ?
文さーん。どこ行くんですか?うわっ、すごい風。
文さーーーーん!?あやさーーーーーーーーん!?
行っちゃった・・・。どうしたんだろう急に。
あ、神奈子様、諏訪子様。どうされたんですか。
二人でお出かけですか。いったいどちらへ?
里の方に和スイーツを食べに、ですか。いいですね~。
え、私ですか?まだ境内のお掃除と、本殿のお掃除が終わっていないんで。はい、すみません。
あ、はい。ではお気をつけて行ってらっしゃいませ。
お土産とか気にしなくてもいいですからね~。
ふふ、手までつないで。本当にあのお二人は、仲がいいなあ。
っと。こうしてる場合じゃない。本殿のお掃除をしないと。
忙しいなあっと。
パタパタパタ。
=====================================================
「やってらんねーーーーーよっ!!!!!!!!!!」 BYあやや。
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そういったものが駄目な人は、ブラウザのバックを押した方がよろしいかと。
そんなの気にしないぜっ!という人は、
「かなすわは俺の天地開闢!」
と叫んだ後、スクロールをして、SSをお楽しみください。
それではっ。
あ、文さんおはようございます。今日はいったいどのような御用件で?
神奈子様と諏訪子様のお二人に取材をしたいと?
すみませんが、お二人に対しての取材はお断りしているんです。
そんなこと言われても困ります。取材は人間からしか受けるなって、神奈子様が言ってましたし。
えっ?私がいつも見てる様子でもいいんですか?
つまり私に対して取材したいと。
うーん、それなら確かに、お二人には迷惑はかかりませんねえ。それに文さんはご近所さんですし。
仕方ありませんね、本当に今回だけですよ。
はい。で、どういったことを知りたいんですか。
じゃあまず、お二人が朝起きた時からのことをお話したらいいんですね。
ええと、お二人は一緒の部屋で寝ていらっしゃるんですが、私が起こしに行くんですよね。
すると、いつも神奈子様と諏訪子様は一緒のお布団で寝ていらっしゃるんですよ。
いえ、就寝なされる前に二つ、布団を用意しています。どうやら諏訪子様が夜半に、神奈子様のお布団に入るようで。
神奈子様も諏訪子様を抱き枕のように抱きしめていらっしゃいますし、慣れているようなんで何も言えないんですよね。
ええ、そこに声をかけます。「お二人とも起きてください」って。
神奈子様はすぐに起きられるんですけど、諏訪子様はなかなか起きなくて。いつも神奈子様に「諏訪子、朝だぞ。起きろ」って言われてから起きるんですよね。
諏訪子様が起きるのに時間が少しかかるんで、私はその間に朝食の準備をしています。
朝食は私が用意しているんですよ。え、聞いてないって?
・・・じゃあ取材はここまでですね~。お疲れっした。
なんすか?ええっ!?そんなに褒めても何も出ませんよ~。もう、文さんったら。
はいはい、続きですね。
その間のお二人の様子ですか?
確かに何か、「ねえ神奈子、おはようの・・・」とか、「仕方ないな、諏訪子は・・・」といった会話は聞こえますが。
そのあと、お二人一緒に居間のほうに来て、三人でいつも朝食をとっています。
その時ですか?えっと、神奈子様が「諏訪子、あれ取ってくれ」て言うだけで、諏訪子様は何を取ればいいのか分かる、という特技がありますね。
この間なんか「あれ頼む」でお醤油を、「それを」だけでお塩を、「なあ」だけでお茶をお渡しになっていましたから。
他にはですか?うーん、こんなことを言うのは気が引けるんですが、諏訪子様は食事のときによくおこぼしになるんですよね。
お口のまわりにご飯粒が付いていることはしょっちゅうでして。神奈子様はそれをひょいっと取るとパクッとお食べになりますね。
そのあと、こぼしたのがお恥ずかしいのか、「えへへ~」と諏訪子様は誤魔化すようにお笑いになるんですね。
いつもそうしているのかって?そうですね、食事のときはほぼそういったことがあります。
ええ、とても仲がいいんですよ。うちの二柱は。
朝食の後ですか。
私は洗濯物を干しに庭に出ますね。
その時お二人は、縁側に座って私を見ていることが多いですね。
はい、何をするでもなく。
並んで座っているのか?いえいえ、そんなわけないじゃないですか。
神奈子様の膝の上に、諏訪子様はお座りになっていますよ。
はい、膝の上です。神奈子様は座った諏訪子様に後ろから手をまわして、おなかのあたりで抱きしめるような感じですね。
たまに、諏訪子様のあたまにぐりぐり~っと、顎を押しつけている様子も見られますよ。
その時の諏訪子様ですか。くすぐったそうにしながら笑ってますね。そのあとお二人でキャッキャとお笑いになるんですよ。
え、本当にいつもそんな様子なのかって?もちろんじゃないですか。何かおかしいところでもありますか?
あっ、もしかして、私が洗濯物を干していることがあやしいと思っているんじゃないでしょうね。
私だって、家事一般のことはできるんですよ!
はい?そこじゃあない?じゃあどこなんですか?
そこはもういいですか。ええと、そのあとはですね~。
あれ、どこに行かれるんですか?まだ取材は終わっていないんじゃ?
文さーん。どこ行くんですか?うわっ、すごい風。
文さーーーーん!?あやさーーーーーーーーん!?
行っちゃった・・・。どうしたんだろう急に。
あ、神奈子様、諏訪子様。どうされたんですか。
二人でお出かけですか。いったいどちらへ?
里の方に和スイーツを食べに、ですか。いいですね~。
え、私ですか?まだ境内のお掃除と、本殿のお掃除が終わっていないんで。はい、すみません。
あ、はい。ではお気をつけて行ってらっしゃいませ。
お土産とか気にしなくてもいいですからね~。
ふふ、手までつないで。本当にあのお二人は、仲がいいなあ。
っと。こうしてる場合じゃない。本殿のお掃除をしないと。
忙しいなあっと。
パタパタパタ。
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「やってらんねーーーーーよっ!!!!!!!!!!」 BYあやや。
楽しく読ませていただきました。コーヒーはブラック派の自分には、早苗さん通してもコーヒー用のガムシロップのような甘さでした。だが、それが凄く良い!
続き待ってます。
少しズレてる早苗さんも可愛かったです。
残念だったな、どっちも逝けるぜ。
・・・もちろん、キャッキャウフフな意味で。
感無量だぜ…。神様夫婦好きが周りにいないうえにSSもほとんど見かけないし
ぜひ続編を!もっと活力を!
もっと神様夫婦作品は書かれるべき
だがこれくらいが丁度いい
かなすわはホント良夫婦やで